2015.12.26
年末年始帰省
この年末年始は日本に戻ることにしていました。4月に航空券を買っており、7月には往路、12月には復路がビジネスクラス・アップグレードに成功。これで悠々帰ることができます。
金曜日に仕事を終え、少し早めに帰宅して夕食とシャワーを浴び、22:30に自宅アパートを出発、23:00にチェックインしてラウンジでくつろぎました。出発は搭乗便の到着遅れのためインド時間2:00までずれこみました。
深夜発のANA便は離陸してすぐにウェルカムドリンク&ドリンクサービスをすればすぐに就寝タイム。シャンパンにセレクションのワイン一杯で夢うつつ...。
目覚めたのは日本時間で9:30。ここで朝食が出され、今回は和食をセレクトしてみました。おかずと味噌汁はまずまずだったのですが、ご飯がいただけない。粒は硬くて容器にこびりつくので、正直これはいけてないと思いました。
成田到着は偏西風に乗って、ほぼ定刻通り(12:45)になりました。 イミグレと通関をさくっと通過し、リムジンバスのカウンターに駆け込むとほぼ待ち時間なしで羽田行きのバスに乗れるタイミングでした。
バスは13:10に発車、14:10ごろに羽田空港第2ターミナルに到着。私は国際線航空券に含まれる形でチケットを持っているため自動チェックイン機が使えず、窓口でチェックインと荷物を預ける必要があります。ところがもともと窓口が少ない上に、航空券を購入するために窓口を占拠してしまう人もいてなかなか進まない。結局、荷物を預けるのに30分以上かかりました。
手荷物検査を終えたところでまだ1時間ほど時間があったため、クレジットカードのラウンジでしばし休憩。ただし人が大勢いてくつろぐことはできませんでした。
最終的に高知空港に着いたのは向かい風の影響で20分ほど遅れ18:00をまわっていました。乗り物尽くしに長蛇の列もあってすっかりくたびれました。
2015.12.06
アテンドに備える?
来週から日本より出張者を迎えます。一応私が受け入れ担当になったので、滞在中のご要望伺いを事前にしたところ回答が得られました。さて、その内容はともかく、問題なのは来るのが女性であること。自慢じゃありませんが雑貨だの何だのというものの善し悪しははっきり言ってわかりません。
ともかく来てから探すんじゃ遅いというわけで、この日曜日は「下見」に出かけることにしていました。ところが前日に、「日曜日のアテンドは引き受けます」と職場の女子部部長(!?)が申し出てくれたので、最大の悩みはあっさりと解決。とはいえバックアップも必要だし、知ってて損もないので出かけることに。
行先はKhan Market。インドでは比較的裕福な人が集まるマーケットだそうです。とはいえインドの場合、店が開くのはだいたい11時ぐらい。そのまま行っても早すぎるので、近くにあるLodi Gardensを少々散策してみました。人は多いのですが静かな環境。散策するにはちょうどいいところです。
朽ち果て感がちょうどいい感じ。
観光地然としていないのがむしろ好ましい。
中は結構広く、ぐるっとまわるだけでも小一時間かかります。
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さて、お次はKhan Market。こちらは意外に狭かったものの、有名な店の場所や店先の雰囲気はだいたい把握できました。有名どころの店はさすがにきれいですね。雑貨、小物、衣類、香水なんかであれば、このあたりでだいたい揃うのではなかろうか?
コの字形に3本の道に挟まれたマーケット。
iPhoneで検索しながら場所をチェック。
写真にGPSデータがついているので後から見返せます。
2015.11.23-11.26
4年半ぶりに中国へ
4年半ぶりに中国に行ってきました。といっても出張ですけどね。今回の訪問地は内陸部の重慶で、ここは初めての場所です。12年前に訪れるチャンスはあったのですが、出張中に実家でトラブルがあって出張を切り上げて以来、チャンスはありませんでした。まさかインドに赴任してから行くことになろうとは。
重慶に行くには香港経由、上海経由などさまざまなルートがあるようですが、今回はバンコク経由でした。このルートだと乗り継ぎ時間が約2時間と、比較的効率がいいのです。3:30デリー発の飛行機でいざ出発。
飛行機の中では朝食もすっ飛ばして寝てました。
はじめて降り立ったタイ。空港だけですが南国の雰囲気は味わえました。
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バンコクを経由し、重慶に到着したのは現地時間の15:00過ぎです。実フライト時間も7時間を超えるので移動だけでも実は結構きつい。
その日はそのまま取引先に向かい、打ち合わせのあとには2社合同の食事会になりました。中国といえば白酒と乾杯なので、実はどんなことになるか内心不安でした。ところが今回はベジタリアンのインド人が同行しているので、料理は淡泊なものばかりで、酒もそれほど勧められませんでした。意外なところで歯止めが効きました(笑)。
3泊しましたが、ホテルは快適でした。
重慶を見た私の印象ですが、「坂の街」という表現に尽きます。とにかく平地がないのです。街中、どこに行っても坂だらけ。道は立体交差続き、モノレールも後からつくったせいか、かなり高い高架の上を走っています。こういうのは地図ではなかなかわかりませんから、新鮮な感覚でした。
また、12年前にメーカーを巡っていた時と様変わりしたのは、打ち合わせをする人がみんな若いこと。以前は40代ぐらいのひとばかりだったのが、今や20〜30代の人が前面に出てきます。世代交代が進んだんだなぁ、と思いました。それに対して、やってることが全く同じという自分といったら...?
さよなら重慶、さすがにもう来る機会はないかな。
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3日間の滞在を終え、16:10の便で帰途につきました。バンコクの空港がとにかく広く、1時間半のトランジットタイムを確保していたのに、早足で歩き続けてゲートに到着したのは搭乗開始10分前。これだから海外の空港の乗り継ぎは最低2時間はみておかないと安心できません。
フライトは順調、荷物を預けなかったので23:20にはデリー空港の税関を出られました。「お、これなら木曜日中に自宅に着ける」と思いましたが甘かった。渋滞に巻き込まれて自宅到着は1:00前。あ〜、最後の最後で疲れた。
2015.11.10-11.14
快適フライトで、47都道府県完全制覇!
インドでは10~11月にヒンドゥー教の正月にあたるDiwaliというイベントがあります。もちろん我々の会社もスタッフはインド人ですから、この期間は珍しくまとまった休みが取れます。今年は11日~15日まで5連休なのですが、実は夏まではどこに行くか考えてもいませんでした。
さて、Daily Lifeのページでも度々触れていますが、JALのFLY ONポイントが貯まってきていて、もう少し頑張ればサービスステイタスがワンランク上がります。ここで生まれるサービスの差は大きいので、駐在初年度のうちになんとか上位クラスに到達したい。そこで「飛行機に乗るため」の旅を企画しました。考えた行先は…沖縄! 国際線航空券では国内乗継がほぼ一定額なので、遠くに行けば行くほど得になります。そして沖縄は私にとって最後の未訪問県。これで完全制覇も達成できるので、一石二鳥です。
火曜日の夕方、仕事を終えてそのまま空港へと向かいました。Diwaliのせいかデリー方面に向かう渋滞は非常に激しかったのですが、なんとか1時間半で無事にインディラ・ガンディー国際空港に到着。さあ、旅の始まりです。
いよいよ出発です。IGI Airport ターミナル3入口前にて。
今回はFLY ONポイントを稼ぐため、あえてプレミアムエコノミーで席を取りました。ビジネスクラスとは別のラウンジも使えたので、これなら使う価値あるかも。
JL740は定刻通りに成田に向けて離陸しました。初めてのクラスでしたが、座席はふた昔前のビジネスクラスといった趣きで、エコノミーに比べるとずっといいです。食事はエコノミーと同じですが、コストパフォーマンス的にはいい位置づけにあるといえるでしょう。
さて、偏西風の影響で成田までの所要時間は約7時間半ですが、食事が2回出ることを考えると寝られるのは約3時間弱といったところ。これは東行き便の宿命ですが、疲れを溜めないという意味ではなかなかつらいところです。
成田には定刻よりもずいぶん早く到着しました。幸いなことに1便早いバスに乗ることができ、そのまま羽田空港に移動。羽田には9時ぐらいには着けたので、2時間ぐらいの待ち時間になりました。平日昼間なので空いていると思いきや、空港は修学旅行生でいっぱいだった...。
搭乗したJL909はB767-300での運行でした。この日の太平洋岸は雲が多かったものの、所々でランドマークを楽しむことがでました。
横浜上空です。ここから進路を西に取ります。
見事な富士山、途中まで薄く雪化粧しています。
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御嶽山、こちらは雪はまだのようです。
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セントレアと名古屋港です。
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五ケ所湾と新宮市、特徴的な形が見えます。
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潮岬です。以前渡ったくしもと大橋を捉えました。
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残念ながら潮岬より先はほぼ雲上飛行になりましたが、ルートを想像するに高知のかなり沖合上空を飛んでいたようなので、見るべきものはなかったようです。
四国の沖合から先は雲上飛行になりました。
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出発から約2時間で降下を開始すると、下には珊瑚礁をまとった島影が見えてきました。天気は悪いわけではありませんが、ちょっと霞んでいるようです。いよいよ到着が近づいてきました。
本島の北に位置する伊平屋島のようです。
名護市上空を通過中。水族館はあの半島の先にあるはず。
島を横断して南側からアプローチ。
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飛行機はほぼ定刻通りに到着しました。荷物をピックアップし空港ビルを出ると、暑いのですがさわやかな潮風が吹いていました。気温だけならインドとそう変わらない(?)ので、これならヒートショックもなかろう(笑)。
さて、思っていたよりも時間に余裕があったので、時間調整もかねてタクシーではなくモノレールで宿に向かうことにしました。モノレールは那覇空港ターミナルビルに直結していて、市の中心部まで約15分というアクセスのよさがすばらしい。
約4,500マイルの旅路の果てに、ついに目的地到着です。
まずはモノレールに乗車、ここは日本最西端の駅です。
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モノレールは運行頻度は高いものの、内部はちょっと狭かった。駅間距離も短く、90度ターンを繰り返してジグザグに進むので、移動距離の割には時間がかかりました。
市の中心部を抜け、終着駅一つ前の儀保駅でモノレールから降車。ここから歩いて宿に向かいました。徒歩15分ということでしたが、荷物を転がしていることもあって思っていた以上に時間がかかりました。ちょうどチェックイン開始の15:00に到着。今回選んだ宿は「ホテル日航那覇 グランドキャッスル」。見ての通りで今回の旅はとにかくJAL尽くしですが、これもマイルを貯めるためです。
ホテル日航那覇 グランドキャッスル。眺めはいいのですが場所はちょい不便。
チェックイン後、ホテルでシャワーを浴びてさっぱりしてから街へと繰り出すことにしました。再び儀保駅まで徒歩で向かい、モノレールで繁華街である国際通り東端に当たる牧志駅に向かいました。まだ夕食には少し早いという時間ですが、今日は食事のタイミングがずれているのでもうお腹ぺこぺこ。沖縄料理の居酒屋を見つけ夕食にしました。
国際通りに出てきました。テレビで見るより意外に道幅狭いな。
入ったお店は「龍譚」さん。ここでは伝統的な沖縄料理をコースで楽しめます。あまりたくさん食べる自信がないので、今回は一番少ない品数のコースを選びました。冷えたオリオンビールのジョッキが爽快でした。料理は特徴的なところでグルクンの唐揚げ、島豆腐の餡かけ、フーチャンプルー、沖縄そば、ジューシー(炊き込みご飯)など。沖縄の料理のキモは、ほどよい苦さにあると見た。
龍譚さんの外観。時間を選べば島唄のライブも聴けるそうです。
夕食後、さすがに移動疲れがどっと出てきたので、この日の行動はこれで終了。牧志駅から出るホテルのシャトルバスに乗って宿へと戻りました。宿からの夜景もなかなかのものでした。
宿の部屋(今回は最上階客室)からの夜景。向こうは海です。
沖縄2日目、この日のメインイベントはバス観光です。沖縄の場合、鉄道は「ゆいレール」を除いて皆無なので、観光地を巡るのは基本的にクルマ移動になります。レンタカーを借りて自分で移動するのもいいですが、事故など不慮の事態をできるだけ回避したい。いくら母国とはいえ駐在中の身ですから。
さて、いくつかあるツアーの中から選んだのが、沖縄バスの定期観光Dコース。私は特徴的な景色を見るのが好きなので、こちらを二ヶ月前に予約していました。行先は沖縄美ら海水族館、今帰仁城跡、古宇利島の三ヵ所を約10時間で巡ります。まずはモノレールの旭橋駅の直下にある沖縄バスの営業所に向かいチケットを購入。待合室でバスの発車を待ちます。バスターミナルは再開発中とのことで、営業所は仮設の建屋でした。
旭橋駅にあるバス営業所でチケットを購入します。
このツアーバス、思っていたより人気があって、平日にもかかわらず参加者は総勢38人でした。
バスは8:30に発車し、途中合流の客を拾いながら郊外にある沖縄道のインターチェンジから高速に入り、北部の名護市方面へ。約1時間の高速道路走行の後、さらに一般道を走って目的地へと向かいます。
植生は本土とは全く違います。杉がないので花粉症の人にはパラダイスかも。
高速を降りると名護市です。海がすぐそばに迫ってきました。
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瀬底大橋、沖縄には個性的な橋が多いようです。
最初の目的地、沖縄美ら海水族館には10:30に到着しました。ここでの停車時間は昼食込みの3時間。さて、大阪の海遊館に続いて二ヶ所目の大規模水族館訪問ですが、いったいどんな展示が見られるのでしょうか。
沖縄海洋博公園に到着、敷地はかなり広いですね。いよいよ水族館へ。
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内部は大勢の人で込み合っていましたが、以前に訪れた海遊館ほどではなかったので、じっくり見て回ることができました。展示された生き物たちは南国らしく鮮やかな色合いが多かった印象です。
展示を見ながら緩やかに順路を下っていくと、やがて広いスペースに出てきました。これが「黒潮の海」をテーマにした巨大水槽です。ここに使われたアクリルパネルは厚み600mm。収差を極限まで抑えたことで、中の生き物の大きさをほとんどそのままに実感できるというもの。特に「主」であるジンベイザメが優雅に回遊する姿は圧巻です。これを見ていると小さなことなんてどうでもよくなっちゃうなあ。
「黒潮の海」をテーマにした巨大水槽。人と比べると大きさがわかります。
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ここの「主」ともいえる巨大なジンベイザメ。体長8メートルを超えるものも!
水槽の中の優美な動きをご覧ください。時間を忘れますよ。
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約2時間かけて展示を見終わりました。ただし、外にはまださらに施設があり、イルカのショーや海牛、ウミガメの展示もあります。
施設の全景。斜面を利用して立てられているようです。
ウミガメをプールの上と中から観察できます。あ、目が合った?
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こちらはイルカのプール。時間が合わずショーは見られず。
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この海洋博公園、海の向こう側には形が特徴的な伊江島が見えます。
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バスは13:40に再び出発しました。納得いくまでじっくり見ようとするなら、ちょっぴり時間が物足りないかな。
次の訪問地、今帰仁城跡は水族館から約5分ほど。琉球戦国時代の城跡だそうで、天守などはなく石垣だけが残る旧跡です。地形は険しく規模は思っていたよりは小さかったのですが、緑の中に築かれた白い石垣は何とも言いようのない迫力です。上から眺める海も美しい。
入り口にある石碑。世界遺産に指定されているそうです。
実用重視の武骨な載せ方ですが、それだけに迫力があります。
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上から見た海も美しい。珊瑚礁のエメラルドグリーンが見事。
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14:45に三度出発、最後の訪問地は古宇利島です。ここには最近橋ができて地続きになりましたが、その橋がとても美しいとのこと。バスガイドさんも仰っていましたが、山口県の角島とよく似ているそうです。私も2013年にバイクで行きましたが、中央部が盛り上がっていること、前後にカーブがあることなど確かに共通項が多いように思えます。
橋が見えてきました。確かに角島大橋に雰囲気が似ています。
現在渡っているところ。向こうに見えるのが古宇利オーシャンタワーです。
オーシャンタワーから見た古宇利大橋と、その手前にあるワルミ大橋です。
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走行中のバスの中から撮影。エメラルドグリーンの水面が美しい。
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少し時雨るほどの天気で、煌めく海を見ることはできなかったのは少し残念でした。
これでこのツアーの訪問地はすべて終了、16:10に那覇に向けバスは帰途につきました。幸い帰路は大きな渋滞などもなく、予定よりもほんの少し早く帰着できました。国際通りを通しで歩いてみたかったので、終点まで行かず県庁前で下車。一日たっぷり楽しめました。
おまけ。今回利用させてもらったバスです。乗り心地は上々でした。
国際通りをぶらぶら歩いて、夕食を何にするか思案しました。ところで、インドで生活していると新鮮な肉が恋しいんですよね。沖縄の最後の夜ぐらいはガッツリ行きたいものです。
牧志公設市場の本通り、もう宵の口ですが、結構にぎわっていました。
夕食は再び国際通りで摂ることにしました。牧志駅の近くにあった「八重山(やいま)」というアグー豚と石垣牛の専門店で一人焼肉です(笑)。が、一人だと焼いて飲んで食ってと結構忙しい(笑)。美味しかったんですが、なんかじっくり味を確かめたという印象は稀薄だな…。
この日の行動はここまで。19:30のシャトルバスで宿へと戻りました。
沖縄滞在最終日。本当はレイトチェックアウトしようと思っていたのですが、追加料金がかかるとのことだったのでまず先に空港に行って、荷物を預けてから観光に出かけることにしました。儀保駅まで再び徒歩移動し、モノレールに乗って那覇空港に向かいます。
客室から見た風景、向こうには海が見えます。
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儀保駅から見た那覇市街、コンパクトな街です。
空港の手荷物預け所にスーツケースを預けてから、再びモノレールで終着駅の首里駅に向かいました。目的は首里城観光です。駅から約10分ほど歩くと小高い丘があり、そこが首里城になります。テレビだと広々と見えていたように思うのですが、実際に行ってみると非常に狭く感じました。もっとも、人の多さがその印象に拍車をかけているようにも思えますが…。
入口にあたる守礼門、二千円札のデザインにもなりました。
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こちらが城郭への入り口、歓会門です。
この奉神門から先は有料でした。820円なり。
首里城の正殿です。この先内部は撮影不可のため、写真はここまで。
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首里城自体は復元されたものであり、内部展示はどちらかというと琉球王朝の歴史にスポットを当てたものになっていました。うーん、正直なところ、見応えとしてはちょっと物足りない印象でした。
最後に久慶門から退出して見学終了です。
この首里城の近くには有名な沖縄そばのお店があります。少し昼食には早いのですが、せっかくなので行ってみることに。「首里そば」というお店で、普通の家を改装したような構えのお店でした。開店10分前に着いたのですが、驚いたことにすでに十人程度が行列を作っていました。すごい人気です。幸い最初の呼び出しで中に入れたので、さっそく「首里そば(中)」を注文。
出てきた首里そばは透明のスープにコシのある麺が入ったもので、驚きのサッパリ感でした。それでいて味が物足りないこともなく、豚も舌の上でとろけるよう。特にスープは普段全部飲むことのない私が飲み干してしまったほどの美味さです。これ、すばらしい。来た甲斐がありました。
首里駅から徒歩5分ぐらいにある「首里そば」さんです。
とにかく透明スープとコシのある麺の組み合わせがエクセレント!
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この二日間、結構歩いていることもあってさすがに少々くたびれました。このため、少し早いですが空港でゆっくりすることに決め、ふたたびモノレールで那覇空港まで戻っていきました。
那覇空港で手荷物をピックアップしチェックイン。国際航空券に含まれる国内航空券は、自動チェックイン機では対応できないようですね。係の方に申し出たらファーストクラスカウンターの方で搭乗券を発券してくれました。
さて、帰路もB767でしたが、ひとつ大きな喜びがありました。実は今回の行程でこの沖縄からの帰路便だけが直前まで座席指定できていませんでした。この場合考えられるのは「団体さん」が乗るということ。予想通り修学旅行生が一緒でしたが、そのおかげで一般客にクラスJの座席が開放されていたのです。このため、通常運賃で1クラス上の座席に乗ることができました。よかった、楽に帰れる。
那覇空港の航空会社カウンターにて。国際線航空券の場合はやや面倒。
搭乗機が入ってきました。出発ロビー内は修学旅行生でいっぱい。
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搭乗便、JL912は定刻よりやや遅れて離陸しました。この分だと羽田到着は少し遅くなりそうです。さよなら沖縄、機会があれば、今度は離島の方にも行ってみたいな。
47都道府県完全制覇完了。さようなら沖縄、またいつか来てみよう。
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羽田到着は追い風影響が少ない上に、夕方の羽田の混雑に巻き込まれ約20分遅れました。ただ、そのおかげでホテルへのシャトルバスが近い時間になったため、タクシーではなくシャトルバスを使えることに。今回の宿は「ホテルJALシティ羽田 東京」。もうマイルのためにはなりふり構わずです(笑)。
羽田への到着は完全に夕闇の中でした。
JALシティ羽田 東京、空港から10~15分のところにあります。
チェックイン後、所用のために銀座に繰り出しました。ホテル最寄りの東急・穴守稲荷駅から羽田空港国際線ターミナルまで移動し、そこから東京モノレールに乗り換えて浜松町へ。そこで山手線に乗り換えます。距離的にはたいしたことはないのですが、乗り換えがスムーズではなかったので意外に時間がかかりました。食事はまだでしたが、あまり重いものを食べる気にはならなかったので、買い物を終えてそのまま折り返しました。
お目当てはこちらだったのです。新製品発売直後で多くの人がいました。
羽田空港第2ターミナルのレストラン街で夕食を済ませ、ホテルに戻ったのが21:00。翌日はまた7:00からの移動になるので、3日目の行動はこれで終了。明日はインドに戻ります。
4日目は5:00起床。このホテルのいいところは4:30から朝食がとれることです。顔を洗ってすぐにレストランに行って朝食を摂り、部屋に戻って出発の荷造りをしました。7:00にチェックアウト、羽田空港国際線ターミナル行きのシャトルバスに乗り込んで空港に向かいます。
羽田空港国際線ターミナルで成田空港行きリムジンバスのチケットを買い、バスターミナルへ。実はリムジンバスは国際線ターミナルが始発の場合が多いので、万が一乗客が多くても確実に乗ることができるのです(実際、かなり混み合っていたのでこの選択は当たりでした)。
予定通り9:00には成田空港第2ターミナルに到着し、すぐにチェックイン。実は帰路はクラスのアップグレードができていて、ビジネスクラスへの搭乗できることになっていました。これであとは楽々帰れます。
成田到着後、すぐにチェックイン。ぐずぐずせずに出国審査へ。
チェックイン後、すぐに出国審査に向かいました。まだ出発3時間前でかなり早いタイミングなのですが、実はひとつもくろみがありました。それは、搭乗前にマッサージを受けておきたいという野望。起床した後に思いついて成田空港のWebサイトをチェックすると、本館とサテライトの間にリラクゼーションのお店があることを発見。早く行きさえすれば待ち時間も充分にあるので、最長のコースも受けられます。
目指したのは本館とサテライトの中間にある「ラフィネ」。
行ってみると9:50からなら予約できるとのことで、すぐに60分のコースでお願いしました。15分ほど待ったあとで施術開始。特筆すべきは担当してくれた女性で、女優の中越典子さんに似た可愛らしい方でした。さて、マッサージに話を戻しますと、今回わかったのは背中と肩の筋肉がすっかり硬直してしまっていること。マッサージする側も驚いていました。特に背中と肩ではツボを捉えられた時にはあまりの痛さに悶絶寸前。これで少しは楽になるかな?
担当してくれた女性にお礼をいい、本館に戻っていくと搭乗機がスポットに入っていました。
スポットに入ってきた今日の搭乗機は「JA841J」でした。
飛行機は雨の中定刻通りにデリーに向けて離陸しました。離陸後のコクピットからの挨拶で、所要時間は定刻より少し早まり、9時間20分ほどと案内がありました。
JL749への搭乗ももう4度目になので、時間の過ごし方が定まって来た感があります。食事後は映画を二本鑑賞し、特に退屈することもなく過ごせました。特に今夏見逃した「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」が見られたのはありがたかった。
ただいま上海上空を飛行中、青い空に白い翼。
ただ、実はこの旅最後の絶景がこの後に待っていたのでした。それは、ヒマラヤ山脈です。
この日は中国の領空を出てからは天気がまずまずで、遠くにヒマラヤ山脈の姿がデリー近郊に至るまでずっと見え続けていました。さすが世界の屋根、この距離からでもすごいスケール感です。
JL749から見たヒマラヤ山脈(1)
JL749から見たヒマラヤ山脈(2)
JL749から見たヒマラヤ山脈(3)
JL749から見たヒマラヤ山脈(4)
(画像に触れると表示が変化します)
JL749から見たヒマラヤ山脈(5)
JL749は事前の案内通り、インド時間の17:43に着陸しました。入国審査はすぐに通り抜けられましたが、荷物がなかなか出てこなかったこともあって空港出発はやや遅れ、自宅に着いたのは19:00ごろになりました。これでデワリ脱出旅は無事に終了です。あ〜、つかれたなあ。
さて今回の旅、本来の目的は「FLY ONポイントとマイル」を稼ぐことでしたが、47都道府県制覇という目的も得て盛り沢山の行程になりました。滞在48時間の中にメジャーな項目は入れ込めたので、まずまず満足感は高い。でも、ちょっと詰め込みすぎたかなあ…。なお、FLY ONポイントはこれで50,000ポイント到達確実。
でも、明後日からの仕事の再始動がちょっと心配です…。
2015.09.25-09.28
地獄のブートキャンプ!
会社のイベントで「2泊3日のPICNIC」に行ってきました。この段階で既に何かおかしいのですが、それはこれを読み進めるといずれわかることでしょう。駐在1年目の私は理由なしで断れるわけもなく、半ば徴用される形で参加することに。まあ話のタネにはなりそうですし、参加料が破格なのでまぁよかろう。
デリーの北300km彼方にあるMussoorieという避暑地が今回の目的地でした。17:30にバス4台に従業員が分散して搭乗、いざ出発。バスは30人ぐらい乗れる中型でしたが、なかなか乗り心地は悪くない。が、ドライバーがなかなか飛ばし屋でぐりんぐりん振り回してくれます。ハードブレーキングもかなり素敵。これはなかなかに手強いぞ。
21:00ごろにはデリーを出たところで軽食休憩。
二度目のドライブインでの休憩。ここまでは余裕。
その後は暗い道をひたすら走ります。私は乗り物で寝るのが得意ではないのと、道が悪くて突き上げられるたびに目が覚めて寝るに寝られませんでした。それでも0:00ぐらいから2時間ぐらいは眠ったでしょうか。気づくとバスは急勾配の九十九折れの急勾配をどんどん駆け上がっていきます。4:00前にようやくホテルに到着。
この行程を日本に置き換えてみると、東京から甲府、諏訪、松本を経て上高地か乗鞍に行くぐらいの感覚になると思われます。ええ、もちろん一般道で!
翌日は10:00スタート。標高2,000mからさらに1時間ほどバスで山を登り、ワイヤーをつけて飛んだり、梯子をつなげた吊り橋もどきを渡るアトラクションに参加。寝不足もあってもうへろへろ。
17:00にはホテルに戻ってきたので、周囲を散歩してきました。
まずは宿泊したホテル。普通のリゾートホテルです。
この街の歴史はかなり古いようで、西暦1800年過ぎには街らしきものがあったそうです。おそらくこの山を越えて行く人たちが休む宿場町のようなところだったのでしょう。中心にある交差点の周りには小さな商店が並び混沌としています。
ここが中心交差点、大混乱しています。
英雄であるガンジーさんの銅像がありました。
商店の並ぶ道をぶらぶら。一応観光地っぽいです。
急斜面に並ぶ建物群。どこかグランドフロアだかよくわかりません。
ホテルは標高2,000mのところにあり、雲が切れたときには下界の様子が見渡せました。しかし夕方には白いガスがどんどん上ってきて視界が閉ざされてしまいました。
ガスが目の前を通過していきます。ひんやりします。
(コントロールをクリックすると再生します)
夜からはパーティーでした。ただ、ガスの影響もあって少し肌寒い。少し早めに引き上げることにしました。
ホテルの中庭を使っての野外パーティー。実は寒かった。
おまけ。これが乗ってきたバスです。明日もこれに揺られます。
夜にはガスも取れて下界の夜景が見られました。
翌朝は再びホテルの中庭でイベントです。私はどちらかというと球技が苦手なので、輪には加わらず周囲を散策しました。
ホテルの中庭でクリケットやバトミントンを実施中。
かなり山深いところですが、これもヒマラヤの入口にすぎません。
中でも気になったのが推定樹齢300年という2本のヒマラヤスギ。手前の車と比べればその大きさもわかることでしょう。なかなか見事な枝ぶりです。
目についたのは、とにかく見事な2本のヒマラヤスギ。
昼食後、13:30にデリーに向けて帰途につきました。帰りは賑やかなグループと一緒になってなかなか大変でした。大声で皆で歌う、ゲームで盛り上がる、音楽を大音量で流すなど、とにかく騒がしい。少し遅れ気味でしたが20:30に夕食休憩になりました。到着予定は22:30ですが、ちょっと遅れそうです。
(本当に)最後の休憩になったドライブイン。この後悲惨なことに...。
さて、実はこの後が悲惨でした。デリーの遥か手前で謎の渋滞。1km進むのになんと2時間以上かかるという異常事態です。後で知ったのですがどうやらお祭りをやっていたらしく、その影響で渋滞していたようです。それを抜けるのに結局3時間かかり、再び走行ペースが上がったのが0:00ごろ。
そこからは意識が飛んだので覚えていないのですが、次に気づいた2:15ごろにはデリー中心部を通過。最終降車地点に着いたのはなんと4.5時間遅れの月曜日3:00。乗車時間は12時間を超えました。迎えに来てくれたドライバーに「Good Evening」と挨拶したら「No! Morning」と返される始末。
とはいえ月曜日は仕事。到着遅れがあろうがなかろうが始業ベルは同じ時間に鳴るのです。帰宅してシャワーを浴びて着替え、4時間後には再びアパートを出発。このタイミングで寝たら起きられないのは明白なので、そのまま寝ずに会社に行きました。その日は当然元気などあろうはずもありません(もちろん参加者全員)。もともと過酷だった計画がさらに強力になりましたからねぇ...。
楽しいピクニック、もとい、地獄のブートキャンプはなんとか終了。
2015.08.14
本拠地に帰ろう
2週間の休暇も終わり、インドに戻る日がやってきました。あっという間だったような気もするし、待ち遠しかったような気もする(笑)。目的があって帰省していないと、することって意外にないものです。
嬉しいのは赴任時と異なり、朝一便で高知を出れば成田発のデリー便に間に合うことです。冬季は出発時刻が11:30なので高知を朝発つのでは間に合いませんが、夏季は12:30成田発なのでこれが可能なのです。
7:05の始発便にてまずは羽田に向かいます。さらば土佐よ。
一番早い出発便でまずは羽田へ。
(画像に触れると表示が変化します)
羽田までは正味1時間のフライトです。幸い、到着ロビーに比較的近いスポットに到着したため、降機してからの移動時間もそれほどかからず、予定より1本早い成田行きのバスに乗れることになりました。
さて、成田行きの隣の停留所ではえらい行列ができていて、何だろうと思っていたら東京ディズニーリゾート行きのバスでした。なるほど、お盆休みでしたね。
羽田空港第1ターミナルから成田空港第2ターミナルまでバス移動します。
バスは50%ほどの混み具合でした。羽田空港から成田空港までは約1時間半の道のりです。お盆の真っ最中ということもあってか、渋滞もなく順調に成田空港第2ターミナルに到着しました。出発時刻の2時間半前、免税品の買い物やコーヒーブレイクするにはベストなタイミングです。
成田空港第2ターミナルに到着しました。
先に宅急便で大きなスーツケースを送っておいたので、その引き取り場所に向かいました。窓口は出発ロビーの端にあるので結構距離があります。スーツケースを受け取り、再びロビー中央付近の」チェックインカウンターへ。私はWebチェックインをしているので、本当は荷物を預けるだけでいいのですが、出張精算時に搭乗券の半券が必要なのであえてカウンターに並びました。
手続き後、ちょっとしたお土産を買ってアイスコーヒーを飲んでから出国手続きへ。さらば日本。
エコノミーのカウンターはやや混雑していました。
(画像に触れると表示が変化します)
本館からサテライトまで免税店で買い物をしつつ出発ゲートへ。この日のデリー行きの乗客は少なかったです。待合室の椅子も1/3ぐらいしか埋まっていなかったような印象。私の搭乗券には優先搭乗の印があったので、ビジネスクラス客のすぐ後に案内してもらいましたが、この人数だとさほどのメリットはなかったですね。
少し早めに到着。空港のFree Wi-Fiを使って時間をつぶします。
(画像に触れると表示が変化します)
飛行機は定刻通りにA滑走路から離陸、螺旋状に右旋回して東京湾を横断して西に進路をとります。羽田発に比べると早い段階でかなり高度が上がっているので、見える景色もちょっと違います。特徴的なランドマークをいくつか捉えることができました。
東京湾に浮かぶ「海ほたる」です。
こちらは横浜ベイブリッジです。
日本列島は雲が多く、なかなか下の景色をクリアに見られる時間は少なかったのですが、名古屋上空ではちょうど雲が切れて市街地が見渡せました。
名古屋市上空です。名古屋駅付近まではっきり見えました。
(画像に触れると表示が変化します)
瀬戸内海上空を飛行していましたが、雲が多くてほとんど景色は見られず。ただし九州に入ってから一瞬だけ北九州空港が確認できました。
海上を埋め立てて造られた北九州空港です。
それ以外のほとんどのところで雲上飛行となり、景色は全く見られませんでした。
今回は後席に人がいなかったので、フルにリクライニングさせられたためにさほど背中も痛くならずに済んだのは幸いでした。
今回もほとんどが雲上飛行でした。
飛行機は定刻より約20分早く着陸しました。入国審査・税関ともスムーズに通過し、ドライバーさんにコンタクトを取ってピックアップしてもらい、19:00(日本時間22:30)に自宅に到着。
5:30から17時間かけて移動完了。これで赴任後初めての長期休暇は終了です。
2015.08.07
高松で銀行巡り
この帰省の間にやっておかなければならなかったのが、銀行の各種手続き。ところが私のメイン&サブバンクは実は高知に支店がありません。このため地元での手続きは事実上不可能です。そこで、最も近いところで高松(!)まで出向き、手続きをしてくることにしました。久しぶりに列車にも乗りたいですし。
朝8:00の列車で高知駅から出発進行! ポップなアンパンマン列車で出発です。
高知駅から高松へ、約2時間半の道のりです。
土讃・予讃線「特急 南風6号 岡山行き」高知 8:01 → 宇多津 9:55
列車は夏休みのせいか意外に空席は少なかったです。また、今回は瀬戸大橋直前の宇多津駅で高松行きの快速電車に乗り換えます。
南風アンパンマン号。いったいいつまでこの姿で走るの?
予讃線「快速 南風リレー号 高松行き」宇多津 9:58 → 高松 10:34
快速電車とはホーム対面乗り換えで、すぐに発車しました。本当なら坂出で快速マリンライナーに乗り換えると最も早く到着できますが、せっかく席に座れている上に数分しか変わらないので、そのまま高松まで行ってしまいました。
高松駅に到着しました。かつての四国の玄関口の面影なし。
幸いなことに目指す銀行の店舗は駅から700mほどのところにあり、すぐに到着。この時間から日差しはきつく、ビルの影を選んで歩きましたがそれでも汗だくになりました。
官庁街を銀行に向かい日陰を選んで歩く。汗だくだく。
手続きはスムーズに進み、これをもって用事は終了。まだ時間がかなりあるので、近くのアーケードを歩いてみました。地方都市だけにご当地ならでは雰囲気が味わえるかと思いきや、目につくのは全国チェーンや有名な店の看板ばかり。どこに行っても似たような景色しか見られなくなってきているような気がする…。
特徴のない商店街という感じです。
部分邸にはデザインが変わっているものの、風流感はない。
そんな中でも、こういう建物が残っているのはGOOD。
さて、高松で昼食といえばやっぱり「さぬきうどん」。雰囲気の良さそうな店を探してみましたが、なかなか見つかりません。最後は駅の近くにある昔ながらのセルフ式店舗にたどりつき、そこで昼食にしました。もうちょっと麺にコシが欲しかったな。ダシは最高だったけど。
ここまで来たら本場の味。もうちょっとコシが欲しかった...。
(画像に触れると表示が変化します)
後は戻るだけです。みどりの窓口で指定券を発行してもらい、改札を抜けてホームに入りました。まずは快速電車で丸亀まで移動します。 本当に銀行に行ってうどん食べただけだったな...。
行き止まり線が並ぶ高松駅、かつての玄関口の名残です。
予讃線「快速 南風リレー号 松山行き」高松 13:13 → 丸亀 13:34
電車は混みあっていました。始発だっただけに座れていたので楽でしたが、このあたりは大都市圏とたいして変わりません。遠くに瀬戸大橋が望める以外はさほど景色に特徴もありませんでした。
近郊型の電車で丸亀まで移動、この電車は松山まで行くそうです。
予讃・土讃線「特急 南風11号 高知行き」丸亀 13:38 → 高知 15:39
この列車も混みあっていて、阿波池田以遠でないと指定席が取れませんでした。このため自由席車両に行ってみましたがこちらもいっぱい。やむなく阿波池田までデッキで過ごすことにしましたが、デッキは空調が効いておらずとにかく暑かった。
阿波池田からは指定席車両に移ってくつろげましたが、もうすっかりクタクタに…。
N2000系車両を先頭にした南風がやってきました。
高知には定刻に到着。やっておきたかったことがスムーズかつ確実にこなせたのが何よりでした。
2015.08.03
我慢はマイルのために
この日は前所属の事業所で健診でした。本来は休暇中なので、それが終わればとっとと退散する予定でしたが、インドを離れる直前にトラブルが発覚したこともあり、ちょっぴり居残りで仕事をする羽目になりました。ただ、できることは少ないのでさほど時間はかからず退社できることに。よかった、これで宵の口には実家に着ける。
会社最寄りの駅から羽田行きのバスに乗り出発。スーツケースは成田到着時に宅急便で送っていたので小型のスーツケース1個だけではありましたが、駅でコロコロをひきずり回すのは疲れるので、バスに間に合ったのは幸いでした。
バスの運行経路も首都高の中央環状品川線の開通で様変わりしていて、羽田まで経路の半分ぐらいが地下走行。もはや景色すら楽しめない?
思っていたよりも早く着いてしまったので、羽田では1時間以上の時間待ち。しかも悲しいことにJALの高知便はバス搭乗でした。マイルのためとはいえ面倒を感じずにはおられません。羽田〜高知便はやはりANAの方がいいです。
飛行機は新型シートが導入されていてシートの座り心地は良かったものの、後席に乗った子供がガンガン席を蹴っ飛ばしてくれた上、その隣の小さな子は泣きわめいてくれたので全くくつろげず。こういう移動はツラいのです。
2015.07.31-08.01
初の一時帰国
インド赴任後、初の一時帰国の時期が巡ってきました。前所属事業所での検診の日程も限られているので、できるだけ早くフライト予約をした方がいいというアドバイスもあったので、約2ヶ月前に計画を決めました。くしくもちょうど半年のタイミングです。
金曜日の朝に通勤車に荷物を積んでおき、仕事をほぼ終えてからそのまま空港に向かうことに。最後にトラブル情報が色々落ちてきてドタバタしましたが、なんとか予定の時間に脱出成功。いざ、日本へ。
大きな渋滞もなかったので、空港には出発時間の二時間半前には到着。このため出発ロビーで長い時間待つ羽目になりました。今回はエコノミーなのでラウンジも使えず、時間を潰すのに苦労しました。
出発を待つJALの787、明朝には日本です。
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搭乗ゲート前には何もないので、時間を潰すのが難しい...。
飛行機はほぼ予定通りに離陸。食事後すぐに休もうとしましたが、またしてもウトウトしただけで終わっちゃいました。到着はインド時間で言えば3:55なので、かなり夜は短いというのもあるのですが...。
夜が明けました。到着まであと1時間、四国上空を飛行中。
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到着前に出されるおにぎりの朝食を終え、成田に到着したのはほぼ定刻。幸いなことに預けたスーツケースも早めに出てきてくれたので、バスの時間まで充分余裕がありました。まずは大きなスーツケース2個を実家に宅急便で発送してしまい、まずは身軽に。あとはバスで事業所の近くまで移動して本日の旅路は終了。これがこの先数年の一時帰国時のスタンダードになりそうです。
成田空港到着ロビーにて。帰ってきたぞ。
2015.07.19-07.22
Taiwan弾丸ツアー!?
台湾に出張してきました。本当なら2泊3日ぐらいで行きたかったのですが、同行者の都合(親戚の結婚式)により現地1泊の強行スケジュールにされてしまいました。これじゃ何処にも行けない...(悲)。
出発は日曜日の夜。20:00に家を出て20:30にチェックイン。22:45にデリー発のキャセイパシフィック航空CX698で香港に向けて飛び立ちました。
ナイトフライト。東行きなので夜は短くなります。
私は立場上、往路についてはビジネスクラスが使えるのですが、同行者がいるため今回はあえてオールエコノミーにしました。初めて乗るCXのA330-300は足下が広くそれほど苦にならず。香港までは実質約5時間のフライトになりますが、食事などを考えると睡眠できるのは約3時間といったところ。これで到着後いきなり仕事というのはさすがに辛いなあ。
ウトウトしているうちに香港には定刻に到着しました。ここに来たのは海南島に向かう時にトランジットした2003年以来です。
12年ぶりに香港に来ました。トランジットで約2時間滞在。
次便は台北行きのCX530、9:10に出発して11:00に到着です。こちらも機材はA330。このフライトでは素敵なCAさんが乗っていました。ネームプレートによれば「Aika」さん。女優のマイコさん似の面長美人で、入国カードを配る時に「ARRIVAL CARD TAI〜WAN〜♫」と歌うように歩いていたのがとても印象的でした。エレガントとキュートが同居する不思議な雰囲気。話をしてみたかったけどその後は残念ながら遭遇チャンスなし。たぶん日本の方ではなかろうか。
このフライトもほぼ定刻通りの到着。イミグレーションを通過しゲートを出ると取引先の方が迎えに来てくれていました。空港で軽く食事をしてから工場へ。ここから仕事モードにチェンジ。
仕事では我々と台湾の取引先、インドで部品を生産する会社の担当者との3社会談。このため英語・台湾語・日本語が入り乱れるハイブリッド(?)会議になりました。聞く・話すだけで頭をフル回転させなきゃならない会議は本当に疲れます。
この日の打ち合わせを夕方に終え、食事に連れていってもらえました。近くのレストランで、どうやら日本統治時代から続く由緒あるところのようです。同行者とインド担当者が菜食主義者だったでメニューはなんでもというわけにはいかないのですが、それでも多くの料理が卓上に並びました。中でも印象的だったのが「お茶の天ぷら」で、ここでしか食べられないそうです。当然香りが良いのですが意外にも苦味は少なかった。また、台湾ビールはマイルドで飲みやすく、すいすい入りました。うん、久しぶりにほどよく酔った。
レストラン前にて。左から取引先のJさん、私、同行者のAさんです。
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これが飾られていました。昭和九年だそうです。
食事の後はホテルに移動してチェックイン。もう21:00だったのですが、せっかく台湾まで来て何もしないというのはあまりにももったいない。このため同行者を連れて足つぼマッサージに繰り出しました。ホテルのロビーで「いいお店知らない?」と聞いてみると、近くにある店のカードをもらえたので行ってみることに。徒歩1分のところに店がありました。メニューを見てみるとだいたい1時間で900〜1,500元ぐらい。ちょっと高目の気はしますが、エコノミーのシートで強張った上半身の凝りも取りたかったので、足つぼ40分+半身マッサージ40分の1,200元のコースを選択しました。
ホテルから徒歩1分のところにあったお店です。
覚悟していた痛みはそれほどなかったですが、背中は相当硬くなっていました。ぐりぐりやられて思わず呻いてしまうほど。昨年CR-Zのシートで発現した背中の筋肉の硬化ですが、今年もやっぱり相当キテます。
終了後は身体がふわっと軽くなったので、やっぱり効果は出てるのかな?
内装はきれいです。さあ、天国に行きましょうか。
ホテルは高層ビルの上層だったので、窓からは夜景が楽しめました。
高層階の客室からは夜景が楽しめました。
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翌朝、幸いなことに天気はまずまずで、比較的遠くまで視界が効きました。意外に平地が少ない印象です。
こちらは西の方。あまり日本と変わらない印象ですね。
意外に地形は険しい。でも緑が多いとほっとする。
こちらは南、高い山が迫っています。
8:30前にホテルを出発し、再び工場へ。約30分の道のりで町中の風景を観察しました。看板が台湾語なのを除けばほぼ日本と変わらない。走っているクルマも日本車が多く、進行方向が逆であることを除けば同じ。さすがに親近感を感じずにはいられません。ここならば観光でも大きく戸惑うことはなさそうです。
移動中、看板を除けば日本の風景とほぼ同じ。
2日目の打ち合わせも無事に終了し、13:30に工場を出発して空港へと向かいました。今回の出張、本当に行ったのは工場とホテルだけ。やっぱり最悪のスケジュール構成でした。
チェックインして出国審査を抜けてほっと一息。免税店を見つつ搭乗ゲートへと向かいましたが、実は別れていた第1と第2ターミナルは中でつながっていて、ぐるりと一周することができました。香港やここに比べると成田の構造は非常にわかりにくいのが実感できます。
桃園国際空港の第1ターミナルでチェックイン、さよなら台湾。
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ここまでのスケジュールは仕事も含めて順調すぎるぐらい順調だったのですが、搭乗する飛行機の到着が大幅に遅れました。本来16:15発の予定でしたが、飛行機がスポットに入ってきたのは既に15:50ごろ。おまけに搭乗してからも離陸するまでかなりの時間待たされ、結局CX405が離陸できたのは17:50ごろ。香港での2時間トランジットに対して出発が1時間半遅れなので、ターミナルでの移動を考えるとかなり危うい状態に。
搭乗便の台北到着が遅れ、さらに離陸に手間取る。やばい...。
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ところが香港への到着が思ったよりも早くなり、19:10にはスポットに到着。19:40ぐらいにはデリー便の搭乗ゲート前に行くことができました。よかった、ここで足止めを食うと丸一日予定が遅れてしまいます。
デリー行きCX697はほぼ定刻通りに出発しました。デリー到着は現地時間の23:45なので、寝るにはやや中途半端な時間ではありますが、その後を考えると少しでも寝ておきたい。ただ、やっぱりあまり寝られませんでした。 せっかくマッサージで軽くなった身体もすっかり効果消失...。
CXは機内サービスでもアジア人向けコンテンツが充実しています。
CXのサービスは概ね良かったのですが、今回のフライトでは最後にオチがありました。国際線では通常機内で入国カードが配られ、着陸前に書いておくものなのですが、その事前配布が今回なし。後で分かったのですが前回デリーに到着した際に積んでいなかったとのことで、着陸後に配布しますということだったようです。このため機外に出てから搭乗客全員がカードを記入する羽目になり、イミグレーションでは大渋滞発生。ただでさえ入国審査官の手際は悪いので、これではますます家に着くのが遅くなってしまいます。
結局、空港を出たのが0:50で、自宅に着いたのは1:30でした。最後の最後で疲れたな...。
今回はゆっくりすることができなかったので、台湾にはぜひまたプライベートで行ってみたいです。
2015.06.21-06.27
困惑続き?の古巣出張
古巣である埼玉に出張で行ってきました。目的は開発のトラブル対応です。これがモノにならないと結構影響が大きいので、プロジェクトの責任者からは「直るまで帰って来ないでいいですから!」と言われました。「じゃあ3年ぐらいかけてじっくりやってきますかね」と返したらさすがに慌てていましたが(笑)。
私の場合、埼玉には会社以外に寄るべき所はありませんから、日程は本当に最小限にしました。日曜夜に出てその週は古巣で作業し、土曜日に戻ってくるという作戦です。日曜日はしっかり休んでおきたいのでね。
出張なので荷物は最小限にするのだ!
日曜の夕方に自宅を出て、インディラ・ガンジー国際空港へ。この日、後輩二人が日本から研修で来ることになっていたので出迎えようとしたのですが、チェックインの時間が迫ったため断念。
インディラ・ガンジー国際空港の到着ゲート付近。出迎えは断念。
チェックインしてすぐに出国審査を通過し、ラウンジで水分を補給してからゲートへ向かいました。日曜日の夜ということもあってか、イミグレーションも手荷物検査も混雑はなし。意外にすんなり手続きは終了。
ラウンジに向かう途中で外を見る。エア・インディア機が並ぶ様は壮観。
私の搭乗機はJALのB787-8型機。近いゲートで楽でした。
飛行機はほぼ定刻通り離陸しました。離陸の順番待ちでしばらく滑走路前で待機していましたが、5分ほどの後に離陸滑走を開始し、一気に上昇。窓から見るデリーの夜景も意外にきれいでした。
ゲートが閉まり、いよいよ滑走路へ。
デリー市街地を上昇中、行ってきま〜す。
この日のフライトはガラガラで、ビジネスクラスも周りにはほとんど人がおらず。おかげでCAさんとも他愛のないお喋りをする余裕もあって、久しぶりに行き届いたサービスというものを思い出しました。
夕食が終わるとすぐに照明が落とされました。私も座席をフルフラットにして休もうとしましたが、この日は気流が悪く細かい揺れが続いてなかなか寝つけず。30分ごとに目が覚めて時計を見る...の繰り返し。月曜日はそのまま仕事場に行くので少しでも寝ておきたかったんですが...そう思い通りには行きませんでした。
そうこうしているうちに前方から光が見えてきました。朝を迎えようとしています。
前方から光が見えてきました。
到着2時間前には軽食が用意され、温かいお茶を飲んで目を覚ました後、入国用の書類に記入します。そうこうしているうちに飛行機は故郷上空を通過しました。もっともこの日は全天曇りで、下の様子は全く分かりません。
ただいま故郷上空を通過中、到着まであと1時間少々です。
御前崎の上空辺りでようやく雲が切れてきました。海岸線の形も見えて、緑色の陸地が出迎えてくれました。その先には雲から円錐状に飛び出した富士山を発見。日本に帰ってきたことを実感しました。
首都圏に入る前、富士山が出迎えてくれました。
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飛行機は房総半島の外側をまわり、成田へとアプローチ。東向きに着陸するため、一度空港の北側を通り過ぎてUターンしたため、成田空港の全景がはっきりと見られました。
着陸直前、成田空港の全景が見られました。
飛行機は定刻よりも30分早く到着しました。驚いたのは成田の気温で、18℃と非常に肌寒かった。デリーの出発時から20℃以上も低いのです。念を入れて長袖の服を着てきて良かった。
ゲートからイミグレーションまで歩いている途中で、案内板に「Welcom to Japan」の表示を発見。今まではなんとも思ってこなかったんですが、その上にかかれた文字の意味の深さがようやくわかりました。
この言葉の意味の深さがようやく分かりました。
(画像に触れると拡大します)
荷物を受け取り税関を通過する時、申告書を見た係員に呼び止められました。
「カケミズさんは...滞在先がホテルですか?」
「ええ、インド駐在中で、出張で帰国です。」
「そうですか。駐在はいつまでなんですか?」
「最低3年としか言われていませんが、どうせ5年でしょう」
「...お疲れさまでございます」
...疲れが顔に出てたんだろうか?
成田からはバスで会社最寄りの私鉄駅まで移動しました。30分早く着いたのでスカイライナーを使えば9時には会社に入れますが、睡眠不足でデカい荷物を駅で引きずり回すのは気が重かったので、1時間待ってバスに乗りました。会社に着いたのは11時ごろ。でもまだ4ヶ月半なので、感慨もあまりなかったな...。
それよりも自分の出身室課はともかく、今回用事のある室課の雰囲気の冷たいこと。まるで疫病神を見るような目つきで人のことを見やがる。あ〜やだやだ。困惑、ここに極まる。
出張での仕事は計画よりも早く片づきました。思っていたことがデータで裏付けられたので、とりあえず「嘘つき」と言われるようなことはなさそう。来る前に立て続けに起きたトラブルもだいたい目処が立ったので良かった。おかげで最終日はさっさと撤収し、久しぶりにまともな(?)和食を堪能しました。
土曜日はインドへ戻る日。首都圏にいても買いたいものがあったり、会いたい人がいるわけでもないので、さっさと本拠地に引き上げます。小雨の降る中、7:25発の成田行きのバスに乗り込みました。
成田空港へ直通バス移動、乗客はたった3人でした。
成田空港第2ターミナル到着は9:30。そのままチェックインすることにしましたが、ビジネスクラス・カウンターはちょっと混雑していて順番待ち。ようやく次に呼ばれるタイミングになった時に、カウンターの向こう側にいた女性が「こちらで承ります」と裏側にあったファーストクラス・カウンターへと案内してくれました。搭乗券の発券後にJALカードへの切り替えを薦められ、もともと予定をしていたので「切り替えたいです」と申し出たところ、手続き終了後に専用のカウンターまで連れていってもらえました。以下、歩きながらの雑談。
「ご出張ですか?」
「いえ、駐在中で、向こうに戻るんです」
「カケミズさん預ける荷物一つでしたよね? 普通はもっと多いですけど...」
「(よく見てるねえ)出張なので身軽にしたかったんです」
「駐在員の方は日本の食料品を沢山持っていかれますよ」
「(え、そうなの?)食も特に困ってないしなぁ...」
「そうですか...」
まさか、ここでも「現地化してる変な人」と思われたのだろうか?
チェックイン・カウンターで小さな幸運が待っていました。
JALカード切り替え手続き後、4Fにあるレストランや土産物店があるフロアでドライバーさんやサーバントさんへのちょっとしたお土産を入手し、出発口へと向かいました。この奥には手荷物検査と出国審査があり、ここを越えると出国したことになります。再びさよなら日本。
イミグレを越えると日本を出たことになります。
まだかなり時間があったので、サテライトにあるサクララウンジで休憩。この日はかなり閑散とした雰囲気。いつも混雑している印象しかなかったので、正直驚きました。ただ、朝食は摂ってきたのであまりお腹も空いておらず、コーヒーやソフトドリンクだけ頂いて時間を潰しました。
サクララウンジは珍しくガラガラ。静かでいいなあ。
搭乗案内時間の10分前にゲート前に移動しました。行ってみてびっくりしたのは子供がやたらと多いこと。インドは夏休みが6月なので、それに合わせてきっと帰国していたんですね。どおりで土曜日のくせに予約がやたらと取りづらいと思った。しかも一人前にビジネスクラスに小さな子供が乗ってるわけです。他の会社の駐在員はそれなりの役職者が多いので普通なんでしょうが、これがいわゆる「帰国子女」の正体か...。
飛行機は定刻通りゲートを離れました。さあ、帰りましょう。
この日搭乗したB787-8型機「JA839J」です。
日本上空は厚い雲に覆われていて、ほとんど何も見ることができませんでした。残念。
日本上空は厚い雲に覆われていました。
中国上空でも状況はあまり変わらず。ほとんど海や陸地を見ることがありませんでした。しかも高層まで雲があって時々薄暗くなるほどです。高度はフライト表示によれば約12,000m、対地速度は約900km/h。
この日はかなり高いところまで雲が上ってきていました。
座席を北側に選んだのは一つ期待があって、ヒマラヤ山脈が遠目に見えるのではないかということでした。インド国内に入ってからは雲も切れてきたのですが、残念なことに雲に覆われてよくわかりませんでした。
うーん、夏場で空気も澄んでいないので、ちょっと無理かな。
ただ、よく目を凝らすと一つだけ雲から先端の突き出ている山を発見しました。全体の形や特徴がほとんど見えないのでどの山か判別できませんでしたが、おそらくどこかの8,000m級の山でしょう。まだ駐在中には何度かチャンスはあると思うので、次回以降のフライトに期待です。
おそらくどこかの8,000m級の山でしょう。
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間もなく降下、フライトも間もなく終了です。
飛行機はほぼ定刻通りにインディラ・ガンジー国際空港に到着しました。荷物が出てくるまで少々時間がかかりましたが、ゲートを抜けて車寄せでドライバーさんを呼び、クルマで自宅へ戻りました。自宅着が19:00でしたから、15時間半かけての移動ということになります。さすがにちょっとくたびれた。
正直なところ、初めての駐在体験にもっと自分が変わっているんじゃなかろうかと思っていたんですが、それほどでもなかったというのが振り返りでしょうか。まだなだ修業が足りないのか?
2015.06.02-06.05
Kochi 出張、モンスーン期の南部へ
2日の夕方から5日の昼まで出張に出ていました。行先はKochi、私の故郷と同じ名前です。以前はCochinと呼ばれていたそうで、まだ案内標識もあちこち以前のものが見られました。
New DelhiのIGI AirportからAir India機に乗ってテイクオフ!
New Delhiから南に向けて出発。
Kochiまでは片道3時間、なかなかに遠いですね。幸い今回はLCCではないので、わずかではありますが座席間隔が広いのが救いでした。機内食もなかなか美味しかった。
フライトが1時間遅れだったので、Kochi International Airport着は22:00前になっていました。外はかなり湿度が高く蒸し暑かったです。そこからホテルまでクルマで約40分かかったため、部屋に入ったときには既に23:00を回っていました。疲れた...。
翌朝、部屋から周辺を眺めていました。ここインド洋に面した港町なので、久しぶりに海が見られるかなと思ったのですが、残念ながらちょっと離れていたようです。ただし遠目にドックが見えたので、港の雰囲気は味わえました。
ホテルから西を見る。遠目にはドックのガントリークレーンが見えました。
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こちらは北側、いかにも地方都市という感じです。
今回の訪問先は2箇所あり、両方ともKochiから60〜80kmほど離れたところにあり、クルマでホテルからさらに2時間かけて移動しました。クルマから見られる景色はバラエティに富んでいて飽きません。特に教会はさまざまなデザインのものが点在しており、異国情緒を感じることができました。
行く先々で見られる教会たち。異国情緒に溢れています。
この地方ではすでにモンスーンが到来しており、夕方になると激しい雷雨に見舞われます。あっという間に暗くなってドバッと雨が降ってくる印象。考えてみればこの瞬間が人生で一番赤道に接近しています。
帰路は雨の中をホテルまで戻っていきます。
2日間の訪問を終え、5日朝のフライトでDelhiに戻りました。ホテルを5:15出発だったためさすがに眠い...。
さよならKochi。ここも南国情緒豊かでした。
故郷と同じく、ここも南国情緒豊かな街でした。
2015.05.23
Palika Bazarに行ってみる
久しぶりのお出かけです。こう暑いと外出するのも勇気が要りますが、家でじっとしているのも良くないし、特に土曜日はサーバントさんが来るので(自分が)掃除の邪魔になってしまう。そこでドライバーさんに頼んでConnaught Placeに連れていってもらいました。今回の目的は地下にあるPalika Bazarです。
ここには小さな店がたくさん入っていて、日本の「ガード下商店街」という趣です。売っているものも多彩ですが、食料品だけはないようです。地下だけあってエアコンが効いているので、暑い日に入るとほっとします。
1時間ほどぶらぶらしてみましたが、特に買いたいものは見つからなかったなあ。
通路は狭いので、一周するのもそれなりに時間がかかります。
この日は周辺にあるインド政府のやっている物産館に行き、品物の大体の相場を確認してみたり、「地球の歩き方」に載っている紅茶の専門店を探してみたりしましたが、残念ながらそれは発見できず。情報が古いからかな?
2時間以上歩き回ったおかげで、もう口の中はカラカラに。また、汗をかいてもすぐに蒸発してしまい、シャツが湿るようなことがありません。気をつけないとすぐに熱中症になってしまうかも。夏の出歩き要注意です。
2015.04.25
Connaught Place 見歩き
この週末は土日休みのため、1日はどこかに出かけておきたい。そこでデリーの新市街地、Connaught Placeに行って見ることにしました。午前中は近くのモールにある理髪店で散髪後、ドライバーさんに近くのメトロ駅で降ろしてもらい、メトロで約1時間かけて行ってきました。目的地の地下にあるRajiv Chowk駅で下車、乗換駅だけあって人が多いですね。
Rajiv Chowk駅、ここはYellow LineとBlue Lineの乗換駅です。
地上に出てみると、中央のセントラルパークを囲むように円形に建物が配置されています。建物のデザインは統一されており、さまざまなブランドの店やら銀行、航空会社の店舗などがありました。JALの支店も発見。
でも、わざわざここで買うものって思い浮かばないな...。
しゃれたデザインの建物が円形に配置されています。
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中央にはセントラルパーク、でも暑い日には不向き?
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2015.04.20-04.21
Coimbatore 出張
インド南部のCoimbatoreに出張してきました。目的は取引先の訪問です。ここはニューデリーから飛行機で約3時間ほど南にあり、取引先はさらに街から約1時間ほど田舎道を走ったところにありました。人生で一番赤道に近づいた日かも?
ここは空気がかなり湿っていて、私の住む北部地方とはかなり気候が違うようです。高速建築がほとんどないために空がかなり広く感じる。デリーを離れて、久しぶりに透明な空気を見た気がするな...。
田舎道をコトコトと。距離は短いが時間がかかります。
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ちなみにiPhone (I)があるのがCoimbatore、(J)がDelhiです。
2015.03.28
India Gate & Humayun's Tomb
この週末は久しぶりの土日休みです。ここのところ気温が上昇してきていて、この日の最高気温の予報は35℃。これからは出掛けるのに勇気がいる季節になるようなので、今のうちに近場の観光地は巡っておくことにしました。金曜日にドライバーさんに「土曜はインド門とフマーユーン廟に連れてって」とお願いしたところ、「アパートまでの通勤に使うバイクの調子が...ブツブツ」と気乗りしない様子。おいおい、先週までと話が違うでしょうが(苦笑)。
ともかくも朝9時に迎えに来てくれたので、クルマに乗って出発進行! 最初の行先はインド門です。アパートのあるグルガオンからは約1時間の道のりでした。
まず最初に来たのはインドの官公庁、ドーム状の建物は大統領府だそうです。さすがに威厳があります。建物の近くまでは入れないようです。その左右には省庁が並んでいますが、こちらもなかなかの迫力。色調が統一されているので風景としてのバランスがいいですね。
さすがに威厳のある建物ですね。
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左右には省庁が並ぶ。対称のデザイン?
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振り返るとグリーンベルトの間をまっすぐに伸びる道の先に大きな門が見えます。これがインド門ですね。次はあそこまで行ってみましょう。
あれがインド門ですね。この通りは住民の憩いの場になるそうです。
インド門にやってきました。思っていたよりも大きい印象です。周囲に高い建物がないからそう感じるのかもしれません。実はこの門は慰霊碑だそうで、第1次世界大戦で英国からの独立と引き換えに参戦した際の戦没者のためのものなんだそうです。壁には一面その名前が刻まれています。結局、独立の願いは叶わなかったわけで、結果だけから見ると彼らは一体何のために戦ったのか、ということになってしまいます。
これがインド門、近代の独立への戦いの入口ということでしょうか。
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門の向こう側には遠く大統領府が見えていました。
さて、次に向かったのはフマーユーン廟です。インド門からは3km足らずで、すぐに到着しました。ここも世界遺産なので、これでインドに来てから3つめの訪問です。
フマーユーン廟はムガル帝国第2代皇帝の墓で、造営されたのは1500年代半ば。ペルシャの影響が色濃く残る建造物だそうです。さて、どんな建物なのでしょう。ここも外国人の入場料は250Rsでした。
いよいよ3つ目の世界遺産へ。きれいに整備された芝生の間を進みます。
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入場門から中に入ると、正面に巨大な門が見えてきました。この門もなかなかなものです。
正面に巨大な門が現れました。これも立派です。
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門をくぐると、真正面に本体の建造物が現れました。青空のもと、グリーンの芝生の中に赤と白の建造物が置かれている様は非常に美しい。確かに建築様式は今まで見てきたものとはちょっと違いますね。
門をくぐると、真っ正面に美しい建築物が!
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この墓廟は内部まで公開されています。中に入るにはまず階段を上り、一段高いところから入ります。そこで振り返ると先ほど通ってきた門と、その周りに広がる芝生一面が見渡せました。これはよく整備されてます。
また、本体も細かな装飾が施されていて観察するとなかなか面白い。
先ほどの門を裏側から。周りもきれいに整備されています。
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目前に迫る本体、なかなかの迫力です。内部も美しい。
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実はこの墓廟、正四面体の構造になっています。このため四方どこからでも同じように見えるのが特徴。このためどの方向からでもその景観を楽しむことができます。中央の水路の先には池と噴水が設置されていて、まさしくこれはお墓というより庭園の趣があります。
正四面体であることの証拠写真です。
こちらは別の角度から。ほら、同じでしょ。
入口付近には別の墓廟があり、こちらも景観を楽しむことができます。
説明文を読み損なったので、詳細不明。でもきれい。
こちらも雰囲気ある建物です。
結局1時間半ほど散策していました。それほど見どころが多いというわけではありませんが、小動物が駆け回っていたり、木陰にいると涼しげな風が吹いていたりで居心地がよかったです。久しぶりにiPod nanoを引っ張り出してのんびりと昼下がりの午後のひとときを楽しめました。
2015.03.22
Qutub Minar 訪問
2週間土曜出勤が続いているので、本当は出掛けるつもりはなかったんですけどね。ドライバーさんに「お前が出掛けないとオレの給料が下がるんだ」と文句を言われた(苦笑)ので、しかたなく(?)外出することにしました。行き先はアパートから車で30分ほどのところにある世界最高のミナレット(モスクに付属する尖塔)であるQutub Minarです。これが2つ目の世界遺産訪問。
パーキングの入口で入場券を買い、中に入りました。天気もよかったんですが日差しも強くなってきました。
やってきました、2つ目の世界遺産。
入口から入るとすぐ正面にミナレットが現れました。高さは72.5mですからかなりのものです。残念ながら今は閉鎖されて上まで登ることはできませんでした。よくこんなのを800年以上前に作りましたね...。
横向きの写真だとなかなか全景を捉えるのに苦労します。
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真下から眺めるとその姿はまさに圧巻。しかもここはインディラ・ガンジー国際空港のファイナルアプローチの直下にあるため、2〜3分に一度飛行機が低空で飛んできます。こちらも大迫力。
真下から見上げる。自分撮りもかなり苦労しました。
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裏側に出ると、よく写真で見る風景が広がっていました。こうやってみると荒れ感はあまりないのですが、実際にはちこち崩れているのでそんなに整っているようなきがしません。
これはよく見るアングルですね。確かに一番バランスがいいです。
巡回していると警備員のお兄さんに声をかけられ、撮影スポットまで案内してくれました。
これはお約束ですね。
赤い土と緑のコントラストがはっきりしています。
あちこち崩れているのがわかります。
まさに太陽に向かって伸びる塔です。
こちらはイスラム建築の彫刻、見事です。
棺の前にて、座っちゃって大丈夫?
実は北側にもう一つ塔がありました。といっても未完成状態で、途中で建設が止まってしまったもの。もし完成していれば100mクラスになったと言われています。ただ、こちらを見れば塔の構造が分かりやすいです。
こちらは未完のアライ・ミナール、巨大です。
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もう一つ、ここには「デリーの鉄柱」というものがあります。錆びない鉄、というなんとも機械技術者の興味をそそるものですね。錆が進展しないのは鉄の純度が高いからとか、表面のリン酸化合物によるものだと諸説あるようですが、未だ完全には解明されていないようです。こちらは1,600年前からあると言われています。
人間は鉄をこんなに前から使いこなしていたのか?
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1時間半ほどぶらぶらしてこの日の観光は終了。なかなか興味深いものが見えました。
でも、Lal Qilaといい今回のQutub Minarといい、一ヶ所じゃなかなか間が持ちませんね。駐在員の宿命でいずれアテンドすることもあるでしょうから、今のうちにあちこち回っておきましょう。
2015.02.25-02.27
Pune 出張
25日の夜から27日の昼まで、二度目の国内出張でPuneに行ってきました。まだ慣れてもいないくせにこんなに動き回って大丈夫か、と思わなくもないですが、チャンスがあれば逃すわけにはいきません。
さて、PuneはDelhiから空路約2時間、Munbaiに近いところです。空気はGurgaonと比べるとかなり湿っている印象でした。今回も工場に行くだけで何かを見に行くことはできなかったのですが、また違った街の雰囲気を感じることはできました。
2015.02.18-02.21
Jaipur 出張、初めての国内移動
18日の夜から21日の朝まで、初めての国内出張(注:インドの、という意味です)でJaipurに行ってきました。まだ生活基盤も整わないうちから出張に出るというのもどうかなとも思いますが、ちょうど自分の仕事に関係のあるところに先輩(実はこの方が初めて私を海外出張に連れ出してくれた恩人?なのです)が 行くとのことなので同道させてもらいました。JaipurはDelhiから約200km南にあり、飛行機で約1時間弱のところにあります。
さて、残念ながら荷物を減らすために写真は撮ってこれなかったのですが、Jaipurの街はいかにも地方の観光都市、という趣きでした。Pink Cityという通称もあり、いかにもインドらしい街並みが残るところなんだそうです。もっとも仕事で行っているので観光することはなかったのですが、機会があればもう一度行ってみたいところです。
2015.02.15
Lal Qilaに行ってみる
今週は初めての土日OFFです。2日も休みがあるんですから出かけない手はないですよね。ただ、まだ周りの状況がつかめていないところもあるので、一人で出歩ける行先はある程度絞られます。やはり最初は外国人観光客がそれなりにいるところを選ぶべきという考えから、Delhiの「赤い城」(Red Fort)に行ってみることにしました。地下鉄の駅から近いので、いきなり迷いこんでしまうこともなさそうですし。
前回は切符であるトークンを買いましたが、今回はCustomer Careの窓口でIC乗車券の「Travel Card」を購入してみました。50Rs+チャージが最低100Rsからです。窓口はいつも混んでいるので、並ばなくてもいい上に割引の効くこのカードはかなり便利です。出発進行!
イエローラインの終着、HUDA City Centre駅から出発。
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これが「Travel Card」、SuicaやPasmoと同じですね。
始発駅からなので最初は車内は空いていましたが、すぐに混み合ってきました。地下鉄の内部はほぼ日本の新交通システムのような雰囲気ですが、荷物をしょったまま乗ったり、イヤフォンから大音量で音楽が漏れ聞こえてきたりとなかなかに疲れます(苦笑)。ただ、年配の人が乗ってきたら比較的若い人がすぐに席を譲るのを見て好印象。日本ではなかなか見られなくなった風景がありました。
目的地最寄りのChandni Chowk駅までは約50分でした。駅から外に出ると狭い通りに人混みで何が何やら。太陽の位置から向かってる方向を確かめ、そのまま道を進んでいくと先の方に大きな建物が見えてきました。
人混みを抜けると先の方に何やら壁のようなものが見えてきました。
先ほどの通りの突き当たりに巨大な壁が出現。これがLal Qila、英語ではRed Fort(赤い城)です。確かに大きいけれど、観光案内向けの写真で見たほどには巨大さは感じない? 写真と実物はずいぶん印象が違うなあ。
Lal Qilaに到着、確かに広いけど、写真で見るほどには巨大には感じない?
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中に入るには入場券が必要です。ここの券売所は一目ではなかなかわかりにくいところ(半地下)にあって、探すのに手間取りました。ようやチケットカウンターの入口を見つけて列に並んでいると、警備員に「外国人はこっちだ」と専用の窓口に案内されました。入手した入場券は250Rs、日本円に換算すると約500円ですね。高いのか安いのかまだよくわかりません。
これが入場券、いよいよ城郭の中へ入っていきます。
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入口のセキュリティチェックを過ぎると城門の前に出てきます。離れてみるとそうでもなかったんですが、直下から見上げてみるとなかなか壮観です。この中には土産物店が並んでいました。
城門です。直下から見上げるとなかなかの迫力。
中に入ると、まるで巨大な庭園のような趣きでした。所々工事中なのか、封鎖線を張っていたりして好き勝手に歩けるわけではないみたい。
城門をくぐって見えてきたのは赤い建物。
建物に近づくと何やら台座のようなものが。わかりやすい説明書きがないので何だかよくわかりません。
ガラス張りの向こうには白磁の座が。
予備知識なしだと何だかよくわかりません。
中に入ると謁見殿のようなものも並んでいました。おそらくは手前の窪地は本当は池なんでしょうが、この日は工事しているのか完全に干上がっていて、あまり雰囲気もよろしくありませんでした。
謁見殿が並ぶけど、池が干上がって雰囲気台無し。
ここまで歩きづめ、電車で立ち詰めだったので、謁見殿を望むベンチ群で一休み。久しぶりにiPodで音楽を聴きながら日向ぼっこを楽しんでいると、足下に小さな来訪者が出現。尻尾長っ。
謁見殿を望むベンチで一休み、足下には小さな来訪者。
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最後に出口を出てから城郭の周り沿いに歩いてみました。中にいるときにはそれほどには感じませんでしたが、外側をめぐるとなるほど広さがわかります。
延々と壁は続く。
回り込んだところからさらに回り込む。
振り返るとこんな感じ。確かに赤いですね。
雰囲気に慣れることが今回の目的なので、来たルートをそのまま折り返しました。再びChandni Chowk駅からDelhi Metro Yellow Lineでグルガオンへ。デリー市内はやはり車内混雑が激しいですね。
聞けばDelhi Metroの路線案内は東京メトロを参考にしたそうなので、乗換案内などの利用感覚は日本に近いです。これからも延伸が計画されているようなので、駐在中に利用価値がもっと広がるかもしれません。
デリーの地下鉄の利用感覚は日本に近いです。
往復4.5時間の小さな観光でしたが、最初の一歩としてはこんなものでよしとしましょう。
2015.01.31
休暇終わる
転勤休暇も終わり、この日の最終便で高知から成田へ移動しました。飛行機からバスへの乗り継ぎに余裕がなかったのでどうかな?と思っていましたが、飛行機が定刻よりも早く到着したりという幸運もあって、スムーズに前泊のホテルに辿り着きました。
いよいよ明日、新天地へと旅立ちます。
赴任前、実家の前で記念撮影しました。
2014.01.24
さらば埼玉
残った荷物をすべてCR-Zに積み、埼玉を後にしました。
関越道・圏央道・東名高速・新東名高速・東名高速・伊勢湾岸道・東名阪道・新名神高速・名神高速・中国道・山陽道・瀬戸中央道・高松道・高知道を乗り継ぎ11時間弱で実家に到着。ストップは新東名・清水PA、新東名・浜松SA、新名神・甲南PA、山陽道・淡河PA、瀬戸中央道・鴻ノ池SA、高松道・豊浜PA。
走行は871km、CR-Zでの最後のロング・ドライブを楽しめました。
2014.01.20
番外編・東京を俯瞰する
この日はアパートの鍵を返却する日でした。その他にも色々手続きがあったので有休を取っていたのですが、さまざまなことを前倒しで終えていたので10時過ぎから完全にフリーになりました。さて、この時間をどう使おうか。
行先を決めずに電車に乗り(ICカード乗車券だとこれができるんですよね)、ともかく都心方面へ向かう途中で思いついたのが「東京タワー」。スカイツリーは平日でも人は一杯でしょうが、こちらならゆっくり眺められるはず。「Journey」という枠から外れた番外編の始まりです。
電車を乗り継ぎ、やってきたのは東京タワー。
それでは、東京タワー・特別展望台からの眺めをご覧に入れましょう。
レインボーブリッジ、その対岸はお台場。
彼方には羽田空港、管制塔もかろうじて見えました。
こちらは品川駅方面、これから再開発が進みそう。
六本木方面、ヒルズは独特の存在感あり。
新宿新都心方面、かろうじて見えるという感じ。
こちらは池袋、中央がサンシャイン60です。
新たなランドマーク、東京スカイツリー。
一気に再開発の進んだ汐留地区。
浜離宮の向こうに隅田川、勝鬨橋はちょうど隠れてる。
ゲートブリッジは霞んで非常に見づらい。
天気がよかったので、首都圏暮らしの最後の思い出に(?)展望をじっくり楽しむことができました。
2015.01.04
帰路は混雑で大混乱!?
正月休みも終わり、翌日からはまた仕事です。今年は帰省が分散できる日がないので、どうしても交通は集中してしまいます。覚悟の上で列車に乗り込みました。
驚いたのは待っていた列車が往路で乗ったものを同じだったこと。考えてみれば往路の高知駅到着が12:29、復路の高知駅発が13:13なんだから、パターンダイヤになっていれば当然ですね。
まだ30分前ですが、すでに特急列車は入線していました。
あれ? 往路で乗った車両そのままだ。
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土讃・予讃・本四備讃・宇野線「特急 南風16号 岡山行き」高知 13:13 → 岡山 15:41
列車は予定通りに発車、吉野川の渓谷を抜け、猪ノ鼻峠を越えて瀬戸内側へ。瀬戸内海を渡って岡山まで。当分乗れない2000系気動車の走りを堪能しました。
ただし、新幹線はこの時点で約20分遅れていました。しかもかなり列車の間隔が詰まっていて、列車が発車すると数分で次の列車がもう入ってくるという状態。これだけの間隔で高速運転するんですから、日本の鉄道技術恐るべし。
2000系気動車、もうしばらくは乗れません。
岡山駅ホームは混雑で大混乱。G車利用なので無関係でいられますが...。
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山陽・東海道新幹線「のぞみ38号 東京行き」岡山 16:14 → 東京 19:34
定刻を19分遅れて列車は発車しました。その後も新大阪・京都で条項の混雑と前列車の遅れに引っ張られたのと、関ヶ原付近で徐行運転が行われたために東京駅に着いたのは20:00を大きくまわっていました。ここまで遅れるとは本当に珍しい。
最終的に自宅着は21:00過ぎになりました。気がせいて疲れましたけど、無事に帰れて良かった、良かった。