2024.09.07
北関東の名勝にドライブ
久しぶりのお出かけです。仕事が忙しいので週末はゆっくり休養したいという気もしますが、気分転換に加えてクルマをあまり動かさないのも問題。一念発起してドライブを実行することに。行き先はまだ行ったことのない北関東の名勝「袋田の滝」を選びました。片道約3時間の道のりです。
混雑を避ける思惑から、出発を早めました。5:20に自宅を出て、途中でタイヤの空気圧を調整し川越ICから関越道へ。鶴ヶ島JCTからは圏央道に入ってつくば方面へ。途中で日の出を迎え、霧も出ていたことから幻想的な風景の中を快調に走行しました。
日が高くなる中を東へ向かいます。茨城県内では霧も出てきました。
つくばJCTからは常磐道の下り線で北東方向へ。途中のPAで一度休憩を挟みましたが、その後も混雑はなく順調に距離を消化。那珂ICで高速を降り、R118で北上。途中、ナビの謎指示により常陸大宮市街地に迷い込むというトラブルはあったものの、概ね順調に進みました。久慈川沿いに出て山に分け入り、しばらく進むと袋田の滝の入り口に到達。ちょうど3時間での到着です。
袋田の滝の入口に到達、ちょうど3時間で到着しました。
滝に近いところの駐車場は有料ですが、その手前1km付近には町営の無料駐車場があり、今回はそこを利用しました。滝の入り口までは歩くことになりますが、平坦なので苦にはならず。途中には特徴のある土産物店や食事処があって、古い観光地の趣きが出て来ました。
入口までの徒歩移動の間に、面白い建物がたくさんありました。
車道の突き当たりから橋を渡ってさらに進むと、いよいよ入口の看板が登場。ここから少し坂道を上がったところに入場のためのチケット売り場がありました。
15分ほど歩いて、ついに入口までやって来ました。
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入場料は300円/人ですが、JAFの会員証を見せることで50円引きになりました。チケット売り場の背後にはトンネルの入口があり、ここから滝に向かって接近できるようです。まだ人も少ないこともあって、じっくり写真を撮りながら進みました。
このトンネルを通って滝に近づけるようです。
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まだ時間が早く人通りも少ないため、じっくり写真が撮れました。
途中に側道があったので入ってみると、その突き当たりにモニュメントがありました。これはあちこちで見てきた「恋人の聖地」ではないか...!
桂由美プロデュースの「恋人の聖地」、あちこちで見ます。
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上から順に見て行こうと決め、まずはエレベーターで第2観瀑台へ上がってみました。
このエレベーターで44m上昇すると第2観瀑台に出るそうです。
エレベーターを降り、鉄筋製構造物の中の階段を登っていくと、滝の全容が現れました。このスケール感はすごい。あちこちの滝を見て来ましたが、このサイズは確かに名勝にふさわしい。
一番高いところの近くから滝を見下ろせました。
比較的近いところから滝の全容を見られます。
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もちろんiPhoneでもセルフィー撮影しました。
再びエレベーターでトンネル内に戻り、次は滝の正面から見上げる位置にある第1観瀑台に出てみました。すると真正面には巨大な水の壁! これはすばらしい。
こちらはコンクリート製、真正面に巨大な水の流れが!
下から見上げる滝は大迫力! 右手には吊り橋もありました。
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ストロボを使って撮影すれば人物も浮かび上がります。
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観瀑台には微小な水飛沫が舞い、差し込む光によって浮かび上がっていました。なんとかその迫力を写せないか色々試したものの、正直なところ難しかったです。NDフィルターを持っていれば滝の流れを溶かすこともできるのですが...。
観瀑台には微小な水飛沫が舞い、マイナスイオンが溢れていました。
水飛沫を狙って撮影してみましたが、NDフィルターが欲しい...。
最後に記念撮影、やっぱりiPhoneはこういう時に最強です。
第1観瀑台から少し戻り、次の側道に入ってみると吊り橋がありました。この上から滝の方を見ることで、観瀑台の全容を見ることができました。
滝の下流には吊り橋がかかっていました。
橋から滝方向を見る。背後の断崖の岩もすごいです。
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滝の下流には丸くなった巨岩群。どうやってできた?
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そのまま歩道を進み、土産物店のエリアまで戻って来ました。この頃になると気温も上がって来たので二人とも汗だくに。水分補給をしようということになり、メニューの選択肢が豊富に出ていた食堂でアイスを食べることに。ところがそれぞれ欲しいものを注文すると「ごめんなさいね。今日の分がまだ届いていなくてないのよ」と言われる始末。「じゃあ何があるの?」と聞いた中に「栗ミルク」があり、二人揃って「それだ!」。さらにはアイスの盛り付けが今やなかなか見ない手動方式で面白かった。店前のベンチに座って美味しく頂きました。
なんとも味のある盛り付けです。控えめなマロンの香りが心地よかった。
妻はその斜め前にある土産物屋さんでお茶を購入。なんでも自家製で、裏手の山にある茶畑で採れたものを販売しているそうです。それにしても店の中には大鵬関の昭和三十八年の優勝額も置いてあって、只者ではない感が漂ってました。
妻が立ち寄った土産物店、中を見ると...なんだか凄いものが!
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店の裏手にある茶畑、これは茶摘みが大変そう。
目的は達成したので、ここから道が混雑する前に戻っていきます。ただしまだ昼食には相当早いタイミングなので、途中でご飯を食べて帰ることに。久しぶりに常磐道の美野里PAの「かつ鍋定食」が食べたくなったので、そこへ向かうことに。
袋田の滝から戻るには往路を引き返すのが一番早いですが、それでは面白くないために日立方面に出ることにしました。R461、R349を乗り継ぎ、最後にr36で山越えをすれば日立中央ICに出ることができます。国道を走っている間は交通量も少なく、快適なドライブを楽しめました。ただし最後の山越えでは災害復旧工事のため片側通行が3ヶ所ほどあり、思った以上に時間がかかりました。
日立中央ICから常磐道に乗り、東京方面へ。11:30には目指していた美野里PAに到着し、予定通り昼食にしました。久しぶりの「かつ鍋定食」は美味しかったのですが、ボリューム的には正直かなりきつかった。やっぱり胃袋が小さくなっているのを実感。
妻はシンプルにざる蕎麦をチョイス。
私は無謀にも「かつ鍋定食」。今晩はもう夕食抜き!?
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美野里PAを出発後も快調に走行。ただ、外環道で渋滞が発生していたため、今回も圏央道を使って帰ることにしました。つくばJCTから圏央道に入り西へ。渋滞は発生しておらず、順調に狭山日高ICまで走り抜けられました。
常磐道を走行中。外環道まで行くか、それとも圏央道で帰るか...?
圏央道で帰ることに。暑い1日になっています。
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いつものGSで給油をしてから14:00ごろに自宅に帰着。この日の走行距離は414.7km(うち一般道97.2km)、平均燃費は19.8km/Lでした。
東北の手前まで行って来たことになります。
「袋田の滝」は毎年ニュースで紹介されますが、実際に行ってみたのは今回が初めて。話に聞く通りすごい迫力でした。観瀑台ではマイナスイオン豊かな涼しい風に吹かれて気持ちよかった。
2024.08.18
夏季休暇帰省(復路編)
夏休みも間もなく終了、首都圏へ戻ります。帰路はNH564を利用、久しぶりのB767でした。ただ、羽田からの機材到着遅れにより、出発の10分遅れが事前にアナウンスされました。すっかり恒例ではありますが...。
久しぶりのB767、二列シートなので夫婦で乗るには最適。
流石に窓の大きさに少々古さを感じるようになりました。
羽田へはB滑走路へアプローチ。このため飛行時間が若干延びました。降下中は少し揺れましたがそれ以外は概ね快適なフライトでした。
高知離陸から羽田着陸まで。この時期らしい天気でした。
到着は80番スポットということで、ターミナルビルへはバスの移動。ただしスポットはビルの正面だったので、移動時間は割と短かったのは助かりました。ただ、そんなこんなで手荷物を受け取って外に出た時には、もうすでに正午を回っていました。
こうなると最寄り駅行きのバスが使えるので、昼食をとってからバスで直接川越まで帰ることにしました。往路と同じく「つきじ庵」で昼食後、少し待ってバス乗り場へ。座席はそれなりに埋まりましたが、満員に近いというほどでもなく、いささか拍子抜け。
バスは日曜日の昼下がりということもあり、順調に走行。このため定刻よりも30分早く本川越駅まで到着。ここで翌日のパンを買ってから電車に乗り、自宅まで戻りました。今回も大きな荷物を持っての移動が最小限にできました。
この夏休みは体調を崩してしまい、おまけになかなか回復できず、休みの三分の二を棒に振ってしまいました。まあ疲れもそれなりに溜まっていたのかな。明日からまた仕事です。
2024.08.10
夏季休暇帰省(往路編)
いよいよ夏休みが始まり、夫婦で高知に帰省することにしました。飛行機は午後便なのでゆっくり出発です。とはいえ駅で大きな荷物を引きずり回して乗り換えたくないので、一番楽に羽田まで行ける手を検討しました。結果、前回と同じ手を使うことに。
9:00過ぎに自宅を出て最寄駅から電車に乗って都心方面へ。途中で特急「小江戸」に乗り換えて、一気に西武新宿駅へ。駅の隣にある東急歌舞伎町タワーから出る羽田行きのバスに乗り継ぎました。この時間帯なら電車からバスの接続時間が15分あるので、余裕をもって乗り換えられます。バスは空いていて、ゆったり羽田まで移動できました。
途中で特急「小江戸」に乗り換えて都心方面へ。
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いつものようにANA PREMIUM CHECK-INブースで手荷物を預けようとしたのですが、なんと工事で閉鎖中。代わりにいくつかのブースがプレミアムクラス&ステータス保持者専用になっていたので、そちらで荷物を預けてから到着ロビーにある「つきじ庵」で昼食にしました。
なんと専用入口は工事で閉鎖中、この繁忙期に!?
昼食後、手荷物検査場の優先口から搭乗待合室へ入りラウンジへ。今回からX線検査機が更新され、PCやタブレットを外に出さなくてよくなりました。これは楽だ。
まだ搭乗開始まで1時間ほどあるので、ANA LOUNGEで時間つぶし。私は国内線では初めて生ビールを飲んでみることに。最近真昼間からやることが多くなってきたような...やっぱり堕落してる?
ANA LOUNGEで生ビールをぐびぐび。やっぱり堕落してる。
ゲートまで少し遠そうだったので、出発時刻の25分前にラウンジを出て移動。買い物をしてゲート前に着いたところ、ほどなく搭乗が始まりました。今回はコンフィグ「78M」、近距離国際線仕様機でした。
58番スポットで出発準備中、コンフィグレーション「78M」の機体です。
ほぼ定刻通りの案内で搭乗が始まりました。
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混雑の影響を受け、NH565の出発は若干遅れましたが、飛行機はD滑走路から離陸して西へ。順調に飛行しました。
もうあと30分ほどで高知に到着です。
高知空港への着陸は北側から。この時期ならではの光景が見られたようです。 さあ、夏休みスタートです。
2024.08.04
「脚折雨乞」行ってみた
妻が「お祭りに行きたい」と言ってきました。なんでも北隣の鶴ヶ島市で「脚立雨乞」という江戸時代から続くお祭りがあるとのこと。この行事は4年に一度行われるそうで、前回はコロナで開催されなかったため、今回はなんと8年ぶりだそうです。 祭りの進行ですが、麦わらや竹、縄で作られた長さ30mあまり、重量3トンの「龍神」を、2kmの道のりを300人で担いで練り歩くというもの。最後は池に龍神を入れて雨乞いを行い解体するそうです。そこでそこで一番の盛り上がりと目される「池入り」に合わせて出かけました。 川越市駅から東武東上線で北上し、最寄りの若葉駅で下車。ここから徒歩15分ぐらいのところにある「雷電池」が池入りの場所です。なお、この場所の読み方は「かんだちがいけ」。昔近くを車で通った際、信号機の交差点名に書かれた文字を見て「かみなりでんち」って何だ?と私が呟いた際、妻が吹き出しながら「らいでんいけ」でしょ!と突っ込んだ場所。結果的に二人とも間違ってました(笑)。
電車を乗り継いで雷電池まで来ました。
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会場に着いたところ、池の周りにはすでに大勢の見物客。できるだけ前に出たものの、まともに撮影できる状況ではなく、カメラの使用は断念。15:00過ぎに龍神が会場に到着しましたが、「鋭気を養う」という時間があって、少し間延びした印象。それでもクライマックスで龍神が池に入ると周囲も大きく盛り上がり、池の中を2周半ほどして最後は一気に解体! 迫力ありました。
なかなかの迫力! 最後は一気に解体して終了。
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たぶん次のチャンスにはもう近くにはいないと思うので、今回は酷暑ではあったものの見に行っておいて良かったかも。
2024.06.21-06.22
いつもの宿で骨休め
7月中旬から仕事のイベントが続く予定で、休みが取りにくくなるため、その前に身体を休めるために温泉に行くことにしました。行先は福島県会津地方にある「昭和温泉 しらかば荘」、コロナ禍の時期を除いて年に1〜2度ほど行っています。ただ、昨年は秋に行く予定だったのが、雪が予想より早く降り始めたので行けませんでした。
今回の目的は「身体をととのえる」なので、他に観光はせずに行くだけ。このため朝10時ごろに自宅を出発するというゆっくりスタートにしました。関越道・川越ICから高速に乗り、時間を調整すべく北関東道経由で日光道へ。今市からR121で山間部を北上していきます。
群馬から栃木県にかけて、雨が強く降っていました。
出発から栃木県内はずっと雨。所々で激しく降られましたが、新しいタイヤのおかげで走行にはそれほど不安を感じずに済みました。R121は番号が若いので楽かと思いきや、鬼怒川温泉から塩原温泉口まではタイトコーナーも多い上に道幅も狭くて走りにくく、ちょっと緊張を強いられました。
福島県に入る直前にようやく雨が止み、そこからは交通量も減って快調に走行。南会津町田島からはR400に入り、舟鼻峠を越えて昭和村へ向かいました。
会津鉄道線と合流しました。この先の田島から舟鼻峠越えで目的地へ。
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R400の舟鼻峠区間は1.8車線ほど。何ヶ所かで改良工事中でしたが、峠はトンネルで抜かれているので比較的走りやすくはなっていました。
計画通り宿の開く30分ほど前に昭和村の集落群に到達。何度か来ている旧喰丸小学校に立ち寄りました。ここは古い木造校舎が残っており、村の交流施設になっています。
旧喰丸小学校にやってきました。我々には懐かしさが漂います。
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銀杏の葉っぱと玄関を印象的に。根元にはタンポポが一輪咲いていました。
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我々も小学校時代、こんな校舎に通った時期があります。
旧喰丸小学校の先にある「道の駅 からむしの里しょうわ」で地元産の食材を買い入れ。前回来た時には入手できなかった「やみつき甘クルミ」をゲットできたのは嬉しい。
予定通り、チェックイン可能となる15:00過ぎに目的地の「昭和温泉 しらかば荘」に到着。
計画通りの時間に到着。さあ、くつろぐぞー!
今回、初めて洋室の「さくら」に宿泊してみました。ベッドが3つ用意されています。こちらは1階にあり、食堂やお風呂に近くて便利。価格も2階の特別室ほど高くはないので、3人連れでの旅行などには便利です。ただ、時々枕元で水回りの音がするのがちょっと気になりました。
特別室ほどではないものの、内部は広くて使いやすかったです。
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妻は野鳥探索、私は早速温泉へ。妻も1時間ほどで帰ってきたので、食事前にもう一度風呂に入ってきました。私はもうすっかりお湯でふやけてクタクタになりました(笑)。
お楽しみの食事は18:00から。ここは来るたびにメニューが変わり、様々な地場ものの味が楽しめるのが魅力。ここの料理長は只者ではないと思う。この日のメインは会津牛のステーキでした。魚をまるまる一匹揚げた真砂あられの美味しかったこと。昼ごはんを食べて来なくて良かった。
お楽しみの食事。これのために昼ごはんを食べなかったのです。
会津牛のステーキと、真砂あられの揚げ物が特に印象的でした。
夕食後、空を見上げると雲が取れていました。そこで駐車場にカメラを持ち出し、星空撮影にチャレンジしてみることにしました。持参した三脚にカメラをセットし、レンズを空に向けてセッティングを行い、バルブモードで露光時間を変えて何枚か切ってみました。ところが...。
空に向けてカメラをセットし、何枚か試し撮りをしましたが...。
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この日は空がとても明るく、どうしても暗くなりません。一昨年の秋には同じ場所ですばらしい数の星を撮ることができたのですが...?
カメラも新しくなって感度も上がっているのに、なぜ?
北斗七星が写っていますが、周囲が明る過ぎて目立ちません...。
その原因はこちら。実はこの日は満月だったのです。ちょうど撮影を始めるちょっと前、山向こうから月が上ってきて、周囲を非常に明るく照らしてしまったわけです。
仕方がないので、代わりに「お月見」をすることにしました(笑)。
今回は満月が仇になってしまいました。でも、こちらもとっても美しい。
この日の行動はこれで終了です。身体が冷えてしまったので、もう一度温泉に入って身体を温めてから就寝しました。
翌朝、ちょうど夏至なので明るくなるのも早く、妻は4:30に散歩に出かけました。私は運転疲れもあって5:30までぐっすり。妻が帰ってきてから風呂に入り、朝のひんやりした空気の中で露天風呂に浸かって身体をほぐしました。
朝食は7:30から。たっぷり朝ごはんを頂いて至福です。
朝ごはんもたっぷりと頂きました。
出発前、もう一度風呂に入ってさっぱり。これだけ風呂に入れば、身体の疲れもしっかり取れたのではなかろうか。ココロもカラダも、リフレッシュ。
昼食を魚沼で食べることを想定し、しらかば荘を9:20に出発しました。
今回もくつろがせてもらいました。10周年おめでとうございます。
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妻が買いたいものがあるということで、再び道の駅へ。用事が終わって帰ろうとしたものの、部屋のキーを返却し忘れていたことがわかり、あわてて引き返すなど少々バタバタしました(苦笑)。
予定よりだいぶ遅くなってしまいましたが、R400を只見川に向けて北上開始。ここは只見川支流の野尻川沿いに集落が広がり、関東とは違った山村の風景が楽しめます。
野尻川沿いに山村風景が続きます。独特の風情を感じられます。
只見川沿いにある金山町には、約30分弱で到着。ここから川沿いに遡り、新潟県魚沼市を経由して帰ることにしました。
金山町市街地に到達、ここにあるのが川霧で有名な会津川口駅です。
ここららR252沼田街道で西へ。ここはバイクでもよく来ていた場所。交通量も少なく景色を楽しみながら快調に走れるドライブルートです。ただし災害復旧や道の改良で、往年の面影はだいぶん失われてきてしまいました。いくつかあったタイトコーナーがなくなり、走りにメリハリがつかなくなってしまったのは、個人的には残念です。
金山町から只見町まで。蒲生岳や只見川を見つつ走り抜けます。
只見町の市街地を抜けて左にカーブすると、正面に巨大な田子倉ダムが現れました。そのダム堰堤の下から、約30kmにわたるワインディング・ロードが始まります。
正面に田子倉ダムが見えてきました。ここから30kmほどがワインディングです。
この区間は六十里越雪割り街道と呼ばれ、1年の半分は冬季通行止めとなる区間。新潟県境となる六十里越を挟んだ前後で、急勾配かつタイトコーナーが続きます。旧い道だけにトンネルも狭く、スノーシェッドが連続する区間もあって走り応えあり。
ただ今回も所々で工事が行われていて、数ヶ所で片側通行で信号待ちあり。得に県境近いところで雪崩により橋が流出し、その復旧作業が行われていました。前回、ここを通れなかったのはこの影響だったらしいです。
走り応えのある道ですが、それゆえに対向車や路面状況に注意も必要です。
R252を魚沼側に降り、市街地に入る前に破間川の対岸側に渡って西へ進みました。こちらの方は信号がほとんどなかったことから、ペース良く走れました。
ナビの指示に従い、12:15ごろに目的地の「そば処薬師」さんに到着。ところが店の外に列ができており大盛況。我々も受付を済ませ、店外で順番待ちをしました。
新潟県魚沼市にある「そば処薬師」さんに来ました。
店外で順番待ち中。石造のテーブルには、ひんやり目当てのカエルもくつろぐ?
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店内に入るまでに30分ちょっとかかりました。今回はそばとうどんの2種類が食べられるという「へぎ盛り 合盛二人盛」を注文。ただしうどんは茹でるのに15〜20分ほどかかるそうです。
うどんは今回初めて食べましたが、比較的細い麺ですが喉越しが良かった。違う食感と納涼感を味わえるので、夏場にはもってこいの選択でした。
結局、食べ始めるまでに50分ほどかかりました。
こちらが合盛。2種類の食感を楽しめる逸品です。
13:30に出発し、小出ICから関越道に乗って帰途につきました。予定より1時間ほど遅くなってしまいましたが、この時間帯ならまだ渋滞にはかからないはずです。
関越道は六日町ICから群馬の水上ICまで断続的に工事で車線規制・対面通行が行われていて非常に走りにくくなっていました。ただ交通量が比較的少なかったので、それほどタイムロスはせずに通過できたのは幸いでした。
関越道で帰途につきます。だいぶ雲が増えてきました。
結局、ノンストップで最寄りの川越ICまで戻ってきました。前橋からはさすがに交通量が増えて混雑してきましたが、巡航速度が80km/hを下回るまでにはならなかったので、ほぼ狙い通りの時間に戻ってこれました。近所のGSで給油をしてから帰宅。
今回の走行距離は600kmをわずかに下回りました。
二日間の走行は594.0km(うち一般道232.0km)平均燃費は20.2km/Lでした。
やっぱり「しらかば荘」は料理も美味しいし、のんびりと過ごせるなあ。このご時世では万人受けはしないかもしれませんが、改めて良さを満喫しました。またぜひ行こう。
さあ、週明けからまたがんばろう。
2024.06.02-06.03
ピンク色のスズランを探索せよ
妻はスズランが大好き。家の近所で見つけては「かわいい」と夢中になって観察し、「どうやったら手に入るか」を真剣に考えています。ただ、咲いているところの扱いを見るに、雑草レベルだと思われるのですが...?
Webでスズランの情報を集めたところ「ピンクスズラン:咲き始め」という記載を発見。スズランと言えば普通は白だと思うのですが、これは北海道にある公園で見られるらしい。妻に聞いてみたところ「知らない。でも見たい!」ということになり、この週末がまさしく見頃ということもあって、急遽実物を見に行くことにしました。行先は幹線で座席数の多い札幌ですが、さすがにもう特典航空券で金曜や土曜日のフライトは取れなかったので、日曜の朝に羽田を出発して月曜日の午前便で戻ってくるという変則行程になりました。
日曜日、朝5時台の西武新宿線急行に乗って高田馬場へ。そこからJR山手線・東京モノレールを乗り継ぎ、羽田空港第2ターミナルへ。そのまま手荷物検査場を抜け、20分ほどラウンジで休憩してから搭乗口に移動して機内へ入りました。
真新しい機体に乗れました。B787-10型機です。
今回初めて最新型のB787-10に乗ることができたのは嬉しかった。シートまわりの設備もA321neoと同じになっており、窓側座席は確保できなかったものの、モニターで機外カメラの映像が見られたりして離着陸時は楽しめました。搭乗便NH53は定刻通り新千歳空港に到着。
離着陸時はこのように外が見られます。北海道は晴れていました。
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そこからJR千歳線の快速列車「エアポート43号」で札幌駅へ向かいます。
新千歳空港駅から快速エアポートで札幌へ移動します。
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この日はプロ野球の試合があったようで、大勢の人が最寄の北広島駅で下車していきました。札幌駅には10:37に到着し、地下鉄南北線に乗り換えてすすきの駅へ。時間にも余裕があったので、先にホテルに荷物を預け、身軽になってから目的地へ行くことにしました。ホテルのセルフクロークに荷物を入れ、再び地下鉄に乗って終着駅の真駒内駅へ。ここから1時間に1本しかない路線バスに乗り換え、30分ほど山に分け入ったところが目的地である「国営滝野すずらん公園」です。戻りの最終バスが出るまであと4時間なので、効率良く回っていかねばなりません。
まずは事前情報に基づき、「平成の森」というエリアに行ってみました。ここは無料のエリアだそうです。渓流口停留所でバスを降り、川にかかる橋の下に降りて渓流沿いの遊歩道へと向かいます。遊歩道の樹々はとにかく緑がとても鮮やか。しばらく歩くと前方に花が咲いている場所が見えてきました。どうやらこの辺りが平成の森のようです。
渓流ゾーンの遊歩道に来ました。新緑がとても鮮やかでした。
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ここから「平成の森」が始まるようです。
「平成の森」で見かけた植物の数々。タンポポはジャンボサイズ!
ところが探せど肝心のスズランが見当たりません。一回りしてから歩道の反対側に行ってみると...ありました! でもまだ咲き始めといったところかな。しかも群生しているという感じではなかったので、ちょっとイメージしていた咲きぶりと違っていました。
見つけました! スズランです。大きな樹の根元に生えていました。
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本州で咲いているのに比べ、葉っぱがとても元気に見えました。
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まだ先で見るべきものがあるので、ここから折り返して橋まで戻り、本来の入場口である「中央口」まで歩きました。途中にはルピナスも咲いていて、本土とは違う植生を実感しました。
渓流沿いの遊歩道を公園入口に向けて戻っていきました。
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ルピナスです。1年前にも三国峠などで見ました。
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中央口から入園しましたが、この日は「スズランフェスタ」開催で無料開放日になっており、多くの人で賑わっていました。ゲートをくぐった正面にはチューリップが斜面に植わっており、色の競演を楽しめます。もう見頃はすっかり過ぎてしまっていたようですが、それでも満開を迎えている品種もあり、被写体は豊富でした。
中央口から入場、この日はなんと無料開放日でした。
入場口正面は傾斜地。チューリップが出迎えてくれました。
正直、見頃は過ぎ去ってしまったようでしたが...。
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時々はっとする光景が見られました。
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斜面を登ったところが東口エリア。この時点で13:30になっていたので、休憩所の中で昼食です。さすがにここまで移動し続けてきたのでくたびれました。
だいぶ遅くなりましたが、休憩所で昼食。さすがにお腹が空きました。
近くにあった開花状況を示したボードを確認し、いよいよ本命のスズランを探します。地図によればメイン通路から南に入ったところで咲いているらしい。注意深く歩いていると、道脇にスズランが咲いている場所を発見! しかもいきなりの「桃花ドイツスズラン」です。うわ、本当にピンク色だ。妻は大喜びで、夢中になって撮影していました。また、多くの人が立ち止まってカメラを向けていたのも印象的でした。
ついに見つけました! 「桃花ドイツスズラン」というそうです。
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上側がピンク色に染まっています。道沿いの一角だけで見られました。
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さらに奥へと進んで行くと、「花のテラス」というエリアに北海道固有種(「チシマ」の名がつくものが多い)の花が多く植わっており、それぞれの特徴を楽しみながら坂を登って行きました。
このエリアでは北海道の固有種が多く見られました。
坂の上には天文台がありました。残念ながら閉鎖されていましたが、ここでは夜空観察なども行われるようです。
坂を登り切ったところに天文台。さらにその先に展望台があるようです。
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もう少し進むと右手の視界が開け、眼下にゲレンデのようなすり鉢状の芝生が現れました。すごいスケールです。遊歩道はその頂上部を成しており、カーブ形状をして続いてました。上から見下ろした時の開放感はすばらしい。
道の右手の視界が開けました! 遠景には残雪が残る山も。
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道を回り込むと、ゲレンデを上から見下ろす形になりました。
その先には「すずらんの丘展望台」があり、3階の展望室からは360°の視界が楽しめました。よく見るとまだ雪が残った山が見えていて、北側は遠く石狩湾まで見渡せました。
「すずらんの丘展望台」より。空がとても広く感じました。
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30kmぐらいはあるはずですが、遠くには石狩湾が見えていました。
終バスを乗り逃すと悲惨なことになるので、ここから引き返していきました。気になるのはやっぱりスズラン。妻も「去りがたし...」と呟いてなかなか離れようとしません。結局その周りでバス出発時間近くまで過ごすことになりました。
白い「ドイツスズラン」の群生も発見。これは賑やかです。
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二人でスズランの撮影をたっぷり楽しみました。妻曰く「去りがたし...」。
夕方になって風が強くなり冷え込んできたため、バス発車時刻の25分前には園外へ出ましたが、停留所にはすでに多くの人が並んでいました。しばらく待つとバスがやってきたので乗車。幸い座席に座ることができました。
始発でバスに乗れる東口から退場することにしました。
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しばらく待つとバスが来ました。幸いなことに座ることができました。
30分ほどで真駒内駅に到着。再び地下鉄に乗車し、宿最寄りのすすきの駅へ戻ります。この路線は途中まで地上シェルターを走るという珍しい路線。車両はゴムタイヤを採用し、加減速がとても鋭いという独特の乗り心地でした。
真駒内駅はバスターミナルが大規模。札幌五輪で整備されたそうです。
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地下鉄で再び中心市街地へ戻っていきます。乗り心地は独特でした。
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すすきの駅で下車し、ホテルにチェックインして荷物を部屋に入れてから夕食に繰り出すことに。今回の宿は「コンフォートホテル札幌すすきの」さんです。すすきの交差点からは徒歩5分ほど。部屋の広さもまずまずあって、設備もきれいで居心地が良かった。
こちらが今回宿泊したホテル。すすきの交差点から2ブロック東にありました。
部屋はツインルームですが、奥が意外に広くて使いやすかった。
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さて、今晩の夕食の目当ては「スープカレー」です。評判の高い店を事前に調べておいたので、そこを目指してまっすぐ移動。行ったのはすすきの交差点の北西側にある「カレーショップエス」さん。メニューは基本のメニューを基に、辛さやトッピングを選ぶシステムでした。私はタンドリーチキンと野菜のスープカレー、妻は野菜ときのこのスープカレーを選択。さらに妻は「ガラナ」という北海道独特のドリンクを選びました。少し酸っぱさのあるコーラという印象でした。乾杯!
すすきの交差点北西側のビルの地下に、目当ての店がありました。
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私はサッポロビール、妻はガラナで乾杯! スズラン探索お疲れさまでした。
私は本格的なスープカレーは初めてでしたが、想像したようなドロッとした食感ではなかったのが発見でした。ピリッとした辛さながらコンソメスープのような舌触りで、独特の食感。野菜もよく煮込まれていてホクホクで、チキンも食べ応えがありました。これはなかなかに美味しい。わざわざ来た甲斐がありました。
これが本物のスープカレー! 具材もよく煮込まれて美味しい。
夕食後、お土産を買いに通りを北上。地下鉄さっぽろ駅近くで買い物をし、地下鉄東豊線で豊水すすきの駅まで移動して宿へ。
大通公園を抜け、さっぽろ駅まで移動してお土産をゲットしました。
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途中、地場コンビニのセイコーマートを求めて街を彷徨ったので、ロビーでコーヒーをご馳走になってから部屋に着いた時にはもう20:30を回っていました。
北海道に来たら、コンビニで寄るのはここです。
ロビーの奥には図書室のようなスペース。無料のコーヒーを頂いてしばし休憩。
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前日(入間基地ランウェイウォーク)に引き続き、この日もよく歩きました。
翌朝は5:30に起床し、6:30からの朝食へ。バイキング形式ですが料理の種類は少ないものの、要所を押さえた品揃えで不満は感じませんでした。何よりスープカレーが選べるのは嬉しい。妻はスムージーを飲み比べられてご満悦でした。
朝食です。少し早めに来たところ一番乗りでした。
種類は少ないのですが、ツボを押さえた品揃えで不満なし。
さて、この日はもう帰るだけです。飛行機の時間を考えると8:30に宿を出れば充分なはずなのですが、特にすることもないので出発を前倒し。この時点ではこの選択が後々の行動に効いてくるとは夢にも思いませんでした。 宿の前で見つけた(おそらく今年最後の)桜を撮影し、豊水すすきの駅から地下鉄に乗りさっぽろ駅へ。ちょうど通勤時間帯で、電車は満員状態でしたがなんとか乗りはぐれずに済みました。
ホテル前の街路樹で咲いている桜を妻が発見しました!
今度こそ今年最後の桜です。まさかまだ楽しめるとは!
そこからJR札幌駅まで、地下通路を移動。ところが地上に上がったところ、改札前の様子がおかしい。LED表示の発車標が点灯しておらず、多くの人が改札の外で待っている状態でした。アナウンスを聞くと夜間の保線作業中のトラブルで、函館線・千歳線が運転見合わせになっているとのこと。何だって!? そんなことニュースでは一言も言ってなかったのに! 構内に流れるアナウンスによれば「空港連絡バスの利用も考えてほしい」ということだったので、空港行きバスの停留所を検索して行ってみました。ところがこちらも既に大行列! バスは15分に1本で、並んだ人数を見るにどう考えても3~4本ぐらい後にならないとは乗れそうにない。これはダメだということで、電車の運転再開の方に賭ける判断をしました。
まさかの電車運転見合わせ! 果たして時間までに空港へ辿り着けるのか!?
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再び改札前に戻ったところ、発車標に先ほど表示されていなかった「快速エアポート」が表示されているのを発見! ひょっとすると乗れるかもということで、改札内に駆け込んでホームへ。乗車できる車両を探してなんとか乗り込むことができました。その結果、8:30前に札幌駅を出発することに成功。結果的に大正解になりました。ラッキーです。
運転再開最初の快速エアポートに乗車成功。これはツキがありました!
ただその後も影響は残り、南千歳駅で列車交換の待ち合わせで10分弱停車するなど、そうスムーズには行きませんでした。9:10ごろにようやく新千歳空港駅に到着。ここまでくればもう大丈夫です。ステータス保持者用入口から手荷物検査場を抜け、ANAラウンジでようやく一息。さすがに今回は気疲れしました...。
なんとか搭乗開始1時間前に新千歳空港へ到着しました。
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しばらくすると、搭乗便NH56の使用機が羽田から到着してきました。なんと「STAR WARS」の特別塗装機でした。
搭乗機はB777-200の「STAR WARS」 特別塗装機でした。
しかも目の前のスポットに入ってきました。妻も大喜びです。
出発時刻25分前にゲートに行ったところ、もう一般客の搭乗が始まっていました。我々も列に並んで機内に入ります。出発はほぼ定刻通りで、南向けに離陸しました。上昇途中では広い原野や、昨年フェリーで降り立った苫小牧西港を上空から眺めることができました。
機内に入ってほっと一息。色々ありましたが予定通り帰れそうです。
滑走路19Rより離陸。眼下には広大な原野と、昨年利用した苫小牧西港が見られました。
この日は東北地方は雲が多く、あまり下の景色は見られなかったそうです。飛行機はほぼまっすぐ南下し、房総半島上空で鋭く右旋回し、南側からC滑走路に着陸しました。関東地方は概ね晴れており、ほぼ定刻通りに羽田に到着しました。
羽田空港にはほぼ定刻通りに到着しました。
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ここからの帰路ですが、荷物がそこそこ増えたため、電車の乗り換えは少々きつい。1時間ほど待てば川越方面行のバスに乗れるタイミングだったため、その間に昼食を摂って帰ることにしました。ちょうど到着口近くにあるお蕎麦屋さん「つきじ庵」に入れたので、二人とも「胡麻だれせいろそば」を注文。とても香ばしいたれの風味でした。
川越行きのバスまでの余裕時間を使って昼食にしました。
二人とも「胡麻だれせいろそば」を選択。いい香りでした。
我々を乗せたバスは13:10に第2ターミナルを出発。これで何度も荷物を抱えて階段を上下しなくて済むので楽に帰ることができます。
第2ターミナル8番バス乗り場から川越へ。これで楽に帰れます。
平日午後ということもあって渋滞もなく、14:40ごろ終着地の本川越駅に到着。駅ビルの中で夕食のパンを買って電車に乗り込みました。最寄り駅に移動するまでの間に空が真っ暗になって雨が降り始め、駅から先は傘が必要になってしまいましたが、15:00には自宅に無事到着。振り返ればかなりドタバタしましたが、ともかく予定通りに帰れてよかった。
駆け足ではあったものの、当初の目的は全て達成できました。移動距離の割には交通費+宿泊費で一人当たり1万円ちょいの格安旅。それでも妻に喜んでもらえたので良かった。
さて、その妻は公園でピンクスズランの鉢を購入。自宅で育てることにしたようです。来年は自宅であの花が見られるといいね。
2024.05.25
珈琲+建物探訪@東京武蔵野&小金井
この日は特に出かける予定はなかったのですが、風は少々あれどもまずまずの天気。そこで電車で近場へ探索に行ってみることにしました。朝食用のコーヒー豆ストックがもうすぐ切れてしまうことから、それをお店に買いに行こうという趣向。事前に色々と調べて、候補に上がったのが東京都小金井市です。
西武新宿線で東村山駅まで行き、国分寺線に乗り換え。終点の国分寺駅でJR中央線に乗って新宿方面へ。武蔵境駅で下車し、高架下を500mほど西へ戻ったところに目的の店がありました。「高架下ond焙煎所」さんです。
「高架下ond焙煎所」さんに到着、4つの店が集合していました。
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店舗は軽食、クラフトビール、ケーキとコーヒーの4つの店がスペースを共有するスタイル。最初にテーブルを確保して、それぞれの店でテーブル番号を申告して注文するというやり方。コーヒー豆を買う前に、まずはケーキとコーヒーで一服することに。私はガトーショコラとタンザニア、妻はチーズケーキとペルーを注文。この組み合わせは味が対極していて、交換しあって食べてみたところ、珈琲の特徴が一層引き立ちました。
最後に朝食用の豆を購入しましたが、妻曰く「ここのマスターは只者ではない」との印象。なかなか耳にしない珍しい産地の豆を入手したので、飲んでみるのが楽しみです。
座席を確保した後、それぞれのお店で注文と会計を行います。
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二人である意味対極にあるケーキとコーヒーを注文、美味しかった。
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コーヒー豆は確保したのでメインの目的は達しましたが、まだまだ日が暮れるまでは充分な時間があります。そこで都立小金井公園まで行ってみることにしました。高架下をそのまま東小金井駅まで行き、そこから北に進みます。入口までの距離は2.6kmほどあって、40分弱かかりました。
小金井公園に入ると、敷地の広さにびっくり。緑がとても豊かで癒されました。
40分弱歩いて小金井公園に到着。緑がとても鮮やかでした。
さて、ここには「江戸東京たてもの園」という屋外博物館があります。大正時代からの東京にあった建物を移築したり復元したりした建物が並んでいます。妻が古い建築物が好きなので、行程に組み入れてみました。
まずは西ゾーンを巡ります。こちらは昭和初期から戦後にかけて建てられた写真館や一般住宅(といってもハイソな方々の所有だったもの)です。内部も公開されていて、当時の生活の雰囲気を感じることができました。
西ゾーンは写真館だったり、今で言うデザイナーズ物件の建物群でした。
この中で最も楽しみにしていたのが「高橋是清邸」。首相・大蔵大臣を歴任し、二・二六事件で暗殺された高橋 是清の旧邸を移築復元したものです。
高橋是清邸の全景と玄関、人が少ないところで撮影できました。
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二階の書斎からは紅葉に手が届きそう。この部屋が事件の舞台になったそうです。
その隣には大正期に建てられたという茶室があり、妻は興味津々。時々イベントが開催されるそうですが、参加費用は「お高い」とのこと。そりゃあそうでしょうねえ。
西川邸の隣には茶室がありました。
せっかくなのでEOSで詳細撮影。コンパクトさが印象的です。
大正期建築の西川家別邸、隠居所だそうです。
その南側には旧宇和島藩主である「伊達家の門」がありました。見事な造りです。
こちらも大正期の建物だそうです。
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そこからは東ゾーンになり、大正から昭和初期にかけての建物群が並び。まるで街並みになっているようです。道がアスファルトでなければ、まさしくタイムスリップしたかのように思えそう。
その中で一番興味を引いたのは下の建物。この「万世橋交番」は明治期に建てられたらしい。カウンターから当直用の座敷まで、機能性を確保しつつ見事にコンパクト。一人暮らしだったら究極のスペース効率なのではなかろうか。地震が来ても倒壊しそうにないですし。
堅牢かつ機能性を確保した上でコンパクトなのが気に入りました。
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東ゾーンの街並みを撮影しながら巡っていきました。こちらはまるで昭和初期の商店街のようで、商売という観点では今に通じるものがあります。その中には辞書で有名なあの書店もありました
あの辞書で有名な本屋さん? 乾物屋さんは今はなかなかないですね。
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商売に関しては、今も当時も変わらないものが多い印象です。
一番奥には銭湯が鎮座しており、こちらも内部が公開されています。私は学生時代、昭和20年代に建ったというアパート住まいで銭湯通いしていたので懐かしかった。
一番奥に銭湯「子宝湯」がありました。
内部はこんな感じ。これは私にとっては懐かしいなあ。
夢中で見ているうちに閉館のアナウンスが聞こえて来たので、これで見学は終了です。見どころが多かったので、もっと早く来ればよかった。妻も「ぜひ季節を変えて来たい」とのこと。春の桜か秋の紅葉の時期にまた来てみよう。
小金井公園の西口から退園し、小金井街道を北上。西武新宿線の花小金井駅から電車に乗って帰途につきました。結局自宅に着いたのは18:30。ちょっとした散歩のはずが、10kmほども歩くハードなお散歩になってしまいました(苦笑)。
2024.05.06
GW帰省(復路編)
色々あった休みもついに終了し、昼前のNH564で首都圏へ戻ります。ところが羽田からの便の到着遅れにより、いきなり出発が35分遅延しました。
搭乗機は羽田から30分遅れで到着しました。
幸いその後の案内は順調に進み、飛行機に乗り込みました。南向きに離陸し東京へ。この日も天候が悪く、所々で大きい揺れが発生していました。実際、気流の悪いところを避けるようにジグザグに飛行していたようです。
羽田には房総半島を縦断し、千葉上空からB滑走路へ着陸。降機して手荷物をピックアップしたところ、12:20ごろに到着ロビーに出ることができました。その結果、最寄り駅に最も近い川越行きのバスの時間に近くなったため、30分ほど待ってそれを使うことにしました。これでスーツケースを持っての上下移動が避けられます。
今回の帰省は行きも帰りも雨まじり。景色の面では今ひとつでした。
13:10に第2ターミナルを発車したバスは、休日昼間のおかげか定刻より30分弱ほど早く本川越駅に到着。そこから電車に乗り継いでちょうど15:00に自宅に帰り着くことができました。やっぱりこのバスは我々にとって非常に便利な存在です。便数がもっと多いと嬉しいのですが。
2024.04.27
GW帰省(往路編)
夫婦で高知へ帰省しました。フライトは13:50発のNH565です。最初は所沢駅発のバスを使おうと考えていたのですが、Google Mapの渋滞予想ではそれなりの遅延が予想されたため予定を変更。西武新宿駅まで特急「小江戸」を使い、その隣にある新宿歌舞伎町東急タワーからの空港連絡バスを利用することにしました。
これが当たりで、混雑する駅で重い荷物を引き摺って上下動して乗り換える必要がなく、さらには渋滞にも遭遇せずに羽田空港に到着できました。今度から羽田に向かう際はこのルートも積極的に活用していこう。
比較的楽な移動で羽田まで来ることができました。
64番スポットで出発を待つNH565便。
ただ、例年通りですが利用者が多いことによる混雑のため搭乗開始は遅れ、ドアが閉まってから滑走路へ移動するのも少し待たされた結果、離陸が定刻から30分ほど遅くなりました。またこの日は航路上の天候が悪く、ほとんど景色は見られなかったそうです。さらには揺れのため飲み物サービスも途中で打ち切り。幸い我々は前方座席だったのでぎりぎり受け取ることができました。
搭乗してようやく一息つけました。
航路上はだいたい曇りで、下の様子はあまり見られなかったそうです。
到着も30分遅れでしたが、幸い雨は降っていませんでした。さあ、連休スタートです。
巨大な「かつおのタタキ」が出迎えてくれました。
2024.04.26
青い絨毯! ネモフィラ満開
数日前「国営ひたち海浜公園」のネモフィラが満開になったというニュースが出ていました。5年前に一度行きましたが、その時は時期がやや早く、まだ満開というに早いタイミング。翌日からは大型連休でさらに人出が増えるだろうということで、有休が取れたこの日に行くことにしました。
6:00に自宅を出発し、関越道・川越ICから高速に乗り、鶴ヶ島JCTで圏央道に乗り換えて東へ。対面通行区間が始まる幸手IC付近ではよく渋滞するのですが、今回は順調に通過できました。つくばJCTから常磐道に乗り、水戸方面を目指します。
7:45には友部SAに到着、ここで朝食休憩をしました。この日は駐車場が8:30が開くことがわかっていたので、それに出発時間を調整。北関東道から東水戸道を経由して最寄りのひたちなかICへ。
8:40ごろ到着し、駐車場入口ゲートの料金ゲートに並ぶ車の後尾について進んで行きました。入場口に近いところに車が停められたのは良かった。
国営ひたち海浜公園へ来ました。平日なのにかなりの行列です。
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券売機で入場券を購入したタイミングで開場。我々も並んでいた人々に続いて中央口から中へ入りました。目指すネモフィラはそこから徒歩5分ほど奥に進んだ場所です。
園内に入り、案内に従ってネモフィラの咲く丘へ進みます。
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奥に進むと、向こうに青く染まった丘が見えて来ました。ここが「みはらしの丘」です。丘を登る遊歩道があり、人が数珠つながりになって丘の上を目指していました。前回に比べると確かに花の密度が高く、本当に絨毯のようです。
やってきました。満開だけに青の密度がすごい!
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写真を撮りながら丘の上まで行って一周しました。
多くの人が写真を撮りながら進むので、一周するのにそれなりに時間がかかりました。シャッターチャンスを探しつつ手早く撮影するのが大変でした。
人の列が長く伸びているのがわかります。
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縦構図の方が印象的な絵を撮りやすいようです。
下に降りると鮮やかな黄色が目に入りました。菜の花です。その向こうに青色の丘が見えるのは壮観でした。
菜の花越しの青い絨毯、はるばる来た甲斐がありました。
その裏手を西口に向かっていくと、チューリップが咲き誇るエリアがありました。種類も多く、色のバリエーションがすばらしい。日陰だったのでストロボが大活躍、持参してよかった。天気のいい日でも最近は手放せません。
九州で見られなかったチューリップをここで見られるとは。
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さまざまな色が見られるので、どのアングルも魅力的でした。
色の鮮やかさでは今年一番かもしれません。
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その後再び中央口前を経由して、芝生のエリアへ。ここで友部SAにて購入したパンで昼食。カレーナンはふっくらして美味しかった。
来る途中で買ったカレーナンで昼食。外で食べるとより美味しい。
見たいところは見られたので、帰路の混雑を避けるべくここで引き上げることにしました。再びひたちなかICから高速に乗り、同じルートで戻っていきました。
ここは別の季節に来るのも面白そう。青色を堪能して帰路につきました。
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帰路はやはり車線が減少する五霞ICで渋滞しましたが、10分ほどで通過。そこから先は川越ICまでスローペースなれど順調に走行。近くのGSで給油してから14:00ごろ自宅に戻りました。本日の走行は321.7km(うち一般道21.1km)、平均燃費は21.0km/Lでした。
ほとんど高速走行でしたが、渋滞もあって少々疲れました。
4月は週末ごとにお出かけをし、休養する機会が少なかったので疲れましたが、圧巻の景色が見られて行って良かった。
2024.04.20
北信越ドライブで、今年最後の花見
タイヤを交換してから3週間、花見や旅行でクルマをあまり動かせていなかったので、久しぶりに遠出をすることにしました。行先は長野、標高が高いところであればまだ桜も見られるだろうということで選びました。
天気が良いことから高速の下り線の混雑が予想されるので、自宅を6:00に出発。途中広い場所で停まってタイヤの空気圧を調整。前回調整からは10kPaほど低下していました。それから関越道・川越ICから高速に入線し北上を開始。高速道は流れがまずまずで、順調に距離を消化しました。藤岡JCTから上信越道に入ると、正面には妙義山の特徴的な姿が見えてきました。
上信越道を走行中、前方に妙義山が見えて来ました。
タイヤに熱を入れたいので、松井田妙義ICで高速を降り、R18で横川を経て碓氷バイパスへ。ここは急勾配で横Gがかかる高速コーナーが連続するところなので、タイヤに負荷をかけるには格好の道です。久しぶりに長時間SPORTモードを使いましたが、タイヤがしっかり路面を掴んでくれている感覚があって頼もしい。ただ、途中で走行車線でゆっくり走るミニバンに道を塞がれた集団に追いついてしまい、最後まで使い切れなかったのは残念。一体何のための登坂車線なんだか。
軽井沢で、正面に浅間山が見えて来ました。今年は雪が少ないなあ。
正面は浅間山です。今年はえらく雪が少ない印象です。
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入山峠を降り、軽井沢を抜けてからは浅間山を正面に見つつ、浅間サンラインへ。ここは佐久や小諸を見下ろせるとても眺めがいい道です。この日は朝食がまだだったので、途中にある「道の駅 雷電くるみの里」で食事休憩。妻は「そば定食」を所望しましたが、これからまだ美味しいものを食べる予定なので却下。恨めしそうな目つきで見られました(苦笑)。
浅間サンラインは佐久を見下ろしながら西進、満開の桜も多い。
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道の駅 雷電くるみの里で朝食&お買い物休憩です。
道の駅を出発しさらに西へ。本来はR406で山越えをして長野市へ入るつもりでしたが、そのルートだと時間がかかりそうなので予定を変更。上田菅平ICから再び上信越道に乗り、更埴ICまでワープ。そこからR18、r77、R117を乗り継いで長野市街地の西側を縦断。突き当りを左に折れるとR406で山道に入ります。久しぶりに来ましたが、ずいぶん道の改良が進んだ印象。据花川を遡っていくと、だんだんと満開状態の桜の木を目にするようになりました。
10:30過ぎに目的地である「旅の駅 鬼無里」へ到着。6年前、結婚直後に来た場所への再訪です。ここは素朴なそばが美味しいところ。まだ食堂が開いている時間ではなかったので、裏手にある桜並木に行ってみました。狙い通りの満開状態で、白い桜やピンクの桜など、渓流の両岸に色とりどりで咲いていました。人も少ないのでじっくりと楽しめました。
ここは桜並木の穴場です。手前の川は雪解け水ですね。
手前の桜を使って印象的な絵作りを試しました。
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色のバリエーションが多いのが特徴です。ストロボで鮮やかに写せました。
撮影を楽しんでいると食堂が開いたので入りました。「春野菜の天ぷらともりそば」のセットを注文。そばは十割で、独特の食感で食べ応えあり。さらに春野菜の天ぷらはとても瑞々しく、油のべたべた感がなくて美味しかった。妻よ、朝食セーブして良かったでしょ(笑)?
ここでは地元のお母さんが蕎麦打ちしているそうです。
蕎麦はしっかりした食感、天ぷらは瑞々しかった。
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旅の駅を出発しさらに西へ。ここから先は狭路になり、冬季通行止めになるようなところなので交通量は少ないのですが、この日は意外なほど対向車に出会いました。これは油断できん。高度がどんどん上がっていくとそれに比例してタイトコーナーが増え、さらに路面状況も悪化するのでペースも落ちます。そして峠のトンネルを抜けたところが絶景ポイント。トンネルの中で目が慣れると、正面に白馬の雪山が現れるのは何度来ても感動します。この日は曇りで、雪山と空の明暗差が少なく、写真映りが今一つだったのは少々残念でした。なんだか雪の量も例年より少ないような...?
峠にある白川洞門を抜けると、こんな景色が待っています。
曇っているので、雪山の稜線が少しボケていたのが残念。
R406を降ったところが白馬村です。まだ時間も12:00をまわったばかりだったので、いい景色を求めて少し寄り道。白馬駅の近くで姫川沿いに少し南に進んでみると桜並木が現れ、それが枯れ木の中で美しく映えていました。
駅の裏手を南に走ったところで、桜並木があるのを発見しました。
ちょうど橋向こうに広場らしいところがあったので、そこにクルマを停めて撮影。雪山をバックに桜の写真を撮ることができました。これはいい場所を見つけました。
広場にクルマを停め、雪山と桜を写すことにしました。
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もう少し天気が良ければ嬉しかったんですが。それでも絶景です。
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来た道を戻り、役場前からR141で北上開始。日本海側の糸魚川までは50kmほどで、1時間ちょっとの道のりです。このエリアは大地溝帯の一部なので、土砂災害の多いところ。それを回避するためトンネルやロックシェッドが連続し、走りには面白いところです。最後は大型バスに追いついて数珠つなぎになってしまいましたが。
役場前から国道に入り、次は日本海を目指します。
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糸魚川駅前を過ぎ、海岸沿いに出たところの展望台にも行ってみました。ここは北側は日本海、南側は雪山を見られますが、山の方は霞みがかかっていてよく見えなかったのは残念でした。
糸魚川の国道沿いにある展望台にやって来ました。山は霞んで見えません。
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この時点で14:00を回っていたので、ここから帰途につくことにしました。糸魚川ICから北陸道に入線して東へ向かいます。本来は上越JCTから上信越道に入るのが距離は短いのですが、アップダウンが多いのでパス。今回は長岡経由の関越道まわりで帰ることにしました。このエリアは交通量が少ないので、気持ち的にリラックスして走れます。もう燃費レースも気にしなくていいので、思い切り踏み込んで走りました。
ただしその影響で帰宅までぎりぎり燃料が足りなさそうになったため、米山SAで給油休憩。サービスエリアの建屋の向こうが展望台になっていて、天気がいい時は佐渡島まで見られるらしい。風も強くて少々肌寒かった。
糸魚川ICから北陸道で東へ。米山SAで給油休憩をすることにしました。
給油を終え、再び走行開始。長岡JCTからは関越道に入り、進路を南に転じます。ただし所々で工事車線規制が行われており、少々走りづらかった。信濃川が近くを流れる越後川口を過ぎると、右手には雪に覆われた越後三山が見えてきました。特に八海山が有名なところです。
魚沼を過ぎると、六日町、湯沢と進むにつれ高度が上がっていきます。周囲のクルマのペースも速かったので、それについていく形で順調に距離を減じていくことができました。
関越トンネルを抜けると、あとは伊香保温泉で関東平野に降りるまでは長い下り坂。利根川を渡るところでは妙義山や前橋市街地が見渡せます。この先が順調ならば目指す川越まではあと1時間ほどで着けるはず。
長岡からは越後三山を横目に南下。関越トンネルを抜けて坂を降りると関東平野です。
ところが、この先の情報板で渋滞情報が出ていました。渋滞は高坂SAを先頭に5km、どうやら自然渋滞のようです。いくつか回避策も考えたのですが、いいルートを思いつかず通過時間もこの時点で10~15分だったので、高速に留まることを決心。そのまま進みました。結局、東松山ICで渋滞の後尾に到達し、ノロノロ運転開始。結局ここから坂戸西ICまで20分ほどかかりました。その後再び川越IC前の上り坂で大きくスピードが落ちたものの、なんとか18:00ごろには高速を降り、自宅まで帰り着くことができました。久しぶりのロングドライブはさすがに疲れた。それでも暗くなる前に帰り着けてよかった。
この日の走行は626.5km(うち一般道174.4km)、平均燃費は18.9km/Lでした。峠道でSPORTモードを使ったり、車速を上げた高速巡行を長時間行ったことで、これまでよりも悪化。ただ、これからは燃費情報が更新されないので、この先はあまり気にならなくなりそうな気も...。
藤岡から時計回りでぐるっと一周してきました。久しぶりのルートです。
2024.04.12-04.14
春のマイル旅は「憧れの異世界。」
4月は特典航空券のローシーズンなので、比較的少ないマイル消費で旅ができます。そこで今回選んだ行先は佐世保にある「ハウステンボス」。仕事もひと段落しているので、有休を取って2泊3日の行程にしました。
金曜日の朝、電車で羽田に移動。通勤ラッシュを少しでも避けるため、特急を使って高田馬場へ。そこから山手線で品川方面に向かいましたが、まだ通勤客とおぼしき人もいてやや難儀。渋谷を過ぎるとようやく車内の混雑も落ち着き、品川で京急線に乗り換え。乗換時間が事前の予想よりかかったせいで、予定よりも1本遅く羽田に到着しました。 すぐにチェックインしてANA LOUNGEへ。妻は相変わらずミックスナッツをたらふくです。
ANA LOUNGEで1時間ほどくつろぎました。
NH663は予定通り搭乗が始まり、ほぼ定刻通りに出発しました。
この日の搭乗便はNH663、B787-8での運航です。
搭乗案内は定刻通りに始まりました。
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到着がお昼をまわるので、機内にて羽田で買ったお弁当で昼食。
飛行ルートは2ヶ月前とほぼ同じで、福岡空港上空を通過して大村湾に出て、北側から着陸。九州地方はいい天気でした。
機内で飲み物サービスのお茶を頂いて昼食。
九州に入ってからは雲が切れて来ました。福岡上空を通り大村湾上空へ。
到着後は長崎県営バスの諫早行き路線バスに乗り、JR大村駅へ。ハウステンボスに直通する高速バスもあるのですが、到着時間が早すぎるため、今回は鉄道を使うことにしたのです。こちらの方が運賃もやや安い。
15分ほどで大村駅へやってきました。木造の駅舎は旅情に溢れています。この路線では交通系ICカードが使えるはずだったのですが、情報を見ると降車駅のハウステンボス駅では使えないらしい。そこで乗車券を券売機で購入しましたが、紙の乗車券を買ったのは久しぶりだな。
大村駅から在来線に乗ってハウステンボスへ向かいます。
大村線 「快速シーサイドライナー 佐世保行き」 大村 13:50 → ハウステンボス 14:38
しばらく待つと佐世保行きの区間快速列車「シーサイドライナー」がやってきたので、それに乗車しました。車両は「YC1系気動車」2両編成。ディーゼル・エレクトリック式気動車で、バッテリーを搭載したハイブリッド式の車両。興味深い乗り心地でした。
下り列車の遅れによる影響を受け、目指すハウステンボス駅には定刻より少し遅れて到着。橋上にある改札を出て、橋を渡るとエントランスです。
ハウステンボス駅へ到着しました。駅標デザインも独特です。
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橋上の改札を出るとエントランスに直結した橋に出ます。
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夜は直営ホテルに宿泊するので、入場前に受付で手荷物を預けることができます。ここからホテルに送ってもらえる仕組み。それから入園券を購入しますが、今回は「1.5DAYパスポート」を購入することにしました。15:00から翌日いっぱい有効なチケットのため、夜景を2晩楽しめます。
いよいよやって来ました。向こうの建物はホテルオークラです。
広い券売場ですが平日だけあって空いています。が、ゲート前には15:00開門を待つ人の行列が。
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まずは2時間ほどかけて、園内を巡って行きました。平日だけあって混雑している印象はなく、まずはのんびり園内を散策。地図で見るとかなり広大に見えますが、実際に歩いてみるとそれほどの距離感ではありませんでした。
ゲートを通過後にあった写真スポット。妻はこういうの大好き。
まずはテディベアの館、妻はぬいぐるみが大好き...。
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内部はこんな感じ。妻の物欲にさっそく火が...?(苦笑)
テディベアの館を抜けると、風車のあるフラワーロードに入ります。
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残念ながら目玉であるチューリップはタッチの差で見られず。
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気温が上がって来たので、妻が「さくらアイス」を奢ってくれました。
「さくらアイス」で小休止。さあ、どんどん行きましょう。
オランダの街並みを再現したエリアをさらに奥へ。水路が張り巡らされていて、時々船も通る。これにも後で乗ってみよう。市街地を抜けると広場があり、教会やタワーが聳えていました。確かに人がいなければ外国と錯覚しそうです。
街の中へ入って来ました。雰囲気は外国そのもの。
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街を抜けると広場に出て来ました。
ミッフィーの花時計と王冠です。多くの人が撮影していました。
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タワーエリアに入って来ました。桜もまだ残っていました。
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ここはアンブレラが飾られていました。どこかで見た気も?
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写真を撮りつつ進み、ハーバーゲートを通過して一旦外に出ました。その先にあるのが今回宿泊する「ホテルデンハーグ」です。海に面したホテルですが、今回は諸般の事情というわけではなく、コストの都合(笑)で反対側の森に面した方に宿泊。ただ、設備の方はさすがにバブル期に建っただけのことはあり、広くて快適でした。
こちらが今回宿泊する「ホテルデンハーグ」です。
他の直営ホテルに比べるとリーズナブルですが、内部は比較的広々していました。
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部屋でひと休憩した後、夕食と夜景を楽しみに再び園内へ。ホテルデンハーグはハーバーゲートの外にあるのですが、飲食店が多いところには比較的近いので意外に便利でした。
夕食のため、再びハーバーゲートから中へと入ります。
夕食は比較的リーズナブルに食べられそうなイタリアンの「ピノキオ」に入りました。チェーン店なので特に期待していなかったのですが、有田焼のカマドで焼かれたビザはふんわり・カリカリで美味しかった。
冷たいビール最高! ピザは有田焼の窯で焼いているそうです。
ピザはふんわり・カリカリ。パスタもモチモチで美味しかった!
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夕食を終えると、ちょうど夕暮れを迎えました。イルミネーションも始まりいい雰囲気。昼間とはかなり印象が違って見えます。
ライトアップが始まり、雰囲気が大きく変わりました。
こちらは建物と地面の電球を使ったイルミネーションです。
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昼間とはまた違った魅力があります。写真映えする被写体も多数。
再びウェルカムゲート方面に向かい、観覧車に乗ってみることに。高所から見たライトアップされた街並みはとても美しかった。確かにこれは一度は見てみる価値があります。あまりに印象的だったので、2回乗ってしまいました(笑)。それにしても街1つをまるまる作ってしまうなど、今のご時世では考えられない規模です。
観覧車からハウステンボスの全景を楽しみました。
iPhoneをもってしても、この環境下では少々厳しい。
ゴンドラの窓がクリアではなかったので、カメラには少々厳しかった。
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観覧車の傍では芝地と建物の壁を使った電飾パターンを楽しめました。
観覧車を降りると真っ暗になったので、パターンがはっきり見え始めました。
その後はイルミネーションを見つつ街の中を歩いてホテルへ。閉園時間も迫ってきたせいか人通りもかなり減ってきたので、じっくりと異国情緒を堪能できたのは嬉しい。フルサイズEOS+ストロボで、気に入った写真もたくさん撮れました。
こちらは印象的に色が使い分けられています。
光量があったので、iPhoneでもそこそこの画質で撮れました。
ホテルに戻って来ました。半日たっぷり楽しみました。
ホテルに帰着後、シャトルバスを使って園外の温泉施設へ。乗ったのはEVバスですが、ショートホイールベースで、石畳の道でかつタイトコーナーが多いことからワイルドな乗り心地でした。ホテル前のロータリーでは加速の良さもあって横に吹っ飛ばされそうになりました(笑)。
温泉は混雑しているという情報でしたが、内部の混み具合はそれほどでもなかったので、じっくり湯に浸かって身体の各部をほぐしました。
20分毎に出る送迎バスで温泉へ。1泊分はホテルで券がもらえました。
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1日目の行動はこれにて終了です。
2日目は6:30に朝食スタート。窓際の席に案内してもらったので、朝の海を見ながらゆっくり食事ができました。見ての通り二人とも皿にモリモリ。長崎ならではの料理もあって美味しかった。
窓際の席でゆっくり・たっぷり頂きました!
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8:00前になったので、この日の行動スタートです。
さて、直営ホテルに宿泊するのメリットの一つに「先行入場」があります。この日の開園時間は9:00だったのですが、その1時間前から場内に入ることができるのです。店やアトラクションは開いていないものの、人気スポットで人が写り込まない写真を撮ることができるのは嬉しい。
人の少ない状態で写真が撮れるのはありがたい。
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前日並んだような場所も、この通り。
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3階建てのメリーゴーランドです。後でぜひ乗ってみよう。
フラワーロードに戻って来ました。まだ人がまばらです。
ミッフィーゲート?も順番待ちなしで撮れました。良かったね。
朝の観覧車にも乗りました。夜の雰囲気とはまた違い、赤を基調とした街並みとその向こうに広がる海、そしてその周りの山々の緑が相まってとてもきれいでした。
昼間の観覧車にも乗ってみました。
おお、海が見える。街の赤色と海の青、山の緑がうまく融合しています。
ここだけにしかないという3階建てのメリーゴーランドにも乗りました。見ての通り、最上層からの眺めはなかなかなもの。これには妻も大喜びでした。でも1回2分ちょっとって、いくらなんでも短すぎないですかね?
メリーゴーランドが稼働開始。幸い3階に乗れることになりました。
3階から景色を楽しみながら乗りました。1回2分少々とちょっと物足りない...?
(コントロールをクリックすると再生します)
園内の水路を巡るカナルクルーザーにも乗ってみました。下から見上げる街並みは非日常的な視点で、印象に残りました。
カナルクルーザーで移動してみることにしました。
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街を水面から見上げると、また違う景色が楽しめました。
11:30からは劇場で1時間の歌劇を鑑賞。この日の朝一番で整理券を確保しておいたのが奏功し、無料席で一番前かつほぼ中央の席で観ることができました。ストーリーは容易に想像がついてしまうような内容で、最後はちょっと冗長かなあ。
大劇場にやってきました。「めぐりあい」という演目です。
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会場後すぐ座席整理券を確保しておいたので、無料席の最前列で鑑賞できました。
朝にたっぷり食事はとっていたため、あまりお腹は空いていなかったことから昼食は取らず。その代わりにアイスで疲れを取ります(笑)。
今日も暑いので、アイスで小休止です。ここから後半戦です。
再びカナルクルーザーでウェルカムゲート方面に向かい、そこからホテルまで買い物をしつつ戻って行くことにしました。
再びカナルクルーザーでウェルカムゲートへ。
こちらの航路は比較的空いているようです。時間も少し短い。
午後からはお土産の調達です。幸いどこでどんなものが売っているかは前日から見ているので、効率よく回ることができました。さすがに荷物がいっぱいになって疲れも出たので、マリーナが見えるベンチで小休止。だいぶ気温も上がって暑くなりました。
お土産買って荷物が増え、少々くたびれたのでベンチで休憩。
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客室に入れる15:00に一旦ホテルに戻り、買ってきたお土産を置いて再び外出。
一旦ホテルに戻り、荷物を置いて再び外出します。
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次に向かったのはホテルのさらに西側にあるパレスガーデン。ここはオランダ王宮の庭園を再現したものだそうです。夜にはイルミネーションのショーが行われるようなので、夜にも来てみよう。
ホテルデンハーグの奥にあるパレスガーデンにやって来ました。
こちらが美術館、その奥が庭園になっています。
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美術館の裏の庭園は歩道で外回りを一周できるようになっていました。バラのトンネルもあって、季節に合わせて来ればすばらしい眺めが見られそうです。
庭園の反対側から美術館を見ています。
バラのトンネルがありました。咲いている時はきっと見事なことでしょう。
ガーデンパレスには美術館があり、絵本の「ミッフィー」にまつわる展示がありました。ちょうどガイドツアーの時間に当たったことから、30分ほどの説明付きで見て回ることができました。あのシンプルな線と色で作られた絵の中にメッセージ性をしっかりと持たせるとは凄い。私もぜひそれぐらいシンプルな図面を書きたいものです(笑)。
「ミッフィーのたのしいお花畑」展が開催中、ガイドツアーで解説付きで楽しめました。
途中で場内で最も高いタワーの展望台にも登りました。こちらもすばらしい眺めでした。
タワー最上階の展望台に来ました。
眺望は180°に制限され、海側しか見られませんでした。
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昼食を食べなかったので、夕食は少し早めにすることにしました。予め目をつけていたゲート近くにあるバーに入り、妻も食べられるいくつかの料理を注文。陽射しが強くて暑かっただけに冷たいビールが身体に沁みました。
夕食はバー形式の居酒屋さんにて。ハイネケンでちょい外国気分(笑)。
夕食を終えると、ちょうど薄暮状態になりライトアップが始まりました。週末ですが、人の数もだんだん少なくなってきて、写真も撮りやすくなりました。ランドマークのライトアップを写真に収めつつ、再びパレスガーデンへ。
再びライトアップが始まりました。見納めです。
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タワーエリア周辺で日が暮れるのを待ちました。
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イルミネーション・ショーを見に再びパレスガーデンへ。
ここではイルミネーション・ショーを見られましたが、音楽に合わせて明滅する形だったので、写真に残すには条件が少々厳しかったです。
光と音楽のパターンのショー、カメラにはちょっと厳しい状況でした。
バラのトンネルもライトアップ、非日常的な光景です(笑)。
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最後にもう一度観覧車に乗ろう、ということになり、再びアトラクションエリアへ。見落としていた景色を拾いながら、のんびり散策しました。
ホテルのライトアップにタワーが重なり、幻想的になりました。
これは見落としていました。でもこれ何だ?
トリコロールのライトアップが写せました。
ハーバーエリアには青銅製のシャンデリアがありました。本物は日光東照宮にあり、これはそのレプリカなんだそうです。
こちらが青銅製のシャンデリア、どうやって使うんだ?
これで2日目の行動は終了。1日半たっぷり異世界を堪能できました。
3日目も会場のオープンと同時に朝食へ。メニューは前日とほぼ同じでした。この後、昼食を食べる場所・時間がないはずなので、今回もたっぷり食べておくことに。
この日もモリモリに頂きました。窓側でなかったのは残念。
朝食後、ホテル周囲の散歩に出かけました。特にホテル裏手のフォレストゾーンは木立の中を道が通っているので、空気のひんやりした朝は歩いていて清々しい。鳥の声を聞きながら爽快な散歩を満喫しました。
フォレストゾーンからタワーを見る。落ち着いたいい雰囲気です。
最後はハーバーエリアへ。今日もいい天気です。
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帰りはホテル前の桟橋から連絡船で長崎空港に直行します。現在は1日2便のため、航空便に合わせた利用はしにくいのですが、混雑なしに直行できるのが魅力。1週間前に予約していました。
高速船に乗って、長崎空港へ直接向かいます。
待合所の様子。この後人が増えて20人ほどになりました。
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船は思っていたよりも小さく、アイドリング時のエンジン振動が大きい古びた船でした。ただし水面までの距離が小さく、穏やかな海でも波しぶきが立って迫力満点でした。
桟橋を渡って船へ向かいます。え?小さいな〜。
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内部はこんな感じ。眺めはいいです。
最前列を確保しました。湾内航路のため携帯の電波も入ります。
ハウステンボスから長崎空港までは約1時間です。
長崎空港までは約1時間。空港島南端の桟橋に着くと、そこからはムービングロードでターミナルビルに移動できるようになっていました。
長崎空港の桟橋に到着。動く歩道でターミナルビルへ向かいます。
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チェックイン後、手荷物検査場前にあるカードラウンジに入りました。しかし、早めの手荷物検査場通過を促すアナウンスがあったため、飲み物を1杯だけ飲んですぐに移動し、搭乗待合室へと入りました。
出発準備中のNH666、往路と同じくB787-8への搭乗です。
今回は後方座席になりました。左側なので眺めがいいはず。
搭乗便NH666は満席で出発。離陸後すぐに左旋回し、進路を東へ向けます。四国と紀伊半島を横断し、太平洋岸沿いに飛行。ところが羽田の着陸方向の切り替えタイミングに当たったようで、房総半島を縦断して千葉・埼玉を経由して東京上空へ。北側からC滑走路に着陸しました。おまけに駐機スポットからバスでの移動になったため、大きく時間がかかりました。
九州・四国・紀伊半島を横断して太平洋岸を進み、最後は東京上空へ。
手荷物をピックアップした時に一番早いバスが新宿歌舞伎町行きだったため、これに乗車。着地の隣にある西武新宿駅から特急「小江戸」を使い、途中で普通電車に乗り換えて自宅最寄り駅へ。なんとか18:00前に自宅に帰り着きました。さすがに疲れましたが、船・飛行機・バス・鉄道とすべての移動手段が揃った帰路でした。
さて今回のハウステンボス、思っていた以上に楽しめました。妻には行先を告げた時に「選択がミーハーすぎる」と白い目で見られました(苦笑)が、当の本人が楽しんでいたようなので「良し」でしょう。天気に恵まれたのも幸いでした。
2024.04.07
以前の住居地をめぐる花散歩
前日に行かなかった柳瀬川に行ってみることにしました。朝食後、7:00過ぎのバスに乗って川越駅へ移動。東武東上線の急行電車に乗って志木駅で下車し、さらにバスに乗り継ぎます。この日の探索スタート地点は志木市役所。ここはインドに赴任する前まで住んでいた場所ですが、庁舎が新しくなっているのに驚きました。
志木市役所が新しい庁舎になっていました。ここから花見スタートです。
市役所から川の南岸にある遊歩道を西へと歩いていきました。まだ人通りも少なく、じっくり写真が撮れたのが嬉しい。菜の花もたくさん咲いており、桜の白と新緑が相まってとても美しい風景。また、以前はあぜ道だった遊歩道は整備されていて、かなり歩きやすくなっていました。ぼんぼりは昔の通りでした。
まずは市役所前から柳瀬川駅へと歩きました。
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堤防上の遊歩道を進みます。白と黄色、緑色がとても美しかった。
以前住んでいたところの近くにある「チョウショウインハタザクラ(長勝院旗桜)」にも行ってみました。この木は樹齢400年とも言われ、世界に一本だけの新種とされています。こちらは花が数輪咲いていて、かろうじて花見を楽しめました。
世界に一本しかない種類なんだそうです。
こちらが全景。見頃はまだこれからだそうです。
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東武東上線を過ぎてもまだまだ桜並木は続きます。ニュータウンの北側は道の両側に桜の木が植わっているので、桜のトンネルが楽しめます。以前はこの中をよくバイクで走り抜けていました。懐かしいなあ。
柳瀬川駅から電車に乗ろうと思っていたのですが、まだまだ時間が早い。また、妻が入間にある豆腐屋さんのイベントに行きたいと言っていたことから、そのまま武蔵野線のJR新座駅まで行くことにしました。志木大橋を過ぎてさらに西へ行くと、周囲は新座市の古い団地になります。比較的低層な建物が多くなるので、開放感が出てきました。
柳瀬川駅から川越街道英橋まで。こちらは開放感がありました。
結局、桜並木の終点まで進みました。この時点でもう4.5kmほど歩いている計算になります。ここから駅へ向かうべく、R254の旧道を南へ進みました。坂を登ったところで脇道に入った先が新座駅になります。
そこからJR武蔵野線に乗り、新秋津駅で下車。ただ、まだ昼食にもかなり早い一方、さすがに足が疲れてきたことから、ここで小休止することにしました。エミオ秋津の中にあるカフェ・ド・クリエでコーヒーブレイクです。が、のんびり休んでももまだ10:00ごろ。昨日からとにかく濃密に過ごしているなあ、という印象です。
たっぷり歩いたので、かつての通勤路にあるカフェで小休止しました。
秋津駅からは西武池袋線の電車に乗り、武蔵藤沢駅を目指しました。ここも以前住んでいたところ。ただ、改札を出ると無人駅になっていて驚きました。まだ新しい橋上駅舎で人通りも多い駅なんですけどねえ...。人不足なのか合理化の嵐が吹き荒れているようです。
さて、駅の近くにあるカフェで昼食にするつもりだったのですが、まだまだランチタイムには早いため、時間つぶしをすることにしました。以前住んでいたマンション前にあるおかき屋さんで(大量の)買い出しをした後、近くの公園にある桜の樹を見に行きました。幸い他に見物人もおらず、下にあるベンチで花を見上げつつゆっくり佇めました。気温も上がってきて気持ち良かった。
前の自宅近くにある公園の桜、見頃はちょっと過ぎていました。
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狙いの時間に近づいてきたので目的地のカフェへと向かったところ、ちょうどの時間に到着。このサイトでも何度か登場している「シャロン」さんです。ここは日替わり定食「今日のごはん」が人気で、午前中でも売り切れることがありますが、この日は幸いありつくことができました。ちょうどいい分量かつヘルシーで美味しいので、二人とも大ファンなのです。
今回は「今日のごはん」にありつけました。
この日はメイン料理がチキンだったので、妻には不評(苦笑)でした。
昼食後、隣の豆腐屋さんで行われているイベントに顔を出し、再び武蔵藤沢駅から電車に乗って帰宅。F1の決勝レースが始まる前に自宅まで帰りつけました。
以前からお世話になっている豆腐屋さん、賑わってました。
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盛りだくさんで濃密な花散歩でした。
2024.04.06
桜満開前線、埼玉県内北上中?
いよいよ桜が満開にということで、花見に出かけることにしました。
まず向かったのは3年連続となる「熊谷桜堤」。菜の花と桜の競演がすばらしいところです。昨年は熊谷駅に近いところから西側の雰囲気がいいことを発見したので、今年はそちら側からアプローチすることにしました。6:15に自宅を出発し、本川越駅から川越市駅まで歩いて東武東上線の下り電車に乗車。森林公園で小川町行き電車に乗り継ぎ、路線の終点である寄居行きの電車に接続。小川町から先は単線になり、ローカル線の雰囲気が色濃くなります。寄居からは秩父鉄道線に乗ってひろせ野鳥の森駅で下車。ここから探索を開始しました。
電車を5本乗り継いで、スタート地点にやって来ました。
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「ひろせ野鳥の森駅」から今日の花見は開始です。
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駅の裏手にある土手に登り、荒川沿いに東へ。このあたりは人通りも少なく、のんびり散歩できました。ところが桜はまだ4分咲きといったところで、正直当てが外れた形。一方の菜の花もちょっと緑色が目立つ印象で、こちらは見頃が過ぎた印象。ということでお互いのピークが合わず、残念な景色となってしまったようでした。堤防上の散歩は気持ちよかったんですが。
ひろせ野鳥の森駅から、熊谷市街地に向けて歩いていきましたが...。
そんな中、河川敷グラウンドの端に1本だけ見事に咲いている桜を発見。人もいなかったので、こちらで花見を楽しみました。風が吹くと花びらが舞い、いい雰囲気。でも、このままではこれが今年一番の桜になる? それはさすがにちょっと寂しいぞ...。
こちらがグラウンド脇にあった一本桜です。
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とにかく見事な咲きぶりですが、花びらが散り始めてもいました。
さらに先へと進みましたが、菜の花はそれなりに見られたものの、まだ桜は満開には到底及んでいません。これは完全に目論見を外した形です。これでは満足にはほど遠い...。
駅の近くからさらに東へ。菜の花の方が存在感が大きかったです。
さて、熊谷で前回心残りだったのが「星川うどん」。今年は絶対に食べたいと思い、再び熊谷駅北側にある「木村屋」さんにやってきました。開店と同時に入り、妻は山菜、私は鴨南蛮で星川うどんを注文。まるで「ほうとう」の様に平べったい形ですが、あちらに比べると薄くてコシは少ない。このためスルスルと呑み込めます。これは美味しい。でも箸でつまみ難かった...(笑)。
1年越しの楽しみ「木村屋」さんにやってきました。
「星川うどん」は平たい薄麺が特徴で、するする食べられました。
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昼食を終えたところでまだ午前中(!)です。午後はF1日本GPの予選があるとはいえ、まだまだ帰るには早すぎる。そこで別の桜の名所に行ってみることにしました。狙いは以前住んでいた志木市の柳瀬川。今度は熊谷駅からJR高崎線に乗り大宮駅へ。乗換案内で探索したところ、武蔵野線を経由した方が早そうだったので、大宮からは京浜東北線で南浦和まで行って乗りかえました。そこで気づいたのですが、このまま行けば所沢の東川に直接行くことが可能。予定を変更し、東所沢駅で下車しました。
妻が取材で知ったという米粉たい焼きのお店を紹介してくれたので、そこで一服することにしました。桜あんのたい焼きは妻のおごり。ふっくらした皮は独特の味わいでした。ごちそうさまでした。
東所沢駅の近くにあるたい焼き屋さんにやってきました。
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妻の奢りでたい焼きとコーヒーをご馳走になりました。
季節限定の「桜あん」を頂きました。衣は米粉製でふっくらして美味しかった。
お店を出て東川へ。こちらはほぼ満開で、陽も差していたことから多くの人が川沿いを散策していました。ということは、まだ北関東は花見には早かったんですね。ところざわサクラタウンから所沢の市街地まで、写真を撮りながら向かいました。これまでは朝方に来ていましたが、今回は午後に来たので光の当たり方が違い、写真の出来栄えも今までとはちょっと違っているようです。
東川沿いを所沢市街地に向けて歩いて行きました。
この通りの桜は大きな樹が多く、見応えがあります。
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川から見上げる並木もきれいです。
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川はあちこちで曲がっているので、景色の変化を楽しめます。
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住宅街の中を抜け、西武新宿線のガードに突き当たると桜並木は終了です。ここからは北に向かい、所沢航空公園の中へ入りました。
住宅地に入るとまた雰囲気が変わります。
6年前、妻と初めて花見をした思い出の木を見つつ、航空公園駅で今回の花見行きは終了。
こちらが6年前、結婚後すぐに見に来た桜です。
それにしても今日はよく歩きました。おそらく10kmは下っていないはずです。
2024.03.31
満開の桜を求めて
昨日、東京でも桜の開花宣言が出たようですが、東京や埼玉の開花情報を見ても「つぼみ」とか「咲き始め」という表示ばかり。しかし天気予報では初夏の陽気になるようなので、出かけないのはあまりにもったいない。そこで見頃になっている桜の名所を探してみたところ、埼玉県北部の寄居町にある桜が満開になっていることを発見。駅から距離がありそうなので、クルマを出して行ってみることにしました。
前日交換したタイヤの空気圧を調整し、8:15に出発。川越ICから関越道で北上します。新しいタイヤは高速走行でも剛性感がしっかりとあり、ロードノイズも比較的少ないようで、さらに好印象を持ちました。のんびり流して30分ほどで花園ICへ到達し、高速を降ります。そこから少しR254で東京方面に戻ったところから側道に入り、目的地である鉢形城歴史館へは9:00ちょうどに到着しました。桜の近くにも駐車場はあるようなのですが、道が狭い上に砂利の駐車場だったので回避。アスファルト舗装されているこちらが広くて停めやすかったです。
45分ほどで鉢形城歴史館へやって来ました。
駐車場からは案内板が出ていて、建物の裏手の方を指していましたが、その近くにも見事な桜の樹がありました。特に堤に植わった木は枝まで近づくことができ、桜の花を接写することができたのは嬉しかったところです。
この案内板に従って進んで行きました。
その前に順路にある桜をじっくり堪能しました。
堤の上にある桜の前で記念撮影しました。
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案内板に従って進んで行くと、渓谷のように流れている川に下って行きました。その途中の北側斜面にはカタクリが咲いていて、こちらも見事な風情です。光をバックに透けた紫色の花はとても美しく見えました。
カタクリが見事な花をつけていました。光が当たってきれいです。
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川にかかっていた鉄板製の小さな歩道橋を渡ると、正面の崖の上に大きな桜が見えてきました。あれが今回見に来た「氏邦桜」です。期待を煽る登場の仕方ですね(笑)。
あれがこの日の主役である「氏邦桜」のようです。
この桜の木は推定樹齢150年以上のエドヒガンザクラ。花はソメイヨシノよりも白く、とても鮮やかな咲きぶりでした。根の張り具合が凄くて堤の縁から伸びているのが特徴的。また、上下方向の変化も含む様々な角度から楽しめるのがすばらしい。これは来てよかった。なお、この愛称は鉢形城を根拠とした北条氏邦にちなんだ命名だそうです。
大きく広がった樹齢150年超というエドヒガンザクラ、見事です。
様々な角度、高さから樹を見上げることができました。
もちろん記念撮影も欠かしません。早く来たのでまだ人も少ない。
これは確かに一見する価値がある桜でした。
桜の向こう側には、鉢形城の曲輪が広がっていました。鳥居をくぐって進んで行くと、門などが復元されて建っていました。足元にはタンポポなども咲いており、時折吹いてくる風が心地よかった。いい散歩になりました。
さらに奥へ進んでいくと、鳥居が現れました。振り返ると桜が見えます。
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鉢形城の曲輪の跡を巡っていきました。
一部復元された建築物もありました。
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一旦桜の近くまで戻り、次は一段高くなっているところに展望台と思しきものが見えたので、そちらにも行ってみることに。途中に見事なモクレンの木が鮮やかな菜の花と共演しているのを発見。モクレンはもう落ち始めており、風が吹くと固い花びらがどんどん飛んでいました。
モクレンと菜の花のコラボレーションです。
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その裏手の坂道を登りきると、正面に寄居の市街地が現れ、眼下には荒川の流れが。ここは断崖絶壁になっていて、これでは上州側から軍勢が来ても容易には攻められません。なるほど難攻不落の要塞だったわけですね。
本丸跡の向こうの土手からは、寄居の市街地が一望できました。
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再び氏邦桜のそばを通り、歴史館の方へ戻ることに。この時間になると見物客も増えてきました。また、陽の当たり方が変わって桜の見え方もまた変わってきました。正直、ずっと眺めていたいほどで名残惜しかった。
せっかくなので鉢形城歴史館にも入ってみました。ここは築城から戦に負けて開城されるまでの道のりを、出土品とともに紹介しています。正直展示内容は少ないのですが、城跡の全体像を把握することができました。
最後に歴史館も見ました。正直なところ展示は少ないです。
この時点で11:30前。まっすぐ戻るにはまだ早いこともあり、秩父の市街地で昼食をとって帰ろうということになりました。寄居市街地を抜け、R140で長瀞方面へ。皆野バイパスは使わずに荒川沿いを遡っていきました。窓を開けて走ると車内に吹き込んでくる風が気持ちよかった。
途中、地元の菓子処「栗助」に寄ってみました。2ヶ月前、二人が好きな栗のお菓子を買おうとやって来たところ、店舗改装中で休業していました。直前にはWebサイトで状況を確認するも「3月上旬再開予定、決まったら告知します」となっており、どうなっているのかわからなかったのです。すると看板に「仮営業中」と貼り紙が出ていて、開店していることが判明。しかも妻が大好きな「栗おこわ」が売られていたので、「これ買って帰って家で昼食にしよう」と意見が一致。久しぶりに妻に「いるマロン」が降臨しました(笑)。
そこから秩父市街地を抜け、いつものようにR299で飯能市・日高市を経由して自宅まで戻りましたが、意外に時間がかかり自宅到着は14:00ごろ。すっかり遅くなってしまいましたが、無事に昼食にありつけました。久しぶりの栗おこわは美味しかった。
コンパクトに一周しました。タイヤの皮剥きにはちょうど良かったです。
この日の走行、122.3km(うち一般道87.4km)、平均燃費は21.5km/Lでした。タイヤがまだ柔らかい割にはまずまずです。少し短めのドライブになりましたが、満開の桜を楽しめたのに加えて新しいタイヤの性能も確認できて良かったです。
2024.03.17
菜の花に囲まれて
前日に引き続き、この日も気温が上がる予報。妻が「いい天気ならお散歩したい」と言ってきたので、朝食後に行先を探しました。花散歩を考えましたが、桜はまだ早いので、現実的な選択肢として梅か菜の花狙いになります。そこで思いついたのが東京・立川の「昭和記念公園」。ここなら1時間ぐらいで行け、様々な花木が見られるはずです。
10:00過ぎに自宅を出て、西武線を乗り継ぎ国分寺駅へ。ここでJR中央線に乗り換え、西立川駅で下車。この駅は公園に直結しており、跨線橋を渡るとすぐに入場ゲートになります。
電車で1時間かけて、立川の昭和記念公園までやって来ました。
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園内に入り、左手の方に進んでいくとイチョウ並木を発見。秋にはライトアップされて大勢の人が遠ているのをテレビで見た記憶があります。ぜひその季節に来てみたい。
イチョウ並木です。秋のライトアップ時期にぜひ来てみたい。
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水鳥の池を時計回りに進んで行くと、川沿いに桜の木が植わっているのを発見。もう散り始めているものもありましたが、種類によっては見頃のものもあり、一足早い花見を楽しめました。
一足早い花見を楽しむことができました。
やっぱり桜の季節はいいですね。春本番までもう少し。
その他にもスイセンやクロッカス、クリスマスローズなども楽しめました。
様々な花が見られるのがこの公園の特徴です。
中央にある「みんなの原っぱ」に行くと、芝生を取り囲むように菜の花が植わっていました。ちょうど昼時になったので、菜の花に近いところでレジャーシートを広げ、道中で買ってきたおにぎりで昼食。暖かい陽射しと吹いてくる風がとても心地良かった。
「みんなの原っぱ」にて持参したおにぎりで昼食。菜の花のすぐそばです。
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食事を終えてからは菜の花エリアを巡りました。この頃になると雲が出てきて、いきなり陰って写真の明るさが変わるなど、撮影には少々苦労。それでもアングルを注意深く選ぶことで、なかなか面白い絵も撮れました。
菜の花エリアを回って行きました。アングルの工夫で印象的な写真も撮れました。
最後に記念のセルフィーを撮って公園を後にしました。
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14:00ぐらいに公園を後にし、来たルートで自宅まで戻りましたが、戻りはほぼ待ち時間なしで電車を乗り継げたのは幸いでした。暖かい時間帯で帰り着くことができたので、久しぶりに二人でアイスを買って帰ってのんびり。春を満喫しました。
2024.03.16
初春の茨城ドライブ
この週末はいい天気で気温も上がる予報だったので、点検上がりのクルマで出かけることにしました。ただ、週の初めに雪が降っていたことから、念のために山間部は避けたい。そこでまだ行ったことのない鹿島神宮を目的地に設定。慌てて行く必要もないので、ゆっくり目の7:00に出発。
本来なら関越道・川越ICから高速に乗るのですが、下り線の渋滞が始まっていたため、北環状線とR254で川島ICまで行き、そこから圏央道に直接入りました。狙い通り渋滞にはかからず、茨城県を目指して東進。埼玉県区間の先は対面通行になるので、のんびり走行。
つくばJCTから常磐道に入って北上し、友部SAで朝食休憩。その先にある友部JCTからは東関東道へと入り、暫定終点の鉾田ICで高速を降りました。その後はナビの指示に従い、北浦の東岸を南下。途中で鹿行大橋が見えました。ここは東日本大震災で落橋し架け替えられたもの。ずいぶん立派な橋に様変わりしていたので驚きました。
北浦の東岸を南下中に、新しい鹿行大橋を発見しました。
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そのまま鹿嶋市内に入り、東側からアプローチ。神社入口の南側にある公共の駐車場にクルマを停め、歩いて門前へと向かいました。神社前に到着したのは10:45ごろ。遠回りしたこともあり、結構時間がかかりました。
本日の目的地、鹿島神社にやって来ました。
鳥居をくぐると、出迎えてくれるのは「楼門」です。が、なんと改修工事中とのことで、全体が工事用の足場に覆われて見られず。2年後のお祭りに向けて作業を進めているとのことで、その姿が見られるのは少し先だそうです。
残念ながら楼門はこんな姿に...!
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楼門をくぐると、右手に「本殿」がありました。ちょっと違和感を感じたのは、宮が北向きになっている点。これはちょっと珍しい気がする。我々も列に並んでお参りをしてきましたが、横から回り込めないので、社をよく見ることができなかったのは少々残念でした。
右手後方が本殿です。北向きなのは珍しい。
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本殿前でそれぞれ記念撮影。多くの人が並んでいました。
そこから奥へさらに通路が続いていました。樹齢の長そうな木々に覆われた道は散歩にはいい雰囲気です。途中で「さざれ石」なる案内を発見。なるほど、これがあの歌にあるものですか...。
本殿からさらに奥へ。落ち着いたいい雰囲気です。
これがあの「さざれ石」!?
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通路の先はT字路になっていて、そこに「奥宮」がありました。こちらも重要文化財で、本宮と比べてシンプルですが重厚感のある建物になっていました。現存する社殿では最も古いそうです。
奥宮は現存社殿の中で最も古いそうです。
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奥宮から右手に進んだ先が「要石」。地震の守り神として信じられていたとのこと。地面に埋め込まれた石の表面が少し凹んでいるのが特徴です。
地震の守り神だそうですが、それでもあの震災では大きな被害が...。
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奥宮から左手に行くと、きつい下りのスロープがあり、その先には「御手洗池」がありました。湧水があるそうで、水がとても清らか。それに巨木が覆いかぶさるように伸びていて、そこに光が差し込み神秘的な雰囲気でした。
ここが御手洗池、湧水があって水の透明度がすごい。
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光が差し込む瞬間を撮ることができました。
その隣の茶屋でお茶にしました。妻は抹茶セット、私は湧水コーヒーを頂くことに。コーヒーはとてもまろやかで、水が違うとこうも違うのか、と改めて感動しました。
かなり歩いたので小休止。カフェでまったり。
妻は抹茶セット、私は湧水コーヒーを頂きました。
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そろそろ昼時なので、門前の通りで食事でもとろうということで、来た道を戻っていきました。途中で「仮殿」の存在にも気づいたので撮影。後で調べるとこれも重要文化財だそうです。
来た道を再び戻って行きます。
本殿の対面側には仮殿が。こちらも風情があります。
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少し離れたところから本殿を撮影。背後の木の大きさがすごいです。
楼門を抜けて門前通りに出ると、「創業室町時代」と書かれた「よしのや」さんというお蕎麦屋さんの看板を発見。お店に入ってみました。内装は「昔はバーだったのではないか?」と思える造りでしたが、蕎麦はつるつるのど越しが良く美味しかった。さすがです。
「創業室町時代」の看板に目を惹かれました。
昔はバーだったのか? ソファーのような座椅子に座れました。
そばは一級品。つるつるでいい喉越しでした。
さらに通りを進むと「ココシカ」というミニ博物館がありました。入場無料ということで入ってみましたが、ここは面白かった。鹿島神宮をめぐる歴史や資料を丁寧に紹介しており、ガイドさんが詳しく紹介してくれました。妻は神話世界にも興味があるので、満喫できたようです。
ここは意外に面白かった。妻の趣味にストライク!
たっぷり楽しんだので、帰途につくことにしました。
駐車場の売店で買い物をしてから帰途につきました。市内を出て霞ヶ浦を渡り潮来へ。橋からは水上鳥居が見えるという話でしたが、CR-Zは車高が低く、欄干に遮られて助手席側からも見られなかったそうです。厳島神社より大きいそうなのですが...こちらも残念。
潮来ICから東関東道に乗り、東京方面へ。大栄JCTからは圏央道に乗り、反時計回りで埼玉県方面へ向かいました。このころになると霞が取れ、筑波山の稜線もはっきり見えるようになりました。
午後になって霞も取れて来ました。筑波山も見えていました。
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その後は順調に距離を消化し、鶴ヶ島JCTからは関越道で南下。川越ICで高速を降り、16:00ごろには自宅に帰り着くことができました。
今回はほぼ平坦なドライブだったので、燃費も伸びました。
本日の走行は344.5km(うち一般道58.8km)、平均燃費は21.6km/Lでした。 帰りの車中は陽射しのおかげで、ジャンパーなしでもポカポカ。久しぶりの楽しいドライブでした。
2024.03.10
春を感じる散策
今週も朝にF1を視聴したため、出かける準備ができたのは9:00過ぎ。快晴で前日からの強い風も収まってきたので、新レンズの性能&新カメラバッグの使い勝手を試すべく、近場にカワセミ探索に出かけることにしました。
まず向かったのは石神井公園です。ここの池にはカワセミがいるという情報があり、散歩にもちょうど良さそうということで選びました。所沢で池袋線に乗り換えて石神井公園駅で下車。そこから徒歩5~6分ほどで公園の東側入口に到着しました。園内に入ると東西に長い池があり、その南側を西に向かって進みます。公園はさすがによく整備されていて歩きやすい。ただしこちら側は午前中は日当たりがあまり良くないようで、少々ひんやりしていました。
石神井池、スワンやボートで遊んでいる人が大勢いました。
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石神井池の方は特に見るべきものはなく、池の西端に到達。ここから道路を渡った先が狙いの三宝寺池です。敷地内に入ると超望遠レンズを抱えた人が数人いるのを発見。カワセミ発見の期待が高まってきました。まずは池の南側をさらに西へ。途中には神社があったりと、先の石神井池よりも落ち着いた雰囲気。ただしめぼしい鳥は見つけられず。ちょっと期待外れでした。
途中にあった水神社。池に突き出しています。
こちらは厳島神社。だいぶミニです。
裏側には展望台が。反対岸から見るとこんな感じです。
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そのまま池の周囲を時計回りに進み、北側を元来た方へ戻っていきました。鳥の声は聞こえるものの、これはという姿は見つからず。最初に見たバズーカ部隊が何かを撮影しているのを見かけたので、我々もカメラを向けたところ...ジョウビタキでした。あんまり珍しくはない鳥なので、ちょっと拍子抜けしました。
バズーカ部隊が狙っていたのは...ジョウビタキでした。
再び道路を渡り、石神井池の北側を駅方向へ。こちらは日当たりが良くて気持ちがいい。途中、セキレイが足元から飛んで狩りをしていた姿を撮影できました。さすが800mm、数メートルの距離だと画像からはみ出さんばかりに大きく撮れます。
セキレイが近くに寄ってきたので撮影。こんなに大きく撮れます。
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そろそろ昼時になってきました。妻が「定食が食べたい」と希望したので、駅前ならいい店もあるだろうと探索したところ、駅に隣接するエミオで美味しそうな定食屋「おぼんdeごはん」を発見。メニューを見るに妻が食べられる大豆ミート料理もあったので入ってみました。なかなかボリュームがあって美味しかった。ここは今後も利用できそう。チェーン店のようなので、他にどこにあるのか探してみよう。
駅隣接のビルにあった定食屋さんに入りました。
妻は大豆ミートの坦々鍋。食べれるメニューがあって良かったね。
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お腹は満たされたのですが、肝心のカワセミの姿を見つけられていないのが不満。そこで、以前に行った東久留米の落合川に行ってみることにしました。再び西武池袋線に乗り、東久留米駅で下車。川に向かう途中の公園には立派な桜の木がありました。花見のシーズンももうすぐです。
立派な桜の木がありました。お花見シーズンはもうすぐそこです。
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駅前から5分ほど東に歩くと落合川に出ます。両岸に整備された遊歩道を、探鳥しつつ遡っていきました。途中には満開を過ぎたもののまだ花の残る桜(河津桜)もあり、花木の方も楽しめました。
キセキレイとツグミです。せせらぎが聞こえて心地いいところです。
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桜が咲いているのも発見。色が濃いので河津桜でしょう。
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以前にカワセミを見かけたところまで行きましたが、前回とはちょっと趣きが変わっていました。まだ新緑の葉がほとんどないので、周囲から開けっぴろげになっているのです。これでは姿を隠せないので待ち伏せは難しいかも。30分ほど滞在して観察しましたが、周囲をムクドリやハトがうろうろするだけ。ただしモズのつがいがいて、こちらを写真に収めることはできました。
モズのつがいがいました。背中の模様が面白いです。
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ここからは日も傾き始めるので、駅へと戻っていくことに。のんびり進んでいると途中でカメラを抱えた人がいたので、妻が声をかけたところカワセミがいるとの情報。カメラを対岸の茂みへ向けて探してみると...いました! 妻の方では二羽いるのを確認、どうやらオスとメスのつがいだったようです。10mほどの距離でしたが、少し暗いところだったのでシャッタースピードが上げられず、残念ながらダイブを完全に捉えることはできませんでした。それでも長焦点距離を活かして今まで以上に大きく姿を捉えることに成功。このレンズ素晴らしい...。
今回撮影したカワセミ。大きなザリガニを捕らえて丸呑みしていました。
こちらはトリミング版、オスとメスのつがいを撮影できました。
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途中ではメジロが花の蜜を吸っている様子も見られました。ペールグリーンの模様がとてもきれいに撮れました。
花の蜜を吸うメジロ。赤い花の中でグリーンがよく映えます。
そこから再び駅へ戻り、改札前のおにぎり屋さんで夕食を買って帰途につきました。自宅到着は16:00過ぎ。風は少しありましたが、心地よい散策ができました。目的も達成できたし楽しかった。カメラバッグも期待通りの使用感だったし、満足しました。
2024.03.03
多種多様の梅を楽しむ
前夜のF1開幕戦を見ていた影響で、起床が遅くなりました。ところが外を見るといい天気で、予報によれば気温もそこそこ上がりそう。出掛けないのはあまりにもったいないということで、ともかく散策できそうな行先を急遽検討。
さて、この時期の花と言えば「梅」ということで、近場で見どころを捜索しました。比較的近所と言えば「越生梅林」が有名ですが、駅から遠いという難点があります。すぐ出発しても到着は昼過ぎになるので、駐車場難民化が必至ということでパス。次に目をつけたのが東京北隣の川口市にある「花と緑の振興センター」です。埼玉県営の施設で敷地はそれほど広くはないようですが、植わっている梅の種類が多そうなので行ってみることにしました。
11:30前のバスで川越駅へ向かい、東武東上線に乗って朝霞台駅へ。JR武蔵野線に乗り換えさらに東川口駅で埼玉高速鉄道線に乗り継ぎます。この日はちょうどJリーグの開幕戦で、駅はさいたまスタジアム2002に向かう大勢の浦和レッズサポーターで混雑していました。その流れとは反対方向の電車で一駅だけ乗車し、最寄りの戸塚安行駅で下車。目的地はここから徒歩15分のところです。13:00ちょうどに入園したので、1時間半ちょっとでの到着です。
自宅から1時間半ちょっとでやってきました。敷地はそんなに広くありません。
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敷地に入って一番奥へ進んだところに梅園がありました。各所に掲げられていた説明によれば、ここにある梅の種類は130種類以上。この日は遅咲きの種類が多く咲いているということでした。妻と写真を撮りつつ園内を回っていきました。辺りには甘い香りが漂っていましたが、意外にも鳥の姿はそれほど見られませんでした。
写真を撮りながら梅園を巡っていきました。
青い空にピンクの花びらが映えます。
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光を上手く使いたいところです。
ストロボのおかげで、鮮やかな絵も撮れました。
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付近には甘い香りが漂っていました。鳥はメジロが少々いたぐらい。
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足元には福寿草がたくさん。昨年あんなに探し回ったのに、今年はたっぷり見られました。
梅園の足元の植え込みには福寿草がたくさん咲いていました。
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あと、この時期は椿も見られます。タイミングは少々遅いのですが、それでも大きな花や蕾を楽しむことができました。 その他にも特徴的な花や果樹もあって、なかなか面白い内容。
椿は遅咲きの品種がぎりぎり楽しめました。
人もそれほど多くないのでのんびり楽しめたのが良かった。1時間ほど滞在しましたが、太陽からのポカポカが伝わってくる、気持ちのいい散策でした。
帰路は再び戸塚安行駅に向かいましたが、途中に雰囲気の良さそうなお蕎麦屋さんがあったので、そこで遅めの昼食にしました。「二八そば 砂場」さんというお店です。朝食が比較的遅かったこともあり、夕食のことも考えて二人とも「ざる」を注文。つゆに入れる胡麻の風味があっさり目のそばにマッチして美味しかった。
少し遅めの昼食をお蕎麦屋さんで頂くことに。
蕎麦はつるつるさっぱり。胡麻とのマッチングが最高でした。
帰りは行きの反対ルート。各電車の乗り継ぎタイミングもまあまあ良く、16:00過ぎには自宅まで戻ってきました。春を感じさせる日和の中で、ほどよい運動になりました。
2024.02.02-02.03
海峡をめぐる旅
貯めてきたAMCマイルの一部の有効期限が近づいてきたことから、特典航空券で使うことにしました。行き先は幹線で座席数が多く予約が取りやすい路線ということで福岡を選定。これで三度目となりますが、以前は海の中道マリンワールドと大宰府&大濠公園へ行ったことから、今回は本州に近い下関・門司エリアを巡る旅を企画しました。
往路はNH241を利用しますが、出発時刻が7:25と早いのがネックです。電車を利用した場合、羽田到着が7:00直前となり搭乗開始時刻まで全く余裕がありません。電車遅延など何かあった場合に即アウトになるため、クルマを出すことを決心。
5:00前に自宅を出て、関越道、外環道、首都高5号線からC2中央環状線を通ってB湾岸線へ。まだ交通量も少なく順調に走行できたため、6:00前には羽田空港へ到着できました。P4駐車場にクルマを置き、荷物を持って第2ターミナルビル・出発ロビーへ。
羽田空港に到着、駐車場にクルマを置いてターミナルビルへ。
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まだ搭乗まで1時間あるので、開いている飲食店で朝定食を頂くことにしました。暖かい味噌汁とご飯がありがたい。
搭乗開始までまだ1時間あるので、朝食をとることにしました。
食事を済ませてもまだ30分以上あったので、ANA LOUNGEに入り、しばしくつろぎました。まだ日の出前ですが、東京上空の天気はあまりよくなさそうです。
ラウンジにて。まもなく日の出ですが、天気はいまひとつ。
7:00から搭乗が始まり機内へ。搭乗口は63番、さすが幹線だけあって手荷物検査場から近い位置です。このためラウンジからの移動が少なくて済んだのはありがたい。なお使用機材はB777-281、ちょっと古いタイプだったのは残念なところ。
ボーディングブリッジから機内へ。今回は前方座席が取れました。
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さすがに朝早かったので、既に少々疲れ気味?
搭乗機はC滑走路を北向きに離陸し、東京スカイツリーの上空で左旋回して進路を西に取りました。東京の市街地上空も低い雲に覆われていて、残念ながら地上はよく見えなかったそうです。ただ、富士山は雲から突き出しており、その山頂部には見事な傘雲がかかっていました。
飛行機は順調に離陸。ただし、すぐに下は見えなくなりました。
見事な笠雲を被った富士山、妻がEOSで撮影しました。
その後は諏訪湖や琵琶湖上空を飛び、瀬戸内海の北側を西進して九州へ。玄界灘の上空で南に進路を変え、ほぼ定刻通りに福岡空港へ着陸しました。
玄界灘上空で雲下に出ました。着陸は順調で、定刻よりやや早めに到着。
福岡空港から博多まで地下鉄空港線で移動し、博多駅からは山陽新幹線で小倉へ向かいました。在来線(鹿児島本線)で向かうこともできますが、時刻表を調べると概ね1時間半ほどかかります。それに引きかえ新幹線は所要時間が15分程度で、ほぼ10分間隔で運転されているため、無駄な待ち時間がほとんどが生じません。事前に「えきねっと」で下関までの乗車券と新幹線自由席特急券を購入していたので、これで乗車しました。
山陽新幹線で小倉まで移動します。もちろん自由席です。
山陽新幹線 「みずほ604号 新大阪行き」 博多9:53→小倉10:01
幸い自由席でも1号車最後列で座ることができました。といっても1駅なのですぐに到着します。新大阪へ向かう列車を見送り、在来線のホームへ。
小倉駅で乗ってきた新幹線を見送り、在来線ホームへ。
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しばらくすると4両編成の下関行き列車が入線してきました。国鉄時代の古い電車で、関門海峡を渡って本州側へ出ます。
古い国鉄製の電車で、まずは海峡を越えます。
山陽本線 普通 下関行き 小倉10:24→下関 10:41
小倉から下関までは2駅なので、すぐに到着します。結果として福岡空港から1時間ほどで目的エリアまで到着し、観光する時間を稼ぐことができました。
下関駅に到着、もともとの計画よりもだいぶ早い展開です。
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駅を出ると、正面に大きなタワーがそびえているのが見えました。これが最初の訪問地、「海峡ゆめタワー」です。展望室までの高さは143mあり、関門海峡エリアを一望できるとのこと。入口でチケット(600円/人)を買い、直通エレベーターで展望台がある30Fへ上がりました。
下関駅ビルを出ると、いきなり目の前にタワーが出現。
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先端の球体状の展望台が特徴的。さっそく上ってみましょう。
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そこからの眺めはすばらしかった。東は関門橋の向こうに瀬戸内海、北側には日本海が望め、南は海峡の対岸に門司エリア。西には下関市街地から巌流島や彦島が直下に見え、その向こうには八幡や若松などの工業地帯が広がっていました。これは夜景がさぞ美しかろう。特徴的なS字になっている海峡の姿が一目瞭然でした。
360°の視界がすばらしい。瀬戸内海から日本海まで一望できました。
ここも「恋人の聖地」、またしてもレリーフを発見。記念撮影も忘れずに。
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海峡ゆめタワーを降りたところでちょうど昼時になりました。しかも出口にあった「茶寮 福の花」というお店の「瓦そば」の看板を発見。「ぜひ食べてみよう!」と二人の意見が一致し、入ってみることに。この瓦そばはドラマ「逃げ恥」で登場して有名になりました。その名の通り、熱した瓦の上で茶そばを焼きながら食べるという品。時間が経つにつれてそばが香ばしく焼けていくのが面白い。地元ならではの味を楽しめました。妻は「今度やってみる!」と言っていましたが...だからって瓦は置き場所ないので買わないでね(笑)。
昼食をどうするか考えていると、「瓦そば」の看板が...。
早速食べてみることにしました。地元のものですからね。
時間が経過すると熱でパリパリになってくるのが面白い。
その後、海岸沿いを東へと向かいました。本当は「海響館」という水族館に立ち寄る予定だったのですが、海峡ゆめタワーで臨時休業中であることが知らされたため、その分の穴埋めをしなければならなくなりました。果たして時間は持たせられるのか...? 午前中は風が冷たかったのですが、徐々に収まってきたので歩きやすくなったのは幸いでした。途中には古い建物がいくつも残っていて目を引かれました。
山口銀行旧本店、今は史料館として使われているそうです。
中国労働金庫下関支店、こちらは現役らしい。
また、ここは林芙美子や金子みすゞなど、文学に縁のある街です。妻が好きなこともあり、あちこちに設けられた碑や説明を見ながら進んで行きました。
金子みすゞ顕彰碑の前にて。小さな公園に設置されていました。
林芙美子の通った小学校前の文学碑と、金子みすゞを撮った写真館跡です。
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次に訪れたのは下関南部町郵便局と旧秋田商会ビルです。見るに郵便局は今でも現役で使用されているようでした。これはすばらしい。
下関南部町郵便局、こちらも現役で使用中だそうです。
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さらに驚いたのが隣の旧秋田商会ビルの方で、こちらは内部が公開されていました。建築されて109年が経過しており、しかも平成初期まで一族の者が生活していたものを市が取得したため、貴重なものが数多く残っているそうです。三階まで上がることができ、当時の写真を使って建物の歴史を紹介していました。やはり丁寧に作られた建物は長持ちするんですねえ。
その隣にあった旧秋田商会ビルがすばらしかった。
内部は3Fまで公開。平成初期まで一族の方が暮らしていたのを市が取得したそう。
こちらは生前の金子みすゞを最後に撮った(と思われる)カメラだそうです。
そこから陸地側に入り、下関市役所前を経て「田中絹代ぶんか館」に向かいました。ところがここは市の公民館的な使い方をされているようで、残念ながら人物にまつわる展示などは見ることはできませんでした。
下関市役所前を通過。さすがお金持ちですねえ。
田中絹代ぶんか館は、近代先人顕彰館というコミュニティセンターでした。
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その隣の建物も味わい深い。内部は病院にリノベーションされているらしい。
次に向かったのは唐戸交差点前にある「旧下関英国領事館」。ここも内部が公開されており、1Fの執務室や待合室などを見学することができました。
旧秋田商会ビルの向かいにある、旧下関英国領事館にやってきました。
雰囲気がある入口。内部も公開されていました。
領事の執務室にて。建築当時は窓の外はすぐ海だったそうです。
2Fがティールームになっていたので、ここでお茶にすることに。アッサムティーを注文すると、本格的な茶器での提供でした。最初はストレートで頂き、濃厚な香りに癒されました。最後はミルクを入れて飲んでみましたが、確かに相性がいいですね。
本格的な茶器でブラックティーを楽しめるようです。
アッサムティー、香り豊かで味わい深い。
妻のこの笑顔! 少々お高いですがリラックスできました。
身体も温まり足も休まったので、次へ行きましょう。
一休みした後、さらに東へ。まず目に入ったのは「亀山八幡宮」。境内は節分の準備がなされていました。また、本殿の先には巨大な「ふぐ」の銅像ががありました。後ろに植え込みがあるので、下からは見えないようになっているようです。
領事館のすぐ先に大きな神社がありました。亀山八幡宮です。
節分の準備がされていました。高台からの眺めは格別です。
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下関ならでは? ふぐ(地元では「ふく」)の像がありました。
さらにその東には「赤間神宮」がありました。こちらは壇ノ浦で入水した安徳天皇と、滅んだ平家一門を祭った場所。巨大な門をくぐると正面には荘厳な本殿があります。
赤間神社へとやってきました。ここはあの方々を祀る場所です。
紅白の鮮やかな色使いが特徴的です。
その左手の奥には平家一門の墓である平家塚と、耳なし芳一の像がありました。妻は「平家物語」が大好きなので、ここに来られたのは感慨深かったようです。
ここは平家一門の墓所。傍には耳なし芳一の像も。
赤間神宮を過ぎると、海岸線との間が狭くなり、歩道は海側しかなくなります。道から少し入るとそこはもう海。巨大な船が目前を通過していくのは大迫力です。ちょうど「HONDA」のマークをつけた船が関門橋をくぐって瀬戸内海へ進んで行きました。喫水が深く、進んで行った方向を考えるに中国生産車「オデッセイ」でも積んでいたのかな?
横道に入ると、目の前はすぐ海。巨大な船が間近に見えました。
ちょうど「HONDA」のロゴをつけた運搬船が瀬戸内海へと入って行きました。
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その先は遊歩道が整備されていました。写真を撮りながらのんびり散歩。
さらに東に向かって進んでいると、関門橋の直下の高台にお稲荷さんを発見。妻が「せっかくなので、ぜひ行ってみたい」と言ったので、押しボタン信号で国道を渡り、階段を上がりました。祠のまわりを見るに、どうやら地元の人に大事にされている場所のようですね。鳥居の配置といい、印象的な場所でした。
このお稲荷さんに行くためだけに押しボタン信号が設置されていました。
立石稲荷神社というそうです。階段がなかなか急でした。
その直後に関門橋をくぐりました。下から見上げる橋はさすがに迫力がありました。よく見られる白や赤に塗装されたものと異なり、グレーグリーンの橋は確かに見た目の違和感は少ないです。
ついに関門橋の真下までやってきました。
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そこから先が壇ノ浦の古戦場です。源義経や平知盛の像が設置されていて、歴史上重要な場所であることがアピールされていました。
関門橋の東側が壇ノ浦古戦場跡です。モニュメント多数。
その国道の反対側が「関門トンネル人道入口」です。この直下に関門国道トンネルがあり、道路のさらに下側に歩行者用のトンネルがあって、徒歩で海峡を渡れるようになっているのです。なお、歩行者の通行料は無料でした。
この下に国道トンネルがあり、人が歩ける道が設けられています。
エレベーターで60mほど降りトンネルへ入ります。人道の全長は780mほどなので、対岸までは約15分ほどの道のり。通路はセンターラインで仕切られているものの幅は3mほどと狭く、天井の低さもあって圧迫感がありました。中央部に向かって緩やかな下り坂になっています。
下関側から歩いて海峡を渡ります。トンネルは圧迫感あり。
最下点には県境を示す表示が地面に書かれていました。ここから再び九州です。県境から先は上り坂になるので、トンネルが曲がって見えるのが面白いです。トンネルを抜けた部分の造りは下関側と同じでした。
ほぼ中間部に県境を示す表示があります。この先は九州地方です。
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県境を過ぎると緩やかに登り、エレベーターホールから地上へ出ます。
エレベーターで地上に出ると鳥居が出迎えてくれます。この下には「和布刈(めかり)神社」がありました。関門橋のほぼ直下にあたり、海に向けて参道が延びているのが目を引きます。妻曰く「鳴無神社と同じ」だそうです。
出た先には和布刈神社があります。趣きのある社でした。
再び関門橋をくぐって、門司市街地方面へと向かいます。16:00を過ぎて陽も傾いてきました。海面に光の通り道ができて美しかった。
16:00を過ぎて日が傾き始めました。門司へ急ぎましょう。
再び関門橋をくぐり、今度は西へと歩みを進めます。
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巨大な石。説明するものは見つけられませんでしたが、一体何でしょう?
海岸沿いに歩いていくと、踏切がありました。これは観光用のトロッコ列車が走るのだそうです。残念ながらこの日は平日のためお目にかかれませんでした。
いきなり踏切が出現。左はトンネル、右は市街地に向けカーブしています。
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そこを過ぎると市街地に入ります。マリーナ沿いをホテルに向かって歩いていきました。ほどなくして目的地を発見。この日の宿は「門司港レトロ」地区にある「プレミアホテル門司港」。海沿いに立地し、客室からは海峡と関門橋を一望できるということで選びました。
市街地に出てきました。その先が「門司港レトロ」地区です。
後方がこの日宿泊する「プレミアホテル門司港」です。
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チェックインして部屋に入ると、どことなく異国情緒が漂うデザイン。部屋はそれほど広いわけではありませんが、最上階の部屋で窓からの景色がすばらしく、じっくりと夜景を楽しめそうです。
入口から客室まで。英国風で落ち着いた雰囲気で、眺めがすばらしい。
少し休憩してから、夕食に繰り出しました。ホテルでiPhoneから雰囲気の良さそうな店を検索して行ったのですが、最初の店は満席だったので入れず。やむなく商店街を抜けホテルの近くまで戻ったところで、「志の」という小料理屋さんを発見。入ってみました。
まもなく日の入りです。今日は午後からいい天気になりました。
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夕食がとれる店を探して彷徨った末、ホテル近くで小料理屋さんを発見しました。
家庭的な雰囲気のお店で、妻は「湯どうふ」や「揚げだしなす」をご飯&味噌汁といっしょに。私は「ふぐのから揚げ」と「ふぐ雑炊」を頂きました。特に雑炊は絶品でした。地元ならではものが食べられて満足しました。
この日の夕食はせっかくなので少し豪華に。私はふぐの唐揚げと雑炊を頂きました。
家庭的雰囲気なお店で、どれも美味しかった。ごちそうさまでした。
この門司港レトロ地区は、大正時代のころからの建築物を核に再開発された場所で、夜のライトアップも美しいとのこと。そこで文化財の建物を順番に訪ねていきました。持参したスピードライトが大活躍しました。
門司港レトロの夜景をたっぷり堪能しました。フルサイズEOSが大活躍。
もちろん記念写真も欠かしません。ホテル近くの入江もいい雰囲気です。
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最後に行ったのが「門司港駅」です。ここは鹿児島本線の始発駅で、大正時代に建てられた駅舎が重要文化財に指定された現役の駅。
もう一つの目玉は「門司港駅」、重要文化財かつ現役の駅です。
門司港駅の中にも入ってみました。
幸い人も少なかったので、内外含めてじっくりと撮影しながら見学することができました。その雰囲気、まるで日本ではないようです。
細かいディテールを観察するのも楽しい。
もちろん、記念撮影も欠かしません。
そこからホテルに戻り、客室から夜景を楽しんでこの日の行動を終えました。
最後にホテルの客室からの夜景を楽しみました。
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手前はブルーウィングもじ、向こうが関門橋です。
EOSで撮影した関門橋。肉眼ではこんな感じに見えました。
2日目、珍しく夫婦で寝坊しました。大急ぎで身支度し、7:00からの朝食オープンにぎりぎり間に合うタイミングでレストランへ。前日は朝早かった上に歩き回ったので、さすがに疲れていたのでしょう。朝食は種類は多いとは言えないものの、料理は美味しかった。落ち着いた雰囲気で食事を楽しめました。
朝寝坊してしまいましたが、朝食はオープンすぐに開始できました。
9:00にホテルを出発し、向かったのは「九州鉄道記念館」。門司港駅の前を通り、その裏手にある施設です。ここが九州の起点駅であったことで、その地を記念して博物館が設けられたそう。
ホテルから門司港駅前を抜け、九州鉄道記念館へ向かいました。
門司港駅前にて。夜とは全然印象が違って見えます。
入口からは歴代の車両が並んでいます。特に真ん中に置かれた気動車は文化財に指定されている貴重なもの。ガソリンカーとしてデビューし、ディーゼルカーに改修されたもの。円形に配置された縦窓がレトロ感を醸し出していました。
九州の鉄道で走った歴代の車両が展示されていました。
一段高いところにあるのがJR九州の本社跡。現在はこの中が展示施設になっており、九州の鉄道の歴史が様々な品とともに閲覧できます。大宮の鉄道博物館に比べると規模は小さいですが、展示からは頑張っている感が伝わってきました。
一段上がったところにJR九州の本社跡、今は展示施設になっています。
内部はこんな感じです。大宮に比べるとコンパクトですが見どころは多い。
屋外には電車の運転席が入れる展示も。実際に計器を見られて面白かった。九州鉄道の原点であることを示す0km標もありました。
485系特急形電車の運転台です。
私も座ってみました。計器類が並んでカッコいい。
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古い駅標を模した展示ですが、その前の線路に秘密が...。
実は0km標がありました。九州の鉄道の起点なのです。
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鉄道記念館を出て歩いていると、踏切の遮断機が下りてきました。週末のため門司港レトロ地区を縦断する観光用トロッコ列車が運行されていました。これが平日も動いてくれると楽だったんですが(苦笑)。
観光トロッコ列車がやってきました。乗ってみたかったな。
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次に向かったのは門司港駅前にある「旧門司三井倶楽部」。ここはもともと別にあった重文の建物が、復元を兼ねて移設されたものだそうです。1Fはレストラン、2Fはアインシュタイン博士が来日した際に宿泊したという部屋が、当時使われていた品を交えて公開されていました。その復元過程を紹介したビデオをじっくり堪能。
もともと別の場所にあったものを、復元の際に本地区に移設したとのこと。
内部はアインシュタイン博士が宿泊した当時を再現しているそうです。
その奥が「放浪記」で有名な林芙美子記念館になっており、その足跡をたどる展示がありました。ここは残念ながら撮影不可でしたが、妻は好きな作家のようで、食い入るように解説文を読み入っていました。
さて、そろそろ昼時です。向かいにある「喫茶 ドルチェ」さんに入り、地元名物の「焼きカレー」を食べてみることに。二人ともサラダ付きの「野菜焼きカレー」を注文しました。表面を焼いたカレーの奥には卵の黄身が入っていて、混ぜ合わせて頂きます。カレーは甘口に属するものですが、器の壁についた焦げ目からいい香りが漂い食欲をそそりました。ボリューム満点でした。
三井倶楽部の向かいにある喫茶店で昼食にしました。
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野菜入り焼きカレーを注文。サラダ付きです。
チーズの下には卵の黄身、よく混ぜて食べます。
食事後は、さらにその向かいにある商業施設「海峡プラザ」へ。ここでお土産などの買い物をしたのですが、この間に雨が降り始めてしまいました。前日までの天気予報では雨が降り始めるのは夕方だったので、少し早まったようです。荷物を減らそうと傘を持ってこなかったのが裏目に出ました。
海峡プラザで買物。ただ、この間に雨が降り始めました...。
そんな中で目に留まったのが「関門海峡クルーズ」。通常20分のところを少し足を延ばした40分の特別便だそうです。雨を避けたかったこともあって、これに参加することにしました。親切なチケット売り場の係員さんに傘を貸してもらい桟橋へ。ありがとうございました。
桟橋から遊覧船に乗船します。雨も避けられるのでちょうどいい。
13:00に出航。前日に写真を撮ったはね橋を通って海へ。船は客室窓から海面までの高さが低く、波しぶきが上がって迫力満点でした。
いよいよ出航。参加者は5人だけでした(笑)。
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ブルーウィング門司が開いてる! ここから外に出ます。
まずは西に向かい、関門橋の下まで行って引き返し、今度は海峡の北側を下関方面へ。前日歩いて巡った壇ノ浦、赤間神社、亀山八幡宮を海上から見ることができました。さらに海峡ゆめタワーを過ぎると巌流島で、現在は周囲をほとんど岩で囲まれ、決闘当時の面影はないそうです。彦島と巌流島の間を通り、再び海峡を横断し、門司港沿いを戻っていきました。あっという間の40分でした。
関門橋から巌流島を経て、海峡を反時計回りに一周しました。
40分のクルーズを終えて門司の桟橋に戻りました。あっという間でした。
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上陸後も雨の状況は変わらず。予報を見ても好転の兆しはなさそうだった上、荷物も増えて疲れも出てきたため、少し早めに門司を後にすることを決めました。門司港駅で時刻表を確認したところ、20分後の列車で博多へ戻れることが判明。列車に乗り込みました。当初の計画よりも少し時間は短くなりましたが、門司港レトロの魅力をしっかり堪能できました。
門司港駅から、鹿児島本線で博多に戻ることに。
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待っていたのは8両編成の近郊型通勤電車でした。
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鹿児島本線 区間快速 二日市行き 門司港14:24→博多16:04
戻りはずっと在来線を使いました。ところが小倉以後は日豊本線の列車なども走る区間のため、特急の退避やらで停車時間が長くなることもあり、距離の割には時間がかかりました。区間快速とはいえ、駅を飛ばすのは博多近郊のみのため、停車駅も多い。幸い時間が中途半端おかげか、車内が混みあうようなことにならなかったのは救いでした。
さて、博多まで戻ったものの、飛行機の出発までにはまだ3時間以上あります。そこで博多駅で休憩しようと喫茶店を探したものの、どこも満席。仕方がないので、博多マルイ1Fにあるモンブランの店「栗歩と芋こ」で座席待ち。10分ほど待って、ようやく和栗のミニモンブランとエスプレッソで一息つけました。
順番待ちをして、ようやく一息つけました。
和栗モンブラン+エスプレッソでエネルギーを補給。
この後のことを相談したのですが、さすがに二人とも正直もうヘトヘト。博多駅の人混みの中で、重くなった荷物を背負って歩き回る元気もなかったので、空港のラウンジでゆっくりしようという話になりました。夕食も昼ごはんが重かった分、そんなに食べなくてもよさそうなので、駅にあるパン屋さんで翌朝分と一緒にパンを買い、それをラウンジで頂くことに。
パンを買ってから地下鉄で福岡空港に移動。ステータス保持者用の入口から入り、手荷物検査を通過して上階のANA LOUNGEへ入りました。飛行機の出発まではあと2時間弱といったところ。着いた時にはまだ明るかったのですが、すぐに日が暮れました。
福岡空港のANA LOUNGE、眺めはいいです。
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すぐに日が暮れました。雨はどんどん強くなっています。
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ラウンジのコーヒーで買ってきたパンを食べ、19:00前に搭乗口に移動したところ、ちょうど搭乗が始まりました。残念ながら今回は後方座席です。窓の外を見ると雨は激しく降っており、やはり早めに行動を切り上げて正解だったようです。
優先搭乗で早く乗り込みました。元々は国際線機材なのでモニター付きです。
福岡空港の混雑もあり、搭乗便NH268の出発は20分ほど遅れました。南向きに離陸し上昇しつつ左旋回し、国東半島・四国・紀伊半島を横断して遠州灘・相模湾上空を経て首都圏へ。幸いなことに着陸順調整のための無駄な旋回をせずに東京湾上空へ滑り込めたようです。ほぼ定刻に近い時間にA滑走路に着陸しました。
飛行機は60番スポットに到着。今回はいつものようにバスをつかまえる必要がないので、ゆっくり降機してターミナルビルへ。到着口を出たところにあったエレベーターで駐車場連絡橋のあるフロアに上がり、クルマを停めてあるP4駐車場へ。キャットウォークから見る21:00過ぎの出発便のない出発ロビーは人影もほとんどなく、とても新鮮な景色でした。
羽田空港に到着しました。ありがたいことにほぼ遅れなし。
人のいない羽田空港というのは、新鮮な眺めでした。
駐車場に戻ってきました。さあ、自宅まで帰りましょう。
旅もあともう一息です。駐車場を出発し、空港中央ICから首都高B湾岸線に乗ります。大井JCTからはC2中央環状線に入り、山手トンネルを北上。この区間は22:00前でも交通量が多く、やや緊張しました。それでも大きく速度を抑えられることもなく、5号池袋線へ。美女木JCTから外環道を経由して大泉JCTで関越道に入り、22:30過ぎには最寄りの川越ICまで戻ってきました。
今回の旅ですが、色々と面白い体験ができました。選んだのは全くの偶然でしたが、妻が好きな平家物語に縁のある土地だったのに加え、私も「竜馬がゆく」で舞台となった場所を訪ね歩けたので、興味深い旅になりました。
2024.01.26
4度目は...「あしがくぼの氷柱」
この日は用事で半休を取得したのですが、用事そのものを取りやめました。とはいえもう有休は申請済みだったので、代わりに夕方から「あしがくぼの氷柱」を見に行くことにしました。
風が強かったので、電車の本数の少ない時間帯に寒いホームで長時間待つのを避けるため、クルマで行くことを決断。久しぶりの夜間走行になります。
けやき並木の中を秩父に向かいます。15:00ですが陽はもう傾いてます。
せっかく秩父に行くので、夫婦が好きなお菓子を買おうと「栗助」本店に向かいました。ところがまさかの改装休業中。仕方がないので、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」へ。ただ、ここでもそれは置かれておらず、夫婦でちょっとがっくり。その代わりにいくつかのお菓子と秩父地ビールを買ってフードコートへ。まずはここで夕食です。
まずは西武秩父駅前温泉 祭の湯のフードコートで夕食です。
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少し早めの夕食を済ませ、芦ヶ久保へ向かいました。ちょうどこの夜から秩父市街地のライトアップイベントも始まったそうです。
西武秩父駅前のライトアップも美しい。
会場の横瀬町芦ヶ久保まではクルマで約15分ほどです。平日の夕方だけあって100台規模の駐車場は空いていました。ここから徒歩10分ほど歩き、西武線の線路をくぐったところにある谷間が会場になります。
会場に到着しました。線路下の道をくぐると氷の世界が始まります。
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まずは鳥居がお出迎え、向こうの紫色になっているのがメイン斜面です。
メインエリアに行く前には、氷の造形が至る所で見られます。なお、これらはすべて人工的に作られたもの。ボランティアがホースや散水機を使って凍らせて作っているそうです。今年は気温が高くて公開が1週間ほど遅れたそうで、確かにちょっとボリュームが少ない気がします。
背後の光に浮き上がる氷の造形が楽しめます。
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そのまま進むとメインエリア、さすがに4度目ともなると感動は薄くなってしまう(苦笑)。人出も少なく、アングルを選んだ写真は撮り放題でした。
メインの谷間にやってきました。このアングルが一番迫力はあります。
今年のライトアップはちょっと地味なような気が...?
谷からは坂道で徐々に高度を上げていく順路になっているので、谷を俯瞰して見られます。
高度を上げてきました。全体像が徐々に見えてきます。
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一番高いところは展望台になっていて、全体を見下ろすことができます。ただ、背後の氷は例年に比べて非常に小さい。天候によるものか、それとも人の手が足りなかったのか? 今年はちょっと物足りない印象を受けました。
展望台より。後方の氷は例年に比べてボリュームが少ない。
展望台から先に進むと行き止まりになりますが、谷間に近づくことができます。そこから振り返ると入口から展望台に上がるまでのルート全体を眺められます。
展望台下の行き止まりから入口方向を見る。人が少ないのがわかります。
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ここは列車がすぐ傍を通るため、合わせると非常に絵になります。妻は特急ラビューの撮影に成功しました。また展望台には竹細工の照明が置かれており、こちらも格好の撮影対象でした。
ラビューが通過しました。竹細工の照明も美しかった。
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だいたい30分ほどで見終わりました。毎年短くなっているような気がする(苦笑)。さすがにもう目新しさはなく、サクサク進んでいくだけになってしまいましたかね...。
駐車場に戻っている間に、月が出てきました。
この日は満月だったらしい。明るい夜になりそうです。
19:00前に駐車場を出発し、R299で飯能方面へ。クルマの流れがよかったこともあり、1時間ほどで自宅まで戻ってこれました。もし電車で行っていたら、1本乗り逃して30分ほど寒いホームで待つタイミングだったので、クルマで行って正解でした。
2024.01.07
年末年始帰省(復路編)
冬休みもこの日で終了、首都圏へ戻ることに。搭乗便が5日前の羽田事故の影響で欠航する可能性がありましたが、前日に運航状況を確認したところ幸いにも飛ぶ(1便後は欠航)とのこと。安堵しました。
幸いにも欠航は免れました。午前中の便で首都圏へ戻ります。
10:10発のNH564で高知を後にしました。戻りは紀伊半島を横断するとほぼ海上を飛行します。太平洋側のこの時期らしく、視程がよく遠くまで見渡せたようです。
ここまで来ればもう安心。ほっと一息つけました。
滑走路にて。いよいよ離陸です。
房総半島までは通常のルートでしたが、A滑走路(34L)へのアプローチで間隔を調整したのか、一度半島の南側で東京湾の上空に出て、再度右旋回して滑走路の延長線上に戻るなど今までにない動きをしたのが興味深かった。
安芸上空で進路を東に取ります。さよなら高知。
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紀伊半島から先は洋上飛行になります。
富士山周りには少し雲が。伊豆諸島を上空をさらに東へ。
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房総半島が見えてきました。この日はちょっと変わった飛び方でした。
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羽田着陸は11:30ごろと、それほど遅れませんでした。滑走路からスポットに向かう際に事故現場も見えましたが、炎上した機体の残骸はこの時点で概ね片付いていたように見えました。
事故による残骸はもうあらかた片付けられたようです。
スポットが最も出口から遠いところだったため、移動と手荷物返却に手間取り、ぎりぎりのところで所沢駅行きの空港連絡バスを乗り逃がしてしまいました。ただ急いで帰る必要もないので、羽田で昼食を取ってから最も自宅近くまで行くバスを使うことに。昼食で食べた「胡麻だれせいろ」は美味しかった。
そばは特徴がないですが、胡麻だれはなかなか美味でした。
13:10の本川越駅行きバスに乗り込み、羽田空港を出発。
少し待ちましたが、自宅最寄りのバスに乗れたので、楽に帰ることができました。
本川越駅到着は14:30過ぎ。日曜日だけあって、定刻よりやや早着しました。そこから西武線の電車に乗って自宅へ向かい、15:00ごろ帰着しました。
出発時のドタバタ、災害や事故の発生など、この休み中は色々波乱の要素がありましたが、とにかく無事に帰れてほっとしました。
2024.01.02
新春の香南ドライブ
妻から「どこへ行く?」と催促を受け、妹が「夏に閉園して行けなかった、のいち動物公園に行きたい」と申し出があったため、再び義父にクルマを借りて行くことになりました。
r44高知北環状線を進み、高知中央ICから高知東部道に乗って高知空港ICへ。そこからR55に出て野市の市街地を抜け、龍河洞スカイラインへ。その途中に動物公園の入口があります。
開園時間少し過ぎに到着したのですが、既に多くの子供連れがエントランスで入園券購入の行列を作っていました。
のいち動物公園にやってきました。高知市内からは車で30分ほどです。
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園内を順路に従って進みましたが、思っていたよりも広々としていて歩きやすい。気になったのは鳥インフルエンザの影響で、ペンギンやリス、水鳥やエミューなど一部の動物が公開されていなかったこと。この点はちょっと残念でした。
向こうにいるのはカピバラさんです。
妻はカワウソ像の前で大はしゃぎ(笑)。
一番の見所は奥にあるアフリカ・オーストラリアゾーンのサバンナエリアでしょう。広々とした敷地の中にはキリン2頭とシマウマ2頭がいました。同じエリアに異なる動物が一緒にいるというのは珍しい気がします。
展望台からはサバンナエリアを一望できます。
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この日最高のショット。展望台の餌箱へ食べに来たキリンを大迫力で撮れました。
ここの動物園の名物といえば「ハシビロコウ」。「動かない鳥」ということで有名ですが...意外に動きます(笑)。見返り姿が撮れました。
ハシビロコウは屋内展示のみです。見返り姿を見られました。
ジャングルミュージアムでは水族館のような展示もありました。
妻とアマゾンなまずの笑撃ツーショット(笑)。
最後に、この日見られた動物たちの写真をまとめました。
この日出会えた動物たち。猛獣はいませんが、見応えがありました。
園内を一巡し、妻と妹は園内ショップへ。私が外で待っていると、なぜか二人とも浮かない顔で店から出てきました。「どうしたの?」と聞くと「理性が勝った...」と妹。どうやら二人ともハシビロコウのぬいぐるみが欲しかったものの、置き場所に悩んで結局買わなかったとのこと。
浮かない顔でゲートを後にした二人でした(苦笑)。
野市の市街地ではまだ開いている店も少なかろうということで、海沿いにある道の駅に昼食を食べに行くことにしました。「道の駅 やす」の2Fにあるレストラン「mana*mana」へ。テラスから海が一望できる場所でした。
昼食です。妻はニラ焼きそば、私と妹は定食を選びました。
ニラ焼きそばと四万十鶏のチキン南蛮定食、美味しかった。
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妻と妹は、名物の地元柑橘類を使ったアイスバーを買い、海辺で食べていました。この日もとても暖かい上にいい天気で、土佐湾越しに足摺方面まで見えていました。
妹と妻は海辺のベンチに座ってアイスバーを堪能中。
この日もとても暖かくていい天気。見よ、この笑顔。
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アイスバーを食べ終えた後は、近くにある手結(てい)港まで徒歩で向かいました。ここにはちょっとした名物があるのです。
手結港までやってきました。沖合側を見ると普通の漁港です。
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振り返ると風情のある入江。ここは映画「県庁おもてなし課」のロケ地です。
その名物とはこちら。一見、なんの変哲もない道路橋なのですが...。
こちらがその名物。普通の道路橋に見えますが、ちょっと変わっています。
14:30になった時、いきなり橋の袂で踏切の警報音が鳴り響きました。遮断機が降りると、目の前にあった橋がいきなり手前側に折れ曲がり始めました!
警報音が鳴り遮断機が降りると、橋が動き始めました。
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約5分ほどで、橋は完全に跳ね上がりました。この橋は「手結内港(可動橋)」といい、船を通行させるために1日に数回、7時間だけ車両通行可能な状態にされるのだそうです。
約5分ほどで、完全に跳ね上がりました。正面から見ると迫力があります。
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せっかく来たので、灯篭側からも橋を眺めてみました。桁下2mしかないので、確かに船を通そうと思うとこうせざるを得ないのか...。
内港側から眺めてみました。新旧2つのランドマークを楽しるわけです。
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この後は海沿いをドライブしながら戻ることに。R55を高知方面へ走り、赤岡からr14で高知空港の南側を西へ。高知新港を過ぎ、浦戸大橋を渡った後は快適なシーサイド・ロードです。のんびりドライブを楽しみつつ、妻の自宅まで戻りました。
快適なシーサイドドライブを堪能しました。
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