2024.09.07
北関東の名勝にドライブ
久しぶりのお出かけです。仕事が忙しいので週末はゆっくり休養したいという気もしますが、気分転換に加えてクルマをあまり動かさないのも問題。一念発起してドライブを実行することに。行き先はまだ行ったことのない北関東の名勝「袋田の滝」を選びました。片道約3時間の道のりです。
混雑を避ける思惑から、出発を早めました。5:20に自宅を出て、途中でタイヤの空気圧を調整し川越ICから関越道へ。鶴ヶ島JCTからは圏央道に入ってつくば方面へ。途中で日の出を迎え、霧も出ていたことから幻想的な風景の中を快調に走行しました。
日が高くなる中を東へ向かいます。茨城県内では霧も出てきました。
つくばJCTからは常磐道の下り線で北東方向へ。途中のPAで一度休憩を挟みましたが、その後も混雑はなく順調に距離を消化。那珂ICで高速を降り、R118で北上。途中、ナビの謎指示により常陸大宮市街地に迷い込むというトラブルはあったものの、概ね順調に進みました。久慈川沿いに出て山に分け入り、しばらく進むと袋田の滝の入り口に到達。ちょうど3時間での到着です。
袋田の滝の入口に到達、ちょうど3時間で到着しました。
滝に近いところの駐車場は有料ですが、その手前1km付近には町営の無料駐車場があり、今回はそこを利用しました。滝の入り口までは歩くことになりますが、平坦なので苦にはならず。途中には特徴のある土産物店や食事処があって、古い観光地の趣きが出て来ました。
入口までの徒歩移動の間に、面白い建物がたくさんありました。
車道の突き当たりから橋を渡ってさらに進むと、いよいよ入口の看板が登場。ここから少し坂道を上がったところに入場のためのチケット売り場がありました。
15分ほど歩いて、ついに入口までやって来ました。
(画像に触れると表示が変化します)
入場料は300円/人ですが、JAFの会員証を見せることで50円引きになりました。チケット売り場の背後にはトンネルの入口があり、ここから滝に向かって接近できるようです。まだ人も少ないこともあって、じっくり写真を撮りながら進みました。
このトンネルを通って滝に近づけるようです。
(画像に触れると表示が変化します)
まだ時間が早く人通りも少ないため、じっくり写真が撮れました。
途中に側道があったので入ってみると、その突き当たりにモニュメントがありました。これはあちこちで見てきた「恋人の聖地」ではないか...!
桂由美プロデュースの「恋人の聖地」、あちこちで見ます。
(画像に触れると表示が変化します)
上から順に見て行こうと決め、まずはエレベーターで第2観瀑台へ上がってみました。
このエレベーターで44m上昇すると第2観瀑台に出るそうです。
エレベーターを降り、鉄筋製構造物の中の階段を登っていくと、滝の全容が現れました。このスケール感はすごい。あちこちの滝を見て来ましたが、このサイズは確かに名勝にふさわしい。
一番高いところの近くから滝を見下ろせました。
比較的近いところから滝の全容を見られます。
(画像に触れると表示が変化します)
もちろんiPhoneでもセルフィー撮影しました。
再びエレベーターでトンネル内に戻り、次は滝の正面から見上げる位置にある第1観瀑台に出てみました。すると真正面には巨大な水の壁! これはすばらしい。
こちらはコンクリート製、真正面に巨大な水の流れが!
下から見上げる滝は大迫力! 右手には吊り橋もありました。
(画像に触れると表示が変化します)
ストロボを使って撮影すれば人物も浮かび上がります。
(画像に触れると表示が変化します)
観瀑台には微小な水飛沫が舞い、差し込む光によって浮かび上がっていました。なんとかその迫力を写せないか色々試したものの、正直なところ難しかったです。NDフィルターを持っていれば滝の流れを溶かすこともできるのですが...。
観瀑台には微小な水飛沫が舞い、マイナスイオンが溢れていました。
水飛沫を狙って撮影してみましたが、NDフィルターが欲しい...。
最後に記念撮影、やっぱりiPhoneはこういう時に最強です。
第1観瀑台から少し戻り、次の側道に入ってみると吊り橋がありました。この上から滝の方を見ることで、観瀑台の全容を見ることができました。
滝の下流には吊り橋がかかっていました。
橋から滝方向を見る。背後の断崖の岩もすごいです。
(画像に触れると表示が変化します)
滝の下流には丸くなった巨岩群。どうやってできた?
(画像に触れると表示が変化します)
そのまま歩道を進み、土産物店のエリアまで戻って来ました。この頃になると気温も上がって来たので二人とも汗だくに。水分補給をしようということになり、メニューの選択肢が豊富に出ていた食堂でアイスを食べることに。ところがそれぞれ欲しいものを注文すると「ごめんなさいね。今日の分がまだ届いていなくてないのよ」と言われる始末。「じゃあ何があるの?」と聞いた中に「栗ミルク」があり、二人揃って「それだ!」。さらにはアイスの盛り付けが今やなかなか見ない手動方式で面白かった。店前のベンチに座って美味しく頂きました。
なんとも味のある盛り付けです。控えめなマロンの香りが心地よかった。
妻はその斜め前にある土産物屋さんでお茶を購入。なんでも自家製で、裏手の山にある茶畑で採れたものを販売しているそうです。それにしても店の中には大鵬関の昭和三十八年の優勝額も置いてあって、只者ではない感が漂ってました。
妻が立ち寄った土産物店、中を見ると...なんだか凄いものが!
(画像に触れると表示が変化します)
店の裏手にある茶畑、これは茶摘みが大変そう。
目的は達成したので、ここから道が混雑する前に戻っていきます。ただしまだ昼食には相当早いタイミングなので、途中でご飯を食べて帰ることに。久しぶりに常磐道の美野里PAの「かつ鍋定食」が食べたくなったので、そこへ向かうことに。
袋田の滝から戻るには往路を引き返すのが一番早いですが、それでは面白くないために日立方面に出ることにしました。R461、R349を乗り継ぎ、最後にr36で山越えをすれば日立中央ICに出ることができます。国道を走っている間は交通量も少なく、快適なドライブを楽しめました。ただし最後の山越えでは災害復旧工事のため片側通行が3ヶ所ほどあり、思った以上に時間がかかりました。
日立中央ICから常磐道に乗り、東京方面へ。11:30には目指していた美野里PAに到着し、予定通り昼食にしました。久しぶりの「かつ鍋定食」は美味しかったのですが、ボリューム的には正直かなりきつかった。やっぱり胃袋が小さくなっているのを実感。
妻はシンプルにざる蕎麦をチョイス。
私は無謀にも「かつ鍋定食」。今晩はもう夕食抜き!?
(画像に触れると表示が変化します)
美野里PAを出発後も快調に走行。ただ、外環道で渋滞が発生していたため、今回も圏央道を使って帰ることにしました。つくばJCTから圏央道に入り西へ。渋滞は発生しておらず、順調に狭山日高ICまで走り抜けられました。
常磐道を走行中。外環道まで行くか、それとも圏央道で帰るか...?
圏央道で帰ることに。暑い1日になっています。
(画像に触れると表示が変化します)
いつものGSで給油をしてから14:00ごろに自宅に帰着。この日の走行距離は414.7km(うち一般道97.2km)、平均燃費は19.8km/Lでした。
東北の手前まで行って来たことになります。
「袋田の滝」は毎年ニュースで紹介されますが、実際に行ってみたのは今回が初めて。話に聞く通りすごい迫力でした。観瀑台ではマイナスイオン豊かな涼しい風に吹かれて気持ちよかった。
2024.08.18
夏季休暇帰省(復路編)
夏休みも間もなく終了、首都圏へ戻ります。帰路はNH564を利用、久しぶりのB767でした。ただ、羽田からの機材到着遅れにより、出発の10分遅れが事前にアナウンスされました。すっかり恒例ではありますが...。
久しぶりのB767、二列シートなので夫婦で乗るには最適。
流石に窓の大きさに少々古さを感じるようになりました。
羽田へはB滑走路へアプローチ。このため飛行時間が若干延びました。降下中は少し揺れましたがそれ以外は概ね快適なフライトでした。
高知離陸から羽田着陸まで。この時期らしい天気でした。
到着は80番スポットということで、ターミナルビルへはバスの移動。ただしスポットはビルの正面だったので、移動時間は割と短かったのは助かりました。ただ、そんなこんなで手荷物を受け取って外に出た時には、もうすでに正午を回っていました。
こうなると最寄り駅行きのバスが使えるので、昼食をとってからバスで直接川越まで帰ることにしました。往路と同じく「つきじ庵」で昼食後、少し待ってバス乗り場へ。座席はそれなりに埋まりましたが、満員に近いというほどでもなく、いささか拍子抜け。
バスは日曜日の昼下がりということもあり、順調に走行。このため定刻よりも30分早く本川越駅まで到着。ここで翌日のパンを買ってから電車に乗り、自宅まで戻りました。今回も大きな荷物を持っての移動が最小限にできました。
この夏休みは体調を崩してしまい、おまけになかなか回復できず、休みの三分の二を棒に振ってしまいました。まあ疲れもそれなりに溜まっていたのかな。明日からまた仕事です。
2024.08.10
夏季休暇帰省(往路編)
いよいよ夏休みが始まり、夫婦で高知に帰省することにしました。飛行機は午後便なのでゆっくり出発です。とはいえ駅で大きな荷物を引きずり回して乗り換えたくないので、一番楽に羽田まで行ける手を検討しました。結果、前回と同じ手を使うことに。
9:00過ぎに自宅を出て最寄駅から電車に乗って都心方面へ。途中で特急「小江戸」に乗り換えて、一気に西武新宿駅へ。駅の隣にある東急歌舞伎町タワーから出る羽田行きのバスに乗り継ぎました。この時間帯なら電車からバスの接続時間が15分あるので、余裕をもって乗り換えられます。バスは空いていて、ゆったり羽田まで移動できました。
途中で特急「小江戸」に乗り換えて都心方面へ。
(画像に触れると表示が変化します)
いつものようにANA PREMIUM CHECK-INブースで手荷物を預けようとしたのですが、なんと工事で閉鎖中。代わりにいくつかのブースがプレミアムクラス&ステータス保持者専用になっていたので、そちらで荷物を預けてから到着ロビーにある「つきじ庵」で昼食にしました。
なんと専用入口は工事で閉鎖中、この繁忙期に!?
昼食後、手荷物検査場の優先口から搭乗待合室へ入りラウンジへ。今回からX線検査機が更新され、PCやタブレットを外に出さなくてよくなりました。これは楽だ。
まだ搭乗開始まで1時間ほどあるので、ANA LOUNGEで時間つぶし。私は国内線では初めて生ビールを飲んでみることに。最近真昼間からやることが多くなってきたような...やっぱり堕落してる?
ANA LOUNGEで生ビールをぐびぐび。やっぱり堕落してる。
ゲートまで少し遠そうだったので、出発時刻の25分前にラウンジを出て移動。買い物をしてゲート前に着いたところ、ほどなく搭乗が始まりました。今回はコンフィグ「78M」、近距離国際線仕様機でした。
58番スポットで出発準備中、コンフィグレーション「78M」の機体です。
ほぼ定刻通りの案内で搭乗が始まりました。
(画像に触れると表示が変化します)
混雑の影響を受け、NH565の出発は若干遅れましたが、飛行機はD滑走路から離陸して西へ。順調に飛行しました。
もうあと30分ほどで高知に到着です。
高知空港への着陸は北側から。この時期ならではの光景が見られたようです。 さあ、夏休みスタートです。
2024.08.04
「脚折雨乞」行ってみた
妻が「お祭りに行きたい」と言ってきました。なんでも北隣の鶴ヶ島市で「脚立雨乞」という江戸時代から続くお祭りがあるとのこと。この行事は4年に一度行われるそうで、前回はコロナで開催されなかったため、今回はなんと8年ぶりだそうです。 祭りの進行ですが、麦わらや竹、縄で作られた長さ30mあまり、重量3トンの「龍神」を、2kmの道のりを300人で担いで練り歩くというもの。最後は池に龍神を入れて雨乞いを行い解体するそうです。そこでそこで一番の盛り上がりと目される「池入り」に合わせて出かけました。 川越市駅から東武東上線で北上し、最寄りの若葉駅で下車。ここから徒歩15分ぐらいのところにある「雷電池」が池入りの場所です。なお、この場所の読み方は「かんだちがいけ」。昔近くを車で通った際、信号機の交差点名に書かれた文字を見て「かみなりでんち」って何だ?と私が呟いた際、妻が吹き出しながら「らいでんいけ」でしょ!と突っ込んだ場所。結果的に二人とも間違ってました(笑)。
電車を乗り継いで雷電池まで来ました。
(画像に触れると表示が変化します)
会場に着いたところ、池の周りにはすでに大勢の見物客。できるだけ前に出たものの、まともに撮影できる状況ではなく、カメラの使用は断念。15:00過ぎに龍神が会場に到着しましたが、「鋭気を養う」という時間があって、少し間延びした印象。それでもクライマックスで龍神が池に入ると周囲も大きく盛り上がり、池の中を2周半ほどして最後は一気に解体! 迫力ありました。
なかなかの迫力! 最後は一気に解体して終了。
(画像に触れると表示が変化します)
たぶん次のチャンスにはもう近くにはいないと思うので、今回は酷暑ではあったものの見に行っておいて良かったかも。