2014.12.26
今年もグリーン車
今年もいよいよ終わりです。仕事も引き継ぎが進んでいるので、仕事納めまでがんばる必要もありません。最終日は有休を取得してラッシュを避けて帰省することにしました。
いつも通り神田町にある定宿に前泊し、6:00前に出発。神田駅から京浜東北線に乗って東京駅に向かいました。
まだ動き出す前の街。寒さが身にしみる。
昨年は大雪の影響で新幹線が遅れ、乗り継ぎに余裕がなくなってしまったので、今回は岡山駅で少し時間を持たせた列車にしました。先月新幹線に乗った際、今回乗る列車にはN700Aが充当されていたので、ひょっとすると乗れるかなと思っていたのですが、残念ながら今回もN700改でした。
さて、半日コースの列車旅の始まりです。朝食のサンドイッチを購入してから列車に乗り込みました。
早朝出発で昼過ぎの到着になります。
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今年はアテンダントさんの出迎えはありませんでした。
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東海道・山陽新幹線「のぞみ3号 博多行き」東京 6:16 → 岡山 9:30
帰省ラッシュを外したおかげで、座席はガラガラ。おかげでのんびりくつろげました。東京駅を発車するとすぐに東の空が明るくなり、きれいな朝焼けが見られました。ビル群の向こうに見える暁にしばし見とれました。
ビル群の向こうの暁をしばらく楽しめました。
列車は順調に東海道を下りました。名古屋でもそれほど人の出入りはなく、引き続き持参した音楽を楽しみながら車窓を楽しんでいました。ただ、関ヶ原にかかる前、南の鈴鹿山脈には低い雲がかかり、雪が降っていたようです。来月はクルマで戻る予定があるので、このあたりの状況はちょっと心配です。
県境付近では線路の近くまで雪が残ってはいたものの、列車は減速運転もなく順調に関西へ入りました。
鈴鹿山脈にかかる雪雲、来月は新名神を走るのでちょっと心配。
京都・新大阪・新神戸を経て岡山駅には定刻に到着しました。乗り継ぎ時間は35分取っていたので、まだホームには次の列車が入ってきていませんでした。このため新幹線乗継口近くの喫茶店でコーヒーブレイク。ちょっと待ち時間としては中途半端だったかな。一杯飲んですぐにホームに移動すると、ちょうと2000系気動車が入線してきました。今回は量産車で最も古い車両である「2002」でした。
今回もリニューアル未施工車でした...。
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宇野・本四備讃・予讃・土讃線「特急 南風5号 高知行き」岡山 10:05 → 高知 12:29
他の列車の接続待ちで岡山駅からの発車は2分遅れましたが、阿波池田から大歩危・土佐山田までの間に時間を取り戻せたようです。高知駅には定刻通りに到着。今回も天気が良くて瀬戸大橋や吉野川の景色を楽しめました。
出発遅れがあったものの定刻通りの到着でした。
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これでも飛行機往復よりかなり安くなるわけで、極上シートで半日過ごすのはやめられませんなぁ。
2014.11.28-11.30
慌ただしく...
私は数年に一度、京都で義眼の調製をするのが恒例になっています。本当は東京でもできるのですが、幼少の頃からずっとそこにかかっていることと、学生時代を関西で過ごしたこともあって、そのあたりの都合を組み合わせて行くことが多いのです。
さて、向こう数年間は行くことができなくなりそうなので、8年ぶりに調製してくることにしました。受付は9:00からなので、逆算すると始発に近い新幹線に乗らなくてはなりません。このため神田町のビジネスホテルに前泊して東京駅へと向かいました。4:30起床です。
神田駅近くの道路、まだ街の動きは少ない。
私はいつも新幹線や飛行機には時間に余裕をもって行動します。無論、そこまでに遅れる可能性も考えてですが、食事を調達したりする時は色々と選びたいですからね。東京駅の新幹線ホームで朝食のサンドイッチを買ってから車両に乗り込みました。
新大阪行きの「のぞみ293号」で京都に向かいます。
残念ながら最新のN700Aではなく、N700改でした。
東海道新幹線「のぞみ293号 新大阪行き」東京 6:20 → 京都 8:38
今回は乗車時間が2時間少々なので普通車への乗車です。やっぱり新幹線は乗り心地がいい。さて、お楽しみの富士山ですが小田原方面からはきれいに見えていましたが、三島・富士方面からは雲がかかって見えませんでした。この一ヶ月でかなり雪が下まで降りてきましたね。
小田原駅通過直前に撮りました。
新幹線は定刻通りに京都駅に到着しました。ここから京都市営地下鉄烏丸線に乗り換えます。以前来た際と異なるのが相互利用の開始によってSuicaで乗れるようになったこと。これによって路線図を確認してから券売機を操作する手間が省けるのはとてもありがたい。
目的地の最寄り駅は丸太町駅、京都御所の南端です。ここから徒歩5分ほどで目指す工房に到着しました。時間はぴったり9:00。さすが掛水、狙い通りの到着でした(注:当然、検索してから行っているので当たり前です)
さて、調製は実は1日仕事です。作っては合わせ、問題点を見つけては微調整をかけます。だいたい1時間に1回呼ばれて試してみます。形だけではなく色合いや視線の方向も合わせなくてはならないので、担当の先生とよく話し合って進めていくのです。
8年ぶりの訪問、さあ、長い一日が始まります。
今回、嬉しいことになんと13:00に終了しました。今までは土曜日に来ていたのですが、今回は有休対応で金曜日に来訪したのが功を奏した形です。新しいもののつけ心地もいい感じ。
さて、さすがにお腹が減ったので近くの店を「食べログ」で探してみると、工房から100mのところに町屋を改造したランチをやっている居酒屋を発見。入ってみることにしました。
お店の名前は「町屋まるこう」、お薦めは「穴子のひつまぶし定食」とのこと。ランチにしては少々値が張りますが試してみました。確かに美味しいけれど...京野菜の漬物の方がむしろ印象的だった?
穴子のひつまぶし定食、いろんな食べ方ができます。
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食事後は京都御所の中を散歩がてら駅方面に向かって歩いていきました。前回調製に来た時は非常に寒かった覚えがあるのですが、この日は雲は多いものの気温はそこそこだったので、いい散歩日和でした。
御所の門を見る。やっぱり独特の風情があります。
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こちらは南側、とにかく解放感にあふれています。
御苑の一番南には九條池と拾翠亭という茶室が残っていました。このあたりは紅葉も見事です。橋の上からしばし見とれてました。時間を持て余すかと思いきや、のんびりあてもなく散歩するというのも悪くありません。
九條池越しに拾翠亭を見る、紅葉が進んできています。
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丸太町から再び地下鉄に乗り、今度は四条駅で下車しました。ここから神戸に向かうのですが、そちらに行くにはJRと阪急という二つの手があります。今回は急ぐ必要もないので、阪急を使うことに。四条から一駅分歩けば阪急京都線の始発駅である河原町駅まで行けるので、確実に座席に座ることができます。河原町駅から特急に乗車して十三で神戸線に乗り換え。懐かしい神戸線の沿線風景を楽しみつつ15:00過ぎには阪急三宮駅に到着しました。まずは荷物を今夜の宿に預けるため神戸市営地下鉄を使って新神戸駅へ。少々速くなりましたがチェックイン。
夜は神戸時代の友人夫妻に三宮の高架下にあるてっちりの店に連れていってもらいました。リーズナブルで活きのいいふぐを前に話も弾みました。色々とありがとう。
翌日も始発の新幹線で出発です。実家の方で報告することがあったので、埼玉には戻らずそのまま高知へ向かうことにしていたのです。宿は新神戸駅のすぐ前だったので、6:00にチェックアウトしホームへと向かいました。
始発の新幹線でさらに西へと向かいます。
まだお店も全く開いていないため、何も調達できず。仕方がないので岡山駅で調達するようにしましょう。しばらくすると九州新幹線の車両が入ってきました。見慣れたN700系ですが、塗装が独特なので新鮮です。
新神戸駅から九州新幹線直通列車で岡山へ。
見慣れたN700系ですが、塗装が違うので新鮮に見えます。
山陽新幹線「みずほ601号 鹿児島中央行き」新神戸 6:13 → 岡山 6:50
九州新幹線用のN700系の普通車のシートは広くてくつろげました。乗車時間が短かったのがちょっと残念。岡山駅での接続は18分なので、駅のコンビニで朝食を調達し、高知行きの特急列車が入ってくるのを待ちました。
岡山駅に到着、高知行きの列車が入線するのを待ちます。
南風1号で高知へ。今回の車両はいつもの「2011」。
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宇野・本四備讃・予讃・土讃線「特急 南風1号 高知行き」岡山 7:08 → 高知 9:38
今回乗ったのは私にとってお馴染みの「2011」でした。この車両、まだリニューアルされていないんですね。さすがにあちこち傷んできているのが痛々しい。この日はグリーン車も空いていてのんびりできたのですが、エアコンの温度設定が高すぎて汗ばむほどでした。山岳区間に入るとようやく温度は下がりましたが、これなら普通車の方が快適だったか?
列車は上り南風2号の遅れによって、阿波池田で5分、大歩危・大杉駅で7分遅れました。結局その遅れは取り戻せず高知駅着は9:45。これだから単線区間の乗り継ぎは余裕を持たないとだめですね。
駅には両親とセイディが迎えに来てくれていました。
お出迎えご苦労様です、役員どの(笑)。
実家への帰りがけに祖母の元に立ち寄り、海外駐在の報告を済ませてきました。ちょっと切ない。
翌日、両親が裏山に水汲みに行くというので同道してきました。この日も彼はしっかり助手席を占拠。本当にドライブ好きだな君は(って、人のこと言えないか。)。一人前にしっかり前を見てるし(笑)。
気分はラリーのナビゲーター?
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作業もすぐに終わって帰途につきました。
彼が車に乗っている姿を外から見るとこうなります。もうちょっと座っている位置が高くなるとちょうどいいと思うのですが...。よく前から見た人が笑ってしまうそうですが、なるほどそれも頷けます。
なるほど、様にはなっていますね。
その日のANAの最終便で首都圏に戻ってきました。ちょうどいいバスがなかったので電車を乗り継いで都心に向かっていたところ、東武東上線が人身事故で運転を見合わせていることが判明。東武鉄道のWebサイトでは状況がよくわからなかったので、予定を変更して京浜東北線+武蔵野線で北朝霞駅まで帰り、そこからタクシーで帰宅しました。
悲喜こもごも、濃い週末でした。それでも必要なことは全部こなせたのでよかった(けど疲れた)。
2014.10.25
THE LAST RUN IN AIZU
間もなく今シーズンも終了となりますが、今年はCR-Zに乗り始めたこともあってツーリングの回数・距離は激減してしまいました。また、とある事情により来年以降しばらくの間ツーリングに出かけられなくなりそうです。そこで走り納めを考えましたが、そうするとやっぱり行先は会津しかないでしょう。
会津地方は私が首都圏に行ってから初めて行ったロングツーリングの地です。当時のマシンは学生時代から乗ってきたVT250 SPADAでしたが、以降CB400SF、VTR1000F、CBR1000RRと乗り継ぎつつ何度も訪れました。喜多方の丸見食堂は行けば必ず寄る馴染みの店。締めくくりとして最初の足跡を辿ってみることにしました。
日の出直前の5:30に出発です。
なお、今回はファイナルということで、容量を度外視して車載ムービーの編集時の倍速度もこれまでより下げて見やすくしてみました。走行中の周りの風景の変化をぜひ楽しんでみてください。
まだ夜明け前に出発、かなり寒い。
外環道・和光北ICから高速に入線しました。天気予報で行楽日和だったせいか、走っているクルマもかなり多かったです。川口JCTからは東北道へ。福島方面を目指して北上しましたが、埼玉県の区間はかなり混雑気味でした。それにしても寒い。渡る川はすべて川霧が出ていてそれなりに気温が下がっているようで、特に腕に当たる風が冷たい。ジャケットのインナーをつけてこなかったことを後悔しました。でも、日中になると暑いだろうし...。
出発から1時間半で、宇都宮近郊の大谷PAに到着しました。それにしてもすばらしい秋晴れです。
外環道・和光北ICより東北道・大谷PAまで。やや混雑しています。
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宇都宮近郊の大谷PA、すばらしい秋晴れです。
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大谷PAの先からは片側2車線になります。ただし交通量はここを境にかなり減ることもあり、却って走りやすくなりました。CBR1000RRのエンジンは快調で4,000r/min定速走行ではほとんど振動がありません。追い越し時にスロットルを開いた際の駆動力が上がるレスポンスも早い。iPod nanoが流す音楽に乗って、順調に距離を消化していきました。那須高原を過ぎると山岳区間に入り、ここからはバイクの楽しみが少しずつ出てきます。ところが郡山に近づくと霧が出ていて80km/h規制が敷かれていました。安積PAの近くではかなり視程も悪くなりました。
大谷PAから福島県の安積PAまで、最後の霧に注目。
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安積PAは霧に包まれていました。日が当たらないと肌寒い。
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安積PAで最初の給油を行い、さらに北上していきました。郡山JCTからは磐越道に乗り換えて会津方面へ。猪苗代湖の手前にある磐梯熱海IC付近ではさらに霧が深くなりました。しかし、トンネルを抜けると一気に霧は晴れ、青空を背景にした磐梯山の姿が出現。稜線がくっきりと見えていました。
山肌を見るに紅葉もまずまず進んでいるようですね。一般道に入る前に磐梯山SAで休憩。
安積PAから磐越道・磐梯山SAまで。トンネルを抜けると磐梯山が現れます。
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磐梯山SAから磐梯山を望む。今日は素晴らしい展望が楽しめそうです。
磐梯山SAを出て次の磐梯河東ICで高速を降りました。会津若松に向かっていく下り坂では霧の中にどんどん落ち込んでいくような感覚でした。まさに「白い闇」という言葉が似合います。
霧の中にとんどん突っ込んでいくような、不思議な感覚です。
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磐梯河東ICからはr64、r7を乗り継ぎ以前は有料道路だった磐梯山ゴールドラインへ。 所々で前走車に前を阻まれましたが、すぐに抜くことができたのは幸いでした。コンパクトに旋回して立ち上がりにスロットルを思い切って開けるのが楽しくてしょうがない。タコメーターの針がに一気に振れて加速していくのは最高です。
磐梯山の外輪山を越え、裏磐梯に向けて降りていくところでは前を抑えられましたが、桧原湖畔をめぐるr2に入ってからはマイペースで走れました。ストレートで馬鹿みたいに飛ばすのではなく、コーナーでできるだけスピードを殺さないよう走るというのも面白いのです。
桧原湖の北端からは山形県境・白布峠に向かって急峻な登りが続く西吾妻スカイバレーです。幸いここでも7割方単独走行できました。思えば自分の走り方もこの15年でずいぶん変わりました。 V2エンジンと直4エンジンではキャラクターも違いますしね。
白布峠付近の展望台からは雲一つない空の中に磐梯山と桧原湖、そして霧に覆われた会津盆地が見られました。偶然ですが最後にこんな今まで見たこともなかった絶景が楽しめるとは。やっぱり来てよかった。
磐梯山ゴールドラインから桧原湖周遊、紅葉の西吾妻スカイバレーまで。
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磐梯山と桧原湖、会津盆地はまるで雲海に覆われているようです。
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西吾妻スカイバレーを降りて、今度は桧原湖の西岸をr64で南へ向かいました。こちらはまだ整備が完全には終わっていないので、狭いところもあってやや走りにくい。ただ、こちらの方が磐梯山を桧原湖の向こうに眺められるので景色の良いポイントは多いです。やがてR459と合流したので、今度は西へ進路をとりました。次は昼食のため喜多方を目指します。
こちらの道は朝露で路面が濡れていました。気温を考えると凍結の恐れはないのですが、やっぱり過去の経験から警戒してしまいます。これも教訓(トラウマ?)の一つですね。
11:00過ぎに喜多方駅前の丸見食堂に到着しました。ここに初めて来たのは2002年、当時はまだ古い建屋でしたがもう12年も経つんですね。コシのある縮れ麺、しつこくないスープ、とろけそうなチャーシューとピリっとしたネギのコンビネーションが好きで必ず寄るお店でした。またいつか来たい。
西吾妻スカイバレーを降り、桧原湖西岸をめぐり喜多方へ。
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丸見食堂、2002年から12年通いました。美味しいラーメンをありがとう。
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喜多方市内で2度目の給油を行い、r21で会津坂下町に出ました。ここからR49を経由してR252沼田街道に入ります。この道は新潟県境まで只見川沿いに遡っていきますが、水量が豊富でゆったりと流れる川面のエメラルドグリーンが本当に美しい。この流域は3年前の水害で大ダメージを受けたところですが、少しずつではありますが元の姿を取り戻しつつあるようです。
以前はこの区間は走行しているクルマも少なく、ほぼ全線で快適に走れたのですが、最近はなかなかクリアに走れることが減ってきました。この日も所々で行く手を遮られてクイックなハンドリングを発揮できるところで大きく減速を強いられたのは辛かった。それでも美しい里山の風景を楽しみつつ、中間点の只見に出てきました。 いつもと同じくJR只見駅前で休憩しました。
喜多方から只見まで、只見川の美しい風景と道の変化を見てください。
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JR只見駅にて。ここも必ず寄る場所でした。
只見市街地を出るとすぐに田子倉ダムです。このダムからが六十里越雪割り街道、厳しい登りの上にタイトコーナーとスノーシェッドが連続する区間です。最近は道が改良されていることが知されたせいか、新潟方面と行き来する車が増えたような気がします。ただ、ここで前を塞がれると正直悲惨なことになるので、チャンスがあり次第積極的にかわしていきました。普段ならあまりやらないのですが、ここでぐずぐずしていると帰着時に日が暮れてしまいます。
ただ、六十里越の下りでは遅い大型ワゴン車に前を塞がれて悶々とする羽目に。明らかに速度と運動性が違うんですから避けてくれてもよさそうなものですが...。
そんなこともあって関越道の通る魚沼市・小出に出てきたときには15:00を回っていました。すでに陽が西に傾いていたため、給油だけをしてすぐに出発することに。
六十里越の区間。2012年の夏の方がクリアに走れています。
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工事信号待ちの間に撮った田子倉湖。紅葉の見ごろはもう少し先でしょう。
関越道・小出ICから高速に乗って南下を開始。途中、大和PAで小休憩。今日は本当にいい天気でした。日中は暑すぎず寒すぎず。久しぶりに充実したツーリングになりました。さて、陽が暮れる前に帰りましょう。
関越道は盛り土で作られている区間が長く、そこにはススキが多く植わっています。このため、まるでススキの中を走り抜けていくような雰囲気でした。越後湯沢からは関越トンネルに向けて登っていきますが、ここは一日中陽が当たらないせいか非常に寒かったです。
関越トンネルを抜け、群馬県に入ると再び気温が上昇。順調に南下を続けました。ところが沼田を通過するあたりで情報版に不穏な情報が出ていました。埼玉県の寄居PAと花園ICの間で事故渋滞2kmとのことです。今のところ通過に5分とのことですが、これは場所が悪い。というのは上信越道からの合流の後になるため、間違いなく時間とともに渋滞は伸びていくからです。
予想通り渋滞につかまり、寄居PAと花園ICの間で10分、東松山ICと高坂SAの間で20分、さらに鶴ヶ島JCTから川越ICの間で10分ほどノロノロ運転となりました。結局日も暮れてしまい、完全に夜間走行に。思えば2002年の時もルート選定のミスから帰りが遅くなり、初めて使う関越道でどこを走っているかわからないという不安の中で戻ってきたことが思い起こされました。
結局、本来の予定より約50分遅れで所沢ICに到着。結局3時間ほどヘルメット被りっぱなしだったので、さすがに首が痛くなったものの無事に帰り着けました。残念ながら渋滞の中で車載カメラはバッテリー切れを起こしてしまったため、記録がとれていたのは埼玉県に入るまででした。
小出ICより関越道を一気に走行、埼玉県に入るまでは順調でした。
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関越道・大和PAにて。それにしても今日は本当にいい天気でした。
自宅近くに最近できたセルフ式GSで最後の給油を終え、自宅に戻ったのは18:20でした。約13時間で一回りしてきたことになります。最高の天気に恵まれてお気に入りルートを堪能することができました。
まだまだ体力的にも大丈夫そうですよ。
お気に入りルートを堪能して無事帰着しました。
まとめです。この日の走行は718.5km(うち一般道251.1km)でした。久しぶりの700kmオーバー日帰りツーリングになりました。気になる燃費ですが、消費ガソリンは35.0L、平均で見ると20.6km/Lでした。峠越えの時にいつもよりスロットルを開けたことや、最後の渋滞突破であまり伸ばせませんでした。
これにて今シーズンのツーリングは終了です。またいつの日か同じルートを走ってみたいですね。その日が来るのが今から楽しみです。
私のフェイバリット・ルート。またいつの日か走りに行こう。
2014.10.18
信濃川〜千曲川ドライブ
ここ3週間は天候不良や臨時帰省によってクルマをまともに動かせていませんでした。このままではバッテリーに悪影響が出かねないので、用事なしで無理やり出かけることに。行き先は走り出してから決めるという、少々ドタバタなドライブとなりました。5:30に発進。
夜明け直前の5:30に出発、でも行先未定!?
とにかく北へ。関越道・所沢ICから高速に入り走行。長野方面に向かうか、新潟方面か別れる藤岡JCTまでに決めないといけません。最初は長野方面で考えていましたが、今回ひらめいたのは十日町から飯山までの信濃川・千曲川沿いのルート。反時計回りはこれまでやったことがなかったので、このルートで行くことにしました。直進!
さらに急いでいるわけではないので、月夜野ICで高速を降りてR17三国峠を越えて新潟県へ。前走車に頭を抑えられたものの、まずまずのペースで新潟県に入りました。「道の駅 みつまた」で最初の休憩です。見ての通り、まだ紅葉には少し早いようです。
まだ紅葉には早い。でも秋晴れの空が気持ちいい。
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そのままR17で北上、六日町からR253で枡形山を越えて十日町へ向かいましたが、ここで制限速度でしか走らない大型トラックに前を塞がれて大きくペースダウン。十日町市街地ではR117に乗り換え、信濃川に沿って長野方面へと向かいました。このトラックには結局長野県に入るまで抜くことができず、かなりフラストレーションがたまる展開となってしまいました。
「道の駅 信越さかえ」で二度目の休憩を行い、再び走行に復帰しました。この区間は道もよく整備されているので走りやすかった。長野県飯山市では北陸新幹線の高架と交差。春の開業が待ち遠しいですね。
飯山市で北陸新幹線と交差しました。
途中からR117と別れ、R406、R403を乗り継いで菅平高原へと向かいました。このあたりは古い町並みが残っているところで、道も狭くて走りにくいところです。おまけに結構混雑していてやや時間がかかりました。
菅平高原の登りでは久しぶりにスポーツモード全開。クイックなハンドリングを楽しめました。かなり攻め込んでもタイヤが鳴かないので却って限界がよくわからない...。
このあたりは道が狭く走りにくいところです。
菅平高原を越えて降りてきたのは東御市です。ここまで来たからにはやっぱり絶景露天風呂に入りたい。またもや「あぐりの湯 こもろ」で一休憩してきました。気温が低くなればなるほど露天風呂が気持ちいい。この日も浅間山はディテールまではっきり見えていていい眺めでした。
恒例ですが浅間の山々を見渡しながら湯に浸かるのは最高。
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帰路は小諸ICより上信越道に乗りました。関越道・嵐山PAでやや遅めの昼食を摂ってから戻ることに。ここの唐揚げ定食が最近お気に入りなのです。
嵐山PAでやや遅めの昼食、お腹空いた...。
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戻ってきたのは15:00過ぎ。近くのセルフGSで給油してから駐車場にクルマを置いてほっと一息。そういえば今日は風呂と昼食以外はほとんど運転していたな...。
こちらもこの日は穏やかでいい天気でした。
本日の走行は512.3km(うち一般道239.3km)、平均燃費は18.7km/Lでした。
ひたすら音楽を聞きながら走るだけの秋ドライブでしたが、久しぶりにスカッとしました。
まずまず一般道も走り込めました。
2014.10.11-10.12
タイムリミットは27時間!?
先週、実家から連絡があって向こうで使っているiPadが起動しなくなってしまったとのことでした。Apple製品の場合、故障判定や持ち込み修理できる場所は限られている(地方ではまずないと言っていい)ため、打つ手なし。そこで宅急便で私の自宅まで送ってもらい、リカバリーを試したところなんとか復旧しました。しかしこれによってiOS 8に強制的にアップデートされることになってしまった上、実家のパソコンにしかないアプリケーションはこちらでは復元できません。仕方がないのでiPadを実家に送り届けることにしました。
幸いANAマイレージクラブで期限切れ寸前のマイルがあったため、これを使えば交通費は抑えられます。ただ計算外だったのが土曜日の便にはもう使える枠の空きがなかったこと。少し勿体ないのですが、日曜日の復路のみ特典航空券を利用することにしました。ま、飛行機で高速バス往復分ぐらいの交通費には抑えられたので良しとしましょう。iPad復活にかけられるのは27時間です。
土曜日の5:00に自宅を出て、隣駅から羽田空港行きのバスを使いましたが、驚いたことに補助座席を使うほど込み合っていました。考えてみれば今週末は3連休だったんですね。
出発時刻に対してかなり余裕もあったので羽田で朝食を摂りました。まともな朝飯は久しぶり?
内容考えるとちと高い? 焼魚定食990円。
手荷物検査場を通って搭乗ゲート前に着くと、iPhoneに着信がありました。機材整備のために出発が30分遅れるとのこと。だとすると出発まで約1時間弱あるので、カード会社のラウンジに行ってコーヒーを飲むことにしました。空港はWi-Fiスポットが整備されているので、NHKニュースを見つつiPad miniで暇をつぶしていました。
そういえば羽田空港に来たのも久しぶりです。ここのところ帰省はバイク・クルマ・列車ばかりでしたから。
それにしても羽田空港に来たのも久しぶり。
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搭乗機は案内通りの時間で離陸しました。この日は曇り気味ではありましたが下は概ね見えていました。下の写真は富士山ですが、まだ雪を被っていないのであまりきれいな姿には見えませんね。あと、先日噴火した御嶽山もかなり遠くにですが見えました。
富士山を上空より。雪を被っていないとらしくない?
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高知空港からはJR高知駅行きのバスに乗り移動、父が駅まで迎えに来てくれたので実家には11:00ごろに到着することができました。出発から6時間が経過していますが、6時間あれば東京から高知まで列車で戻れる気も...?
翌日、実家滞在27時間で戻ることに。一つは13日にどうしても出なければならない会議があるのと、台風接近前に確実に戻るためです。帰りの飛行機は予約時点ではあまり込んでいなかったはずなのですが、驚いたことに満席状態でした。やはり皆さん考えることは同じなんでしょう。
意外にも帰路の方があまり揺れませんでしたが、ほぼずっと雲上飛行でした。
帰りの飛行機は24年ものの機体でした。
駿河湾上空より富士山を望む。
羽田到着後、モノレール、山手線と私鉄を乗り継いで18:40に自宅着。慌ただしいことこの上ないですが、祖母といろいろ話もできましたし、強行軍でも帰った甲斐はありました。
2014.09.27
会津横断ツーリング
考えてみれば、今年バイクで走行したのはわずか1,000km。天候不良もありましたが、最大の要因はCR-Zとの「両輪使い」になってしまったことにあります。そうはいっても「ライダー」であることを放棄したくはないので、久しぶりに600kmオーバーツーリングに出かけることにしました。この週末は天気予報でも絶好の好天。これを逃す手はありませんね。この日の行先は会津です。
ちょっと早めに戻ってくるつもりで5:00に出発。ようやく空が白んできたころです。
まだ夜が明けないうちの出発、1時間遅れると混雑必至。
関越道・所沢ICから高速で北上を開始。時間の経過に伴いどんどん明るくなってきました。完全に明るくなる頃には埼玉県を脱出。完全なマイペースとはいきませんでしたが、順調に距離を消化。
時間が経つに従いどんどん明るくなってきました。
藤岡JCTを過ぎて長野方面に向かう車がいなくなると交通量は激減。ここからは自分でペースを作っていかねばなりません。速度計を睨んでオーバースピードに注意して進みます。
1回目の休憩は赤城高原SAにて。幸いにもそれほど寒くはありませんでした。
前橋以北では交通量が激減します。走りやすいが速度には注意。
赤城高原SAにて。これから行く方向はちょっと霞んでいました。
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赤城高原SAを出発し、沼田ICを過ぎると本格的な山岳区間に突入です。長さ11kmの関越トンネルを抜けるとそこはもう日本海側。天気はきれいな秋空が広がっていました。
いつも通り小出ICで高速を降り、給油を行ってから「道の駅 ゆのたに」で休憩しました。
トンネルを抜け日本海側に抜けると、そこはきれいな秋空でした。
いつも寄る「道の駅 ゆのたに」、ここから奥会津に向かいます。
国道252号線を東へと向かいました。時間が早いこともあって混雑はしていませんでしたが、時々出てくる軽トラックに遮られていまひとつスピードに乗れず。まあ仕方がないですね。
入広瀬からはスロットルの封印解除、スピードを上げます。ただしブラインドコーナーが多く先の路面状況がわからないので、余裕を残しての走行を心掛けました。幸い、六十里越の上の方まで単独走行だったので気持ちよく走ることができました。ただ、福島県に入ってからは所々工事片側通行があり、我慢の走行に一転。まだ快適に走れるようにはなっていません。
JR只見駅で3回目の休憩です。
ワインディングに入るまではのんびり走行しました。
さて、バイクの本領発揮といきますか。
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只見駅で休憩中。ホーム裏には秋の花がきれいに咲いていました。
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只見を出てからは沼田街道をさらに東へ。ところがこの区間もあちこちで工事をやっている上、ダンプカーに前をふさがれたりで快適な走行にはほど遠い。ゆっくり走る分だけ周囲の状況を見られるというのはありますが、せっかく変化に富んだ道だけに、もうちょっと走りを楽しみたいと思うのでした。
「道の駅 尾瀬街道みしま宿」で4回目の休憩、ここは初めて止りましたが、意外に設備は充実していました。
R252沼田街道、只見川の水の色がかなり回復してきました。
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「道の駅 尾瀬街道みしま宿」で休憩。柳津より充実していそう。
道の駅を出るとR49との合流はすぐです。途中では只見川沿いに景色の良いパーキングエリアがあったので停車して川を見てみました。3年前の豪雨で大きな被害を受けた流域ですが、ようやく茶色の濁りが取れてエメラルドグリーンの川面が戻ってきました。
会津坂下でR49に合流、そこからさらに東に向かいました。会津盆地は黄色く染まっており、実りの秋を実感することができました。この日はほとんど雲もなく、会津磐梯山や、その向こうの吾妻連峰の稜線がくっきり。風も少しあったので暑すぎることもなく、いいコンディションでした。
ようやく只見川の色が元に戻りつつあるようです。
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柳津からはR49・R121を乗り継いでr7へ、解放感があります。
11:00には「道の駅 ばんだい」に到着、ここで昼食を摂ることにしました。会津若松名物のソースカツ丼を頼んでみると、かなり強烈なボリュームでした。最後は流し込むのに苦労したぐらい。食べ過ぎた...。
「道の駅 ばんだい」で食べたソースカツ丼のボリュームはすごかった。
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「道の駅 ばんだい」を出発し、R49でさらに東へ。本当はここから折り返しで戻ることも考えていましたが、R252はまだ楽しんで走れないと判断してそのまま東北道周りで戻っていくことにしたのです。
R49は幹線国道だけあって非常に走りやすい道でした。特に猪苗代湖近くを通るところは抜群の眺めです。ただしその区間はそれほど長くはなく、ほとんど淡々と走り続けるだけになってしまいました。
郡山ICから東北道に入線、帰途につきました。2回目の給油を安積PAで実施。
R49はよく整備されていて非常に走りやすい。
東北道・安積PAにて給油、あと200kmあまりです。
安積PAからは走っている車が少なかったこともあり、瞬間燃費計を見ながら走行しました。どうやら110km/hぐらいで加速を抑えて走行するのが一番燃費にいいみたいです。この速度だと走行車線を走るにはちょっと中途半端なのですが、一度どこまで燃費が伸びるか試してみたかったのでステディな走行に徹しました。
川口まで100kmのところにある大谷PAで最後の休憩。ここまで戻るとちょっと暑くなってきました。
燃費走行に徹してみました。ちょっと速度が中途半端なのが悩み。
大谷PAで最後の休憩、雲は多いが日差しが強い。
大谷PAからは三車線区間になるものの、走行している車の数が増えてくるのでそうマイペースでは走れません。結局、追越車線を積極的に使って遅いクルマをかわすために瞬間燃費の上下動が激しくなってしまいました、最終的にどこまで伸びるかちょっと心配。できれば23km/L台に乗せてみたい。
できるだけ真ん中でがんばるようにはしたものの...。
川口JCTからは外環道で大泉方面へ。和光北ICで高速を降り、途中のセルフ式GSで給油を行ってから16:00前に自宅に帰着しました。出発から11時間30分で一周してきました。
川口JCTから外環道で和光北まで。久しぶりにこっち回りを使ったな。
出発から11時間30分で帰着、こっちは曇ってる。
本日の走行は649.1km(うち一般道225.6km)。消費ガソリン30.7Lで平均燃費は21.2km/L。ただし、これには1回の市街地走行が含まれているため、実際はもう少し伸びたはずです。
久しぶりのオーバー600kmツーリング、さすがに首回りが凝りました。
いつもとは逆回りパターン、会津を横断しました。
2014.09.20
北関東まで、ちょいドラ
帰省してからCR-Zであまり走っていませんでした。取扱説明書には「バッテリーの性能維持のため1ヶ月に30分以上は走行してください」と書かれているので、このままではまずい。とはいえ仕事で少々疲れ気味なため、あまり長距離出かける気にならず、近場で手を打つことに。
この日の行先は北関東、5:30に出発しました。
かなり夜明けが遅くなってきました。5:30だとまだ薄暗い。
関越道・所沢ICから高速に入り北上。ぎりぎり混雑の始まる前で、順調に埼玉県を脱出。今日は高崎JCTから北関東道に入り東へ進路を変えます。波志江PAで休憩した後、伊勢崎ICで高速を降り、r73で北へ向かいました。大間々からはR122で日光方面へ。ここは渡良瀬川沿いに走る渓谷美が美しいところですが、国道を走る限りではそれほど景観がいい印象はありません。ただし道路はよく整備されておりタイトコーナーもあるのでドライブルートとしてはまずまずのところです。8:00前には最初の目的地である足尾に到着しました。
足尾といえば、ここに立ち寄るのはお約束!?
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古河鉱業の迎賓館の先にはわたらせ渓谷鉄道の足尾駅があります。実はここ、下の写真のようにいい風情です。脇に立つポストも昔ながらで典型的な地方駅、雰囲気が懐かしいです。なお、ここの地名が先ほどの迎賓館の由来になっています。
わたらせ渓谷鉄道の足尾駅、風情があります。
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文化財にも指定されているそうですよ。ホームも昔ながらです。
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R122をさらに北上すると次はR120いろは坂の入り口に出てきました。実は私、坂を登る第二いろは坂はバイクを含めて走ったことがなかったので、こちらを走ってみるというのが次の課題。走ってみると下りのいろは坂に比べ完全二車線になっているので走りやすい。ただし展望の利くところはわずかでした。
中禅寺湖畔をそのまま進み、金精峠の上り坂で後ろを振り返ってみると、湯ノ湖の向こうに戦場ヶ原と男体山の姿が見えました。残念ながら山頂部に雲がかかってしまっていましたし、この時間帯は逆光なので写真映りは厳しいです。気温はCR-Zの外気温計表示で9℃とかなり寒い。この分だと紅葉も早いかもしれません。
湯ノ湖の向こうに戦場ヶ原と男体山。
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この金精峠を越えると群馬県に入ります。
群馬県に入ってからはただひたすらに走行。沼田ICから関越道に再び乗って埼玉方面に戻っていきました。朝食を食べていなかったので嵐山PAにて早めの昼食休憩を取りました。この時間だとさすがに食堂もガラ空きなので、のんびり食べられます。ここのからあげ定食は衣がカリカリで触感がよい。
嵐山PAではちょっと早めの昼食休憩、からあげが美味でした。
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そのまま走り続けて12:00には自宅に帰着しました。6時間半とちょっと短めではありましたが、バッテリー性能維持という目的には適いました。
かなり早い帰着。だんだん粘りが利かなくなってきた...。
本日の走行は363.9km(うち一般道157.8km)、平均燃費は19.0km/Lでした。
2014.09.13
手近なところで
そろそろCBR1000RRも動かしておかないと、足回りが錆びついてしまいます。ちょっと疲れ気味でしたが意を決して出撃。本当は只見まで行こうと思ったんですが、天気がいまひとつだったので行先を長野方面に変更しました。
いつもより少し遅めの6:00に出発しました。
天候は曇り、気温はちょっと肌寒いぐらい。
関越道・所沢ICから高速に乗りましたが、この週末は3連休のせいかクルマがかなり多かった。しかも何度も渋滞で大きく減速。ゆるやかな下り坂から登り坂に転ずるサグ部でことごとく詰まるので、どうやら前の方に速度計を見ずに追越車線でがんばる人がいたんでしょうね...。
藤岡JCTから上信越道に入り、甘楽PAで最初の休憩を取りました。
見ての通りかなり混雑しています。
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甘楽PAで休憩、さて、今回は碓氷峠まわりを攻めます。
甘楽PAを出発し、松井田妙義ICで高速を降りました。やはり交通量は多いです。
甘楽PA〜松井田妙義ICまで。妙義山・浅間山が遠くに見えました。
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まず最初は碓氷峠の旧道を走ります。前回は路面が濡れていたので慎重になりましたが、この日は完全ドライのためにややペースを上げました。しかし、もう落葉が始まっていて所々で路面が滑りやすくなっていました。また、めがね橋以降は前方クリアだったんですが、途中で工事片側通行止めがあってハイペース走行はそこで打ち止め。残念。
R18の碓氷峠旧道、路面の歳舗装により走りやすくなりました。
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軽井沢からはr92でもう一度松井田方面に戻っていきました。r92は1.5車線のタートコーナー続きで、狭くて走るのが辛かった。この道は初めてだったんですが、降りた先はちょうど碓氷バイパスの入口でした。そこで碓氷バイパスを使って再び軽井沢方面へ。
碓氷バイパスではほぼ単独走行になったおかげで、落ち着いて走れました。前後タイヤのグリップバランスが改善したので、安心してスロットルを開けられます。上手く録画できなかったのがとても残念でした。
まだ少し時間があることもあり、高峰高原に向かうチェリーパークラインを駆け登りました。この日は天気が良く佐久や小諸市街がきれいに見えたのは幸運でした。
チェリーパークラインを駆け登ります。楽しい。
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天気が良く下界がきれいに見渡せました。
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チェリーパークラインを降りて給油を行った後はいつものお湯でリラックス。「あぐりの湯 こもろ」でじっくり露天風呂で固くなった肩周りの筋肉をほぐしました。気温も下がってきているのでのぼせることもなく、長い時間浸かっていられるのが嬉しいところ。ついでに昼食もここで済ませました。
浅間山をバックに。気温も上がってきました。
ここから戻るのですが、ちょうどコスモスの季節であることからこの近くにあるコスモス街道を通ってみることにしました。佐久の市街地を抜けてR254へ。距離はさほど長くありませんが、道沿いにコスモスが植えられていて、風になびく花の中を走り抜けていきます。
県境である内山峠の群馬側はワインディングです。幸いにもほとんど単独走行できたので楽しめました。
R254コスモス街道から内山峠の区間、楽しめました。
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下仁田ICから再び高速に乗り帰途につきました。途中の甘楽PAで休憩した後は一気に所沢ICまで戻ってきました。さすがにまだ時間が早いこともあって走りやすかったです。15:00前には自宅に戻ってきました。
甘楽PAから所沢ICまで、快調に走れました。
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15:00前には帰着。距離の割には時間がかかった?
残念ながらこの日はGPSのスイッチを入れわすれてしまったので、ログは取れませんでした。
本日の走行は403.2km(うち一般道200.5km)。消費ガソリンは20L、平均燃費は20.2km/Lでした。燃費も山登りを4回やっている割にはまずまずです。元のレベルに戻ったといえそうです。
2014.08.17-08.18
予想外の渋滞に悩まされた復路
いよいよ帰路です。今回も渋滞を極力避けられるように計画を組みました。最大の問題はどうやって首都圏に入るかですが、今回も中央道・小仏トンネルの前で宿泊してから翌朝戻る策を取ることにしました。
母が早めに出発できるように早朝に朝食を準備してくれたので、5:45には実家を出発できました。ありがたや。
高知ICに入る前に激しい雨に見舞われましたが、高速に入線してからは雨は小康状態となり走りやすかった。高知道は交通量も少なく路面も良いので快調に走行。なお、今回も走りやすい瀬戸大橋ルートをチョイス。
愛媛・香川県側は雨は降っておらず、なんだか久しぶりに太陽を見たような気がしました。今回は満タンスタートではなかったので高松道・豊浜SAで給油ストップ。
高松道・豊浜SAにて。久しぶりに晴れた空を見た。
豊浜SAから坂出JCTを経て瀬戸中央道・瀬戸大橋へ。今回はそこそこ視程もよく塩飽諸島の眺めを楽しむことができました。本州側に渡ってからはペースアップして少しでも距離を稼いでおきます。
最初の休憩は粒江PAで取りました。この日の行程は750kmほどのため、150km毎に刻んでいく作戦です。
粒江PAで最初の休憩、この先で山陽道に合流します。
倉敷JCTから山陽道に合流しました。交通量が多いので早めの車線変更を心掛け、ペースのいいクルマに引っ張ってもらって進むことで疲労を軽減。ただ、東に行くほど雨が断続的に降ってくるようになりました。この先、雨雲の通り道をどこかで突っ切らねばならないはずなので、その点がやや心配です。
中国道と合流する直前の淡河PAで二度目の休憩です。ここまで300km。
淡河PAで2回目の休憩、ここから先は大都市圏です。
淡河PAを出発するとすぐに神戸JCTで中国道と合流します。心配していた宝塚付近の混雑もなく、意外にすんなり吹田JCTまで抜けられました。ところが名神高速の表示板では京都・大津で渋滞が発生しているとのこと。問題は本線・京滋バイパスとも渋滞しており逃げ道なし。京滋バイパスの方が渋滞自体は短いのですが、栗東までの到達時間は両者とも変わらず。さらにその先の新名神との分離でも渋滞しているようなので、車線を変更しなくて済むように本線の追越車線をキープすることにしました。
結局、京都南ICから渋滞に巻き込まれ、大津SA付近まで30分以上を要してしまいました。栗東からは通常走行に戻れたものの、次は多賀SA付近で激しい雨による自然渋滞が発生。高機能舗装でないところでは路面の白線が見えなくなるほど降っていました。時間は短かったとはいえ、かなりヤバい状況でした。
3回目の休憩ポイントの名神高速・伊吹PAに到着したのは淡河PA出発より2時間半後。この区間の平均速度は60km/h台まで落ち込んでしまいました。さすがに疲れてきた...。
ここまで450km、野菜満載の伊吹ラーメンでリフレッシュ。
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伊吹PAを出るとすぐに関ヶ原を抜け東海エリアへ。ただし天候は相変わらずで降ったり止んだりの繰り返し。おまけに岐阜羽島IC付近から謎の渋滞が発生しました。こんなところでの渋滞は予測になかったぞ...。完全に止まっていればスマホで情報収集もできますが、じりじりと進むだけに手が空かず、確かめられませんでした。
ただし木曽川を渡ったところで突然渋滞は解消、一体なんだったんだ?
渋滞で木曽川をじりじり渡ってます。かなり増水してるな...。
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小牧JCTからは中央道に入り、ここからは速いクルマに引っ張ってもらっていいペースで走れました。燃費にも気を使いたいので追越時以外はECOモードを積極的に使用。
次の休憩は恵那山トンネルを抜けて長野県に入ってすぐにある阿智PA、出発から600kmの地点です。ここにはセルフ式のGSがあるので、ここで給油を行うつもりでした。ところが予想に反してかなり混雑が見られたため休憩だけに変更。このため次の駒ヶ岳SAで給油ストップを実施しました。これで最後まで余裕で行けます。
あとは走り続けるだけです。最寄りの勝沼ICまで一気に走りきり、山梨市にある定宿に16:00に到着しました。
3回目の利用です。ルートインコート山梨。
この日の走行は768.3km(うち一般道14.7km)でした。長時間の運転で身体はやっぱり疲れているのか、大風呂に入ってビール2本でコテン。
翌朝は通勤時間帯を完全に外すため、8:30に出発しました。空を見上げてみると、なんだか怪しげな天気です。かんかん照りも困りますが、朝から蒸し暑いというのも堪えます。
なんだかすっきりしない天気です。
中央道・勝沼ICから高速に乗り、八王子JCTから圏央道、鶴ヶ島JCTから関越道で所沢ICに戻ってきました。自宅前に車を停めて荷物を降ろし、給油を行ってから駐車場までフェリーして今回の帰省は終了です。やっぱり長いわ。
無事に戻ってきました。愛車よ、ゆっくり休みたまえ。
最終日の行程は126.1km(うち一般道13.5km)、復路全体では894.4km(うち一般道28.2km)でした。
基本的には前回のGWの時と同じです。結局、時間もほぼ同じ。
まとめです。この夏休みの走行は1,995.8km(うち一般道281.2km)、通しての平均燃費は18.4km/Lでした。
あぁ、やっぱり疲れたなあ。スピード自体は前回と変わらないのですが、天候があまりにも不安定で緊張を強いられる局面が多かったのが影響していると思います。何事も経験ではありますが、ありがたくはないですね。
2014.08.14
石鎚スカイラインへ
この休みは雨が続き、せっかくクルマで帰っていても出番がありません。とはいえ往復に使うだけというのももったいない気がするので、近場(結果的には結構遠かったが)に出かけてきました。久しぶりに石鎚スカイラインへ向かったのです。親父のACCORDに2人+1頭、私のCR-Zに2人で総員出動。
まず、ほぼ中間地点にある引地橋ドライブインで休憩しました。ここは以前は国鉄急行バスの休憩所として賑わっていましたが、高速道路の開通と急行バスの廃止によって人通りが少なくなりました。
引地橋は国道33号線の高知・松山のほぼ中間地点。
ご覧のようにオールスターキャストです。
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R33をさらに進み、愛媛県に入ってしばらく走った後、御三度というところから山に分け入ります。県道と小さな国道を乗り継ぎ、山奥深くから石鎚スカイラインが始まります。ここはCR-Zで走るのは楽しい...はずでしたが、雨とガスで視界が悪く慎重な運転を要求されました。
スカイラインの終点が土小屋と呼ばれるところで、神社があります。ここで昼食休憩しましたが、異常なほど肌寒かったので長居はできませんでした。本当にお弁当だけ食べてすぐにUターン。
スカイラインの終点にある石鎚神社の拝殿、えらく寒かった。
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麓まで降りてきたところの施設でちょっと休憩、山奥であるにもかかわらず賑わっていました。ここで親父号とのツーショットが実現。
面合渓の近くにある施設で休憩。
そのまま高知市内まで戻ってきました。9:00に出ていって16:00着。昼食以外ほとんど運転していたような...? 一体何しに行ったんだかよくわからず。
この日の走行233.5km、意外に遠かったな...。
とにかくワインディング続き。雨さえなければ楽しめたかも。
2014.08.08
再びCR-Zで高知へ
この夏も帰省することにしていました。ところが気になるのが台風11号の動き。このまま行くと週末に直撃しそうな進路でした。一応、列車で帰れるように切符は手配していたのですが、これだと運転見合わせになる可能性大。実際に2日前に列車で帰省した妹は、阿波池田からの代行バスを使うことになったそう。そうでなくとも土讃線は雨に弱いので、これはおそらく無理でしょう。
幸い金曜日に有休が取れたため、クルマで台風が来る前に高知入りしてしまう作戦にしました。渋滞予測から逆算して出発は3:00に設定。ただし1時間早く目が覚めてしまったので2:00に出発。 到着予定は昼過ぎから夕方前。
深夜2:00の出発、渋滞を避けられればいいのですが。
関越道・所沢ICから高速に入線。今回は先日開通した圏央道・高尾山IC〜相模原愛川ICを通り、都心を経由せずに東名高速に入るルートを選びました。距離はやや不利ですが交通量が少ないので走りやすいはず。実際、自分のペースですいすいと走れました。
前方に灯が見えてくると海老名JCTです。ここから東名高速に乗り継ぎ、御殿場JCTからは新東名高速へ。出発から約2時間の清水PAにて最初の休憩、ここまで約200kmです。
清水PAで最初の休憩、ここでは長居せず出発しました。
新東名をひたすらに西進すると、浜松の手前で空が明るくなってきました。三ヶ日JCTで東名と合流する頃にはすっかり明るくなっていましたが、雨がポツリポツリ降っていたため、この先の天気が心配です。
三ヶ日JCTから豊田JCTまで約40kmの間は道幅も狭い上に交通量も多いので、運転に緊張感が出ます。幸いにもそれほどの混雑はなく順調に走行。来年度末の新東名の残り区間の開通が待たれます。
豊田JCTからは伊勢湾岸道で西へ、名古屋港にかかる三つの巨大橋梁、名港トリトンを渡ったところにある湾岸長島PAで2回目の休憩を取りました。ここまでで約400km。
セカンド・タームを消化、東名阪の渋滞は避けられそうです。
四日市JCTからは東名阪道に入りますが、ここが渋滞ポイントです。走行しているクルマは多かったものの、まだ渋滞にはなっておらず順調に通過。亀山JCTからは連絡路を介して新名神高速です。さすがに交通量はそこそこあったものの、道幅が広い上に平均スピードも高く快調に走れました。途中の甲賀土山SAにあるセルフ式のGSで燃料を補給しましたが、このあたりがちょうどこの日の行程の中間点になります。
草津JCTで名神高速に合流しましたが、広域表示板ではすでに宝塚付近で中国道の渋滞が始まっているとのことでした。ただし渋滞の長さはまだ5km程度であり、ナビもルート変更を勧めてこないのでそのまま進むことにしました。
吹田JCTを抜けたところで渋滞に遭遇。結局13kmほどノロノロ運転となり、中国池田ICから西宮名塩SAまで40分ほどかかりました。宝塚のトンネルを抜けるとようやく通常走行に復帰。
神戸JCTから山陽道に入り、最初の淡河PAで3回目の給油を行いました。ここまでで約570km走行。 給油があったとはいえ2時間40分かかったのでちょっとくたびれました。少し長目の休憩。
神戸はまだ晴れていました。ここから天気が崩れていくはず。
淡河PAから再び西へ。山陽道は比較的交通量が多く、自分のペースで走り続けることはできませんでした。それでもそれなりのペースで流れていたので車間距離に注意しつつ順調に距離を減じることができました。
倉敷JCTで早島支線を介して瀬戸中央道に入り、瀬戸大橋にかかりました。幸いここまで雨は散発的で、路面もほぼドライだったので助かりました。瀬戸大橋の中間にある与島PAで4回目の休憩、ここまで740kmです。台風の影響でしょうか、瀬戸大橋も風速は11m/sとやや強い。CR-Zは風の影響を受けにくいはずですが、それでもハンドルを流そうとする力は感じました。
与島PAから北備讃瀬戸大橋と高架橋群を望む。
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瀬戸大橋を渡りきり、坂出JCTで高松道と合流したあたりで本格的に雨が降り始めました。交通量が少ないのでそれほどシビアな状況にはなりませんでしたが、前方の空は低く垂れ込めており回復は望み薄です。
そろそろ昼時になってきたので、少し早いですが豊浜SAで讃岐うどんを食べていくことにしました。ここのうどんは結構美味しいのです。久しぶりのコシのある麺に舌鼓を打って元気回復。最後の山越えにかかります。
豊浜SA、雨が本降りになってきつつも、うどんは楽しむ。
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豊浜SAを出発すればすぐに川之江JCT、ここから高知道に入ります。高知道の川之江JCTから南国ICの間はトンネルが5割を超えるという区間であり、実は雨には強い。その雨は川之江JCTから大豊IC付近までがかなり激しく、トンネルの間ではウォータースクリーンで前車との距離がわかりにくくなるほどでした。
幸いにも大きく減速することなく高知ICまで走り抜けられました。到着は13:00ちょうどで出発から11時間、なんとか台風の強風圏に入る前に高知入りすることができました。やれやれ、作戦成功だな。
今回のルート、対面通行区間を避けました。
この日の走行は867.9km(うち一般道19.5km)、平均燃費は18.3km/Lでした。
2014.07.13-07.14
食べ過ぎの旅? 6年ぶりに能登へ。
台風一過のタイミングで一泊の旅を企画しました。ただし土曜日は天気が良くない予報だったので、月曜日に有休をつけて日・月で行ってくることに。この方が道は混まないでしょう。行き先は久しぶりの能登半島です。
ところが台風の速度が思った以上に上がり、金曜日午前中にはいきなり天候回復。その結果として次の天気の崩れが早く来てしまい、悪天候が予想される情勢に。荷物に傘を急遽追加し、早朝5:00のスタートです。
関東は天気は何とか持ちそうだが...北陸は?
関越道・所沢ICから高速に入線し、ひたすらに北上しました。日曜日の早朝だけあって高速はガラ空き。自分のペースで走り続けられました。山岳区間に入るまでは120km/hで巡航。
さて、首都圏から北陸に向かうには上信越道を使うのが最も近いのですが、このルートでは長野県北部で一部対面通行区間が残る難があります。こういう道を走るのは疲れるので、全線が二車線ある関越道→北陸道を選択しました。
最初の休憩は新潟県に入ってすぐの関越道・塩沢石打SA。少し寒かったので暖かいコーヒーでブレイク。
思ったよりも寒々しい。温かいコーヒーでブレイク。
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関越道をそのまま北上しましたが、新潟県中越地方は激しくはないものの雨でした。ただし交通量が少なく線形も良いのでペースは落とさずそのまま走りきりました。長岡JCTからは北陸道に乗り換え西に転じます。
次のストップは上越市の郊外にある名立谷浜SA、予想以上に到着が早かったためここで朝食にしました。あまり重く食べると後が大変ですが、うどんならばするする入ります。 意外にもコシがあって私好みでした。
名立谷浜SAで朝食休憩です。日本海は霞んでよく見えませんでした。
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朝のうどんはするする行ける。意外にコシもあったのが良かった。
再び西に向かって走り始めました。上越JCTから富山県境にかけては親不知に代表されるような厳しい地形が続くためにトンネルが連続する区間。ここは80km/h規制が常時かかっているので若干ペースは落とさざるを得ません。
富山県に入ってからは再び巡航速度に戻しましたが、雨が激しくなってきました。交通量が少ないために路面の水が巻き上げられるようなことはなく、視界が悪くなるようなことはありませんでしたが、状態があまり良くないのでハンドルを取られないように慎重に走行しました。
ほぼ予定通りに石川県に入る直前にある小矢部川SAに到着、ここで最初の給油をしました。
小矢部川SA、ここは雨の印象が強い...。
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金沢森本ICで高速を降りて金沢市街に向かいました。在住の妹をピックアップし、2年前の秋に連れていってもらった定食屋の暖簾をくぐりました。ここの焼魚は本当に美味しかったので、ぜひまた来たかったのです。ただしこの日はいい魚がまだ入っていないのか、あまり選択の余地はありませんでした。このためアジを注文しましたが、相変わらずふっくらして美味しい。わざわざ来た甲斐がありました。
お楽しみの昼食、妹に再び連れてきてもらいました。
焼魚定食・あじ(特大)。ボリュームだけではなく味もよい。
お米のつやつやしさ、香ばしさのある焼魚。もう最高。
まだ少し時間があったので、山の上にある隠れ家的喫茶店「ビタルコーヒー」に案内してもらいました。ここはケーキとコーヒーしかないこだわりのお店だそうです。市街地からかなり距離はありますが、周囲に何もないことから静かな落ち着けるいい雰囲気です。日替わりのコーヒーはコロンビア産で、個人的にはもうちょっと濃く淹れた方が好きなのですが、香りはマイルドでリラックスできました。
スキー場の近くにある喫茶店、いい雰囲気です。
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この日の宿は能登半島の先端、禄剛崎の下にあるところだったので、あまりゆっくりしていると到達できない恐れがあります。妹を家に送り届けてから能登半島へと向かいました。あまりルートを研究していなかったのですが、ナビのおかげで市内はスムーズに抜けることができました。
「のと里山海道」は砂浜の海岸沿いを能登へ向けて走る風光明媚な道なのですが、折悪しくこの日は雨。しかもよりによって千里浜の付近で雨は激しくなり、ほとんど海岸の様子も見えないほど。車が錆びるのが嫌なので海岸を走る気はさらさらなかったものの、これは痛い。
羽咋からはR249で西海岸沿いを北上してきました。ナビは交差点ごとに右折を指示し、時には180°ターンを提案するなど何が何でも「のと里山海道」へ向かわせようとしますが、忍耐をもってこれを無視。
雨は小止みになったり激しくなったりを繰り返す中、とにかく車を走らせました。
ほとんど景色なんて楽しめませんでした。
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交通量も少なかったので、ほぼもくろみ通りの時間に経由地である輪島市に到着しました。ここまでほぼ走り詰めだったので「道の駅 輪島」でしばし休憩。 ここはもともと国鉄から承継された第三セクターの駅だったところで、所々に駅の面影が残っていました。
もともと鉄道駅だった「道の駅 輪島」、今はバスターミナルがメイン。
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所々、鉄道駅の面影が残っています。
輪島からさらに東へ。天気は一向に回復せず、日本海も霧が出ていてほとんど何も見えません。途中にあった千枚田ポケットパークに立ち寄りました。ここでは道の駅から棚田を見下ろすことができます。この時期の緑色が一番きれいに見えるのかも。以前来た時はほとんど何も施設はなかったはずですが、整備されてきれいになっていました。
道の駅も整備されてきれいになっていました。
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千枚田、この時期の緑色が一番きれいに見えるのかも。
残り時間が少なくなってきたのですぐに出発。R249をさらに東へ。曽々木からはR28に乗り換え半島の先端を目指します。途中からは高度を上げて狭い峠道に変貌。残念ながら峠にある展望台は垂れ込めた雲の中で、景色は全く楽しめませんでした。天気がよければいい景色が見られたはずなんですが...。
残念ながらほとんど何も見えません。
峠を降りるとこの日の目的地、狼煙(のろし)です。まだチェックインの時間までには30分ほどあったので、道の駅に車を停めて灯台まで行ってみました。6年ぶりの訪問です。
ちょうど点灯が始まったタイミングでした。灯台の光って哀愁を誘う色合いです。
「道の駅 狼煙」、なぜか閉まっていました。
高台の上にある灯台、最果て感が漂います。
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灯台から戻り、宿に入りました。この日の宿は「禄光旅館」。狼煙漁港の目の前にあり、新鮮な魚が魅力とのこと。一風呂浴びてから楽しみにしていた食事です。今回は奮発して能登牛の陶板焼きもつけてもらいました。魚は皆新しくて身が締まっており、食べ応えがあり。能登牛は口の中で溶けるようには柔らかい。この内容でこの値段であれば確かに安いと思えます。
夕食です。海藻のしゃぶしゃぶが目新しかった。
魚は新鮮、能登牛は柔らかくて頬が落ちそう。
この日の行動はこれにて終了、走行距離は692kmでした。雨の中、よくがんばった。
月曜日の朝はいつも通り目が覚めました。幸いなことに雨は上がっていて、視程もだいぶんよくなりました。時間を少し持て余してしまうので、一風呂浴びてから散歩に出ることにしました。
部屋から見た漁港の様子、遠くまで見えるようになっていました。
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今度はルートを変えて、灯台の東側に出る登り口を進んでみました。こちらからは狼煙の集落のほぼ全体を見渡すことが出来ました。こじんまりした静かなところです。
長い階段を上りきると、灯台のすぐ脇に出てきました。
狼煙の集落の様子、こじんまりした静かなところです。
灯台の裏手に出てきました。こちらが正門ですね。
灯台にはすぐそばまで近づけます。この灯台は高い崖の上にあるので、背が低くても遠くまで光が届くそうです。
平日の早朝だけあって灯台の周りには誰もいなかったので、じっくり細かいところまで観察できました。
灯台の様子、ここまで近寄れます。
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ちょっとだけはしゃいでみました(笑)。
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どこまでの続く海、断崖の下からは波の音がします。
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宿に戻って朝食、こちらも品数が多くて豪華でした。朝からたっぷり胃袋を満たせて満足。これが毎日あれば...?
朝食も品数が多くて大満足。
お世話になった「禄光旅館」さん。機会があればまた来たい。
8:00に宿を出発しました。r28で半島の先端を時計回りに走り、R249で珠洲市街を抜けました。以前は海沿いを走りましたが、ルート計算すると時間にあまり余裕がなかったので山間部を走る「のとスターライン」を走りました。こちらは信号もほとんどない上に道幅も広く、ハイペースで穴水方面に向かって戻れました。
出発から1時間、「道の駅 桜峠」で休憩。能登半島は道の駅が多く利用しやすい。
「道の駅 桜峠」にて。小さいながらも売店があります。
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道の駅の先からは能越道(無料区間)になります。このまま進んでもいいのですが、せっかく来たからには海沿いに気持ちよく走りたい。このため一区間だけ高規格の道を走り、穴水ICで降りて一般道に入りました。穴水からはR249で七尾湾を左に見つつ走行。すると遠くに斜張橋の姿が見えてきました。ツインブリッジです。
遠くに斜張橋の姿が見えてきました。
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七尾市街地を避ける意味もあり、ツインブリッジを渡って能登島を経由して七尾市に出てきました。市街地で2回目の給油を行い、R160で富山県氷見方面に向けて走り始めました。
途中の「道の駅 いおり」は富山湾に面したところで、駐車場から見る海がとてもきれいなところです。残念ながら曇り空のため爽快感はなかったですが、この辺りに来たら是非とも寄りたいところです。
「道の駅 いおり」から富山湾を臨む。眺めがいい。
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そのままR160を進みましたが、さすがに残り時間が少なくなってきました。このため現在つながっている区間の北限である灘浦ICから能越道に入り、大幅にペースアップしました。高岡ICからは2車線となるためにさらにペースを上げます。なんとか午前中には高速に乗れました。
能越道は小矢部砺波JCTで北陸道・東海北陸道に接続します。今回は北陸道・新潟方面に舵を切り、北陸を後にすることになります。北陸道の富山県では断続的に工事のため車線規制が行われており、その都度ペースダウンを強いられました。雨は降っていなかったので、それ以外ではハイペース走行ができたのは幸いでした。
新潟県に入る直前にある越中境PAで昼食休憩。ここでは「とんかつ定食」が美味しそうで...ついふらふらと注文してしまいました(苦笑)。
新潟県に入る直前に昼食にしました。
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ここは眺めもまずまず。北陸本線とR8が見えます。
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新潟県に入って選択を迫られました。上信越道を使うか、関越道をそのまま進むかです。ところがPAで情報板を見ると長野県では大雨注意報が出ているとのこと。このため最短距離となる長野方面に向かうのをやめ、そのまま長岡まで進むことにしました。ただしこちらも工事車線規制が何度も行われていて走りにくかった。
長岡の手前にある米山SAは本日のルートで日本海が見える最後の休憩ポイントです。2日間にわたって見続けてきた日本海ともこれでお別れ。名残惜しい。
ここで日本海もこの旅では見納めです。
米山SAから見た日本海、まずまず視程も長いです。
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長岡JCTからは関越道で南下を開始しました。ここから先はCR-Zで何度も走っているので特に見るべきところはありません。六日町から湯沢までは激しくはないものの雨が降っていました。本来ならもう少し先で休憩すべきところですが、混雑を考慮して山を抜ける前の塩沢石打SAで休憩をしておくことを決断。ここにも展望台はあるのですが、スキー場が真っ正面に見えるだけです。ちょっと寂しい。
塩沢石打SA、ここにも展望台はあるのですが...。
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塩沢石打SAを出てからはノンストップで自宅まで戻りました。途中、赤城高原SAから渋川伊香保ICまでは激しい雨で、高機能舗装でないところでは前車の巻き上げるウォータースクリーンで視界が遮られるなど、緊張する局面がありました。ただし平地に降りてきてからは天気も安定したため、流れに乗って戻ってきました。
17:00に自宅に到着、もくろみ通り混雑もなく戻ってこれました。
17:00に到着しました。能登半島の先端からは遠いです。
この旅の走行は2日間で1,324km(うち一般道365.3km)、全行程を通しての平均燃費は17.4km/Lでした。
今回は天候に恵まれなかったので景色はほとんどダメでした。一方で食事の質は非常に良くて、はっきり言って「食べ過ぎ」です。バイクだと体力を使っている感があるので罪悪感はあんまりないのですが、クルマだとそうは言えないですね...。
景色はダメダメでしたが、食事は最高だった?
2014.07.06
碓氷峠とチェリーパークライン
天気予報が1日ずれたおかげで日曜日はかろうじて曇り。そこで久しぶりにCBR1000RRを引っ張り出すことにしました。先々月にフロントタイヤを交換してからまともに走りに行っていないので、そろそろ動かしておかないと後々大変です。ちょっと寝過ごしましたが6:00には出発しました。
いつもより少し遅め、6:00に出発しました。
関越道・所沢ICから高速に乗って北へ。さすがに日曜日の早朝だけあって車も少ない。下の動画の通り、快調に走行できました。最初の休憩は上信越道に入ってから、甘楽PAで取りました。
関越道・所沢ICから上信越道・甘楽PAまで。クルマも少なく順調。
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甘楽PA、思ったよりも暑くない。
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この日は松井田妙義ICで高速を降りました。正面に見えるはずの妙義山は雲の中です。ちょっと眺望は期待できそうにないですね。
甘楽PAから松井田妙義ICまで。ダイナミックに谷を越えていきます。
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松井田妙義ICからはR18で軽井沢方面へ。この日はちょっと趣向を変えて、いつもの碓氷バイパスではなく旧道、すなわち碓氷峠を越えてみることにしました。
以前は路面もガタガタで非常に走りにくかったのですが、驚いたことに8割がた再舗装されてずいぶん走りやすくなりました。残念ながらこれまでの雨で染み出した水が路面を覆い、ほとんどがウェット路面だったので無理はせず、余力を残してのコーナリングとなりました。タイヤも新しいしね...。
再舗装されて走りやすくはなりましたが、このタイトさは尋常ではない。
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軽井沢からは浅間サンラインを使って小諸方面へ。途中で高峰高原への案内があったので、そちらに入りました。高峰高原までの道はチェリーパークラインと呼ばれ、タイトコーナー続きの面白い道です。10kmで約1,000mを登る急勾配の道はハイパワー車をもってしても一度エンジン回転を落とすと大きくタイムロスしてしまいます。
タイトコーナーの続くチェリーパークライン、ライン取りは慎重に。
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雲海の間からはのどかな田園風景が望めました。
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時間が経つと登山客の姿も増えてくるので、ビジターセンター前で折り返して下ることにしました。これだけ急勾配だとさすがに重力を意識します。CBR1000RRになってからスリッパークラッチのおかげでシフトチェンジでリヤが暴れにくいので、下り坂も余裕を持って走れるようになりました。
チェリーパークラインの下り、挙動が安定しています。
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チェリーパークラインから再び浅間サンラインに入り、東御方面へ。「道の駅 雷電くるみの里」で休憩の後給油してからR18で小諸方面に戻り、「あぐりの湯 こもろ」で一風呂浴びることにしました。10時のオープンと同時に入ったのでほぼ一番風呂。露天風呂は気持ちよかった。
一番風呂に入ってほっこり。筋肉の疲れをほぐします。
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「あぐりの湯 こもろ」からは千曲ビューラインを使っ佐久方面へ。この道は信号が少ないので東西の抜け道には最適化も。ただしアップダウンが多いのがちょっときつい。
久しぶりに「佐久乃おぎのや」で「峠の釜めし」を食べて帰ることにしました。久しぶりに食べましたが、量的にもちょうどいい。今回は豚汁つきの豪華版です。
千曲ビューライン、アップダウンが激しいです。
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久しぶりの峠の釜めしは美味でした。
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あとは特に寄るところもないので、帰途につくことにしました。日曜日なので少し早めに帰らないと、体力を回復する時間が十分にとれません。以前なら強行もできましたが、さすがに四十台も半ばになると無理もききません。
佐久ICから上信越道で東京方面へ。車が比較的少なかったのでハイペースで走行しました。燃費悪くなるな...。
途中、ハイペースすぎてハンドル振動で手が痛くなったため途中の嵐山PAで一休憩。飛ばせば早く帰れるというわけでもないのがバイク旅の面白いところです。
上信越道・佐久ICから関越道・嵐山PAまで。ハイペースです。
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あとはもう淡々と走るだけです。日曜日のまだ昼下がりなので車も少なく、車間距離も余裕を持って取れたおかげで疲れも少なくできました。所沢ICで高速を降り、給油してから自宅まで向かいツーリング終了。
車が少ないので車間距離に余裕がある分疲れにくい。
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本日の走行は371.5km(うち一般道124.3km)。消費ガソリンは22.9L。平均燃費は16.2km/Lになりました。
最近は異常に燃費が悪いです。去年スパークプラグを変えてからこの傾向が続いているのですが、エンジン回転の上がりが鈍い、排気ガスの温度が高いように思われる、エキゾーストパイプの焼けが激しいというところから考えて、ひょっとすると1気筒死んでるのかもしれません。いずれにしろ20%以上燃費が悪くなるというのは何かあるはず。今度点検に持って行こう。
行って帰ってきただけ。タイヤの真価はまだ見られず。
2014.06.14
まだ未踏の地へ、新潟編
長く降り続いた雨もようやく上がりました。この貴重な梅雨の晴れ間を利用して走りに行くことに。行き先は新潟県ですが、今回は明確な訪問目的がありました。
2001年、CB400SFの購入から始まった週末ツーリングは、1日で行けるところはもうほぼ活き尽くした感があります。新潟県にあるその例外が「奥只見シルバーライン」「弥彦山スカイライン」の2つ。実はここらは「二輪車終日通行止」なため、行きたくても行けなかったのです。せっかくドライブを始めたわけですから、ぜひここは押さえておきたい。いつもより少し早い5:00に出発しました。
間もなく日の出です。涼しくて過ごしやすい朝でした。
所沢ICから関越道に乗り北上。クルマは少なく快調に山間部まで走り抜けられました。ただし関越トンネルを抜けると新潟県側はいきなり本格的な雨。山一つ隔てただけで全く天気が異なるのに驚きました。雨天高速走行は初めてだったので安全を見てややペースを落としつつさらに北へ。塩沢石打SAで最初の休憩を取りました。
塩沢石打SAにて最初の休憩、本格的な雨です。
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奥只見シルバーラインへは小出ICで降りるのが最寄りです。 インターチェンジから道を乗り継ぎ尾瀬へと向かうR352で山間部に分け入りました。市街地から約8km走るとシルバーラインの入口に到着しました。雨はますます激しくなってきましたが、実はこの道は全長22kmのうち18kmがトンネルなので、全く問題ないのです。
やたらと「危険」を強調する旧料金所(今は無料です)を通過し、いよいよ突入します。
奥只見シルバーライン入口、念願だった体験がついに実現。
先にも述べた通り、この道の特徴はほぼ全線がトンネルであることですが、それだけではありません。下の写真のようにトンネルの断面が丸くなく、やたらと天井が高い構造になっています。実はこの道はこれから向かう奥只見ダムの建設用として造られたもので、ダンプカーなどが通るための道だったのです。
どこまでも続くトンネルの内部には独特の雰囲気が漂っていました。
どこまでも続くトンネル、武骨さが独特の雰囲気です。
驚いたことに何回もトンネル内に急カーブがあり、注意喚起の表示が「これでもか」と続きます。さらに地下水で路面は完全に湿っている上、コンクリート舗装なので滑りやすそう。確かにこれは二輪車では無理かも...。
このような急カーブが何度も出現。先を見通せないので不安感を助長します。
さらにこの道はアップダウンもあって、トンネルの先が見通しにくい。面白かったのは最も長いトンネルの中央部で謎のS字カーブがあったこと。これは測量の誤差でトンネルがずれたのを修正した痕だとのこと。開通したのが昭和30年代だったことを考えるとこれぐらいのずれで済んだことの方が逆に驚きです。
30分近くトンネル内を走り続けるという不思議な体験でした。
トンネルを抜けたところにあるのが奥只見ダムです。貯水量は日本2位で、黒四ダムと並んで屈指の難工事に挙げられる事業だったそうです。確かにここは道の端点で、只見方面にも尾瀬方面にも抜けられません。
ダムは重力式コンクリートダムとしては高さ日本一を誇る威容ですが、周りに巨大さを強調するものがないだけに今一つその巨大さを感じることができませんでした。
奥只見ダム、これの成す銀山湖は貯水量日本二位です。
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さて、来てはみたもののこの地はダム以外には見るべきものはありません。このため来た道を再び戻り、次の訪問地である弥彦山を目指すことにしました。帰りは道の雰囲気もつかめたのでややペースアップしました。驚いたのは奥只見方面に向かうクルマが意外に多かったこと。最後には路線バスやら観光バスまで走っていたので、朝早めに訪問したのが正解だったようです。
さて、小出付近では激しい雨が降っていました。このまま首都圏に戻ろうかとも思いましたが、ナビの到着予定時間表示は10:00となっており、行って1時間楽しんでも充分15:00には戻れる計算でした。このため当初の予定通りに小出ICから新潟方面に走行開始。
中之島見附ICまでは雨でしたが、燕三条あたりからは晴れてきました。左手には弥彦山の姿が見えてきましたが、山頂付近にはガスがかかっていてちょっと景色が楽しめるかは微妙です。
巻東潟ICで高速を降り、市道を乗り継いで北側から弥彦山スカイラインに入りました。道幅が狭い上にタイトコーナー続きで路面も荒れ始めていたので、やや走りにくかった。それほど距離は長くないので山頂部にはすぐに到着しましたが、残念ながらガスが出ていて何も見えず。数十メートル先の売店すら見えなくなる有り様でした。
山頂に来ては見たものの、何も見えず...。
ごらんの通りガスに覆われています。向こうの売店も見えないほど。
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すぐに出発して少し下るとガスは晴れてきました。すると木々の合間から日本海が見えてきました。途中に駐車帯がなく、クルマを停めることができなかったので眺望を楽しめなかったのは残念でした。
弥彦山スカイラインを出てからはr2で南下、山の裾野を回り込んで海岸に出てきました。ここから約14kmの区間がR402越後七浦シーサイドラインです。日本海に張り出した巨岩を抜けていく面白い道でした。ただ、笹川流れに比べるとちょっとスケールが小さいですが、砂浜の美しさはこちらが上かもしれません。
越後七浦シーサイドライン、小回りの利くクルマだと楽しい。
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そのまま弥彦山を一回りして巻東潟ICまで戻ってきました。今日は所要があるのでここで打ち止め。北陸道に乗って帰途につきました。途中、越後川口SAで給油&昼食を取りましたが、このあたりが一番雨がひどかった。幸いにも交通量が少ないので、ウォータースクリーンで視界が妨げられるなど難儀なことにはなりませんでした。クルーズコントロール大活躍。
埼玉県に入って嵐山PAで最後の休憩を取りました。このペースだと予定通り15:00には戻れそうです。
嵐山PAで最後の休憩です。あ〜、雨中走行で車体ドロドロ。
関越道も走っているクルマの数が少なく、いいペースで走り続けられたおかげで予定通り15:00に帰着。この時間までなら楽に戻れます。混雑していると気疲れするんですよね。
これで日本百名道の2つをクリア。あと二輪車で行けなかった道は白山スーパー林道です。それはまたいずれ。
まだ昼の盛りに戻ってくるなんて、なんか調子狂うな。
本日の走行、697.3km(うち一般道151.3km)、平均燃費は17.3km/Lでした。あれ? これまでよりもかなり燃費悪化しているぞ。あんまり踏み込んだ覚えはないんだけどな...?
700km走行しましたが、ほとんど高速です。
2014.05.24
1年ぶりに会津へ
この時期は1年で最も快適な季節、これで出かけないのはあまりにもったいない。そういえば私がバイクや列車でたびたび出かけていた会津地方へは1年ほど行っていませんでした。そこでクルマに慣れるという目的もあって久しぶりに行ってみることに決定。4:45、まだ日の出前の出発です。
日の出前の出発、結露が激しいということは気温差がまだ大きい証拠。
いつもと趣向を変えて外環道・和光ICから高速に乗りました。まだ早朝だけあって交通量は比較的少なく快適。川口JCTからは東北道に乗り換えて北に進路をとります。埼玉県内ではまだ走っているクルマが多く、淡々と走るだけでしたが利根川を越えてからは車間がだいぶん開いてきました。やはり環境に余裕のある走行は疲れがたまりにくいのでありがたい。1時間ちょっとで宇都宮郊外の大谷PAに到着しました。ここで最初の休憩です。
大谷PAで最初の休憩、ここから先は2車線です。
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東北道をさらに北上していくと、那須のあたりは緑がまだ初々しい。朝の柔らかい日差しに反射して黄緑色に輝いていました。栃木県を抜けると雲が取れてきて見事な青空になりました。出発から2時間ちょっと、安積PAで2度目の休憩です。バイクならここで給油が必要ですが、クルマのいいところは給油インターバルが伸びること。その分休憩を長く取れます。
磐越道分岐の前、安積PA。見事な青空になりました。
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郡山JCTから磐越道に乗り西へ。ここは東北道に比べると交通量が激減するので、クルーズ・コントロールを使って一定速度で走行。ようやく敏感なハンドリングでの高速走行にも慣れてきました。
会津若松の手前にある磐梯山SAで3度目のストップ。ここからは磐梯山の稜線を見られますが、どちらかというと上り線の方が眺めはいいようです。
もうすぐ高速を降ります。中央には磐梯山、まだ雪が残っています。
今回は磐梯河東ICで高速を降りました。r64とr7を使って磐梯山ゴールドラインにアプローチ。 今回行ってみて驚いたのがこれまで有料道路のが無料開放され、料金所も撤去されていました。後で調べてみると昨年7月にそうなったようです。無料になって嬉しい反面、路面の補修などの頻度が下がってしまうことで、快走路としての価値が下がらないかちょっと心配です。
途中、ビュースポットで写真を撮りながら裏磐梯に向けて進んでいきました。
猪苗代湖を望む。空気も澄んでいい眺めです。
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こちらは磐梯山、まだ緑が若いですね。
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峠を越えて桧原湖に降りてきました。R459を乗り継いで湖の東岸を走るr2を使ってさらに北へ。残念ながら樹木の生い茂りで磐梯山の爆裂火口と湖を同じ絵には捉えられませんでした。水辺では心地よい風が吹いておりとても清々しい。エアコンを使うのがもったいないぐらい。
桧原湖畔にて、風が清々しくて心地よかった。
r2をそのまま進むと西吾妻スカイバレーにつながります。ここは元有料道路で、急勾配かつタイトコーナーが連続する道。所々ビュースポットもあり、裏磐梯が一望できます。
写真だと気持ち良さそうですが、実はこのあたりは虫が多くて大変でした。気づけば車体には虫がいっぱい止まっていて「なんじゃこれは」状態。最低限の写真だけ撮ってさっさと退散。
途中の展望台にて、裏磐梯がまるで箱庭のようです。
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遠くには飯豊連峰の姿、まだ「雪の壁」です。
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白布峠を越えると山形県に入りますが、まだ道の近くまで雪も残っていました。西吾妻スカイバレーの北側は南側よりも急勾配。このため通常のクルマで走るにはブレーキを酷使してしまうような道ですが、CR-Zではパドルシフトを用いる事でエンジンブレーキを効果的に使えます。
白布峠駐車場にて、あそこから先は山形県です。
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途中、r2からr234、r233を使ってR121にショートカットしました。この道は地図では細い線で書かれていることもあってこれまで利用したことがなかったのですが、実際に走ってみると全線2車線、制限速度50km/hの快走路でした。信号もなく見通しもいいので非常に走りやすかった。R121に出てからは喜多方に向けて南に向かいますが、ここではゆっくりペースで走る集団に巻き込まれてまったり走行になりました。
大体予定していた通りの11:00に喜多方駅前に到着、恒例の丸見食堂に入りました。ほぼ1年ぶりです。いつもの「ネギシャーシューメン」+「ギョーザ」をお願いしましたが、今回は春巻をおまけしてもらいました。なんだか逆に恐縮してしまう。いつもすみません。ただ、お店の方にはちょっと変化があって、これまでレジを担当してきたおじいさんが先日亡くなってしまったとのこと。赤べこのキーホルダーやお土産のラーメンを手渡してもらっていただけに、この変化はちょっと悲しい。
1年ぶりの丸見食堂、ただちょっと変化が...。
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喜多方駅前からはr21で会津坂下に向けて南下しました。途中のセルフGSで給油を行ってからR49に合流。ここから市街地を抜け、会津坂下ICの入口からR252に入ります。
まだ少し時間が早いこともあり、R252に入ってすぐのところにある「道の駅 会津柳津」に寄ってみました。今まで気づかなかったのですが、ここの駐車場の端が堤防になっていて、そこから只見川を眺めることができました。でも、まだ水の濁りが取れておらず、以前のような深い緑の水面にはほど遠い...。
今まで気づかなかったビュースポット、只見川と円蔵寺。
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あとは慣れた道を初めてのクルマで走ります。この日は比較的少なかったので、自分のペースで走れました。三島町の市街地を過ぎればいよいよコーナーの続く区間に突入です。
三島町の市街地を過ぎて橋を渡ると快走区間に入ります。
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金山町のあたりでペースのやや遅い1台につかまりましたが、途中で上手く抜くことができたので概ねいいペースで走り続けられました。13:30にはワインディングロードに突入する前の只見町に到着。駅前には除雪された雪が驚いたことにまだ残っていました。田子倉ダムの背後にある山にもまだ雪が残っています。
只見駅前にて。豪雪地帯だけあってまだ雪が溶け残っています。
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田子倉ダムの手前にて、この先が六十里越雪割り街道です。
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本当なら絶景ワインディング・ロードをSPORTモードで思う存分走る...といきたかったのですが、残念ながらあちこちで工事をしており片側交互通行区間が何ヶ所かありました。このため進んでは止まり...の繰り返しでした。最近、R252の改修がだいぶん進んできたのが知られたせいか、10年前に比べると交通量も増えてきた感があります。
何度も信号に止められてしまい、リズムに乗れず。
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いつものビュースポットでは美しい緑色の中の田子倉湖が見えました。この区間は1年の半分は通行止めになるために見られる景色は限られるものの、私はここから見る秋の紅葉と春の新緑がすばらしいと思います。沢にはスノーシェッド越しに雪解け水が豪快に流れていました。
六十里越の途中から田子倉湖を見下ろす。
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この分だと奥只見はまだまだ雪が深そうです。
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県境のトンネルを抜けて新潟県に入ってからもワインディングが続きます。こちらの方がまだ路面状態はいいのでコーナリングを楽しみつつ距離を減らしていきました。この日は市街地に入ってからもクルマがそれほど多くなく、順調に関越道の通る魚沼市小出に出てきました。これまでは「道の駅 ゆのたに」で休憩していましたが、給油の必要性がないのでそのまま高速に入線。最初のPAで休憩することにしました。大和PAで最後の休憩。
大和PA、お手洗い以外何もないPAでした。
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新潟県では交通量が少ないため、クルーズ・コントロールで一定速走行。あとでGPSを見ると速度変化の少なさがはっきりわかりました。加減速がないので首にも優しい。群馬県に入ってからはさすがに車間が詰まってしまったためにらくちん走行はできませんでしたが、そのまま所沢ICまで一気に走り切りました。17:15に駐車場に到着。
出発から12時間半で無事に帰着、日も長いです。
本日の走行は12時間半で740.9km(うち一般道271.4km)、平均燃費は18.2km/Lでした。
なんだかだんだん燃費が悪くなってきています。どうやら走りに慣れてアクセル開度が上昇しているのかな。ガソリン代が上がっていることもあり、もう少しメリハリをつけて運転しないと財布にも厳しいかも...?
いつもより40kmほど余分に走れました。
2014.05.18
CBR、半年ぶりに復活
思い返してみると、CBR1000RRで出かけたのは昨年の11月。この春はCR-Zにかかりきりだったこともあり、なんと半年もまともに走っていないことになります。機械物はある程度使わないと劣化が激しくなるので、このままでは非常にマズい。季節的にも今がバイクにはちょうどいい時期なので、出かけておくことにしました。ただし日曜日なのでちょっと距離は控えめに。長野県小諸市を下道で目指すことにしました。6:00に出発。
天気は快晴ですが、少しひんやりしていました。
いつも通りR463で所沢市内を抜け、R299で秩父方面に向かいました。まだ交通量はさほど多くなく、比較的早いペースで人口密集地を通過できました。
飯能を過ぎると高麗川沿いに走るワインディング路になります。ここでは途中までは前方がクリアで、自分のペースで走行できました。ただし途中でペースの遅い車に追いついてしまったので、あとはまったりと追走しました。
まだ交通量はさほど多くない。市街地を抜ければあとは快走路。
途中まで配意ペースだったのですが、やはり途中で追いつきました。
秩父市内にある「道の駅 ちちぶ」にて最初の休憩です。ここからは武甲山の北側斜面がくっきりと見られました。石灰石の採掘でどんな形だったかもはやわかりません。
武甲山の特徴的な姿、もとはどんな形だった?
秩父からはR140で北上、長瀞を抜けたところでr13に入り、山越えで神流川へ出ることにしました。こちらも交通量は少なくハイペースで走行。久しぶりに思い切って車体を揺さぶりました。
山越えで神流川を目指します。前方はクリア!
神流川に出たところからR462で西へ。ここはタイトコーナーの続くところです。最初はやや遅い車に頭を抑えられましたが、それをかわしてからは単独走行になりました。直線スピードを抑える代わりにコーナーリングスピードを上げる走り方で、加減速を少なくして首への負荷を極力減らすように走りました。
R462では完全にスピードを支配できました。久しぶりの快感。
群馬県の一番西にある上野村からはr45で北上、群馬県下仁田町を目指しました。こちらはまだ途中に狭い部分はあるものの、路面は改良されており走りやすい。県境の長大トンネルを抜け、急勾配の坂を駆け降りると南牧村です。ここには「道の駅 オアシスなんもく」があるのでここで休憩しました。川のせせらぎが心地よい。
長大トンネルを抜けて駆け降りると南牧村です。
道の駅で休憩、新しい施設(レストラン)ができていました。
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再び走行開始、下仁田町でR254に合流しさらに西へ。今日はここから妙義山を経由して碓氷バイパスに抜ける予定でした。それには影響なかったのですが、R254は内山峠のトンネルが通行止めになっていました。このため県境を越える車が妙義山方面に迂回してきており、交通量がやや多かったのは誤算でした。
r45はやがてR254に合流、ところが県境通行止めの予告が...。
r51とr196を乗り継いで妙義山に登っていきました。ここはタイトコーナー続きで面白いのですが、路面の痛みが激しい上に落ち葉で非常にスリッピー。このためギヤを固定してアクセルワークだけでスピードをコントロールして高度を上げていきました。登山口を過ぎると今度は松井田方面に向けて下っていきますが、ここでは前走車に阻まれてペースダウン。ちょっとフラストレーションがたまりました。
タイトターンが続く、路面状態が非常に悪いので慎重に。
松井田妙義ICを過ぎるとR18に合流します。ここから再び西に進路をとります。幸い前にいいペースで走るバイクがいたため、これに引っ張ってもらうことにしました。
松井田妙義ICを通過するとR18に合流、いよいよ碓氷BPです。
碓氷バイパスではスピードメーター表示に注意しつつ走行しました。バスやトラックもほとんどいなかったので、快適な走行になりました。路面のいいところではまさに地面に貼り付いて走ってくれるようです。ここはバイクのポテンシャルを楽しめる数少ないスポットのうちの一つです。
碓氷バイパスを走る、いつ来てもここは楽しい道です。
入山峠を越えると軽井沢に向けて下って行きます。正面には北アルプスの姿が見えてきました。まだ冠雪している様がはっきり目視できました。今日はすばらしい視程です。
坂を下っていくと遠くには北アルプスの姿が見えてきました。
そのままR18を西に進み、小諸市街地で給油したあと目的地である「あぐりの湯 こもろ」に到着しました。休憩をあまり取らなかったせいで結構クタクタになってしまいました。絶景露天風呂でしっかり筋肉をほぐそう。
昼食は恒例コロッケ定食。ここのコロッケはホクホクで、かつリーズナブルなお値段なので気に入っています。
「あぐりの湯 こもろ」に到着。まずまず賑わっていました。
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駐車場から見る浅間山、この時期が一番はっきり見えるかも。
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「あぐりの湯 こもろ」を出て南へ。千曲ビューラインを東へと向かいました。この道は交通量も少ない上に信号もないので、ハイペースで移動できるのが嬉しいところです。道も坂あり谷あり橋ありで、結構楽しい。佐久の南に出る場合は結構使えそうです。
坂あり谷あり橋ありで、走っていて結構楽しい。
さて、実は大事なことを忘れていました。R254が県境で通行止めになっていることを...。R254で群馬に下っていくことを狙って佐久市街の南に出たというのに...。ともかくこのままでは帰れないので北に向かい、佐久中佐郡ICから中部横断道に乗り、上信越道に出ました。
真正面に浅間山の姿が見えました。この道は眺望もいい。
上信越道ではGW前に災害があって、その対策工事のために1車線が規制中でした。ただしまだ昼過ぎなので交通量もまだそれほど多くなかったので、混雑はなし。一気に碓氷の坂を駆け下り、関越道まで出てきました。
100km/hで巡航して関越道まで、バイクは車幅間隔が楽だ...。
首がちょっときつくなったので、寄居PAで一休み。ここは「星の王子様」のテーマパークみたいになっていて、なんだか落ち着かない雰囲気になっちゃいました。缶コーヒーを飲んですぐに出発。
なんだか落ち着かないPAになってしまいました。
あとはひたすらに南下するだけ。ペースはまずまず速く、中央の車線でも100〜120km/hぐらいで順調に流れていました。このため追い越しは最小限にしてのんびり風を感じつつ戻ってきました。
帰路、バイクショップに立ち寄るためにいつもの所沢ICではなく三芳スマートICで高速を降りました。
まずまずのペースで帰着、三芳PAで高速を降ります。
バイクショップでフロントタイヤを注文してから自宅近くのセルフGSで給油して戻ってきました。
本日の走行、407.3km(うち一般道269.3km)、消費ガソリンは25.1Lで平均燃費は16.2km/Lでした。なんだか燃費がどんどん悪化しているような...?
かなり久しぶりだったので、首まわりが疲れました...。今晩は背中にエアーサロンパスを吹いてから寝よう。
16:00前には帰着しました。風はあるが暑い。
行きはふらふら、帰りはさくっと。
2014.05.06-05.07
首都圏帰還
長かったGW休みもいよいよ終わりです。今年の高速道路の渋滞のピークは過ぎているとはいえ、行程が長いだけに渋滞をすべて避けるのは至難の業です。このため今年も山梨で一泊してから翌朝自宅に戻ることにしました。
4:30に起床し、6:00に家人の見送りを受けて出発しました。色々お世話になりました、ありがとう。
3人+1頭の見送りを受けて出発。到着予定時間は16:30ごろの予定。
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高知道・高知ICから高速に入線し北上を開始。最初から飛ばして疲れるのは避けたかったので、クルーズ・コントロールを使ってやや控えめの速度で走行しました。さて、往路では徳島道の対面通行区間がかなり緊張を強いられてつらかったので、帰路では瀬戸大橋経由にルートを変更しました。くしくもインターナビの推奨ルートもそちらになっていたので、迷うことなく川之江東JCTを直進して川之江JCTから高松道に入りました。珍しくナビ子ちゃんと意見が合ってるな...(笑)。
四国島内で止まることなく、坂出JCTから瀬戸中央道に入り瀬戸大橋を渡りました。途中の与島PAで休憩しようかとも思ったのですが、関西圏での渋滞発生を考えるとここで時間を使うべきではないと判断し、そのままスルー。
7:30、山陽道との合流前にある粒江PAで最初の休憩を取りました。
山陽道との合流前。ここから交通量が増えるので覚悟が必要。
(画像に触れると表示が変化します)
倉敷JCTで山陽道の本線と合流、東へと進路を変えます。さすがに幹線だけあって交通量は多かった。道もやや狭めなのですが、対面通行に比べればはるかにマシです。低速で走る車をかわしつつ、ひたすら走行を続けました。
9:20には中国道との合流直前にある淡河PAに到着しました。
ここでiPadを使って渋滞情報を確認しましたが、この段階ではまだ順調なようで、ちょっと安心です。最低限の休憩で再スタートすることに。ゆっくりするのは関西圏を抜けてからです。
淡河PAにて。この先が渋滞発生ゾーンになります。
(画像に触れると表示が変化します)
神戸JCTで中国道に入りましたが、車は順調に流れていました。そのまま吹田JCTから名神高速に合流し、ノンストップでそのまま京都・大津を通過。さすがに京都から竜王あたりまでは混雑していて車間も詰まり気味になってしまったので少し緊張しましたが、大きく速度を落とすことなく抜けられたのは良かった。
本当は北陸道分岐の手前にある多賀SAで給油&休憩を取るつもりだったのですが、行って見ると満車状態になっていたので休憩を断念。給油だけしてすぐに出発することにしました。
とはいえ間もなく連続走行2時間になるので、米原JCTを過ぎたところにあった伊吹PAで休憩、 少し早めの昼食にしました。伊吹ラーメンは味噌味でしたが、野菜が結構入っていたのが嬉しかった。
関西圏の端にあるPA、この先で岐阜県に入ります。
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関ヶ原を抜けると次は名古屋圏です。ここまで来れば行程はほぼ半分消化したことになるので、少し気持ちも楽になってきました。養老から小牧までの区間はまずまず車は多かったのですが、スムーズに流れていたので儒調に距離を減じることが出来ました。小牧JCTからは中央道へ。恵那までは車が多かったので少しペースが落ちたものの、ここでも特に問題なく走り抜けられました。
長野県に抜ける恵那山トンネルの手前にある神坂PAには13:10ごろに到達し、ここで5度目のストップ。いよいよ関東甲信越地方に戻ってきました。
この先にある恵那山トンネルを抜けると関東甲信越です。
全長8kmを超える恵那山トンネルを抜け、長野県に入りました。ここからはどんどん首都圏や長野市を目指す車が増えてくるはずです。飯田から岡谷までの区間は右手に南アルプスを見ながらの走行ですが、まだ山頂部には雪がしっかりと残っていました。長野道分岐・岡谷JCTを通過し、今度は進路をやや南に変えて甲府方面に向かいます。この辺りは名だたる山が見られる区間。八ヶ岳はきれいに見えていましたが残念ながら富士山は雲の中でした。
14:45ごろ、八ヶ岳PAにて本日最後となる6度目のストップ。今日の宿泊地まではあと約60kmです。
八ヶ岳の麓にあるPA、八ヶ岳山頂が見えました。
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八ヶ岳PAからは一気に高度を下げつつ甲府市街地を抜け、今日の目的地最寄りの勝沼ICまで順調に走行することができました。結局、渋滞をすべて外せたのはラッキーでした。
実は勝沼ICの手前では「小仏トンネル渋滞12km」の表示が出ていました。12kmなら約1時間あれば抜けられることから、自宅まで一気に走行することも考えましたが、やはり身体に負担をかけたくないので予定通り宿泊してから戻ることにしました。宿には16:00ジャストに到着、計画よりもやや早くなりました。
本日の宿、昨年も利用しました。
山梨市駅まで15分ほど歩いて夕食(ほうとう)を済ませ、大浴場で身体をほぐしてから就寝しました。この日の走行は約750kmでした。
翌朝、3:30に目が覚めてしまったので出発を前倒しすることにしました。4:45に宿を出発、勝沼ICから中央道に乗り八王子JCTから圏央道へ。 途中、狭山PAでトイレ休憩しただけであとは一気に関越道・所沢ICまで走行しました。自宅への到着は6:30。荷物を下ろして車を駐車場に入れてほっと一息。でも、これからお仕事です。
無事に帰り着きました。さ、気持ちを切り替えて仕事に行こう。
今回は瀬戸中央道・名神高速・圏央道でちょっと遠回りしただけ距離はやや長くなりましたが、総走行時間で見ると往路とそんなに変わらなかったですね。
帰路のルート、瀬戸中央道・圏央道の分だけやや遠回りです。
まとめです。のべ7日間で走行距離は1,915.2km(うち一般道257.6km)、平均燃費は18.4km/Lでした。
CR-Zで帰省してみて思ったことは、「このクルマ、高速巡航には向かないな...」ということ。軽快なハンドリングはカーブが続くところでは非常に楽しいのですが、一方で常に舵角修正を強いられるので非常に疲れるのです。あとはシートの形ががあまり長時間乗り続けるには向いていない気もします。
またやりたいかと聞かれると、「う〜ん」というのが正直な気持ちです。
2014.05.04
初めてCR-Zの助手席に乗った女とは...?
連休後半に入りました。実は木曜あたりから実は肩凝りが原因の頭痛に悩まされており、せっかくの休みもややスポイル気味になっていましが、土曜日に妹が金沢から帰省してきてCR-Zに乗ってみたいとリクエストを受けたので出動することにしました。あまり無理をしたくないので行先は1時間程度で行ける仁淀川上流の上八川に設定。
仁淀川の流れ。山の新緑もきれいです。
R33で伊野まで行き、R194で仁淀川沿いに北上していきました。残念ながらトラックに頭を抑えられてしまったので快適な走行にはなりませんでしたが、新緑の中をのんびり走るのも悪くありませんでした。
出発から1時間のところにある「道の駅 633美の里」で休憩しましたが、GW真っ只中な事もあってか、意外にも人で溢れていました。高知名物アイスクリンがとても美味しかった。
妹がクルマと一緒に撮ってくれました。
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帰りはいの町で行われている「仁淀川 紙のこいのぼり」を橋の上から眺めつつ戻ってきました。
2014.04.30
父、CR-Zに試乗す...横浪半島ドライブ
帰省してから2日間ほど天気は悪かったのですが、この日はやや回復しました。さて、私の父もクルマ好きではあるので、CR-Zを運転させてあげようと近場のワインディングに出かけました。行先は横浪半島で、高知市からは約1時間ぐらいのところにあります。ここは崖の上から太平洋を望みながら走れる絶好のドライブルートです。
まだ少し波が高かったです。ここの道はコーナリングが楽しい。
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道の途中で運転を代わり、父は走行モードを切り替えたりしながら結局1往復半しました。セダン専科である父の感想は「確かにスポーツカーっぽいな...運転はしやすい」とのこと。
助手席から親父の運転を見ていると、コーナーでのラインの取り方はさすがにベテラン。ただちょっとアクセルワークが荒っぽいような気はするが...それは黙っておこう(笑)。
2014.04.26-04.27
CR-Z、西へ。15年ぶりのクルマ帰省
待ちに待ったGWがいよいよスタート。今年はもちろん、CR-Zで帰省です。クルマでの帰省は思い返せば15年ぶりになります。当時はCR-V(←1文字違い?)でした。
本当は土曜日の午前3時に出発し、その日の夕方ごろに着くように予定を考えていました。そこでかなり早めに就寝していたのですが電話がかかってきたために寝入りばなで起こされてしまい、その後寝つけず。寝不足のまま夜間運転するのはさすがに危ないので、出発を延期。改めての出発は日曜日の深夜0:00にしましたが、少し早めに目が覚めてしまったので土曜日22:30に出発することにしました。この時間なら渋滞をすべて外せるはずです。
土曜日22:30の出発、到着予定時間はナビによれば8:30です。
首都高S5号線浦和南ICから東京方面に向け南下。5号池袋線からC2中央環状線で3号渋谷線に乗り継ぎます。この時間は交通量も少なく、合流もすいすい。そのまま東名高速に入り、ひたすら西に進みます。
出発から約2時間弱で御殿場JCTに到達、ここから新東名に入りました。さすがに新しいだけあって非常に走りやすい。ここまで来ると交通量もかなり減り、走っているのは高速バスとトラックがほとんどです。
0:40ごろ、清水PAで最初の休憩を取りました。ここでは意外に多くのクルマがいましたが、車中で休んでいる人がたくさんいたようです。
清水PAにて。意外にもクルマが多かった。
清水PAから出発し、さらに西へ。現在の終点から引佐連結路を経て東名高速に戻ります。三ヶ日JCTから音羽蒲郡ICまではやはり少し混雑しますね。車線もやや狭いので走行には注意が必要です。豊田JCTで伊勢湾岸道に入り、名古屋港をまたいで三重県へと向かいます。昼間ならここには名港トリトンという橋梁群があって非常に眺めが良い区間なのですが、深夜なので何もわからないのは残念でした。
3:10ごろに湾岸長島PAに到着しました。さすがに連続走行でちょっと疲れたので、ここで熱いホットコーヒーでブレイク。でも、まだ先は長い。
湾岸長島PAにて2回目の休憩。これで行程は約40%ぐらい。
湾岸長島PAを出ると、すぐに四日市JCTに到達。ここから東名阪道で少しだけ南下します。この区間は朝に渋滞が発生する予測でしたが、この時間帯はまだ早いのでペースが下がることはありませんでした。亀山JCTからは新名神高速に入りますが、ここは道の規格が高いので非常に走りやすかった。ただしトラック・バスが非常に多く、結構追い越しをしかけているので追越車線ではかなり速度が上がったり下がったりで忙しかったです。
4:10ころ、土山SAで休憩&給油を行いました。この先いよいよ関西圏に入りますが、渋滞にかからないかがちょっと心配。iPhoneで状況を確認したところ、さすがにまだ時間が早いせいか問題はなさそうでした。
土山SAでトイレ休憩&給油。ここはかなり明るい。
土山SAを出て、名神高速との合流点である大津JCTに到達することには空が明るくなってきました。幸い名神高速の本線もまだクルマは少なく、自分のペースを守って走ることが可能でした。このため線形のよくない京滋バイパスを使わずにそのまま京都を抜けていくルートを選択。
この先の中国道の宝塚あたりが渋滞ゾーンです。このため念のため桂川PAで4度目となる休憩をしておき、万一渋滞が発生しても慌てなくて澄むよう備えました。幸い名神高速は吹田JCTまで混雑なし。表示板でも情報はなく、インターナビも中国道経由を奨めてきたのでそのまま進むことにしました。神戸JCTから山陽道を経て神戸市の裏側をまわり、三木JCTからは神淡鳴道に入りました。6:00に明石海峡大橋を渡り淡路SAに到着しました。
ここは明石海峡大橋を一望できる展望台があります。また、レストランは24時間やっているのでここで朝食を摂ることにしました。お腹いっぱいにすると眠くなるかもしれないので、うどんを選びましたが意外にもなかなかコシがあって美味しかった。うどんはやっぱり西日本に限る。
6:00に本州を離れ、淡路SAで休憩。ついでに朝食も。
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朝靄の中の明石海峡。「さんふらわあ」が通過していきました。
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ここから先は交通量が激減します。さらに事故以外で渋滞が発生することはまずないので、気分的にもかなり楽になりました。このためクルーズ・コントロールを使ってらくちん走行に移行。もう急ぐ必要もありません。
そのまま大鳴門橋を渡って四国に入り、高松道に入りますが、最初のICである板野ICで一旦高速を降ります。神淡鳴道はまだ徳島道とつながっていないので、ここで一般道を乗り継いで徳島道に乗り換えるのです。といっても距離は4kmもないので、10分もかかりません。徳島道・藍住ICから再び高速に入線。ところが、ここからが実はつらかったのです。徳島道はほぼ全線が対面通行なので、道に非常に圧迫感がありました。おまけにCR-Zのハンドリングはセンシティブなので、まっすぐ走ろうとすればするほど非常に緊張が続いてしまうのです。
なんとか8:10には吉野川SAまで到着。ただ、正直かなり疲れが出てきました。眠くはないのですが、いかんせん目の上の方が重い...。そこで20分以上かけてしっかり身体を動かし、最後の行程に備えました。
ここまで来ればあとはノンストップで実家まで行けます。
吉野川SAを出ると山岳区間に入りますが、ここでは前に集団がいたために少しペースを落とさざるを得なくなり、結果としては少し楽に走行できました。川之江東JCTからは高知道に入り、片側二車線に戻るので再びペースアップ。速度過大に注意しつつ走行し、高知ICで高速を降りました。
その後、市街地を抜けて実家に到着したのは9:50。ちょっと最後は時間がかかってしまいましたね。
現状でのほぼ最短距離を渋滞なしで走行できました。
この日の走行は825.6kmでした。昨年バイクで戻ったのに比べると50kmぐらいは短くなってます。
2014.04.19
日本海まで足を伸ばしてみる
初回点検も無事終わったので、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。今回は長野を抜け、白馬・糸魚川まで行ってみることにしました。バイクでは何回も行っている道ですが、クルマとなるとまた見えるものも違うはず。5:30に出発しましたが、前日の雨で空気はまだ湿り気味です。
早朝5:30に出発、まだ空気が重い。
関越道・所沢ICから以前と同じく北上開始。走っているクルマも多かったのですが、まだ混雑というほどのレベルではありません。1時間弱で上信越道・甘楽PAに到着しました。最近すっかりここでの休憩が定例になりました。
甘楽PAで休憩、ここはまだ標高は低いのですが気温も低い。
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松井田妙義ICで高速を降り、R18碓氷バイパスへと向かいました。見ての通り群馬西部・長野県東部はとてもいい天気。それだけに気温も低く、CR-Zの温度計に表示される気温も一桁台。バイクではまだ寒いですね。
IC出口の交差点から妙義山を見る、天気は最高。
碓氷バイパスではSPORTモードで急勾配高速コーナーを駆け上がりました。入山峠の最高点である標高1,000mでは外気温が3℃となり、「外気温注意」の警告が現れました。路面は濡れていないので大丈夫でしょうが...。
軽井沢からはR18を離れ、一つ北側にある浅間サンラインに入りました。こちらは信号も少ないので快適に走れますが、時々出てくる軽トラックがゆっくり走っているのでなかなかペースが上がりません。この道沿いにある「道の駅 雷電くるみの里」にて2回目の休憩。
道の駅 雷電くるみの里にて、ここは眺めの良いところです。
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そういえば、もうすぐこどもの日でしたね。
道の駅を出てすぐにr4を使って北上開始。長野市へはR18を使えば比較的平坦に行けますが、それでは面白くないのでR406を使い菅平高原を抜けていくことにしました。こちらも峠付近では外気温警告が出るなどかなり冷え込んでいたものの走行に支障なし。7速シフトモードを使ってブレーキ使用を抑えつつ降りていきました。
長野はちょうど桜が満開で、あちこちで美しい姿が見られました。
善光寺の参道前にて。ここは春爛漫という感じです。
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そのままR406を進み、鬼無里へと向かいました。ここは長野と白馬の中間にあって、戸隠から降ってきたところに位置しており秘境感のあるところです。ここの「旅の駅」で出してくれる蕎麦が好きだったので、久しぶりに寄ってみました。しかし時間が早すぎたのでまだご飯物の用意が出来ておらず、かけそばだけで昼食を済ませる羽目になってしまいました。
ここで出してくれる蕎麦は素朴な味わいで美味しい。
本当はここから長野方面に戻り、長野白馬道路を抜けて行く予定でした。しかしここまでのR406は工事中だったりすれ違いが難しい箇所があったりと走りにくかったので、逆に峠を越えて白馬に出てみることに予定変更。決して路面はよくありませんが、こちらの方が交通量は少ないのですれ違いの頻度は少ないはず。
途中で3台ぐらいと遭遇したものの無事に峠に到着しました。ここはトンネルを抜けると眼前に北アルプスが広がる絶景ポイントなんですが、残念ながらこの日は雲の中。天気が良ければ迫力あるところなんですけどね。
トンネルと抜けると北アルプスが眼前に迫るところです。
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峠からは急勾配で降りていきます。白馬駅のところでR18と合流、北に転じました。R148は信濃大町と糸魚川を結ぶ幹線道路であり、非常に走りやすい道です。ところがこのあたりはフォッサ・マグナのど真ん中で、崩落が激しい上に近年大きな水害があって、ほとんどの部分が付け替えられた道です。一方で大型バスや工事用車両も多いので、なかなか快適に走るタイミングがないのがやや残念。
「道の駅 小谷」で休憩しました。温泉にでも入ろうかとも思いましたが、時間がやや遅くなってしまっていたので見送りました。
道の駅 小谷にて休憩、温泉は見送りました。
まだ山の上は「春」という感じではありませんね。
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R148をそのまま北上し、海につき当たったところが糸魚川市です。まだ少し時間も早かったので、R8で上越市方面に向けて少し走ってみることにしました。海沿いは気温もまずまず高く、絶好のドライブ日和。 海も穏やかで日差しが差していれば非常に爽やかでした。
能生の海岸にて、海も穏やかで癒される。
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この時点で14:30を回ったので、帰途につくことに。北陸道・能生ICより高速に入線して東へ。途中、眺めのいい名立谷浜SAで休憩。ここにも桜が植わっていることを知っていたので見ていこうと思ったのです。期待通りほぼ満開(ちょっとピークは過ぎているかな)で、二度目の花見が楽しめました。
名立谷浜IC料金所付近の桜です。
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ランプの途中にある桜が盛りを迎えていました。
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ここから上信越道を使って戻るのが最短ルートですが、長岡を経由した方が交通量も少なく快適に走れるのでそちらを走っていくことにしました。狙い通りほとんどクルマが走っていないっため、クルーズコントロールを使ってまったりと走行。ハンドル操作に集中できるのでえらく楽。惜しむらくはカバーする速度域が狭いこと。
途中では桜並木の中を走る区間がありました。桜吹雪の中を高速で駆け抜けるのは快感です。
長岡JCTからは関越道へ。越後川口SAで最後の休憩。
越後川口SAから見る越後三山、まだこちらは冬です。
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信濃川の雄大な流れはいつも通りでした。
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後は一気に200kmを走りきり、18:00に自宅に到着しました。今回は高速道路に乗っている時間が長かったこともあって、ちょっと眼が疲れてしまった感あり。最後の関越道が混雑していたので余計にそう思えます。
670kmを走破し帰着、こちらは非常に肌寒かった。
本日の走行、666.5km(うち一般道228.3km)で平均燃費は18.5km/Lでした。ハンディGPSを持っていくのを忘れたために今回は残念ながら地図なし。クルーズコントロールではECONモードにすると速度調整の応答が遅くなるのでNORMALモードで走行したことから、今までよりはちょっと下がってしまったようです。
2014.04.05
慣らし走行、野辺山・本栖湖編
初回点検を早く迎えておきたいので、どんどん走りに行きますよ。土曜日は早起き(いや、実はいつもと変わらないんですが)して、5:30に自宅を出発しました。ご覧の通り、まだ日の出前ですが朝焼けがきれいです。ところがこの週末は寒気がやってきていて寒い。特に長野市から北は氷点下の冷え込みで雪が降っている予報だったので、行き先を南に変更しました。長野県佐久市から南下し、富士山の北側を戻ってくるルートです。
朝焼けの中の出発、空気はひんやり。
所沢ICから高速に入り北上。車はまあまあ多かったのですが、順調に距離を消化できました。藤岡JCTから上信越道に入って西に向きを変え、甘楽PAで最初の休憩。気温はかろうじてプラスというぐらいで相当寒かったです。
甘楽PAで休憩、この先で一般道に入ります。
下仁田ICで高速を降り、R254で内山峠を越えて佐久市を目指しました。峠の登りでは「SPORT」モードでクイックな旋回を楽しみ、下りではパドルシフトを効果的に使ってバッテリーに充電。だらだらした下り坂ではあまり充電されないのですが、急勾配があればすぐに満充電になります。
佐久市の郊外からは冠雪した浅間山がきれいに見えていました。
信号待ちの間にパチリ、浅間山の姿です。
(画像に触れると拡大します)
佐久市からはR141で南進します。ここは交通が集中するので、なかなかハイペースになりにくい道です。それでも川沿いを走ったり、野辺山高原への登りでは登坂車線付き高速コーナーがあったりと変化に富んでおり、運転するのが楽しい道です。
野辺山高原では国道を逸れて平沢峠に行ってみました。ここは八ヶ岳を正面に眺められる絶景スポットですが、あまり知られていないのかいつも空いています。特に午前中が順光になるのでオススメです。ただ、標高は1,000mを越えているので壮絶に寒かった...。
とにかく寒かったけど空気が半端なく澄んでいました。
八ヶ岳が真正面に見える絶景スポットなのです。
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R141をそのまま南下し、「道の駅 南きよさと」で休憩しました。到達したのは10:30で、まだちょっと食事には早いタイミングです。このためお手洗い休憩だけにしてすぐに出発しました。
「道の駅 南きよさと」で休憩。場所が中途半端だな。
R141は韮崎でR20甲州街道に合流。今日はここからさらに南に向かいました。釜無川を渡りR52で静岡方面へと進みました。こちらは旧街道のような道でやや狭く走りにくかった。ちょっと東には高速道路に並進したバイパスもできているので、そちらを使えばもっと早く行けたかもしれません。
このあたりでも桜があちこちで咲いていました。山間部だけに気温も結構下がると思うんですが、それほどタイミングはばらつかないもののようです。
見事な桜があちこちで見られました。信号待ちごとの楽しみ。
(画像に触れると拡大します)
R52を南進し、R300を使って本栖湖に向かう予定でした。ところがナビが示したルートはその手前にあるr9をショートカットする経路でした。「たまには言うこと聞いてみるか」ということでそちらに舵をきったところ、狭くてタイトコーナーの続く走りに厳しい道でした。後で地図を見ると確かに最短距離には違いないのですが、こんな道が続くと疲れちゃうよ...。もっと教育(?)が必要かも。
R300に合流したところにある「道の駅 しもべ」で休憩。ちょうど11:00でお蕎麦屋さんが開店したので、ここで昼食にしました。山菜おこわとざるそばのセットを頼みました。そばは普通でしたが、おこわは炊き立てのホカホカで美味しかった。
道の駅にあるお蕎麦屋さんで昼食、山菜おこわが美味でした。
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道の駅を出発し、R300を東へ。本栖湖に向けての登りでは残念ながら頭を押さえられてしまったために自分のペースでは走れませんでしたが、車間をコントロールしつつ「SPORT」モードでくるくる旋回。やっぱり横Gのかかるコーナリングは楽しい。
そのまま本栖湖畔を過ぎ、富士吉田を抜けてR139に乗り換えてさらに東へ。富士吉田の市街地では大きな鳥居をくぐりました。この鳥居、反対側から見ると富士山が正面からみえる位置にあるんですね。バックミラーで見てみましたが残念ながらお姿は雲の中でした。
富士吉田の鳥居、バックミラーで振り返るも姿は見えず。
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R139は大月市でR20甲州街道に合流します。そのまま一般道を東へと向かいましたが、CR-Zのインターナビはどうしても私を高速道路に乗せたいらしく、交差点ごとに「右折です」「左折です」と叫び続けました。時にはなんと180°ターンまで指示してくることも...。なかなかしつこいな、君も。
そのまま八王子に向けてR20を進み、高尾山ICから圏央道に乗りました。ここから埼玉県へワープです。
ほぼ3時間ぶっ続けで運転してきたので、途中の狭山PAで休憩しました。
狭山PAで休憩、でも体はあんまり疲れていない。
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慣らし運転の距離を伸ばすのがお出かけの目的でもあるので、圏央道のとりあえずの終点である桶川北本ICまで行って高速を降り、そこからR254を使って自宅まで戻ってきました。出発から10時間30分で帰着。
10時間半で一回りしてきました。
本日の走行は440.8km(うち一般道289.3km)、平均燃費は19.1km/Lでした。市街地や高速巡航ではほとんど「ECON」モードを使っていたので、特に後半に数値が伸びています。距離もほぼ狙い通り稼げました。
一周で440km、ほとんど走り詰めでした。
2014.03.29
慣らし走行、秩父・奥多摩編
土曜日も関東地方は晴れで気温がかなり上がるとの予報、となると山間部にも出かけられます。慣らし運転と同時に様々なシチュエーションの道を走って自分の経験値も上げておきたいので、2日連続となりますが出かけることにしました。今日の行先は新しい車を買ったらまず走りに行くルート、秩父・奥多摩です。ちょっと道が狭いところがありますが、距離的にはちょうどいいところです。7:00に出発しました。
ちょっと遅めの7:00に出発。後方の桜も開花が進むでしょう。
R463、R299で所沢・飯能を抜けて高麗川沿いに分け入りました。ここではクルマが数珠繋ぎになってしまい、ただ淡々と走行するだけ。ECONモードを使って燃費走行しました。ECONモードはとにかく加速がまったり...。
出発から2時間で休憩ポイントに設定した「道の駅 あらかわ」に到着しました。ここからは秩父の象徴である武甲山の姿も見えていましたが、驚いたことに北側斜面にはまだ雪が残っていました。
「道の駅 あらかわ」にて。まだ大雪被害は記憶に新しい。
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旧大滝村に入るあたりからは山道になります。道は狭いのでライン取りは新調に。左右のバックミラーを確認しがら車線中央の位置を確認し、車幅感覚を意識して覚え込みます。山梨県に抜けるR140彩甲斐街道はまだ所々で、災害復旧工事中で片側交互通行実施中。雪崩によって標識やガードレールが破壊されたところや、路肩にも雪がまだ残っているところもありました。
R140はまだ復旧工事中でした。かなりの被害だったようです。
全長6,625mの雁坂トンネルを抜けると山梨県に入ります。ここはかなりの山奥なのですが、驚いたことにまったく寒くない。休憩している間にも多くのライダーが通過していきましたが、ジャケットの装備も軽そうでした。あぁ、バイクでも走りたくなってきた。
雁坂トンネル料金所付近で休憩、多くのバイクが通過していきました。
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R140を山梨県側に降りたところにある「道の駅 花かげの郷まきおか」で昼食にしました。残念ながらメニューはさほど多くなく、そばと肉丼のセットで軽めの食事となってしまいました。ここではちょっとしたお土産を購入。バイクと違ってこういうことができるようになりました。
ようやく駐車場入れのコツがつかめてきました。
「道の駅 花かげの郷まきおか」で昼食、あまり名物らしくない?
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道の駅を出て、次は塩山の市街地を抜けてR411へ。ここから奥多摩を抜けて自宅まで戻ります。給油を行ってから峠道にかかりましたが、幸い前後にクルマはおらず、自分のペースで走れました。ただしこの区間は非常に道が狭い上にタイトコーナー続きなので注意が必要。それゆえに車幅感覚とブレーキタイミングを掴むのにちょうどいい練習ができるわけです。
奥多摩から青梅・入間・所沢を抜け、3時間ぶっ通しで運転を続け15:00過ぎには自宅に帰着しました。驚いたことに一気に桜の開花が進み、堤防にはお花見客が繰り出し始めていました。
帰路の途中にある桜は一気にピンク色に変わっていました。
背後の桜に注目、1枚目と比べてみてください。
本日の走行は一般道ばかりで245.3km、平均燃費は18.1km/Lでした。市街地ではずっとECONモードで走っていたのですが、青梅から所沢まで断続的な渋滞に巻き込まれたため、数値は伸びませんでした。
2014.03.28
CR-Z、初ドライブ to 小諸
納車から一夜明けると快晴でした。予報によれば気温も20℃まで上がるとのことで、絶好のお出かけ日和。有休を取ることができたので、早速慣らし運転に行ってくることにしました。考えてみると実は正月以来埼玉・東京から私用で遠出をしていませんでした。本当に久しぶりの休日お出かけです。
さて、行先はいくつか候補がありましたが、そこそこ距離があって道も比較的いいところということで「あぐりの湯 こもろ」に行くことに決定。最近は筋肉があちこち強張っているので、足を伸ばして露天風呂に入りたいという欲望が勝りました。
三角表示板や工具などを積み込み、マニュアルで各種装備の操作法を確認。iPhoneやiPodをカーナビに接続するセッティングを行ってから、いざ出発。今年の抱負は「この春、ドライブ始めます」で決まり。
晴天の中、初ドライブに出発。ワクワク。
所沢ICから関越道に乗って北上開始です。最初は控えめに100km/hぐらいで巡航しましたが、驚いたのは室内がとても静かなこと。かけている音楽が心地よく聴こえました。あとはステアリングがちょっと敏感すぎかな。サスペンションが固いせいなのか路面のギャップをよく拾うので、高速での乗り心地は意外によくありません。
最初は甘楽PAで休憩しました。
甘楽PAで休憩、まだ車幅感覚が上手くつかめてない。
ここまで走ってきた印象は「意外にパワー感はないな...」という印象。アクセル踏んでから加速までにちょっとタイムラグがある印象なのです。ある程度回さないと「走ってる」感は出せないようです。
バイクの時と同じく松井田妙義ICで高速を降りて、碓氷バイパスで軽井沢へ。ここでは走行モードを「SPORT」に切り替えて走行。するとそれまでの印象は一変、坂道でもぐいぐい加速してくれます。特筆すべきは碓氷バイパスの高速コーナーをそれなりのスピードを維持しつつ思いのままのラインでトレースできること。今まで乗ってきたクルマとは全く違うことを実感しました。
出発からちょうど3時間で目的地の「あぐりの湯 こもろ」に到着しました。
「あぐりの湯 こもろ」に到着、浅間山もきれいに見えていました。
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久しぶりに湯船の中で手足を伸ばして筋肉をよくほぐしておきました。まだ気温は少し低めなおかげでのぼせにくいので、長い時間浸かることができるのが嬉しい。やはり絶景を見ながらの入浴は最高ですねえ。
昼食はいつもと同じコロッケ定食...のはずでしたが、残念ながら切れてしまったとのことで、2ndチョイスで野菜炒め定食になってしまったのがちょっと残念。
平日昼間なのでさすがに空いていました。
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残念ながら昼食は野菜炒めに変わってしまいました。
その後は佐久までR18、佐久からはR254で内山峠を下って群馬県に戻り、下仁田ICから上信越道に乗って帰途につきました。AT車はエンジンブレーキが苦手ですが、私のCR-Zはパドルシフト付CVTのため、自由にレシオを選べるおかげでブレーキを酷使しなくても急勾配をクリアできました。これも色々と楽しめそう。
さすがに乗り慣れないクルマを長時間操ったので、想像以上にくたびれましたが16:00には無事帰着。ポテンシャルの片鱗は見られたような気はします。これからどんどん乗って慣れなけれていかないといけませんね。バッテリーをダメにしたらエラいことになりそうだし...。
無事に1stドライブから帰還、どんどん乗って慣れなければ。
本日の走行は323.6km(うち一般道120.9km)、平均燃費は18.9km/Lでした。
え、CBR1000RRよりも燃費が...いい?
2014.01.05
帰路の敵は...混雑!
年末年始休暇もこの日で終わりです。往復&乗継割引を活用しているため、帰路も列車です。さて、2日前は有楽町での火事で大幅にダイヤが乱れた新幹線ですが、今日は何も起きないでくれよ...。
この日の車両は「2011」、これは初めてだな。残念ながらこれも内装リニューアル未施工車でした。
10:13高知発、岡山行き特急「南風」で本州へ。
2000系気動車、この日乗れたのは「2011」でした。
土讃・予讃・本四備讃・宇野線「特急 南風10号 岡山行き」高知 10:13 → 岡山 12:41
もう景色も見慣れたものなので、音楽を聴きながらただのんびりと過ごしました。昼食も夏と同じです。またもやニンニクで胸焼けが...全く前回の教訓が活きてませんね...(苦笑)。
昨年末は雪に覆われた猪ノ鼻峠もほとんど雪は残っておらず、列車は定刻通り岡山駅に到着しました。岡山駅での接続は33分あるので、ゆっくり新幹線ホームに移動し列車を待ちます。
今回は定刻通りに岡山駅に到着しました。
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新幹線ホームが帰省戻り客で混雑する中、乗り込む列車が入ってきました。
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山陽・東海道新幹線「のぞみ26号 東京行き」岡山 13:14 → 東京 16:34
この日の車両はN700系Z編成でした。さて、「のぞみ」の自由席は本来3両しかないのですが、この日はその他の指定席車両のデッキ、通路までお客さんを乗せていたようです。しかし、これの対応もあって乗り降りに時間がかかってしまうせいか、列車は関西圏まででどんどん遅れてしまいました。最大の遅れは京都駅出発時点で約8分。
しかし、その後の名古屋・新横浜まででスピードを上げたようで、最終的に東京駅への到着は2分遅れまで短縮されました。意外に回復できる余裕が取ってあるものなのですね。
かなり遅れを取り戻して東京駅に到着しました。
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最終的に自宅にたどり着いたのは18:00前でした。シートがいいおかげで身体はあんまり疲れてはいないのですが、ずーっと景色が流れていたせいか目の方が疲れたような気がします。