2024.10.20
地上270mから彗星を探せ!
妻が「金紫山・アトラス彗星を見たい」と要望してきたので、両親&妹を東京駅まで見送った帰りに見に行く予定を入れました。しかし、首都圏で西の方角がよく見えるというと、埼玉県にはなかなかいい場所がありません。色々考えた結果、横浜のランドマークタワー展望台「スカイガーデン」に行ってみることに。オンラインで事前の入場券を購入していきました。
東京駅から京浜東北線に乗って桜木町まで行き、ランドマークタワーへ。彗星が見えるようになるとされる日没までかなり時間があるので、コメダ和喫茶「おかげ庵」で時間つぶし。混雑していて入るのにかなり時間がかかりましたが、妻は「栗フェア」に大喜びでした。
まだだいぶ時間があるので、「おかげ庵」で休憩。そこには!
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ミニ版の「栗のモンブラン シロノワール」がありました。これは美味しかった!
16:00に入館し69階にある展望室へ。ここのエレベーターは日本有数のスピードです。あっという間に地上270mに到達。
まずは1周ぐるりと回ってみました。確かに眺めはいいのですが、建物の構造上死角も多く、先日行ったスカイツリーに比べるとやはり一歩物足りなさを感じます。
地上270mからの眺め。死角も多くて正直なところやや残念感あり。
彗星が見えるようになるはずの日没まで辛抱強く待ちましたが、残念ながらその姿はわからず終いでした。今回見えたはずの西方向では、展望台の内部照明の映り込みが激しく、暗いところで探せなかったのが計算外でした。
まもなく日没を迎えます。もうすぐです。
かなり暗くなり、金星が浮かび上がりました。彗星はどこだ!?
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こんな具合にみんな探していましたが...。
最後にもう1周まわり、夜景を撮影して展望台を後にしました。
最後に夜景を楽しんで帰ることにしました。
なるほど夜景は素晴らしい。遠くにスカイツリーとタワーの共演も見られました。
帰りはみなとみらい駅から東急線・東京メトロ副都心線直通列車で池袋へ。そこから西武池袋線急行に乗り換え、さらに所沢で新宿線の列車に乗り継いで20:30ごろ帰ってきました。
さすがに疲れました(笑)。
2024.10.17-10.20
【特別企画】両親の80歳記念旅行
今年は私の両親が80歳を迎えるため、妹の協力も得て記念旅行を企画しました。「どこか行きたいところは?」と母に聞くと「世界旅行に行きたい!」。
さすがにそれは...なのですが、よくよく聞けば鬼怒川温泉にある「東武ワールドスクウェア」に行ってみたいとの希望。なんでもバックヤードにフォーカスしたテレビ番組で紹介されたことで興味を持ったそうです。また。父からは「新幹線に乗りたい」という要望あり。ま、これぐらいならお安い御用です。4か月前から宿や航空券の準備を始めました。
1日目は両親が高知から空路で移動してくるので、羽田でお出迎えです。いつも通り西武新宿線で高田馬場まで移動し、そこからJR山手線、京急線を乗り継いで羽田空港へ。少し早めに着いたので展望デッキに上がって飛行機の到着を待ちます。
第1ターミナルの展望デッキで到着を待ちました。
今は「Flightradar24」で飛行機の位置がほぼリアルタイムでわかるのが便利。定刻より10分遅れで高知からのJL492が着陸し、到着ロビーで無事に合流できました。
高知からの便がA滑走路に到着。定刻より10分ほど遅れました。
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手荷物受取所の出口で無事に合流しました。
この後はバスで移動しますが、発車まで少し時間があるので、羽田で早昼を食べることに。第1ターミナルビル5Fにある「そば処 あずみ野」で「わさび葉」のそばを食べましたが、これは結構辛かった。チョイス失敗か?
羽田のターミナルビル内の蕎麦処で昼食。わさび葉が辛かった...。
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食事後、バスターミナルから東京スカイツリー行きのバスに乗車。乗客は15名ほどだったのでそれほど混みあいもせず、楽に移動できました。バスは錦糸町駅を経由して定刻通りに終点の東京ソラマチへ到着。
バスターミナルからスカイツリー行きのバスに乗車します。
ほぼ定刻通りに東京ソラマチまでやってきました。
そのままスカイツリーのエントランス前まで行き、近くのコインロッカーに荷物を預け、エントランス前のベンチに座って予約入場の時間を待ちました。
エントランス前で入場の予約時間を待ちます。
まもなく入場時間になるので、中へと入りました。
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予約時間になったのでチケットを引き換えてエレベーターに乗り、地上350mの展望台へ。心配していた天気も曇りではあるもののまずまず。東京の風景を楽しんでもらいました。
展望台に上がりました。曇天ですがまずまずの眺望です。
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もちろん空中回廊も散策。記念撮影もばっちりです(笑)。
もちろん展望回廊にも上がりました。
まもなく最高点に到達します。
こちらが最高点「ソラカラポイント」です。
もちろん「ガラス床」も体験。ただし、母は乗らず。
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一通り回ったところで再び地上に戻り、両親はショップでお土産の買い出し。ただ、まだ次の移動のための電車の時間までは充分に時間があったので、スカイツリーエントランス近くのカフェで休憩しました。さすがに少々歩き疲れました。
歩き疲れたのでコーヒーブレイクしました。
一息ついたところで、最初の宿泊地である川越まで移動します。押上駅から東京メトロ半蔵門線の電車に乗車。九段下駅で東西線に乗り換えて高田馬場へ。ここから西武新宿線特急「小江戸」を使って一気に本川越まで戻りました。
高田馬場駅から特急「小江戸」号で一っ飛びします。
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本川越駅に到着しました。改札を出て両親はそのままチェックイン。
ホテルにチェックインしてもらい、夕食に案内したのは我々のお馴染み「山田食堂」。地元のCOEDOビールと一緒に美味しい定食を楽しんでもらいました。
我々の行きつけ「山田食堂」にて地ビールで乾杯です。
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全員定食で美味しくいただきました。母もしっかり食べていたので安心。
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夕食後、まだ時間も遅くなかったので、バスに乗って蔵の街へ。川越市役所前から観光地の通りを歩いて本川越駅まで戻りました。
夜の「蔵の街」を散策しました。明後日から川越まつりです。
川越のシンボル「時の鐘」もじっくり見られました。
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旧りそな銀行はライトアップされていました。
初日の行動はここまで。ホテルの前で別れ、我々は電車で帰宅しました。
2日目からはクルマ移動です。といっても私の愛車では多人数乗車は無理なので、川越駅近くでレンタカーを借りました。バスで駅近くまで行き、徒歩で営業所へ。今回は乗り降りが楽になるよう、スライドドアの小型ミニバンを予約。車種はトヨタ「シエンタ」。その足でホテルに行き、両親をピックアップ。さらに自宅に寄って自分たちの荷物をクルマに積んで出発です。雨が降る中、川越ICから関越道に乗り、鶴ヶ島JCTから圏央道へ。ところが圏央道は菖蒲白岡JCTで渋滞しており、思っていたよりも時間がかかりました。
東北道に入ってからは順調に走行しましたが、雨は止むことなく降り続いていました。大谷PAで休憩し、宇都宮ICからは日光道へ。終点まで走り、そのままR120を進んでいろは坂へ。まだ見頃とまでは行きませんでしたが、高度が上がるにつれて紅葉が進んできているのがわかりました。交通量も少なくのんびり走れましたが、天気だけが惜しい。
天気は完全に雨、これでは景色は楽しめまい...。
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華厳の滝の駐車場にクルマを停め、まずは昼食。さすがに平日でこの天気では観光客でごった返すこともなく、難なくお店には入れました。「観光食堂」さんでゆばそばや舞茸天そばを注文。意外にあっさりした味付けで、アテンド役としては安堵しました(笑)。
それぞれに好きなものや名物を注文しました。
私と妻は「ゆばそば」を頂きました。意外にあっさり?
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昼食後は「華厳の滝」見物です。濃霧が出ているとのことでしたが、正面展望台からはなんとか滝の姿が見えていました。これなら下にある観瀑台に降りても大丈夫そうです。
濃霧の中、薄くですが水の流れが見えています。
エレベーターに乗って下から見上げることにしました。
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ここまで来たからにはエレベーターで下に降り、滝下の観瀑台からも見上げてみることに。こちらの方が姿はよりはっきり見られました。
エレベーターは一家で貸切になりました。
エレベーターを降り、狭いトンネルを進むと...。
滝を正面に見られる観瀑台に出ます。
良かった、ギリギリ写真に写る程度の霧でした。
高地で雨の中を歩いて身体も冷えてしまったので、茶屋で甘酒&コーヒーを頂いてからクルマへ戻りました。まだ宿へのチェックインにはだいぶ早いのですが、この天気では景色を楽しめるところはありません。高台から中禅寺湖と男体山が見えるという展望台にも行ってみたものの、濃い霧で何も見えず。
中禅寺湖が見える展望台を目指したものの、何も見えず...。
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仕方がないのでもう宿へ向かうことにしました。いろは坂を下って日光の市街地へ。九十九折れの下り急勾配を慣れないクルマで走るのは緊張しました。ブレーキをフェードさせないよう、「B」シフトを使ってそろそろと走行。その先の東照宮への入口前では渋滞がありましたが、ナビが農道を使った抜け道を案内してくれたので、それに従って進むことでR121へ抜けられました。
15:30ごろにホテルに到着し、チェックイン。今回宿泊したのは「鬼怒川温泉ホテル」。鬼怒川の渓谷沿いに建っていて、客室からは川のせせらぎが聞こえていました。部屋は広く機能的。また、ラウンジではソフトドリンクのサービスがあり、深夜を除きいつでも利用可能。
部屋は落ち着いたトーンで広くて過ごしやすい。
こちらは売店とラウンジ、フリードリンクが楽しめるのはありがたい。
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食事は17:30から。ここはバイキングの評判が良かったので選びました。見ていると普段あまり食べない母も色々と取って食べていたようなので、安心しました。なお、妻はいつも通りの「もりもり」モード。こちらも満足したようです。
夕食は豪華なバイキング。全員たっぷり楽しみました。
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食事後に入浴してきました。客の少ない時間帯だったので、一番奥の露天風呂を貸し切りで入れたのは嬉しかった。
20:30からはラウンジで大道芸をするというので、妻と母と3人で見てきました。こういう趣向はいいですね。2日目の行程はこれにて終了です。
ラウンジで30分の大道芸を楽しみました。
3日目、朝には雨も上がって青空も見えてきました。5:00に朝風呂に入ってさっぱり。
朝食は7:00から。全員しっかりご飯を食べて、この日のメインイベントに備えます。
朝もバイキングです。しっかり食べてメインイベントを迎えます。
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ホテルから東武ワールドスクウェアまではクルマで10分弱の距離のため、開園時間に合わせて出発しました。このホテルは部屋も食事も良かった。またぜひ利用したいところです。
チェックアウト前に記念写真、いいホテルでした。
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ワールドスクウェアには狙い通り開場後すぐに到着。さて、いよいよメインイベントである世界一周の始まりです(笑)。
回っている間にどんどん気温が上がってきて、汗ばんでくるほどになりました。それにしても1/25のミニチュアは精巧にできています。人の造形にも手抜きなし。カメラレンズで遠くから覗くと面白い絵が撮れました。
ここが主目的の東部ワールドスクウェア、開場と同時に入りました。
いよいよ「世界一周」の旅が始まります!
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2時間ほどかけて世界の名建築を回っていきました。撮影も面白かった。
2時間ほどで一周回ることができましたが、実はこの先は特に計画を入れていませんでした。昼食を食べようにも、全員朝しっかり食べてきたのでまだお腹も空いていません。そこで早めに川越まで戻ることにして、自宅近くの美味しいお蕎麦屋さんに食べに行くことを提案したところ、同意が得られたので帰途につきました。
R121を南進し、突き当りの今市ICから日光道で宇都宮方面へ。東北道・圏央道・関越道を乗り継いで自宅近くへ戻ります。圏央道からは富士山の姿も見えていました。
圏央道走行中には、視線の先に富士山も見えました。
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13:30過ぎに目的地である「駒形屋」さんへ。なんとか昼の営業が終わる直前にお店に入ることができました。ありがとうございました。
昼食は我々の馴染み「駒形屋」さんに案内しました。
我々は暑かったので冷たい蕎麦を頂きました。
両親は暖かい蕎麦を。夕食まで近いので軽めです。
昼食後、自宅に寄ってもらってしばらく時間をつぶしました。
自宅に寄ってもらって時間を調整しました。
この日合流する妹を出迎えるべく16:00前に自宅を出発。両親をホテルまで送り、妻にチェックインのサポートをお願いし、その間に私はレンタカーを返却。川越駅の改札口で金沢からやってきた妹と無事に合流することができました。
まだ夕食の予約時間までは余裕があったので、アトレ川越の1Fにある「倉式珈琲店」でコーヒーブレイク。川越まつりの日だけあり、駅もいつもの週末に比べると混雑していました。
金沢から妹が合流、アトレ川越「倉式珈琲店」でコーヒーを楽しみました。
川越駅から東武東上線で川越市駅まで移動。歩いて行けない距離ではないのですが、いかんせん川越まつりの影響で時間がかかりそうなので、一駅ですが電車移動を選択しました。
東武東上線川越駅から一駅だけ移動しました。
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リストランテ「ベニーノ」には予約時間通りに到着。半個室で落ち着いた雰囲気で、普段3か所で別れて生活する家族揃って食事を楽しめました。味もよく分量もちょうどいい。色々な料理を少しずつ楽しめたのは良かった。
「リストランテ ベニーノ」さんで夕食にしました。
半個室でイタリアンを楽しみました。量もちょうどで美味しかった。
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80歳、誕生日おめでとうございます。
夕食を済ませ、再び電車で川越市駅から川越駅へ。ホテルに戻る両親を入口の前で見送り、私は妻と妹を連れて帰宅します。ただ、このころから雨風が強くなってきて天気は大荒れに。このためタクシーで自宅前まで戻りました。日中にこんなことにならずに良かった。
川越市駅前にて。川越まつりで普段よりかなり混雑していました。
4日目の最終日、まずは私が両親を愛車でホテルまで迎えに行きました。自宅ではここまでに撮った写真をテレビに映し出して見てもらい、旅をざっと振り返ります。両親と妹は昼過ぎに東京駅から列車で帰るので、10:00前に自宅を出発。
時間を見計らい、私の自宅から出発です。
西武新宿線で所沢駅まで行き、池袋線に乗り換えます。ここでは西武の誇る特急ラビューに乗車。快適な乗り心地を楽しんでもらえたようです。
西武池袋線特急「ラビュー」にも乗車してもらいました。
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池袋からは東京メトロ丸の内線で東京駅へ。少し早目ではありますが、店が混雑し始める前に昼食にしました。新丸ビル7Fにある定食屋「MUS MUS」へ。ヘルシーなメニューが並んでいて、ボリュームも多くて美味しかった。これは当たりだったかも。
こちらが「新丸ビル」、この7Fにある定食屋さんへ。
定食屋「ムスムス」さん、この後どんどん人が入ってきました。
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わっぱ飯や蒸し野菜など、ヘルシーメニューが特徴。
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昼食後、1Fから外に出ると東京駅の駅舎前に出ます。天気も良く絶好の旅日和です。
東京駅の前で記念撮影、いい天気になって良かったね。
丸の内中央口から改札を抜け、地下にある「グランスタ東京」で最後のお土産の買い出し。お忘れモノありませんように(笑)。両親は帰着が20:00ぐらいになるので、「駅弁屋 祭」で夕食用の駅弁を選んで買っての乗車です。
4日間にわたったイベントもこれで終了。高知に帰る両親を東海道新幹線の改札口、金沢に戻る妹を北陸新幹線の改札口で見送って、今回のミッションは終了です。
両親はここから高知まで帰ります。お疲れさまでした。
妹も金沢へ。わざわざ来てくれてありがとう。
トラブルもなく無事にアテンドを完遂できて良かった。妻の協力にも感謝です。ありがとう。
2024.10.12
いざ鎌倉!
3連休はいい天気との話だったので、お出かけを決意。行き先はかねてから行ってみたいと思っていた鎌倉です。2年前の大河ドラマで注目が集まったのは記憶に新しい。
さて問題なのは行き方です。セオリー通り一旦東京に出て、湘南新宿ラインで行くことを考えていたのですが、乗換案内で思いもかけないルートを発見。臨時特急「鎌倉」を使うと、武蔵野線から鎌倉まで直通できるようなのです。しかも西国分寺からは旅客列車が走らない貨物線を通るらしく、これは是非とも乗ってみたい。事前に「えきねっと」で特急券を購入。
7:50に最寄り駅を出発し、所沢で西武池袋線に乗り換え秋津駅で下車。少し歩いてJR新秋津駅から特急に乗車します。通勤で使っていた駅から特急に乗るのって、どこか新鮮な気分でした。
武蔵野線の新秋津駅から特急に乗車しました。
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武蔵野・東海道・横須賀線 「特急 鎌倉 鎌倉行き」 新秋津 8:26 → 鎌倉 9:36
臨時特急「鎌倉」号はE653系電車での運行です。車両は旧国鉄特急色の7両編成でした。座席は3割ぐらいの埋まり具合。思ったよりも利用が少ないのは、臨時列車だけあって認知度が低いせいなのでしょうか?
それにしても、新秋津を出ると停車駅は西国分寺、横浜、北鎌倉の3駅だけ。西国分寺から鶴見までは貨物専用線を走るので、駅を全く通過せずに高速で走り抜けるため加減速もなく、快適な乗り心地でした。これはいい列車を発見しました。
車両はE653系7両編成。開放感のある車内でした。
鎌倉駅で記念撮影。列車はこのまま逗子まで回送されるそうです。
列車は予定通り鎌倉駅に到着。東口から出て、まずは鶴岡八幡宮を目指すことにしました。
駅前にて。今日は散歩日和になりそうです。
駅前から延びる「小町通り」を北に向かいます。
10分ほどかけて小町通りの終わりまで行き、そこから一つ東に進むと参道に出て、大きな鳥居が現れました。ここから境内に入れるようです。
大きな鳥居が出現。ここから海に向かって参道が延びています。
スクランブル交差点を渡り境内へ。まずは池を渡りますが、残念ながら中央の橋は封鎖されていて渡れません。それを回り込むと、正面に社殿の姿が見えました。
この橋を迂回する形で中へと入れました。
正面に八幡宮が見えました。意外に近い印象です。
そのまま進むと、階段を上る前に舞殿があります。横側では琴が用意されていて、神官が何かの準備を進めていました。
舞殿では何かの準備が行われていました。
階段を上ると本殿です。この階段の左側には大銀杏があったそうですが、近年に強風で倒れてしまったのがニュースになりました。
階段上にて。下から見上げる本殿は迫力がありました。
本殿やその周辺、造りがどこか無骨な印象を受けます。
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お参りを済ませ、帰りは池の方にも寄ってみました。北条政子に由来のある「政子石」なるものもありましたが、今ひとつ説明が不親切な気がする(苦笑)。
「政子石」、説明書きが地味すぎて、なんだかよくわからん。
一回りしたところで11:00に近くなったので、小町通りに戻って気になるお店で昼食にすることにしました。入ったのはイタリア料理店「ドルチェ ファール ニエンテ」さん。店の前で表示していたメニュー「鎌倉野菜のランチプレート」が気になったので注文。
これがまた美味しかった。妻はポタージュが気に入ったようです。
「鎌倉野菜のランチプレート」を注文してみました。
これは美味しそう。パンにキッシュ、最後はプチケーキ。
やはり鎌倉といえば大仏を見たいということで、江ノ電で近くまで移動することに。鎌倉駅から乗車するのですが、見ての通り観光客で大混雑状態。小さい車体4両編成で、こんなにたくさんの客が乗れるのでしょうか?
江ノ電鎌倉駅から電車に乗車します。
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電車がやってきました。路面電車ぐらいのサイズ感です。
休日ということもありますが、車内は観光客と思しき人で混雑しました。これでは地元の人はさぞ大変でしょう。長谷駅では多くの人が下車。我々もそれに続いて電車を降りました。
長谷駅で下車、人々をやり過ごしてから改札を出ました。
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長谷駅から狭い道を北に向かって15分ほど歩いたところにあるのが、高徳院です。拝観料を入口で支払い、中に入ると正面に大仏様が見えてきました。
国宝の「鎌倉大佛」が見えてきました。
近寄ると巨大感が出てきます。
台座の近くまで寄ることができました。一周することができるので、色々な角度から見上げると表情が変わって見えるのが不思議です。それにしても青い空に青銅色の渋い色調が浮かび上がり、立体感のある写真を撮ることができました。
アングルを選べは人の入り込まない写真も撮れます。
角度ごとに表情が変わって見えます。計算して作られている?
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人通りが多く、一瞬のシャッターチャンスを狙いました。
次に向かったのは「長谷寺」です。庭園と大きな観音像があるところです。こちらも拝観料が必要で、入口でチケットを買って中に入ります。
長谷寺にやってきました。ここも観光客で一杯です。
ここでは門前で記念撮影できました。
庭園は思っていたよりもコンパクトな印象でした。ただし敷地が斜面なだけあって、立体的に作られていたのが印象的でした。
ハスの花を玉ボケを使って撮ってみました。
階段を登って上に上がると観音堂が現れ、この中に巨大な観音像がありました。
観音堂内には全高10m弱の観音像があります。
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観音堂の前には展望台があり、そこからは市街地とその先に相模湾が見えました。この眺望は素晴らしい。マリンスポーツが盛んな土地柄もあるのか、多くのヨットが帆を立てて海上に浮かんでいる姿が見えました。
展望台からみた市街地と相模湾、絶景でした。
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長谷ではとにかく観光客が多く、人をかき分けて進むのにも疲れたので、もう少し落ち着いてみられる場所を探すべく移動することにしました。再び長谷駅へ戻り、鎌倉行きの江ノ電に乗車。
再び江ノ電に乗り、鎌倉へ戻ります。
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江ノ電鎌倉駅まで戻り、そのままJR鎌倉駅構内に入り、横須賀線の電車に乗車。一駅だけ大船方向に戻り、北鎌倉駅で電車を降りました。目指すは「円覚寺」です。元寇の戦没者を弔うため、北条時宗が開基したと言われています。ここも拝観料が必要でした。
JR北鎌倉駅出てすぐのところにある寺院です。
階段の上に山門が現れました。
山門に近づくと、面白いことがわかりました。この門、実は地面に固定されていません。このような構造でよくも保たれているものだなあ、と感心しました。
山門です。その基礎のあるはずの部分を見ると...!
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その先にあるのが「方丈」です。ここでは坐禅の会などの行事に用いられるそうです。その裏手には素朴な庭園があり、静かな雰囲気を味わうことができました。
「方丈」の入口です。ここは内部まで見学可能でした。
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裏手にはコンパクトな庭園がありました。
ここの建物は火災や関東大震災で倒壊したりしたため、近代に復元されたものが多いのですが、唯一15世紀頃の建築と伝わるのが「舎利殿」で、国宝指定されています。残念ながら近くで見学することはできませんでした。
奥にあるのが国宝の「舎利殿」です。
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最後に、長い階段の上にある「洪鐘」を見に行ってみました。これは刻まれた銘から見て1301年に作られたそうで、国宝に指定されているそうです。なお、ここからは富士山も見えるとの紹介でしたが、木々の生い茂りで視界は狭く、実際のところどうなのかまではわかりませんでした。
ここから長い階段を登って洪鐘を見に行きました。
こちらがその国宝の「洪鐘」、1301年の製作だそうです。
円覚寺は観光客もさほど多くなかったので、じっくり見て回ることができました。やはり寺社の観光は静かな雰囲気の中で巡りたいものです。
戻り列車の発車まで1時間を切ったところで、北鎌倉駅から鎌倉駅まで電車で戻りました。流石に少し歩き疲れたので、駅カフェで休憩後にホームへ。戻りも「鎌倉」号で新秋津まで戻ります。少し待つと往路に乗ったE653系電車がやってきました。
戻りも「鎌倉」号で。逗子で待機していたらしいです。
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新秋津までは1時間ちょっと。ゆっくり座って帰れるのが嬉しい。
横須賀・東海道・武蔵野線 「特急 鎌倉 吉川美南行き」 鎌倉 16:24 → 新秋津 17:29
やはり混雑する東京都区内の乗り換えがないのは楽です。帰りはさらにスピードが速く、所沢の隣町まであっという間に到着しました。妻は疲れたのかぐっすりお休みでしたが(笑)。交通費はかかりましたが楽に帰れるのはやっぱりありがたい。帰りは所沢に寄り、馴染みの天ぷら屋さんで夕食をとって帰りました。
さて、振り返ると鎌倉まで楽に往復できたのは良かったですが、いかんせん観光客の人の波に揉まれて意外に疲れました。交通は便利なのですが、いかんせん街が狭いので人が溢れやすい。これは休みの日に行く場所ではないな、というのが正直な印象でした。