2025.06.20

防湿にも気を遣おう

 先日書いた「はがきケース」によるHDD保管ですが、立ち寄った100円ショップで見つける度に買って来ています。3個に増量しました。
 また、カメラの防湿庫購入に伴って未使用で保管していた石灰の乾燥剤があったので、使わなくなったカメラ用収納ケースに入れて保管することにしました。


ケース付きが3個に増量、乾燥剤も入れて保管します。
(画像に触れると表示が変化します)

2025.06.14

落ちる

 このWebサイトの作成に使っている「Adobe Dreamweaver」ですが、最近突然落ちるという現象に見舞われています。まめにセーブする癖はついているので被害は最小限なのですが、やはり作業効率というところで気にはなります。


再起動をかけるとこのようなダイヤログが出ます。

 現行バージョンのリリースが2020年、それからマイナーアップデートはかかっていますが、大きな変更はなされていません。競合がないことや内容を考えると、近々に今後の大きな機能強化や抜本的な改善があるとも思えません。機能を絞ってもいいのでもうちょっと信頼性が高まってくれた方がありがたいのですが...。

2025.06.13

今が買い時? それとも...

 今使っているx86 PCの「LIVA Z2」が古くなって実用性が低下しているため、そろそろ更新をしたいところ。ちょうど狙っている製品群のメーカーが5周年記念キャンペーンを始めたので、興味を持って見ています。


5周年記念のキャンペーンが始まっていました。

 とはいえ利用頻度を考えると、本当に今買うべきかどうかは非常に悩ましい...。

2025.06.10

特典が得られるも、実質的に選択肢なし?

 我が家はモバイル通信をMVNOで契約しており、その利用が7年を超えています。インドから帰った際にMNPを使って大手から乗り換え、妻も同じ対応を取りました。通信量は各デバイスごとにミニマムのプランで契約していますが、合算で利用できる上に二人とも利用が少なく、特に不都合は感じていません。その結果、スマホ3台、タブレット3台を3,200円/月前後で運用中。
 さて、そのMVNOより長期利用特典が利用開始できる旨連絡が来ました。内容は(1)5GB通信量付与(2)SIM交換/再発行手数料無料(3)初期費用無料化の3つ。いずれも年1回の制限があるようです。


現プランでは4年超の利用になりました。特典は3つの中から選べます。

 まず(1)は今でも困っていませんのでメリットなし。(2)はデバイスを買い換えてeSIMを再発行する場合に利用できるはず。これ以上デバイスを増やすことも無さそうなので(3)を除くと、(2)しか活用できなさそうです。
 実質的に選択肢はないってことだな...。

2025.06.08

500GBを一気焼き

 私はNHKの「映像の世紀 バタフライエフェクト」をずっと録画してきています。2022年に始まったシリーズで基本的には45分番組ですが、これまでの録画分が100本ほどになりました。これがHDD上で500GB弱を占有しているので、そろそろ逃がしたい。またオリジナルの「NHKスペシャル 映像の世紀」もあるので、これらを併せてBD-Rに焼くことにしました。
 「映像の世紀」は全11本で85GBほどなので、2層ディスク1枚には入りません。そこでこれだけは4層128GBディスクに焼き、あとは2層50GBのディスクにダビングしました。


4層ディスクは生産が終わったので、これからは入手難になるはずです。
(画像に触れると表示が変化します)

 朝8:30過ぎに作業を開始し、昼食時間を挟んでディスク9枚を焼き終えたのは16:30過ぎ。さすがにくたびれましたが、500GBほどディスクスペースを解放することに成功。
 何にせよ「溜め込んでしまうと後が大変」というのを改めて実感しました(苦笑)。

2025.06.08

やってしまった

 サーバーの状況を確認していて、妙なことに気づきました。ドライブの温度がえらく高い。だいたいこれまでよりも10℃ぐらい上がっています。...これは!


どうやら木曜日の帰宅後ぐらいからのようです。

 サーバーがある方を見ると...やっぱり。設置しているラックに蓋があるのですが、これが閉まっていました。後方にケーブルを引き出すための穴はあるものの、ほぼ密封状態で稼働させてしまっていたようです。やってしまった。蓋を開けると温度は元のレベルに復帰しました。


この蓋が閉まっていました。どうやら3日間ほど閉まっていたらしい。

 警告やエラーは出ていなかったのですぐに何かトラブルになるわけではありませんが、温度の高いところでの稼働は確実に製品の寿命を縮めてしまうので避けたいところ。今回は完全に自分の不注意によるものですが、これから夏場を迎えるだけに一層気をつけねばなりません。

2025.06.07

最高にちょうどいい

 IT系のWebサイトを見ていて、面白い記事を見つけました。HDDを保存するのに、100円ショップで売っている「はがきケース」が保管ケース代わりにちょうどいいとのこと。我が家には未使用のHDDが8台あるので、1個買って来て実際に試してみました。


今回はCanDo★で購入...確かにぴったり!
(画像に触れると表示が変化します)

 3.5インチHDDを入れてみたところ...確かにピッタリです。これはいいや。

2025.06.06

キーボードの接触不良でストレス

 会社では以前テレワーク時に購入したLenovo製ワイヤレスキーボード「Trackpoint Keyboard II(JIS)」を使っています。キータッチに定評のある同社のノートパソコン「ThinkPad」からキーボード部分だけを取り出したような製品。会社で20年ほどThinkPadシリーズを使ってきたこともあり、慣れの観点からも手放せない存在になっています。別体キーボードなので、リースアップ等でノートパソコンが更新されてもキータッチが維持できるのがメリットです。


もう会社ですっかり手放せなくなっています。

 さて、最近ちょっとしたトラブルが発生しました。「Tab」キーの反応が悪くなってきたのです。このキーはダイヤログウィンドウの中でセル移動をさせるためによく使います。キーボードから手を離してマウスを握り直し、カーソル移動させてクリックするのに比べ、左手操作だけで手早く目的のセルにたどり着けるので非常に便利。これが思い通り動かないと、作業の流れが悪くなり効率が落ちます。つまりストレスフル。
 キー自体は押し込めていることから物理的な破損ではないと見て、金属スケールを差し込んでキートップを剝いでみました。一見すると異常は見られなかったのですが、積年の利用で細かい埃がスイッチの周りに入っていたので除去。さらにx10ルーペを使ってスイッチ周りを観察すると、髪の毛がラバーシールと樹脂部品の間に挟まっているのを発見しました。これを引き抜いてキートップを再装着したところ、キーからの「パタパタ音」が復活。反応も良くなったので問題は解決したようです。費用をかけずに解消できて良かった。

2025.06.04

はるばるやって来た

 妻の実家から義父の「iPad Air(第4世代)」が送られて来ました。話を聞いた妻が言うには「パスコードロックが解除できなくなった」らしい。この日の夜、状況を確認しました。
 下の写真のように「iPadは使用できません」と表示され、「復元」以外の選択肢なし。どうやら永久ロックされるまで誤ったパスコードを入力し続けたようです。これでは初期化再導入をする以外に打つ手はありません。
 妻に義父へ連絡してもらい、初期化の了解を取ってから作業を開始。「MacBook Pro」につないで最新のiPadOSをダウンロードしてインストールしたところ、無事に起動しました。


これでは打つ手はありません。唯一の希望はiCloudのバックアップですが...?

 さて、残る希望は「iCloudバックアップ」。これさえ残っていれば、ある程度環境を復旧させることが可能です。妻が把握している義父の「Apple Account」とパスワード、義父のiPhoneに表示されたコードを聞いて入力し、セットアップを進めました。すると幸いなことに1週間前のバックアップが残っていることが判明。これならほぼ元通りにできそうです。
 一通り必要な設定を行ったところ、復元のためのダウンロードが10GB弱発生しましたが、それも10分ほどで終わりました。明朝、妻が実家に返送するそうです。

2025.05.31

いちいち気になる

 最近気になるのが、Webオーサリングソフトの「Adobe Dreamweaver」起動時に現れるダイヤログ。これが毎回現れます。許可しても許可しなくても、その設定を覚えてくれないので、アプリを起動する度に毎回ボタンをクリックしければなりません。

 どうもシステム設定の「プライバシーとセキュリティ」にまつわるものだと思われるのですが、その設定項目の中に当該しそうなものが見当たりません。そういえばこのパネルも最近のmacOSのアップデートで大きく変化している部分です。

 思えばこのDreamweaver、ここ4年は大きな変更もない状態なので、どうも最新のmacOSの変更に対応しきれていないような気がする。
 さて、どうしたものか...。

2025.05.24

S.M.A.R.T.情報を取得

 現在、我が家には未使用のHDDが8台あります。うち2台はSynology製NASにてUNCエラーでボリュームクラッシュが発生したものですが、実際の状況は未把握です。
 さて、先日リビングのBlu-rayレコーダーにHDDを増設した際、手持ちの3.5インチ用外付けケースを使用してしまったので、その代替で実家からセンチュリー製HDDクレードル「CROSU3S6G」を持ち帰っていました。これを使えばひょっとするとHDDの健康状態分析に利用されるS.M.A.R.T.情報を読み出せる可能性あり。ただ、これではUSB接続になるため変換チップを挟むことになり、情報が取れない場合も考えられます。こればかりは実際に試してみないとわかりません。
 ミニPC「LIVA Z2」にクレードルをつなぎ、定番フリーウェア「CrystalDiskInfo」を起動。


クレードルにHDDを差し、USB 3.0でPCに接続しました。

 結果は成功。内蔵ディスクの他に、クレードルに差したHDDを認識しました。下の画像はApple製Wi-Fiルーター「Time Capsule」に内蔵されていたHDDを表示させたものです。ドライブ名に「APPLE」とありますが、型番から見るにSEAGATE製のApple向けスペシャル仕様品のようです。
 なお、気になるブリッジチップはASMediaの「ASM1061」でした。


「生の値」を読み出せたので、故障に近い品を見分けられます。

 これを使って8台すべてのS.M.A.R.T.情報を取得しました。面白いことに一番重要な「05 代替処理セクタ数」はすべて0で、意外な結果になりました。
 ただしクラッシュしたHDDではリードエラーレートの数が増大していたので、SynologyのNASではこれを元に警告を出したのだと思われます。ストレージメーカーの製品なので、このあたりの判定値が厳しめの設定なのかもしれません。
 せっかく情報把握ができたので、この中からHDDを再利用する際はエラーレートの少ないものから順に使うようにする予定。

2025.05.18

レスポンス良好

 「Apple TV 4K」を購入してから初めてのF1観戦。操作レスポンスが大幅に向上し、メニュー選択からの読込スピードも上がったことで快適に視聴できるようになりました。これならもう2017年生産のAndroid TVを使う必要はありません。こちらはもう「NHK+」専用かな。

2025.05.11

「Apple TV 4K」10%オフ購入

 Webサイトの記事で、Apple Store実店舗限定で「2025アースデイプロモーション」をやっていることを知りました。デバイスをリサイクルに持ち込むことで、指定アクセサリの新品が10%オフで購入できる特典がつくとのこと。我が家には死蔵されているApple製デバイスがあったので、これは必要な製品を割安で入手できるチャンスです。
 さて、我が家にあったのは2013年購入の「iPhone 5s」「iPad mini 2」、そして何と2007年に購入した「iPod Classic」。これらは全て電池内蔵なので一般の不燃ゴミには出せません。リサイクルとして処分できるのは、願ったり叶ったりです。


我が家で死蔵されていたApple製デバイスを利用します。
(画像に触れると表示が変化します)

 各デバイスを初期化し、この日の朝「Apple Store 新宿」に持ち込みました。スタッフにプロモーション利用を告げて「Apple TV 4K(Wi-Fi+Ethernet)」の購入希望を伝え、手続きを依頼。iPhoneがあれば書類を書く必要もなくスムーズに進みます。10分ほどで購入&リサイクルの手続きは終了。
 帰宅後、早速開封してリビングのテレビ下に設置しセットアップを実行。こちらもiPhoneを近づければ自動でセットアップが進むので、特に困ることはありませんでした。自分と妻のアカウントで使えるようにしておきました。


アースデイプロモーションにより10%オフで入手できました。
(画像に触れると表示が変化します)

 さすがにiPhone 13シリーズと同じチップだけあり、操作レスポンスが速い。特に「DAZN」アプリは2017年製Android TVではかなり重くてストレスフルですが、これの上では全く遅延が感じられずに快適です。もっと早く買えば良かった。
 「Synology Photos」アプリも使えるので、妻と旅の写真を見るのにいちいちMacBookをHDMIケーブルでテレビに接続しなくて済むようになったのがありがたい。もっと活用できそうです。


テレビの下に置いていますが、非常に小さいので存在感がありません。

2025.05.06

「DS118」をバックアップサーバーに転用

 実家から持ち帰った「DS118」を自宅のバックアップサーバーに転用しました。HDDは「WD Red Plus」の6TBモデルで、現在「Synology Drive Sync」を使ってデータの再同期中です。


これで全サーバーがARM4コアモデル以上になりました。

 「DS216j」にてRAID 1で使っていたSEAGATE「IronWolf」の4TB HDD2台を「DS220j」に移し替えました。RAID 1で運用し、動画ファイルを全てここに集約。これを自宅内の映像配信サーバーとして使います。
 全サーバーがARM4コアモデル以上になったので、操作のレスポンスも改善できました。

2025.05.01

ようやくの買い替え

 母から「テレビが映らなくなった!」と打ち上げがありました。確認してみると音声は出ているものの、映像の方はブラックアウトしたまま。
 この製品、REGZAの2017年モデル「32V30」というモデル。夏に購入したので、使用期間は8年弱といったところ。ただ3年前から下記のように映像が青くなるトラブルが出ていました。映像調整で極端なセッティングを行い、だましだまし使ってきたのですが、どうやら壊れたようです。


ちょうど3年前からこんなトラブルが出ていました。

 このテレビ、純正マウントを使って壁掛けにしていました。ところが調べてみると、同社の最近の機種はねじ位置のピッチが変わっていて、新しいモデルを買っても載せ直せません。また、他社のテレビも含めて調べても適合できるものがなく、結局マウントごと交換が必要になります。これはさすがに負担が大きい。そこで両親に相談の上、もう壁掛けにしないことを決定。
 インターネットからマニュアルをダウンロードし、テレビを降ろしてからマウントを分解。ところがボルトでしっかり圧着されていたので、壁紙の一部が剥がれてしまったのは残念。壁に開いたネジ穴はみっともないので、ひとまずボルトをねじ込んでおくことにしました。


テレビを取り外しマウントを外して分解。壁紙が少し剥がれちゃった...。
(画像に触れると表示が変化します)

 午後から両親と共に家電量販店に向かい、新しいテレビを探しました。REGZAは今までのトラブルでもう懲りたので、候補としてはSHARPかPanasonicを検討。展示品の中から選んだのはSHARPの2025年モデル「2T-C32GE1」、32V型のハイビジョンテレビ。設置場所の制約から40V型は入らないので、今までと同じ32V型にしました。シリーズにはGoogle TVなどを搭載した上位モデルもありましたが、母は基本的に放送を見る以外の使い方はしないので、機能がシンプルな方を選択。
 在庫があったので持ち帰ることに。古いテレビを修理窓口に持ち込み、リサイクルの手続きを取ってから帰途につきました。
 帰宅後、セットアップを行ったところトラブルなく映りました。操作感もリモコンボタンや画面上のメニュー配置以外はREGZAとそう変わりないので、問題なく使えそうです。ただ母は裏番組録画が1つしかできないのが少々不満のよう。以前は2つできていたそうなのですが、このクラスの直近モデルではトリプルチューナーの機種ってもうないのよね...。


20分ほどでセットアップ終了、特に問題なさそうです。

 思い返せば「REGZA 32V30」はトラブルが多かったなあ。録画に使うUSBまわりでもよく接続が切れたりしてたようなので、今回のことも含めあまり印象が良くありません。一方でリビングにある2010年モデル「REGZA 37RE1」はまだまだ現役。やはりコストダウンばかりを進めていくと信頼性が落ちてくるということかな...。

2025.04.27

「DS220+」を第3のサーバーとして設置

 計画通り、Synology製NAS「DS220+」を実家の「DS118」と入れ替えました。DS118は1ベイモデルで冷却性能が低いことからHDD温度が高めの傾向があり、機器寿命に与える影響から考えると信頼性に不安があったのです。自宅の方で「Synology Drive」によりデータコピーを行なってから実家に持ち込み、セットアップしました。


「DS220+」を実家に設置、リモート操作のレスポンス向上が期待できます。

 ただしRAID 1の運用は行わず実質1ドライブと変わらないため、機器単体としてはデータ保全の冗長性はありません。ただ自宅のメイン、別室に次ぐ「第3のバックアップ」の扱いなので、そこは重要ではないと判断。HDD温度を見ても10℃近く下がっているので、狙い通りです。

2025.04.21

15.4アップデート不可のトラブル解消

 妻の「MacBook Pro (M1 Pro)」で発生していたmacOS「Sonoma 14.7.5」から最新の「Sequoia 15.4」にアップデートできない問題。USのサポートコミュニティ情報で、バージョン15.4.1適用によって解消事例が増えていることを確認したので、更新を試みることにしました。念のため「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」のルートは使わず、App Storeからフルインストーラーを落とし、そこから更新作業を実施。
 結果はOK。順調にプロセスが進み、再起動後に見慣れたSequoiaの壁紙が現れました。


ようやくSequoiaの壁紙が戻ってきました。

 それにしても、15.4.1のリリースノートには本件に関する記載はなく(と言うよりは、実質的に何も書いてない)、適用を試してみる価値があるかどうかはここから判断できませんでした。我が家ではたまたま初期化再導入がトラブルのタイミングに当たってしまったわけですが、バックアップからの復旧ができないなど深刻なトラブルだったので、もう少し具体的な改善内容を表に出して欲しいものです。

2025.04.18

新版で不具合解消?

 昨日Appleから「iOS/iPadOS 18.4.1」「macOS 15.4.1」がリリースされました。内容はセキュリティ対応とバグ解消とのことですが、相変わらず詳細な情報はありません。とはいえ全ユーザー推奨なので、私は手持ちのデバイスには全て適用しました。
 注目すべきはmacOS。妻の「MacBook Pro (M1 Pro)」で15.4に更新できない問題がどうなったかです。Apple USのコミュニティを覗いてみると、我々のところで起きているのと同事象が「15.4.1で解消した」という書き込みが2件ありました。ということはもう大丈夫なのか? とはいえ若干の不安はあるので、時間が取れる日曜日にトライしてみる予定。さて...?

2025.04.13

「MacBook Pro (2021)」にトラブル

 妻の「M1 Pro」搭載「MacBook Pro」にトラブルが発生しています。
 もともとは「Finder」が頻繁にフリーズして操作不能になるという打ち上げでした。思い返せば妻のマシンは購入後からアップデートを重ね続けてきていて、システムやアプリ環境も上書きを重ねてきているはず。そこで彼女の了解を取り、抜本的対策として初期化再導入をやることにしました。ところが...。
 以前に自分のマシンで行ったように、起動オプションから「macOS復旧」を利用してSonoma(14.7.5)をクリーンインストール。起動後ソフトウェアアップデートで元のSequoia(15.4)にしようとしたのですが...なぜか適用に失敗。二回同じ手順で行いましたが全く同じ症状が出て、さすがに何かがおかしいと思い始めました。さらに15.4のUSBインストーラを作成して外部メディアからの導入を試してみたところ、今度は起動ボリュームを選択するところで「このボリュームには再インストールが必要」と言われて内部ストレージから起動できず。何なんだこれは。
 そこでサポートコミュニティで改めて情報を調べたところ...「M1」搭載マシンでmacOS 15.4が導入不可能になるという情報を発見。これか!
 そこから始めてさらに情報を集めましたが、どうやらM1特有のドライバ問題でカーネルパニックが発生し、更新作業が進まないらしい。仕方がないので妻のマシンは当面Sonomaで使ってもらうことにしました。Time Machineでバックアップは取得しているものの、メールデータなどはバージョンが戻ることになるので、迂闊に書き戻しもできません。これ、状況はかなり深刻です。
 それにしてもこのmacOS 15.x系統はトラブルが非常に多い印象です。来月には15.5がリリースされるという話もあるので、それによる問題の解消に一縷の望みをかけていますが...どうなることやら。とにかく早く対処法なりを示してほしいところです。

2025.04.09

「DS216j」現役復帰

 「DS220+」を実家に置くことに決めたので、代わりのバックアップサーバーを立てねばなりません。本来なら実家で使っていた「DS118」を戻して使いたいところなのですが、1ベイモデルのため手持ちのHDDでは容量が足りません。そうなるともう1台8TB HDDを買う必要があるわけで...さすがにそこまで費用はかけられません。
 ただ、手持ち品の中にNAS用HDDであるSeagate製「IronWolf」4TBモデルが2台あるので、これでRAID 0を組めば容量問題は追加費用なしで解決できます。このモードだと障害に対する冗長性は全くないのですが、そもそも2次バックアップなのだから問題なかろうということで、この策を取ることにしました。
 そこで引退していた2ベイモデル「DS216j」を現役復帰させました。セットアップして週末からデータコピーを始めたところ...遅い、遅すぎる。Gigabit Ethernetでハブを介してほぼ直結なのですが、10~30MB/sぐらいのペースでしかコピーが進みません。DS220+だと70~100MB/sぐらいは楽に出ていたんですが...。考えてみればプロセッサがARM2コア1GHzのDDR3メモリ512MBなので、今の目から見るとやはり相当に非力。結局5.2TB分のファイルコピーに丸3日かかりました。


1日1回だけ自動起動させてデータコピーさせるだけです。

 ただ、数日に一度自動起動させ、ファイルの同期を1時間ほど行ってから自動シャットダウンするという運用なので、高い処理能力は全く必要ありません。ちゃんとマスターからコピーを取ってくれさえすれば充分なので、これでしばらく使ってみることにします。

2025.04.02

「Apple Intelligence」がやってきた

 かねてからの話通り、日本語環境で「Apple Intelligence」が有効化された「iOS/iPadOS 18.4」「macOS 15.4」がこの日リリースされました。ただし対応機種に制限があり、我が家で使えるのは「MacBook Pro 14-inch (2021)」のみです。
 時間がなくてまだインストールしただけ(大型アップデートらしく、かなり時間がかかった)なのですが、Webサイトの原稿作成などで色々と試してみよう。

2025.03.30

入れ替え準備

 カケミズ家のサーバーは3-2-1ルールに基づいてデータをバックアップしています。すなわち別室に置いたサーバーと、実家(遠隔地)へのコピー保持です。ここで実家で稼働しているNASは少々古いSynology製1ベイモデルの「DS118」。管理ツール「Active Insight」で見ていると、どうやら冷却に課題がありそう。そこで自宅のバックアップサーバーに使っている「DS220+」と入れ替えることにしました。ただ手持ちのHDDは最大6TB(実容量5.4TB)、バックアップすべきデータは5.2TBほどあるので、そのままでは使用率が95%以上になり実質的に容量が不足します。そこでAmazonのセールで8TB HDDを新たに調達しました。


NAS向きではないモデルですが、使い方からすれば問題ないはず。

 本来ならNAS用のWD「Red Plus」かSeagate「IronWolf」を使いたいところなんですが、お値段が同容量の一般向け製品に比べてほぼ倍なので手が出しづらい。もともとバックアップで、これだけでデータを保持するわけでもないので、今回は価格優先で「WD Blue」を選択しました。
 256MBキャッシュ搭載モデルで、型番は「WD80EAAZ」。NAS用途で使用する場合の評判は決して良くないのですが、基本的には一度書き込んだらあと書き換えることは滅多にないはずなので、物理的に壊れる以外では困ることはないはず。現在データのコピー中です。

2025.03.15

いよいよ本命登場か!と思ったら...

 我が家では無線LAN機器にはNECの「Aterm」シリーズを使い続けています。振り返れば2011年のWi-Fi 4のころからなので、もう15年近くの付き合いです。以前に比べると設定の自由度が少なくなってしまった反面、信頼性という部分で私は評価しています。
 さて、最近は最新規格Wi-Fi 7対応の製品が各社から登場していますが、NECはなかなか製品を出してくれませんでした。その新製品がついにこの週末に発表されたようで、期待をもって公開されたスペックを見ました。ところが...。


これはミドルクラスだな。私にはちょっと物足りない。

 登場した「7200D8BE」なんですが、これは6GHz帯に対応しないミドルクラスの製品でした。基本的な性能はWi-Fi 6/6E世代からアップしてるようですが、私にはWX6000HPからわざわざ乗り換えるほどの優位性は感じられません。
 とはいえこれは第一弾。いずれはトライバンド対応のハイエンドもしくはミドルハイクラスの製品が登場してくるでしょうから、まだ待ちだな...。

2025.03.08

アップデートしてみた

 あまりにも推してくるので、「Android 15」にアップデートしました。アップデータの容量は2.27GBとなかなかなもの。
 20分ほどで適用が終了。起動時の画面デザインなど(ここはモトローラの担当分でしょう)が変わっていました。あとは文字フォントなどが微妙に変わっていることに気づいたぐらいでしょうか。ただ、アプリの起動が少し速くなった気がします。
 気になる利用アプリへの影響は特にないようで、今のところ順調です。

2025.03.07

「Android 15」に上げる? 上げない?

 私のサブスマホはmotorola製「moto g64 G5」、2024年の6月に発売された廉価なミッドレンジ機です。

 このスマホは用途を限って利用しています。まずは愛車CR-Z搭載internaviの通信機能の代替。そしてドライブ時のGPSレシーバー。さらにApple Musicを再生する音楽プレーヤーです。このため性能が低くてもあまり問題がありませんし、eSIMも通話機能のないものを入れて運用費も抑えています。

 そんな中、 突然「Android 15」へのアップデートを通知する表示が現れました。あれ、アップデート予定の機種にはこれが含まれていなかったので、てっきり置き去りにされるのかと思ってた。でもこの表示、かなりしつこく、消しても消しても出てくる(苦笑)。

 それにしても、iOSに比べると新機能の内容が今ひとつよくわかりません。安定性第一で考えれば今のままにしておく方が確実ですが、セキュリティのことを考えると最新版にしておくべきだろうし。うーん、悩ましい。

2025.03.01

LANの基幹部分を増強したい

 最近の悩みはMacBook Pro使用時のファイル転送の遅さです。要因は色々あって、macOSのSMBクライアントの性能だとか、無線子機のPCが2ストリーム止まりなのが制約になっています。その他にも有線LAN部分が未だ1000BASE-T止まりなのがネック。振り返ると私はGigabit Ethernetを2005年に初導入しているので、この部分は規格上20年そのまま使い続けている状態。この間に無線LANの最高リンク速度は200倍以上(!)になっているのに、です。
 さて、ここを強化するとなると10Gbps/5Gbps/2.5Gbpsが移行先になります。幸い、今使っている無線LANルーターとNASは10Gbpsに対応しているので、スイッチングハブとNASのオプションを入手すれば恩恵を受けられます。ただ色々と調べると、10Gbpsの製品はケーブルも1ランク上の物が必要になる上に発熱が大きいなど、導入費用もさることながら安定性の懸念も大きい。まだ自宅に使うには早いかな。5Gbps対応の製品は増えつつあるものの、まだ選択肢は少ない状況なので機材を揃えづらいのが現状です。
 しかし、2.5Gbpsのハブなら安価な製品も登場しているようなので、検討の価値がありそう。


例えば、このあたりの製品なら導入しやすいです。

 MacBook ProもThunderbolt対応2.5GBASE-Tアダプタを使えば同速度で接続可能。このあたりがコストと効果の現実的なバランス点かな...。

2025.02.20

末弟「iPhone 16e」登場

 Appleから新しいiPhoneの発表がありました。「iPhone 16e」です。
 これまで「SE」として展開していたシリーズの最新モデルですが、「iPhone 14」をベースにApple Intelligence対応を行うため最新チップを搭載しUSB-Cを装備。これでホームボタンを持つiPhoneは完全に姿を消しました。


名称も最新世代の1バリエーションという位置付けになりました。

 ただ、価格は99,800円とこれまでよりもかなり高価になりました。装備の充実のためでしょうが、近年の円安も影響しているはず。名称も最新世代の1バリエーションという位置付けになったので、もう「廉価版」という印象は薄いですね...。

2025.02.16

最大容量92%!?

 Appleのサポートを利用して「iPad Air(第4世代)」のバッテリー劣化具合を診断してもらったところ、最大容量に対し「92%」と出ました。最近非常にバッテリーの持ちが悪いように感じていたのですが、それは寒さの影響が大きかったのかもしれません。92%であればまだまだ劣化と呼べるほどのレベルではありません。もうしばらく様子を見てみよう。
 「MacBook Pro」の方も、coconutBatteryで表示される容量がちょっと増えていました。この日の暖かさで表示がずいぶん変化しているようです。

2025.02.15

原因はファイアウォール

 先日「DS923+」でDHCPサーバーが機能しない旨を書きましたが、原因が判明。ファイアウォールでした。パケットが飛ぶのはLAN内なので影響がないと思っていたのですが、これを適切に設定しておかないと作動しないようです。
 対処して、再びNAS側での運用に戻しました。

2025.02.09

バッテリーには厳しい季節

 最近、各デバイスのバッテリーの持ちが悪い気がするので、Macアプリ「coconutBattery」で状況を確認してみました。ただし今は気温が最も低い時期なので、厳し目に出るはずです。


右からMacBook Pro、iPhone 13 mini、iPad Air 4です。

 驚いたのがMacBook Proで、設計値に比べて90%を切っています。使用開始から3年2ヶ月になりますが、2024年初頭には99%だったはず。この1年でかなり劣化が進んでいます。今までとあまり使い方は変わっていないはずなのですが...?
 一方でiPhone 13 miniの方は優秀。3年ちょっとで94%弱なのでまだまだ大丈夫。「iPhone 17」シリーズが魅力的でない場合は見送ることもできそう。
 さて、喫緊の課題になりそうなのがiPad Air(第4世代)、購入から4年ちょっとで82%。バッテリー劣化の目安は80%と言われているので、そろそろ対応を考えねばなりません。機種変更も選択肢ですが、現状で機能的な不満はないので、バッテリーを交換して延命もありかも。これからは確認頻度を増やして、どうするか考える予定です。

2025.02.05

今度はDHCPサーバー!?

 夜、MacBook Proで作業をしていて、部屋を移動して続きをやろうとしたところ...あれ、ネットワークにつながらない。メニューバーのWi-Fiアイコンを見ると接続はできているようなのですが、IPアドレスがおかしなことになっている。どうやらDHCPサーバーからアドレスの割り当てが行われていないようです。その証拠に手動でIPアドレスを入力してやれば、通常通り接続できるようになりました。最初はMac側の問題かと思い、Wi-Fi接続設定を削除して再設定も試みましたが、やはり割り当てが行われません。そうこうしているうちに今度はiPhoneでも同じ事象が発生しました。どうやらリース更新のタイミングで続々アドレスが取得できなくなっているらしい。となれば明らかにDHCPサーバー側の問題です。
 我が家ではSynology製NAS「DS923+」で「DHCP Server」パッケージを動かし、デバイス名を対を成して運用していました。不正アクセスを発見しやすくできるよう、IPアドレスを各端末ごとに固定して使っていたのです。


今度はDHCPサーバーにトラブル? どうなってる?

 ともあれこのままでは自宅LANが機能しなくなるので、NAS上のサービスは停止し、ルーター内蔵のDHCPサーバーを有効化しました。ただ固定割当エントリが最大20台という制限があり、今までと同じことをするには数が不足。しかし動作の信頼性を考えればやむを得ないので、当面こちらで運用することにしました。対策は別途考えよう。
 でも、前日まで普通に動いていたのに、何がきっかけだったのだろう? 実は前夜にDSMの重要アップデート「7.2.2-72806 Update 3」の自動適用があったようなので、それが原因? そのリリースノートを見ても、変更点は直接絡むような内容ではないんだけどなあ...謎です。

2025.02.02

問題解消

 メインサーバー「DS923+」上で動作させている「Antivirus Essentials」のスマートスキャンが効かない問題ですが、再インストールにより解消したようです。
 でも、何がきっかけで暴走を始めたんだろう...?

2025.01.29

ウィルス検出暴走中!?

 我が家のメインサーバーであるSynology製「DS923+」の動作状況をモニターしていて、妙なことに気づきました。ディスクの読み書きが丸一日ずっと続いているのです。いつもと違う状況です。
 作動しているプロセスを確認すると、ウィルス検知パッケージ「Antivirus Essential」がリソースを消費していました。次にアプリケーションのログを見ると、定期的なスキャンを開始したものの、サーバー上の全ファイルを読み出しているらしい。一度確認したファイルはスキャン対象から外す「スマートスキャン」機能をONにしているので、本来ならあり得ない挙動です。先週末までは新規&更新ファイルだけスキャンしていたようなのですが...?
 過去の実績よりフルスキャンすると2〜3日ほどかかるのがわかっているので、このまま同じことが繰り返された場合、ずっとディスクアクセスが止まらないということになりかねません。Webサイトで似たようなトラブル事例を探すも当該なしで、役立つ情報はありませんでした。


これがどうにも挙動不審...何がきっかけでこうなった?

 仕方がないので一旦Antivirus Essentialをアンインストールし、サーバーを再起動後にインストールし直しました。現在初回フルスキャン中で、直ったかどうかは週末には判明する見込み。さてどうなりますやら...?

2025.01.29

何事もなし

 「iOS/iPadOS 18.3」「macOS 15.3」がリリースされました。手持ちのデバイス群に早速適用。今回は「計算機」の機能改善(というか機能復活?)とバグフィックスぐらいで、内容としては小粒な部類です。macOSはアップデートの際にESETでトラブルが出ないか心配だったのですが、幸い更新後も何事もなく動いています。よかった。


各デバイスとも、今のところ快調に動いています。

 さて、次回(4月?)は日本語環境でApple Intelligence機能が解放される大型アップデートになります。久しぶりに本格的な新機能になるので楽しみ。ただ現状のSiriの反応を考えると、過剰な期待は禁物ではあります(苦笑)。

2025.01.26

ようやく安定

 初期化再導入から1週間が経過しましたが、どうやら問題は解消したようです。この間に何度か再起動をしていますが、以前に見られた「ESET Cyber Security」のネットワーク機能拡張が読み込まれなくなってしまう不具合は再発していません。また「写真」アプリでライブラリ枚数がiPhoneやiPadと違う数値になってしまう事象も発生せず。


ようやく安定した環境が戻ってきました。

 さらに「Time Machine」の対象を絞ったことによる軽量化により、バックアップが1〜2分で終わるようになったので、動作が重くなる問題も解消。
 ということで、ようやく安定した快適な環境が戻ってきました。

2025.01.24-01.26

引越ダビングは3日がかり

 我が家にはテレビ録画できるデバイスが4台あります。内訳はテレビが1台にレコーダーが3台というところ。このうち2台のレコーダーは10年以上前の製品で、USBによる外部HDD接続に対応していません。テレビとあと1台のレコーダー「SONY BDZ-FBT2000」は導入年が比較的新しいので、HDDを交換することにより容量の拡大が可能です。
 さて、そろそろ両者のHDDが満杯になってきたのが悩み。妻がなかなか録画を整理してくれないので、残容量が減っていく一方です。このままでは録り逃しが発生しかねないので、抜本対策を行うことにしました。手元に使っていない4TB HDD(型式は古いのですが、なんと「WD Red」です)があったので、これを金属製の外付けHDDケースに入れて使うことにしました。これを使えば追加コストゼロで拡張できます。


手持ちのHDDとケースを使い、テレビ裏に設置しました。

 ただ、実際の作業は大変でした。まずは内蔵HDDに入っている450本の番組(2TB弱)を、新たに付けた外付けHDDにダビング(ムーブ)します。高速ダビングでも100本でだいたい6時間かかるので、これだけでほぼ1日半かかりました。しかしHDDは2台つなげないため、元々付けていた外付け1TB HDDに入っていた140本の番組を、一旦内蔵HDDに書き戻さねばなりません。そしてもう一度新しいHDDをつなぎ、書き戻した番組を再びそちらにムーブ。こちらは半日ちょっとで終了。


ストレージ間でダビングして新しい外付HDDに番組を集約しました。

 これにより、従来は内蔵2TB+外付1TBで残容量0.4TBだったものが、外付4TB化により残容量が3.5TBへ拡大しました。何より内蔵HDDが空っぽにできたのが大きい。これで当面は残容量不足の心配はなくなりましたが、本音を言えばキリがないので、妻には保存の必要があるものとないものをしっかり分けて欲しいところです。

2025.01.24-01.25

Synology「DS220+」が、まさかの復活!

 意外な結果になりました。処分する前にダメ元でもう一度起動を試したところ...なんと正常動作してきたのです。壊れたと思っていたSynology製NAS「DS220+」のことです。
 実はこの際に使ったHDDは、「DS216j」でDSMを導入していたもの。これを使ったところマイグレーションの選択肢が表示され、設定をリセットするオプションで作業を進めたところ、問題なく立ち上がりました。以前はHDDへのインストール中にエラーで止まっていたので、明らかに状況が変わっています。
 そこで「マイグレーションならいけるのか」と思い、バックアップサーバー「DS220j」に内蔵していたSEAGATE製HDDの「Ironwolf」4TBを「DS216j」に移動し、DSMを再インストール。それをさらにDS220+に移植してマイグレーションをかけ、最後にペアを組ませていたもう1台のIronwolfを装着しRAID 0を構築。無事にセットアップを完了させることができました。
 これなら利用ができそうなので、DS220jに変えての現役復帰を決断。メインサーバーで運用中の「DS923+」近くでLANにつなぎ、「Synology Drive ShareSync」を使って同期作業を開始。20時間かけてファイルの同期が無事に完了しました。


なぜか復活した「DS220+」、バックアップサーバーとして復帰。

 これによってDS220jが控えのポジションに入れることになったので、旧型のDS216jは用途が消滅したため、近いうちに処分することにしました。
 思えばインド駐在時代の2016年の4月と7月に購入したこの2台、ファイルサーバーや家内の映像配信に大活躍しました。ただ8年の間にOSの方が機能追加でだんだん重くなったこともあり、操作時のレスポンスが悪化。また、筐体が白いプラスチックケースであるが故に、その黄ばみが古さを感じさせます。やはり白い樹脂の製品を長く使うのはよろしくありませんね。それだけ「使いようがあった」ということでもあるのですが。


「DS216j」はさすがに非力なので、処分することにしました。

 次回から何かの機能を試す際はDS220jが使えるので、ストレスなくやれそうです。

2025.01.15

妻のもスリム化

 余勢をかって、妻のMacもバックアップの最適化作業を行いました。彼女の場合、これまでのバックアップ量は760GBほど。
 まずは「Time Machine」に負担をかける「使った形跡がなく、容量を食ってる」ファイルをNASに逃がします。さらにクラウドストレージ上のファイルは容量の開放を行い、ローカル側の実体ファイルは削除。「写真」はライブラリを作り直し、「ミュージック」もダウンロードされているものは削除します。ここまでやってローカルストレージの使用量は160→110GBに圧縮されました。
 この状態で私と同じく「アプリケーション」「ライブラリ」をバックアップ対象外に設定してTime Machineを走らせたところ、1時間ほどで作業は完了。


バックアップ量が二人分で250GBほど。これなら当分困りません。

 バックアップ容量は540GB→220GBになりました。バックアップがコンパクト化したことで、処理能力とネットワーク負荷の軽減が図れればWin-Winです。

2025.01.18-01.19

今度こそ

 「macOS Sequoia」導入以来、色々と不具合が続発する「MacBook Pro 14-inch (2021)」。一念発起して、初期化再導入を図ることにしました。これで再現してしまうようなら、もう自分にできることはありません。
 まず絶対に失ってはいけないデータをUSBメモリにバックアップし、「macOS復旧」を起動してディスクユーティリティからストレージをフォーマット。復旧アシスタントに戻ってmacOSをインストールします。今回も一つ前のバージョン「Sonoma」が導入されたため、起動後に「Sequoia」にアップデート。「App Store」から購入済みアプリをダウンロードしたところで、設定をカスタマイズする前に「ESET Cyber Security」をインストール。その後Adobeのアプリ群や小機能アプリを導入し、最後にメールをインポートしてアカウント設定を済ませれば一次作業は完了です。あとは「iCloud」から書類や写真が落ちてくるのを待つだけ。その次は初回バックアップですが、この段階ではまだ「Spotlight」や「写真」のインデックス作成が終わっていないので、電源につないで一晩放置しておきました。
 翌日、「アクティビティモニタ」でプロセスを確認するとインデックス作成が終っているように見えたため、ここでTime Machineを走らせました。この際、「アプリケーション」「ライブラリ」をバックアップ対象外に設定。どうせ不具合発生時は初期化再導入する羽目になるので、OSやアプリをわざわざ旧バージョンに戻す必要もないためです。その結果、今まで260GBほどあった初期バックアップの容量が30GBまでに激減。プロセスの作業負荷が減る方向なので、全体的なレスポンスの向上が期待できるはずです。


さて、まっさらからの環境再構築、どうなるか...?

 これで快適な環境が戻ってくればいいのですが。

2025.01.15

Gemini Lakeはそろそろ限界、なのだが

 自宅で使っているECS製のミニPC「LIVA Z2」は、2019年に購入したもので、既に5年半が経過しています。CPUがGemini Lake世代のため、Windows 11の利用要件をぎりぎり満たしており、実際に導入しています。ただしCPUは4コアでベースクロック1.1GHz、ストレージもSATA接続のSSDという代物なので、Windowsの動作がかなり重い。一方、最近はAMD Ryzen中位モデル搭載のミニPCが5万円前後でよく出ているので、本来なら買い替えたいところなのですが...。


導入から5年半、さすがに非力感が増してます。

 ただ、このマシンは実はBD/DVDメディアの読み書きや、ファイル交換や不可視属性ファイルの掃除、メディアのexFATフォーマットぐらいにしか使っていないのが現実。それらの作業にマシンパワーが要るかと言えばそうでもなく、作業時間さえ厭わなければ我慢はできます。そこにそれなりの費用を使うのはやっぱり憚られるので、更新に踏ん切りがつきません。最近は貧乏性がすっかり身についてしまいました。

2025.01.07

「iOS/iPadOS 18.2.1」リリース、Macは...?

 噂されていた「iOS/iPadOS 18.2.1」がリリースされました。「重要なバグフィックス」とのことですが、リリースノートにも具体的な言及はなく、何の問題が解消されたかは謎です。「すべての人に推奨」扱いなので、早速適用はしておきましたが。
 一方、私が不具合解消を待ち望むmacOSの方には動きなし。そこでWeb上で似たような事象を探しているのですが、一向に見つかりません。ひょっとして今起きている問題、私だけ???

2025.01.05

やっぱり消える

 MacBook Proにおける「写真」アプリのライブラリ枚数不一致問題ですが、再発しました。スマートアルバムで全画像をカウントして表示した枚数に対し、ライブラリで表示される枚数が1〜4枚少なくなってしまいます。iCloudを介したiPhoneやiPadでは前者の枚数で表示されているので、やはりMac上のアプリの問題としか思えないのですが...?
 ライブラリを「修復」しても状況が変わらないので、もう諦めるしかなさそう。なんとも気持ちが悪いけど...。