2022.12.30

今年来たモノ、去ったモノ

 今年は昨年の反動もあって、新たに買ったものは比較的少ないです。

【Apple iPhone 13 mini】
 おそらく2022年モデルでは「mini」が廃止されるだろうという予測と、iOS 15.4でマスクをつけた状態でロック解除ができるようになるとの情報から、少々早いですが乗り換えました。軽くかつ小さくなった上、モバイルPASMO利用時の信頼性も向上したので良かった。ただ、老眼が一層進んだせいでメガネがないと全く文字が読めなくなってしまったのは計算外でした。

【Apple iPad Air(第5世代)】
 妻の誕生日プレゼントで購入。彼女が使っていたiPad(第6世代)の置き換えです。画面サイズが大きくなり、Apple Pencil(第2世代)の充電が使いやすくなって満足したようです。これによって携帯電話以外のデバイスのeSIM移行が完了し、通信費用も下がりました。

【Synology DiskStation DS220+】
 引越を機にファイルサーバーの性能アップを図ろうと新規導入。「IronWolf」6TB HDDを2台導入し、狙い通りのパフォーマンスを発揮はしたのですが...仕様上空冷ファンが止められず、リビングに置くと振動・騒音が気になるようになりました。そこで運用を変更し、バックアップサーバーに転用することに。正直、失敗した感があります。

【Apple HomePod mini】
 妻にクリスマスプレゼントで購入。iPad下取りで得たギフトカードを使って導入費用を抑え、Apple Musicも6ヶ月無料を活用して楽しんでいます。音の良さを考えるとコストパフォーマンスのいい買い物だったと思います。選曲を「任せる」ことができるのが楽で面白い。新しい楽しみ方を教えてもらいました。

 去ったものは...

【Synology DiskStation DS115j/DS216play】
 インド駐在時代に購入したNASのうち2種類を処分しました。1ベイのDS115jは搭載メモリが少ないことからパフォーマンスが低く使い道がなくなったため処分。2ベイのDS216playはサインインにまつわるトラブルが解消できなかったため廃棄しました。

【Apple AirMac Time Capsule】
 インド駐在の際に購入したApple純正のHDD内蔵の無線LANアクセスポイントです。HDDを交換して容量アップを図ろうとしましたが、内部ケーブルの断線により断念。廃棄しました。

2022.12.30

世代交代

 実家では有線接続を行うテレビやケーブルテレビSTBのインターネット接続のため、無線LAN子機を設置しています。これまではNEC製の「Aterm WG1800HP」を使っていました。
 この機器は「Wi-Fi 5」が出始めのころの製品で、搭載アンテナは3本。自宅の機器の組み替えで半世代進んだ「WG2200HP」が捻出できたことから、こちらに入れ替えることにしました。こちらはアンテナ4本なので、リンク速度が1段早くなりますし、上手くいけば省電力化が進んでいるかもしれません。


2台を少し新しい機器に入れ替えました。リンク速度も向上。

 ただ、親機の暗号化設定を「WPA3/WPA2」にした場合、上手く接続できないことが判明。やむなく「WPA2」だけで使うことにしました。もうよほどのことがないとファームウェア更新もないでしょうから、ここはもうこのまま行くしかないかな。

2022.12.29

ぶつけちゃった...

 愛用のMacBook Proを持ち運び用のクッション付きスリーブから取り出したところ、下面後方の排気口付近のパネルが凹んでいるのを発見。どうやらどこかの角にぶつけてしまったようです。


うわ、凹んでる! どうやらぶつけちゃったみたい...。
(画像に触れると表示が変化します)

 よく見るとこの部分はアルミが非常に薄く、負荷が集中すると簡単に変形してしまいます。性能にはもちろん影響のない範疇ですが、まだ買って1年なので心もちょっと凹みました...。

2022.12.26

ネットワーク管理者の視点から見ると...

 我が家に新しい機器が追加になりました。「Music」のところにも書いたApple製のスマートスピーカー「HomePod mini」です。
 このスピーカーはWi-Fi接続専用なので、使うには自宅のWi-Fi網に組み入れる必要があります。手持ちの「iPhone」を近づけるだけでHomePod miniに情報が転送され、設定が自動的に行われるために入力作業は一切必要ありません。この点はすばらしい。
 ただ裏を返すとこの仕様は「Wi-Fiの接続先を選べない」という問題になります。iPhoneはスピード重視で5GHz帯のSSID(ただしWi-Fi 4での接続らしい)に接続しているので、自動的にHomePod miniもそちらにぶら下がります。我が家では古い機器用&負荷分散の観点から2.4GHz帯も運用しており、スピーカーはそちらにつなぎたいのですが、これが明示的にできないのです。ただ、2.4HGz帯に接続している別のiPhoneからもApple Musicの再生情報が表示されているので、全くできないというわけでもなさそう。ちょっと不思議な挙動です。


こちらが新しい機器「HomePod mini」、2台でステレオペアです。

 家族二人だけで複数機器の高負荷同時利用する機会はそうそうなさそうで、パフォーマンス上の問題が出ることはまずないと思いますが、ネットワーク管理者の視点から見ると「なんだかなあ」という仕様ではあります。

2022.12.18

Wi-Fi接続経路の見直し

 週末の夜、妻がZoomで会議したいというので、彼女に暖かいリビングを使ってもらい、私は寝室でNASに保存してある動画を見ることにしました。寝室には無線LANの子機を設置しており、そこから有線LANでメディアプレーヤーをつないでいるため、テレビでの動画視聴が可能なのです。
 ところが、1時間半の間に数回ですが動画の遅延が発生しました。あれ、以前はこんなことはなかったんだがなあ。翌日、ボトルネックであるはずの無線LANで、リンク速度がどれぐらいかを調べてみたところ、300Mbpsぐらいは出てました。ただ、数値が不安定な傾向があり、150Mbps程度まで下がることも。DVD-Videoのビットレートは最大10Mbpsぐらいなので不足はないはずですが、実効速度を考えると余裕がないのかも...?


寝室のメディアプレーヤーは2.4GHz帯を使って親機と直接通信していました。

 寝室の子機は親機から最も遠く遮蔽物も多いので、2.4GHz帯を利用していました。ところが試しに5GHz帯を選んでみると、意外にリンク速度が高く維持できることが判明。さらに書斎のアクセスポイントを中継機にし、そこから5GHz帯で接続させたところ、1300Mbpsでリンクが確立。書斎とリビングの親機とは1733Mbpsで接続できているので、複数端末の同時アクセスがあっても帯域は充分に確保できそうです。


書斎を中継機運用に変えて5GHz帯を利用することで、寝室へのデータ転送が高速かつ安定的に。

 これで寝室でも安心して動画を楽しめます。

2022.12.14

「macOS 13.1」「iOS/iPadOS 16.2」リリース

 標題アップデートが公開されました。早速「iPhone 13 mini」「iPhone 11」「iPad Air(第4世代)」「MacBook Pro 14インチ」に順番にインストール。完全な光回線に変わったおかげで、1機種当たり6〜7GBあるispwファイルのダウンロードもサクサク進みました。
 アップデート後、各端末に「フリーボード」なるアプリが出現。これは何ぞや?

2022.12.12

デバイスの充電をスマートに!

 iPhoneやiPadはリビングに置いて充電することが多いのですが、そこで悩みがありました。ケーブルの種類がまちまちなので様々な充電器を置いておかなければならず、ケーブルも長すぎて遊びが多く、使い勝手が悪いだけでなく見た目もよろしくありません。できればデバイスの置き方も悩まないようにしたいと思っていました。
 そこで充電スタンドを購入しました。竹製で箱形状になっており、上にはスマートフォンやタブレットを並べられます。その下の箱の中に充電器を配置すれば、使う分だけのケーブルを引き出せば見た目も良くなります。これはいいや。


ケーブルが目立たなくなり、ずいぶんスッキリしました。

 ただ、箱内部は結構狭いので、大きな充電器だと収まりません。そこでAnker製の薄型充電器「Anker PowerPort Atom III 65W Slim」を新たに購入しました。USB Type-Cが2ポート、Type-Aが2ポートあるので、USB-C/Lightning/マイクロB/専用ケーブルをつないでおけば、ポート差し替えなしで手持ちの全デバイス(iPhone、iPad、Fireタブレット、ワイヤレスヘッドフォン、活動量計)に対応できます。また、急速充電にも対応しているので、メイン端末のiPhone 13/iPad Airも速いペースで充電できるのがありがたい。


USB-CとUSB-Aが各2ポートあるので、現状では汎用性が高い。

 悩みは解消しました。

2022.12.11

リビングの騒音を抜本対策

 引越してから1ヶ月が経過しました。ところが最近、リビングで出ている騒音が気になるようになりました。音量は低いながらも「グォングォン」といううなり音が聞こえているのです。
 まず原因は新たに導入したNAS「Synology DS220+」ではないかと見ました。これはHDDハイバネーション時でもファンが停止しないので、ずっと風切音がしているのと、どうやらHDDの振動が響いているのだと推定。そこでメインサーバーを従来からある「DS220j」に交換し、使っていない時には可動部が完全に停止できるように構成を見直しました。
 ファイルをNAS間でコピーし、新構成で運用を開始したところ、「DS220j」でもうなり音が止みませんでした。よくよく聞いてみると、どうやらHDDが発する振動がAVラックに伝わり、共振でひどくなって聞こえているようです。そこで手持ちのフローリング用のフロアマットをNAS群の下に敷いてみたところ、うなり音は大幅に下がりました。これならハイバネーションに入ってHDDが停止すれば無音になるはずです。そうか、HDDの方が問題だったか。


NASの下にマットを敷いてみたところ、かなり静かになりました。

 一方、性能が最も高い「DS220+」は設置場所を書斎に変更。メインのファイルサーバーの内容を定期的にバックアップする運用に変えました。夜中だけ自動起動させ、サーバーの内容を同期してオフさせることで、電気代の抑制を図ります。ただ、この設置場所だとアクセスに無線LANを介してしまう(しかも、1世代古いWi-Fi 5のアクセスポイント経由)ので、NAS自体の転送速度の速さが活かせないのがネックです。


「DS220+」は書斎の机下に配置。自動電源ON/OFFで使います。

 うーん、ちょっと勿体無い使い方になってしまいましたが、リビングが騒々しいのはちょっと我慢できません。しばらくこれで使ってみます。

2022.12.04

「Windows 11 22H2」に入替

 これまでミニPC「LIVA Z2」には操作の軽さを重視して「Windows 10」を入れていました。しかしラジオの録音ができなくなったため、常時起動しておく必要が消滅。こうなると「必要な時だけ使う」ということになるので、最新版を入れておくのが何かと都合が良い。ちょうど256GBのSATA SSDが空いたので、これに換装するついでに「Windows 11 22H2」を導入しました。「LIVA Z2」は「Gemini Lake」、つまり第8世代のCPU搭載なので、非力ながらもWindows 11の導入条件を満たしているのです。


最新版に入れ直しました。まあ、出番はほとんどないと思いますが...。

 まあ、今後出番はほとんどないとは思いますが...。

2022.12.02

意外に時間がかかる...

 出勤前に思い出して「iPhone 13 mini」に「iOS 16.1.2」アップデートをかけました。ところが、これがなかなか終わらない。10分もあれば...と思っていたら20分弱かかり、家を出るのに間に合わないのではないかと焦りました。容量も小さいセキュリティアップデートですが、時間に余裕をもって行わないといけませんね。


家を出るギリギリまで更新がかかり、焦りました...。

2022.11.26

まともなビューワーはないのか?

 これまで、PDFビューワーにはAdobe純正の「Acrobat Reader」を使い続けてきました。しかし最近はどうにも使い勝手が悪い。単に書類を早く見たいだけなのに、切り替え効果やら何やで操作レスポンスが劣悪。しかも変な編集メニューを出そうとするので、 ますます使い勝手が悪い。バージョン4.0の頃は軽くて重宝したんですが、マシン性能が格段に上がったのに、どんどん使い勝手が落ちていく悪い見本みたいになっています。


もう我慢できん...PDFビューワーを変えます!

 ひとまずmacOS純正の「プレビュー」にスイッチすることにしました。操作性、レスポンスとも決して良いとは言えませんが、それでもまだマシです。とはいえもっといい選択肢はないものか...。

2022.11.26

壮観! 全機器ぶら下がり

 自宅LANの再構成が終了。今回はサーバーラックと電話の口が近いので、ルーターに全機器をぶら下げるシンプルな構成にしています。もちろん高速性が要求される機器はルーターに近いところに、低速でいいものはハブに吊るす配慮は行っています。その結果...。


総勢28台がぶら下がりました! WX3600HPは有線機器も表示されます。

 総勢28台の接続機器が表示されました。2階のテレビ・レコーダー・メディアプレーヤーは有線LANしかないのでアクセスポイント経由になっており、実際にはIPアドレスを持つ機器はあと3台あることになります。ちなみに使っているルーターのWi-Fi接続台数は最大36台とされており、それに対して対象機器は17台なのでまだ余裕あり。
 起動しているかが一目でわかるので、便利です。

2022.11.20

だいぶ混んでる、が...

 自宅周辺のWi-Fi無線チャンネル利用状況を確認してみました。
 特に5GHz帯の利用がかなりあります。前のマンションではあまり見当たらず、比較的チャンネルの選び方に自由度があったのですが、今度はそうはいかなさそうです。


どの5GHz帯域も使われていますが、電波の特性上、強度はそれほど高くないようです。

 ただ5GHz帯という電波の特性上、他のアクセスポイントの電波強度は低い。これならさほど干渉を気にする必要はなさそう。実際、2階の作業部屋でMacBook Proを使っていてもフルスピードでリンクできているので、問題ないでしょう。一安心です。

2022.11.19

書斎環境整備

 引越により部屋数が増加したおかげで、リモートワークにも使える作業部屋ができました。そこで作業しやすいように環境を整えることに。要求は「机の上を広く使いたい」と「モニター配置の自由度を上げたい」ということ。これを解決するため、ディスプレイアーム導入を決めました。
 製品は定評のあるergotron社の「LX」というクラスを選びました。34インチサイズまでは対応できるようです。


引越しを機に書斎環境の整備をすることに。秘密兵器はこれ。
(画像に触れると表示が変化します)

 机の隅にクランプで台座を設置。そこからアームを伸ばした先にVESAマウントでディスプレイを取り付ける形です。ピボット回転にも対応しているのでディスプレイを縦にして使えます。アームの動きも滑らか。私的には下の写真のような上下配置が一番使いやすいかな。妻もZoomを使うのに便利なはずです。


これでモニター配置の自由度が上がり、机の上が広く使えます。
(画像に触れると表示が変化します)

 机の横が空いたので、ここに書類を置いたり、またLenovoのWQHDディスプレイを縦に置いて3画面で使うのも面白そうです。フォーメーションを色々と試してみよう。

2022.11.12

メインサーバーに「DS220+」導入

 引越を機に自宅サーバーの構成を見直し、シンプルなシステムを目指すことにしました。その核となるのがSynology社製NAS「DS220+」です。これまでエントリー~ローミドルクラスの製品を使ってきましたが、この手の製品は時間経過で性能の陳腐化が激しいため、今回ミドルクラスの製品を初めて選びました。これに組み合わせるHDDはSeagate社製のNAS向けHDDである「IronWolf」シリーズ。本当は大容量のものにしたかったのですが、容量の大きいものはディスク回転数が7,200r/minで振動・騒音が大きくなるため、5,400r/minの上限である6TB品を使うことにしました。記録方式は信頼性重視でもちろんCMRです。


今回調達した物品。HDD容量は6TB×2でこれまでと同じです。

 この製品、さすがに業務向けにも対応できるだけあって、色々なところでクラスの違いを認識できます。CPUはデュアルコアのIntel Celeron 2GHzを採用。メモリは標準でDDR4を2GB搭載していますが、最大6GBまで拡張可能。HDDはトレイ式で組付時にドライバー要らず。LANも1000BASE-T対応ながら2ポートあり、ポートを束ねて複数機器同時アクセス時の速度低下を軽減するリンクアグリゲーションにも対応しています。実用的かどうかは疑問もありますが、仮想化機能にも対応するなど、できることが非常に多い。これは楽しみです。
 実際に使ってみて驚いたのは転送スピードの速さ。これまでのメイン機「DS220j」ではファイルサイズの大きいものでも70MB/sぐらいが限界でしたが、楽々110MB/s程度まで出ます。おかげでLAN経由で行ったサーバー引越時の大量コピーもかなり速く終了しました。その一方で騒音はやや大きいかな。フレームにHDDが直付けされていないせいか、HDDのアクセス音がやや響いている印象です。ハイバネーションなどを上手く使って消費電力や普段の騒音を抑えたいところです。


運用開始しました。動作中の音が「j」シリーズよりやや大きいようです。

 これをメインのファイルサーバーにし、「DS220j」をバックアップ+映像ストレージにして運用することにしました。

2022.11.11

3倍以上のスピードアップ

 転居によりインターネットの接続環境が大きく変わりました。これまではNTT東日本「フレッツ光ネクスト」のマンションタイプで、建物までは光回線だったものの、部屋への引き込みはメタルケーブルのvDSLという方式でした。このため、V6オプションを使っても下り60Mbps、上り20Mbps弱が限界でした。
 今回は戸建てで、しかも部屋まで光回線がきている物件だったため、終端装置の交換だけで行けるはず。引越前にNTTと話をして回線工事日前に新しい機器を送ってもらい、荷物の搬入直後から接続作業を行いました。来たのは「RX-600KI」という機種で、壁コンセントと機器+コネクター間を光ファイバーケーブルでつなぎ、電話を電話線で接続してから電源ケーブルをつなげればOK。ルーターはNECの「WX3600HP」をつないだところ、「回線自動判別」機能であっさりV6オプションモードでインターネット接続が開通しました。電話の方も無事に使えてます。


新しい終端装置、前のものよりスタイリッシュになりました。

 気になるスピードはスピードテストサイトにもよりますが、下り200~450Mbps、上り100〜250Mbpsぐらいの表示になっています。実質的には3倍以上のスピードアップ。重いサイトへの接続や大ファイルのダウンロードがかなり快適になりました。

2022.11.05

DS216play、DS115jを廃止

 近日中に大きな環境変化が予定されているため、家内にある装備の見直しを行っています。その一環でSynology製のNAS「DS216play」と「DS115j」2台を処分しました。
 DS216playの方はサインインできないトラブルが解消できないためと、DS115jはメモリの少なさと電源コントロールが貧弱。6〜7年前のモデルでもあり、今後出番がないと判断しました。


この2種3台を処分しました。近日中に新サーバーを立てる予定。

 環境が変わった後に、改めて後継サーバーを立てる予定です。

2022.10.26

「macOS Ventura」導入

 予告通り、前日にmacOSの最新版「macOS Ventura」がリリースされました。バージョンナンバーは13.0です。翌日の朝、出勤前にアップグレードをかけました。ダウンロードも含めて更新作業に45分ほどかかりました。


ソフトウェア・アップデートに現れました。

 ここ数年はiPhone/iPadとの連携強化が大きな改善点ですが、今年もその流れが続いています。例えばiPhoneを外部カメラとして利用できるようになるなど、複数デバイスを使う場合の利点を押し出しているようです。また「システム設定」アプリはデザインや操作性がiPadOSに近くなり、デバイス間の統一性がさらに高まった印象。


一番大きいのは「システム設定」アプリ?

 あとは安定性が高ければ良いのですが、今バージョンではどうでしょうか。

2022.10.19

ひっそり?リリース「Windows 10 22H2」

 「Windows 10」の最新版「22H2」が一般向けに公開されました。私の環境ではミニPCの「LIVA Z2」がWindows 11に移行していないので、こちらが対象になります。もう最新製品ではないので機能追加などはありませんが、セキュリティ観点で考えると常に最新版にはしておくべきでしょうね。「Windows Update」を試してみたところ、「22H2への更新プログラム」が表示されたので、そのまま適用しました。通常の累積更新プログラムと変わらないほどのスピードで作業は終了。システムの詳細を表示させると「22H2」と表示されました。


LIVA Z2のWindows Updateに22H2への更新プログラムが現れました。

 製品サポート終了まではあと3年です。

2022.10.19

秋の新製品発表

 Appleから秋の新製品がプレスリリースで発表されました。
 「iPad(第10世代)」は大幅モデルチェンジ。「iPad Air」に近いボディとなり、ついにホームボタンが廃止。認証は電源ボタン内蔵TouchIDになり、外部端子はUSB-Cに移行。ただ、Apple Pencil対応は第1世代のみ対応となり、その充電はUSB-C→Lightningアダプタを噛ますという謎仕様になっています。移行期ならではですが、いささかスマートさには欠けますかね。なお、価格が大幅に上がったことから、廉価モデルとして第9世代も併売するそうです。
 「iPad Pro 12.9/11インチモデル」はプロセッサーを「M2」に更新したマイナーチェンジのようです。注目された11インチのディスプレイもミニLED化は行われず。
 最後は「Apple TV 4K」。こちらもプロセッサーの更新ですが、発熱の減少により冷却機能が大幅に簡略化され、軽量化&価格の据え置きが図られたようです。
 なお、更新版となる「iPadOS 16.1」「macOS Ventura」は25日に公開とのこと。こちらは使えるようになるのが楽しみです。

2022.10.15

サインインできない病、続く...

 「DSM 7.1」になってから、サインインできなくなる状態が頻繁に起きているのがSynology製NAS「DS216play」です。以前「Secure SignIn」を使えば回避できると書いたのですが、それも時間が経てばできなくなることが判明。操作不能になる度にレベル2リセットし、DSMを再インストールして復旧させることが必要になっています。SMB接続は問題ないのですが...?


「DS216j」「DS220j」では問題ないのに、何がダメなのか?

 そこで、何か設定が違っているところはないか、他のNASと比較しながらセッティングを比べてみているのですが、どこに差があるのか全くわからず。うーん、どうしたものやら...。

2022.10.14

ラジオ録音、終了

 ミニWindowsマシン「LIVA Z2」で行ってきたradiko.jpの 定期録音ですが、それに使っていたフリーウェアの「radikool」で「radikoプレミアム」にログインできなくなっているのが判明。再起動したりしてみましたが「ログインに失敗しました」というメッセージが出ます。
 radikoは時々仕様が変わることを繰り返してきたため驚くことはありませんが、このフリーウェアは開発終了がアナウンスされているため、状況の改善は期待できません。そこで妻に断った上で機能を終了させることにしました。長らく愛用してきたため残念です。


ミニWindowsマシンの用途がひとつ失われました...。

 なお、「LIVA Z2」は別の用途に転用を検討します。

2022.10.11

「iOS 16.0.3」リリース

 「iOS 16.0.3」がリリースされました。主に「iPhone 14」に対するバグフィックスのようですが、セキュリティアップデートが含まれているようなので、すぐに適用しました。

2022.09.24

「iOS 16」を入れてみた

 iPhone用の最新OS「iOS 16」は、最初のバグフィックス版「16.0.2」が週末に登場。これを機に自分の端末にインストールしてみました。まずはサブ端末の「iPhone 11」に入れ、操作感を確認した後でメイン端末の「iPhone 13 mini」に適用。
 このバージョンの最大の特徴はロック画面がカスタマイズできること。時計のフォントを変えられる他、ウィジェットを配置することも可能になっています。ただ、配置までは自由にできないようなので、壁紙の位置を調整することで対処。違和感なく収められました。


ロック画面がカスタマイズできるのが最大の特徴です。

 私はウィジェットに「バッテリー」「天気」をセット。ロック画面でバッテリーのパーセント表示が見られるようになったので、残量状態が確認しやすくなりました。
 ただ、半月後には「16.1」の登場が予定されているようです。

2022.09.18

DSM 7.1.1へ更新

 Synology社のNAS用OS「DiskStation Manager」の最新版「DSM 7.1.1」がリリースされているのに気づきました。先日RC版が出ていたので近日中には出るだろうと思っていたので、メーカーのWebサイトでチェックして発見。利用中の「DS118」「DS220j」「DS216play」「DS216j」に対するアップデータを落として更新作業を行いました。

2022.09.13

「iOS 16」リリースされるも...

 予告通り「iOS 16」の配信が始まりました。ただ、アプリの更新ができないなど、さっそく不具合発生の報告も出ているようです。
 一方で「iOS/iPadOS 15.7」「macOS 12.6」など、従来版のアップデート配信が同時に始まりました。ベータテストなしでいきなりRC版から始まったセキュリティ対策のリリースなので、緊急性が高いと思われることから早く適用しておく方が良さそう。
 例年だと1週間ほどの間に不具合修正のアップデート(iPadOSが16.1から登場するとなると、iOS 16.0.1?)がリリースされるので、安定性を重視するならばそこまでは適用を待つのがいいかな。私はもうしばらく「15.7」のまま使う予定です。

2022.09.09

ついに正体判明! 犯人は...?

 我が家では、NEC製Wi-Fiアクセスポイントの機能「見えて安心ネット」を利用していて、端末にログインすればどの端末がどの周波数帯でWi-Fi接続中なのかが分かります。さらに通信の優先度を「高」「中」「低」で指定でき、デバイスの用途に応じて大雑把ながらも帯域を割り振ることも可能で、重宝しています。
 そんな中、一つ気になる事がありました。身に覚えのない端末が接続した履歴が残っていたのです。しかも定期的にアクセスしてきているらしい。一度はDHCPサーバーがIPアドレスを割り当てたこともありました。もし外部の端末だったら不正アクセスですから由々しき問題です。この「見えて安心ネット」はMACアドレスを基に端末を判定しているようなので、残っていた接続記録から当該端末の通信チップベンダーを調べてみましたが「該当なし」。となるとMACアドレスを偽装している?

 さて、話は変わって先週のこと。自分のサブ端末「iPhone 11」の設定を見ていたところ、5GHz帯の「aterm-******-a」が過去に実績のある接続先になっていることに気づきました。この端末はAirPlay音楽再生やGPSログ取得、活動量計とのリンクに使っていて高速通信は必要ないため、2.4GHz帯の「aterm-******-g」に接続して使っているのですが...? さらにその設定を開くと「自動接続」と「プライベートアドレス」がONになっており、その下に問題のMACアドレスが表示されていました。これだったのか! つまり、何かの拍子に5GHz帯で接続してしまい、その履歴が残ったということ。それが拒否されると今度は2.4GHz帯で接続し、本来の設定通りに使えていたという結果です。
 ということで不正アクセスではなく、犯人は自分だったというオチでした。

2022.09.08

iPhone 14シリーズ・新Apple Watch、登場

 例年通りAppleのスペシャルイベントが開催され、新製品群が発表されました。
 「iPhone 14」はサイズ違いで2種がラインアップ。前2代で用意された5.4インチの「mini」が廃止され、代わって6.7インチの「Plus」が登場。CPUは「iPhone 13 Pro」に搭載されていたGPU5コアの「A15」が搭載されました。バッテリー駆動時間はさらに延長されているようです。全体としては「iPhone 13」のマイナーチェンジモデルの印象が強いです。
 「iPhone 14 Pro/Pro Max」はフォームファクターは前代と同じですが、CPUは新しい「A16」を搭載してメインカメラが4,800万画素にグレードアップ。また、ノッチが廃止されて「Dynamic Island」という埋め込みカメラ周りの表示をコントロールするものに変わりました。これはカメラの存在を意識させない面白いアイデアです。また、さらにバッテリー持ちを延ばしつつ常時点灯ディスプレイとなりました。
 ただ、円高の影響もあると思いますが、最も安価な「iPhone 14/128GB」でも11万円越え。できることを考えると「割高」とまでは言えませんが、家庭向けのノートパソコンより高くなりました。これを維持し続けるってのは、なかなかに厳しいものがあります。2~3年で新型に更新していくならば1年で3~5万円貯めねばなりませんから...。
 なお、「iOS 16」は13日に従来機種向けにリリースされるようです。

2022.09.04

再起動後、サインインできない?

 我が家の映像配信サーバーはSynology製のNAS「DS216play」です。ところが最近、この挙動がちょっとおかしい。再起動すると、Webブラウザからサインインできなくなるのです。パスワードを入力しようとすると「証明書が期限切れでパスワードがプレーンテキストとして送信された」というメッセージが表示され、DSMの操作画面まで行けません。復旧させるには管理者パスワードのリセットが必要になります。面白いことに「DS220j」「DS216j」でも同じ設定にしてありますが、この事象は発生しません。一体どういうことなのか?


なぜか再起動するとサインインできなくなってしまう...?

 ただ、QuickConnectを使って「Secure Signin」を用いればサインイン可能なようです。ひとまずこちらの方法で回避できるようなので、しばらくこのまま運用する予定。

2022.09.03

ようやく復活

 9月になってようやく通信会社の高速通信データ量が復活。今月分として12GB発生したので、妻と半分ずつ分けあって使うことにしました。
 それにしても、さすがに10日間の300kbps通信はつらかった。特に画像を送ってくるようなコンテンツはレスポンスが激しく悪かったですからね。ただ、この後に余裕を持たせるためにも、今月一杯は少しセーブ気味に使います。


ようやく復活。妻と6GBずつ分けあって使います。

2022.08.21

2ヶ月分の通信容量が4日で消え失せた!?

 夏休み、別行動をしている妻から2日ほど連絡が途切れたので、何事かあったのではと思い、彼女の持つ端末の通信状況を自分のiPhoneで確認しようと専用アプリを起動しました。ところが、開いたところで驚くべき表示。なんとデータ残量が「0GB」となっていたのです。そんな馬鹿な!?


ええっ! データを使い切ってる!? まだ20GB超はあったはずだが...?

 自分の契約では7〜8月分のデータ量はトータル26GBで、夏休みに入る前の段階でまだ24GB近くは残っていたはず。また、自分はここ数日Wi-Fi環境下でしかiPhoneやiPadを使っておらず、「何かの間違いでは...?」と思った次第。ともかく、通信会社のWebサイトにログインし、対象の各端末で最近どれだけデータ通信があったかを調べることにしました。
 その結果、妻のiPad Airで使っている回線から膨大な通信量が生じているのを発見。夏休み帰省した13日から立て続けに2.2、0.9、12.4、7.2GBの利用があったことを確認しました。一体何をやったらこんな無茶苦茶な利用量が発生するんだ!?


妻のiPadで、8/13より2.2、0.9、12.4、7.2、2.4GBの通信量が発生していました。

 さらに、高速通信の容量を使い切ってからもまだ2.4GBの通信量が発生しており、この結果私と母のiPhone/iPadも300kbpsの帯域制限をかけられていることが判明。つまり全ての端末でかなり遅い通信しかできない状態ということで、これは通常の1/10〜1/20というレベル。さらに問題なのはこれが8月末まで続き、あと10日はこの状況を強いられるわけです。...なんてことだ。
 この通信会社では回線グループを作って容量をシェアする機能があり、対策として今後はそれぞれが使う回線を別のグループに分けることにしました。これによって来月からは利用量の管理がグループ(≒人)ごとになり、各自が使える容量はそれぞれ制限されますが、一人の使い過ぎによる他者への巻き添えは回避できます。うーん、もっと早く気づけばよかった。迂闊でした。
 自宅に戻って妻に聞き取りをしたところ、Wi-FiのないところでInstagramの動画を編集しまくった(それだけでここまで通信量が行くかは、正直なところ疑問だが...)とのことでした。他者に悪用されたわけではないようなので、その点だけは安心しました。

2022.08.19

今度はSMS

 朝と夕方にSMSが来ました。発信元は070や090から始まる番号で、表示された内容は「NTTだが料金のことで確認したいので...」というもの。ただ、発信先の番号は迷惑電話番号のリストには登録はありませんでしたが、まっとうな会社がSMSでこんな連絡をしてくるはずがありません。しかも「確認したい」のは先方なのに、相手の都合を考えず「本日中に」など要求するわけがない。


後で並べてみたところ、連絡先(しかもIP電話!)が同じなので同一犯の仕業ですね。

 稚拙な罠であるのが明らかなので、もちろん速攻で削除。ただし立て続けに着信したので、ちょっと驚きました。どれだけ蔓延してるんですかね、こういう通信...。

2022.08.18

ガラケーはなくなるが...

 父の携帯電話を機種変更したいということで、近くのキャリアショップに行くという両親に同道してきました。実は私の父、電器モノはさっぱりダメで、3Gガラケーを使い続けてきました。しかし3Gサービスがまもなく終わるので、移行せざるを得なくなっているわけです。
 最終的に選んだのは富士通製「らくらくスマートフォン」。残念ながら好みのカラーがなく取り寄せになったので、この日は契約はできず。後日の入荷を待つことになりました。
 これで家族全員がスマホに移行しますが...実は他の人はみんなiPhone持ちなので、操作に関しては誰も教えることができません。そういう意味ではまた新たな難民が出現したことに...?

2022.08.16

Windows Updateトラブル

 実家の「VAIO S13」のWindows Updateでトラブルが発生しています。問題になっているプログラムは「KB5012170」で、「0x800f0922」エラーが発生。再起動後に適用しようとして失敗し、ロールバックされて適用できない状態です。


UEFI周りの修正なので、メーカー製PCだと対処不能。

 解説によれば、このプログラムは「Secure Boot」の脆弱性を修正するもの。すでに各所でエラーが発生する事象の情報が出ており、Microsoftも問題の存在を認識したようです。無理に対処すると状況が悪化する危険もあるので、ひとまずMicrosoftかVAIOから案内があるまで、本修正プログラムの適用は控えるべきでしょう。


Microsoftからも不具合が出ている旨、情報が出ていました。

2022.08.15

フィッシングメール再び

 母から「覚えのないメールが来ている」と打ち上げがありました。パソコンで確認してみると、なるほど「イオン銀行」「えきねっと」を名乗るメールが数通届いており、「問題があるのでリンクからログインして確認しろ」と促す内容でした。各メールのヘッダーを詳細にみると「Return-Path: 」のところに書かれたアドレスが「cn」ドメイン。またしても某国からの偽装メールです。
 ただ、前回に対策としてプロバイダー側でフィルターを設定しておいたのですが、これが有効に働かずに着信してしまったのは問題。本当は「差出人」ではなく、「Return-Path: 」に書いてあるアドレスでフィルタリングできればいいのですが、これは無理のよう。そこで最後の手段でメールアドレス自体を変更しました。これでひとまず同種のメールは着信しなくなるはず。
 しかし、母はそれほど多くのサービスを使っておらず、このアカウントでのメールのやり取りはほとんどない状態。どこからアドレスが漏れたのかという点は気になります。

2022.08.14

サーバー入替

 実家のサーバーはSynology製の1ベイNAS「DS115j」を使用していました。この機種は以前も書いたように、800MHz駆動のシングルコアCPUで、搭載メモリはDDR3 256MB。このためパフォーマンスはあまり高くありません。同時アクセスすることはほとんどなく、特に問題にはなっていませんしたが、サインインしても動作がもっさりしていました。
 そこで、これを自宅で運用を外した「DS216j」に交換しました。こちらは1GHzデュアルコアCPUで、メモリもDDR3 512MBなので、そこそこの処理能力が期待できます。


2ベイモデルですが、静音稼働させたいのでSSD1台+USB HDDで運用することに。
(画像に触れると表示が変化します)

 用途としては家内LANのコントロール、ファイルサーバー、クラウドデータのバックアップ、テレビに出力するプレーヤーへの映像配信。このうち映像データはUSB HDDにまとめ、ハイバネーションで眠らせておくことに。ベイに内蔵するのはSSD1台として、静音運用できるようにしました。
 処理能力に余裕ができ、操作にもきびきび反応するようになりました。

2022.08.11

トラブル続出も、何とか作業完了

 やっとサーバーの再構築作業が終わりました。エラーが出たバックアップサーバーの運用を諦め、ファイルサーバーにUSB 3.0接続のHDDを取り付けて、バックアップはそちらに取ることに。ローテーションが働かないなど機能面の制約はありますが、1日前のデータが残っていれば復元用としてはひとまず充分と判断。
 20:00から開始して、13時間あまりかけて初回バックアップ(2.7TB)は無事に終了。結果として運用するNASの数がいきなり半分になったので、AVラックの下が一気にスカスカになりました。


USB接続のHDDを直結してバックアップ。ラックはスカスカに。
(画像に触れると表示が変化します)

 最初はパソコンで直接データを吸い出せるよう、外付けHDDをexFATでフォーマットしてバックアップを始めたのですが、30分後にエラーが発生して停止。ログを見ると、エラーが生じたファイルはファイル名に特殊文字が使われていたようで、これで引っかかったようです。仕方がないのでNASネイティブのext4形式でフォーマットして再実行したところ、最後まで走りきってくれました。
 その一方、映像サーバーにサインインできなくなっていることが判明。操作できなければどうしようもないので、レベル2リセットしてDSMを再インストールし、設定を復元して対処しました。
 この1週間、NAS関係のトラブルが続出しましたが、週末を前になんとか作業が終わり懸案が片付きました。

2022.08.10

総仕上げで、まさかのクラッシュ!

 先週末から実行していた自宅サーバー構成の再構築ですが、火曜日の夜に全ての設定作業が終了しました。そこで、この夜に初めての深夜バックアップの自動タスクを走らせたところ...翌朝ビープ音が鳴り響いている状態になっていました。バックアップサーバー正面にあるLED状態を見ると、2ベイNASのドライブ1にエラーが発生したようです。


左が正常、右はエラー発生を示しています。これはヤバい。

 すぐにパソコンからサインインして状態を確認すると、ストレージに「重大なエラー」と表示されており、「ストレージプールのクラッシュ」によりバックアップが停止していることが読み取れました。さらに詳細を見てみると、発生事象が「UNCエラー」であることが判明。どうやらデータ読み取りエラーに起因するトラブルのようです。ドライブの物理的状況を確認するため、すぐにS.M.A.R.T.拡張テストを走らせてダメージチェックを開始しました。


重大なトラブルなようです。物理的な破損なのか?


いずれにしろ、このままでは使用できません。ひとまず運用から離脱させます。

 このHDDは2016年1月製造の「WD Red」3TB版で、累積稼働時間は9,120時間あまり。この直前24時間を、高温下(室温34℃)で高負荷状態で回し続けたのがたたったのか? 念のため空冷ファンの回転数を上げてはいたのですが...。
 いずれにしろシステムの信頼性に疑問符がついたので、このHDDもひとまず運用から外すことにしました。ただ、このままだとRAID1しか頼るところはないので、本体外へのバックアップはどうしても必要です。そこで以前iMacで使っていた6TBのUSB外付けHDDを引っ張り出し、これをファイルサーバーに直結してローカルコピーでバックアップを取ることに。やれやれ、幸いにもUSBポートは3.0対応ではあるものの、また2.7TBを転送するのか...。

2022.08.06

サーバー引越しの必需品?「Ext2Fsd」

 自宅のNASの構成を見直すことにしました。電力効率の良い新しい製品を常時起動のサーバーに移行させ、機能を統廃合してサーバーそのものも減らします。まずはSynology製NAS6台中2台を運用から外すことにしました。
 さて、そうするとデータを引越しさせねばなりません。一番簡単なのはUSB接続のHDDにデータを逃すことなのですが、困った存在なのが1ベイの「DS115j」。実はこの製品、装備しているUSBが2.0止まりで、ファイルコピーに鬼のように時間がかかります。実際に試してみると20MB/sちょっとしか速度が出ませんでした。転送すべきファイルは2.35TBなので、計算すると終了まで24時間以上かかってしまいます。いくら何でも、ねぇ...。
 USB 3.0装備「DS216play」につないだUSB HDDに、有線LAN接続を介してのコピーも試してみたのですが、これでも33MB/sほど。あまり変わり映えしません。
 そこで思いついたのが、ラジオ録音に使っているWindowsマシンを使って直接ファイルコピーする方法です。ただ、WindowsはDS115jが使っているext4パーティション形式を読めません。そこで情報収集の上、辿り着いたのが「Ext2Fsd」です。


Ext2/3/4をWindows上でマウントできるようになります。

 このプログラムは、ext2/3/4パーティションをドライバレベルでWIndowsに対応させてくれるものです。インストールさせてから、NASが内蔵していたHDDをUSB接続のHDDケースに内蔵させてWindowsマシンにつなぐと、エクスプローラー上にボリュームがマウントされました。これをexFAT形式でフォーマットした別のUSB HDDに内容をコピーします。転送速度は130〜135MB/sほど出ており、 大幅に時間が短縮しました。
 NASのデータを吸い出すには、この方法が一番速くて楽そうです。

2022.08.03

快調に動作する...さすが純正品?

 「AirMac Time Capsule」を復活させて数日が経ちました。自分と妻の初回バックアップ(容量は約710GB)が終了し、差分バックアップが始まっています。
 動きをモニターしていて気づいたのは、バックアップ先ボリュームを見つけるのと、バックアップの準備が非常に速いこと。Synology製NAS「DS220j」とは全く違います。やっぱりさすが純正というところでしょうか。


トラブルの多かったサードパーティ製NASから一転し、快調に動いてます。

 でも仕組み自体は変わらないはずなので、この差(安定性も含めて)が何に起因するのかは全くわかりません。Time Capsuleはもうディスコンされているので、新品入手は極めて困難。これが壊れるとまたサードパーティ製に戻らざるを得ないのが問題です。
 このバックアップサーバー機能だけ単体製品にしてくれないかな...?

2022.07.30

「AirMac Time Capsule」再就役

 色々と調べると、サードパーティ製NASでの「Time Machine」運用では安定性に問題ありとの見解が多いようです。最も確実な選択は、USB接続の外部ストレージか、ネットワーク経由ならApple純正の「AirMac Time Capsule」しかない、というのが結論。
 そういえば、Time Capsuleが倉庫に眠っていることを思い出したので、これを引っ張り出してアクセスポイント機能を無効化し、有線接続でバックアップサーバとしてだけ使う事にしました。


有線でIEEE802.11ax対応アクセスポイントに繋ぎ、HDDだけ稼働させます。

 さて、この内蔵HDD容量は2TB。バックアップするマシンはストレージ1TBが2台あるので、少々不足気味ではありますが...データは基本的にiCloudで運用しているので、問題ないでしょう。もし容量がすぐに足りなくなるようなら、HDDの自前交換を考えることにします。

2022.07.21

これが現世代最終リリース?

 「macOS Monterey 12.5」「iOS/iPadOS 15.6」が公開されたため、早速適用しました。内容はセキュリティ対応とバグフィックスぐらいで、特に新機能はないようです。おそらくこれが秋に出る新版登場前の最後のリリースになる模様。

2022.07.20

満額獲得するも...還元感なし

 妻のiPad(第6世代)の下取り査定が出ました。見事に満額獲得です。ところが気になるのはその返金方法で、現金で戻るのが1/3、Appleギフトカードで戻るのが2/3とのこと。ギフトカードはその名の通りApple Storeでの購入にしか使えないので、クレジットカードの支払いを抑制するように使えないのが痛い。
 まあ、これはiPad Air (第5世代)の購入を実家のiPad Air 2の買取りで得たギフトカードを利用したためなのですが...結局それがまた戻ってきた形。あんまり還元された気がしません。


ギフトカードで支払った分が、そのまま戻ってきちゃった!

2022.07.17

今度は妻が...

 Macのバックアップシステム「Time Machine」がNASで上手く動作しない問題。私はDSMの再インストールで直ったものの、妻が「これ、どうすればいい?」と言って見せてきたのが「ディスクが見つかりません」というエラーメッセージ。またか...。
 聞けば10日ほど前からこの状態だそうで、自分の時と同じくバックアップの再設定を実施。ところが全然バックアップせずに終了してしまいます。多分NAS上のファイルが壊れたな...。
 そこで今までのバックアップファイルを移動し、設定ファイルを作り直してから新たにバックアップを設定。有線接続して初回バックアップ(380GB)を行い3時間半ほどで終了しました。その後はちゃんと動いているようです。
 しかし、どうもNASとTime Machineは相性が悪い。書類データはiCloudに保存しているし、使用頻度の低いデータは別のNASにRAID 1+他機バックアップ付きで保存しているので、ここまで苦労するのは意味がないような...? もう要らないのではないかという気がしなくもありません。

2022.07.17

ドナドナ、iPad

 妻が「iPad Air(第5世代)」へ更新したのに伴い、下取りのためにこれまで使っていた「iPad(第6世代)」を配送業者に引き渡しました。4年3ヶ月弱の使用なので、だいたい妥当な製品ライフサイクルだと思います。


プレゼント時の写真です。これですっかりAppleワールドの虜に?

 さて、どれだけ取り戻せるでしょうか。

2022.07.16

ロストサーバー問題、解決

 ここのところ、Macの「Time Machine」で不具合が発生していました。Macをスリープや再起動すると、Time Machineを動作させた際に「ディスクを検索中」から状況が変わらず、「ディスクが見つかりませんでした」となってバックアップが取れなかったのです。Macを再起動したり、ボリュームを選び直しても状況は変わらず。ただ、NASのSMBサービスを再起動すると復活することから、どうやらSynology NAS「DS220j」側の問題のようです。そういえば「DSM 7.1-42661 Update 2」を適用したあたりから動作が不安定になったような気がする。


なぜかTime Machineがサーバーを見失ってしまう...。

 そこで NASの設定をバックアップしてから「モード2」リセットを行い、データは残したままでDSMの同じバージョンを再インストール。約15分ほどで元の状態になり、Time Machineも追加手番なしで走るようになりました。多分これで大丈夫でしょう。


すぐにサーバーが見つかり、バックアップが始まるようになりました。

2022.07.06

妻「iPad Air(第5世代)」に更新

 妻が今月誕生日なので、最新の「iPad Air(第5世代)」をプレゼントしました。本当は誕生日はもう少し先なのですが、入手までに時間がかかるため、少し早めに発注していたのです。幸い発注した時に表示された納期予定そのままに到着しました。この点はさすがAppleです。
 仕様はピンクのWi-Fi+Cellularモデル、256GB版。「iPhone XS」の買取りで得たギフトカードも使って導入費用は低減しました。


ほぼ発注時の予定通りに到着しました。さすがApple。

 妻が今まで使っていたのは結婚直後に購入した「iPad(第6世代)」。CPUが「A10」で搭載メモリは2GB。高性能コアと高効率コアの同時動作ができないなど、今の目で見るとパフォーマンス的には少々見劣りしていました。これが今回Macと同じ「M1」を搭載してメモリは8GBに拡大。妻は画面サイズが拡大(9.7→10.9インチ)したのが嬉しかったようです。
 今回はAmazonからバックシェルを持つ半透明ケース(こちらもピンク!)とガラスフィルムも合わせて購入しました。


新旧のiPadを持ってご満悦の妻。今回も名前の刻印入りです。

 この更新を機に、eSIMに切り替えることにしました。MVMOのサイトから申し込み、アクティベーションコードを発行。これを「モバイルデータ通信」に読み込ませることで、モバイル通信が可能となりました。旧iPadで使用していた物理SIMは解約し、通信費用をさらに抑えます。


新しい端末を得てご満悦の妻。大事に使ってくださいな。

 旧iPadは近日中に下取りに出す予定です。
 さて、今月の頭にApple製品が一斉に価格改定され、大幅に値上げされました。販売主力のモデルでも1〜2万円幅の上昇。理由は急激に進んだ円安だと思われます。もともと日本では海外に比べ割安な設定だったのが、一気に実勢レート並みに。今回はその前に発注していたので、影響を受けずに済んだのは幸いでした。ただ、この状況が改まりそうな要素は見当たらないので、この価格レベル設定は当分続きそう。
 ここ年の間にiPhone/iPad/Macを更新したので当面買う機会はないと思いますが、状況が改まらないと以後の更新計画に影響するかもしれないという不安があります。

2022.06.16

Internet Explorer、ようやく終了

 MicrosoftのWebブラウザ「Internet Explorer」の延長サポートがこの日に終了。27年の歴史に終止符を打ちました。ただ、私は会社で使う以外ではほとんど使っておらず、利用する際も「Webブラウザ毎のサイトの見え方」のチェックに使っていただけでした。それでもこのブラウザのHTML5対応には随分と泣かされました。


ようやくの終焉です。

2022.06.07

WWDC22で新ハードウェア登場

 Appleの開発者イベント「WWDC22」が開幕しました。昨年は新製品発表はなく肩透かし感がありましたが、今年はMacに関して大きなトピックがありました。


本来は開発者向け会議なのですが、新製品が発表されることもあります。

 まずApple Silicon第2世代の「M2」プロセッサの登場。CPUは高性能4コア+高効率コア4コアのままですが、GPUは8~10に増強。搭載メモリも最大24GBまで拡大しました。
 これを搭載したのが新「MacBook Air」。全4色展開で、ディスプレイは13.6インチでノッチ付き。筐体は楔形ではなくスクエア形状での登場です。ただ重量はあまり変わっていないようです。なお、従来の「M1」搭載機も併売されるようです。


MacBook Airはフルモデルチェンジ、14/16インチProと同じテイストです。

 一方、「MacBook Pro 13インチモデル」はプロセッサのみ更新されました。「Touch Bar」が存続したのはちょっと驚きです。
 あとは「iOS 16/iPadOS 16」も発表されていますが、さすがに改良内容には小粒感が漂ってきた印象がありますかね...。


改良内容がだんだん小粒になってきた...?
(画像に触れると表示が変化します)

 macOSは「Ventura」もiPhone/iPadとの連携機能が目玉のようで、確かにWindows/Androidとの差別化を図るにはこの路線が最適なんでしょう。ただ、以前のような新機能へのワクワクは感じなくなってきました。


こちらも主にデバイス間の連携機能の強化がメインのようです。

2022.05.30

ボタン脱落!?

 映画の上映を待っている間にiPhoneを操作していて、気になることを発見。左側に2つある音量操作ボタンのうち、下側のボタンがずいぶん凹んでしまっているのです。あれ、何かおかしい。


一番右のボタンが脱落してしまっていました。埃が入る...。

 よく見るとつけている保護ケースのボタン部分が脱落してしまっているようです。ケースのつけ外しはしてないのに、どこで落とした? ただ、ケースを取り外してみるとiPhoneの背面に結構埃が入っていたので、どうやら直前ということではなく以前から取れていたと思われます。
 ボタンピースがない影響ですが、ボタンまで爪先が届くので、かろうじてボタン操作は可能。もともとiPhoneでボリュームを操作することはほとんどなかった(アラーム以外は常に消音している)ので、あまり操作上の実害はないのですが...ちょっと本体保護の観点では気になります。ケース価格がもうちょっとリーズナブルになったら買い替えるか...。

2022.05.27

ちょっと不親切?

 先日「macOS 12.4」にアップデートしてから、セキュリティソフト「ノートン360」が下記のような警告を頻繁に出してくるようになりました。


このダイアログが頻繁に出てくるようになりました。

 どうやらこれ、新機能の「ユニバーサルコントロール」による影響らしい。「macOS Monterey」発表時には華々しくPRされたものの、長らく機能は使えませんでした。β版を経てバージョン12.4からようやく正式な機能になったものの...もうすぐ次の「macOS 13」が発表されそうです。
 この機能はiPadと入力機器を共有するというものなので、iPadからMacに接続しようとしているのをノートンが検知して警告を出しているようです。信用できる端末からであれば、通信を許可することで警告は出なくなるはずです。
 ただ、この件に関してNorton LifeLockやAppleからの案内や説明はないので、対応としてはちょっと不親切かなあ、とも思えます。

2022.05.19

余計なことを...

 Windows版「iTunes」のセキュリティ・アップデートが出たため、適用しておこうとミニPC「LIVA Z2」にMacからリモート接続しようとしました。ところが「Unable to connect」と表示されてつながりません。あれ、どうした?
 仕方がないので本体の電源ボタンを長押ししてリセット。再びリモート接続すると今度は問題なくつながりましたが、下のような見慣れない全画面表示が。なんだこりゃ?


こんなのが起動していました。

 まさかと思うけど、これが接続できなかった原因? そこは判然としませんが、もともとこのミニPCは常時稼働させ、定期的にラジオ録音などを行うように設定しているので、不要なアプリやらサービスやらを勝手に起動してもらっては困ります。その点この実装、ちょっと迷惑な仕様です。

2022.05.14

SATA SSDのお宝を発見するも...

 帰省した際に実家でお宝を発見しました。SAMSUNG製のSATA SSD「840 PRO」です。
 これは以前に自作のデスクトップPCで利用していたもの。実家のパソコンをノート型に切り替えた際に不要となり、再利用できるパーツとして保管しておいたものです。
 自宅ではミニPC「LIVA Z2」が稼働中で、これはSATA SSDを起動ディスクとしています。載っているのは120GBという中途半端な容量から見ておそらくTLC採用でしょうから、MLC採用のこちらの方が性能が高いはずです。


LIVA Z2のSSDを「840 PRO」に換装しました。

 改めて調べてみると、この製品は2012年発表。もう10年も前なんですね。この間にSATA SSDはすっかり主流の座を外れ、より速度の高いNVM Expressに移行していいます。このためさすがに今更感はありますが、性能が上がるのは間違いないので換装しました。
 が、そう考えると「LIVA Z2」自体にちょっと世代遅れ感が出てきましたね...。

2022.05.11

これは便利だ!「Photo Naminator」

 最近妻と写真を交換しているのですが、そこで困ったことがありました。私は写真をセレクション後、画像ファイルを連番リネーム(これはOS標準機能で可能)し、その上で「写真」アプリに登録しています。この工程は省くこともできるのですが、「ファイル名はユニークにしておく」というやり方が身に染みていて、なかなか今の管理から脱却できません。
 さて、困った状態というのは、リネームする前のファイルの順番の並び替え。当然撮影順に並べたいのですが、カメラごとに多少時刻設定にずれがあるのはしょうがないとして、例えばiPone上で画像の回転をかけると、それが原因でファイルのタイムスタンプが変わってしまい、Macの「Finder」上でソートした時に撮影順とは異なる並びになってしまうのです。
 そんな時に情報サイトで紹介されているのを見つけたのが「Photo Naminator」というアプリケーションです。


Mac App Storeから入手できます。

 このアプリの機能は、撮影情報であるEXIFデータから抽出した日時を、フォルダごとファイル名に一括反映してくれるもの。EXIFは画像の加工では内容が変わらないため、(改ざんしなければ)ファイル名を撮影順に変更できます。これを「ファイル名」でソートすれば、撮影順に並べられます。
 操作性についてはちょっとクセがありますが、一旦フローができあがってしまえば問題はありません。GWで撮影した大量の写真(カメラ3台、iPhone2台)をこれで整理しましたが、非常にスムーズに作業が進みました。これ、いいわ。


操作性についてはクセがありますが、馴れれば問題ありません。

2022.05.06

パネル故障?

 正月に帰省した際、実家のダイニングルームのテレビの色合いがおかしくなっていることに気づきました。全体的に青みが強くなってしまい、白い色が白く見えなくなっています。特に番組表表示とかで顕著。機種は東芝「REGZA 32V30」、4年半前に購入したモデルです。
 ひとまずリセットや映像調整を試してみましたが効果なし。外部入力からの映像も状況は変わらないことから、どうやらパネルが故障したっぽい...。そういえば、以前にはUSB-HDDがらみのトラブルもありました。


写真ではかなり極端に映りますが、相当青味が強い状態です。

 母曰く「もう慣れた」とはいうものの、この状態は明らかに問題ありです。とはいえ予算の都合もあってそう簡単に更新するわけにもいかないので、ひとまず映画モードで赤みを強め、映像調整で色温度を極端に小さくして違和感を少しでも小さくすべく追い込みました。
 4年半も前の製品では修理する方が却って高くつきそうなので、おそらく買い替えは避けられないでしょう。でも実際の中身はともかく、一応著名な日本メーカーブランド品なんだから、もうちょっと持って欲しかったところです。

2022.05.05

Firefoxもバージョン100到達

 私も愛用しているWebブラウザ「Firefox」のバージョンが、先日の「Chrome」に続いて「100」に到達しました。
 「Netscape Navigator」を起源とするブラウザの流れで、2004年に最初のバージョンが登場。当時はレンダリングエンジンの性能の高さを売りに、当時主流だった「Internet Explorer」に動作の軽快さで勝り、アドオンによるカスタマイズ性の高さもあって、一定のブラウザシェアを獲得。しかしバージョンアップを重ねるたびに重くなり、人気は後発の「Google Chrome」に完全に抜かれてしまいました。私は「Safari」との併用ですが、シークレットモードの使いやすさに着目し、普段のブラウジングにはこちらを使っています。


Chromeに続き、Firefoxもバージョン100に到達しました。

 とはいえ全世界でのシェアは10%ほど。日本では5%強ということで、Webサービスの対象ブラウザから外される事例も出てきたそうです。とはいえ、私はどうもGoogleにデータを吸い上げられるのが気になって、シェアNO.1のChromeにはいまいち信を置けないので、こういった選択肢も残しておいて欲しいのですが...。

2022.04.30

何だこれは!

 今週、Amazonから自分宛にメールが着信しました。件名は「支払い方法を更新してください」というもの。ところが着信したアカウント情報を見ると、もともとAmazonに登録していないアカウントでした。もうこれだけでフィッシングメールであることが確定。
 興味を持ったので、ちょいと分析してみることにしました。そもそも宛先アドレスが「名前@プロバイダ名」という、誰も使ったことのないもの。つまりは情報を組み合わせた総当たり的送信であることが伺えます。ただ、送信元が「account-update @ amazon.co.jp」という「それらしい」アドレスになっており、偽装がかなり巧妙な部類とは言えそうです。

 話は変わって実家に帰省した時、母から「変なメールが最近たくさん来てる」と打ち上げがありました。パソコンのメールソフトでダウンロードされたメールを表示してみると...出るわ、出るわ。


Amazonを騙るフィッシングメール多数。この2ヶ月で12通も!

 同じように分析してみましたが、先に紹介したのと同じメールもあれば、件名ですら明らかに日本語がおかしいものがあったりと、怪しさのレベルは様々。送信元メールアドレスも「account-update @ amazon.co.jp」が一番多かったですが、
 useraccountf-co-jppo @ joinadd.cn
 useraccountd-cc-jppp @ fd8h34g.cn
 useraccountp-account @ cqxxjsxy.top1
 useraccountk-account-updyatet @ fd8h34g.cn
 useraccountw-co-jppo @ imeidi.cn
など、見るからに怪しいアドレスが並んでいます(ほとんど某国ドメインってのがまた...)。
 実は母、そもそもAmazonを一度も利用したことはなく、明らかに「該当せず」という判断でメールも開かなかったため、問題となる対応は発生しませんでした。ただ、不用意なクリックなど「事故」リスクは残るので、メールアカウントでブラックリストを設定し、怪しい発信元のメールは端末にダウンロードされる前にハネる対応を取りました。どうせまた今回の傾向とは別のアドレスで来るのでしょうが...。母には「家族・知人以外から来た心当たりのないメールやメッセージは、開かずに即削除する」ことを徹底するように指示しておきました。
 なお、他にもJR東日本の「えきねっと」の偽メールもありました。みなさんもご注意を。

2022.04.29

VPN設置計画、暗礁に

 かねてから予定していたVPN環境の構築に取り掛かりました。Synology製NAS「DS118」に「VPN Server」アプリを導入する作戦です。インターネットを使って外部からLAN内にアクセスするためにはDynamicDNSが必要ですが、これはアプリの中にサービスの選択肢が予め入っており、特に難しいところはありません。
 次に行うのはルーターのポート開放。外部から特定のポートに来た通信を、NASに通すために設定が必要です。使おうとするL2TP/IPsecの場合、UDP 1701、UDP 500、UDP 4500の3つのポートを開けてNASに転送しなければなりません。


ルーターの設定画面を開いて、ポートフォワードの設定を行います。

 ところが、必要なポート番号が「利用可能ポート」の中にないことが判明。これではポートフォワードを設定できない...!?


利用可能ポートの中に、解放すべきポート番号がありません。これは?

 よくよく調べると、私のインターネット接続は「IPv6オプション」という形態で、PPPoEではなくIPoE接続になっています。これは複数のユーザーでIPv4アドレスを共有する技術のため、各ユーザーごとに解放可能なポートに制限があるとのこと。「よく使われる」ポートについては、非対応になっているようです。
 こうなると、ポート番号を自由に設定できる単体の通信ソフトウェアでなく、クライアントがOSにがっちり組み込まれたVPNのようなツールは対応が難しい。
 ということで、いきなり導入計画が頓挫しました。

2022.04.27

四半世紀分の「レガシー」

 私のMacには、就職して以後に送受信したメールが残されていました。マシンやOS、メールソフトを乗り換えるたびに引き継いできたデータです。メインのパソコンはずっとMacでしたが、Classic MacOSから現行のmacOSという変化や、メーラーも「Eudora」「ARENA」などを経て、現在はmacOS標準の「メール」を使っています。


思えばこの系統のメールソフトも20年近く使っています。

 さて、実は私、この4月で勤続25年になりました。ということはメールも四半世紀分溜まったということです(笑)。容量は添付書類も含めてざっと730MBほどなので、そうヘビーな使い方をしていたわけでもありません。ただ中身を見ると、もはや存在していない会社や団体などとやり取りした記録などもあります。これらはもう役に立つことはないでしょうから、後生大事に持っていてもしょうがありません。
 そこでもう参照する必要がないであろうメールボックスを書き出し、アーカイブとして外部に保存することでデータのスリム化を図りました。その結果、だいたい25%程度の容量削減に成功。
 ただ、最近は家族間はメッセージアプリを使うことが多いので、メールを送信する機会はめっきり減ってます。その一方で凝ったHTMLメールとかで容量を食っている感があるので、今後はこういったものも定期的にアーカイブ移管していく方が容量削減には効果的なのかも。

2022.04.09

DSM更新と、ルーチンスケジュールの見直し

 Synology製NASのOS「DiskStation Manager」のバージョン7.1が公開されていました。まだ自動アップデートの候補には表示されていなかったのですが、ダウンロードセンターには表示が出ていたために手動でアップデートを試みました。


全6台をアップデート。特にトラブルは起きていません。

 対象マシンは全部で5機種6台。Macから更新ファイルを送り込み、それぞれ10分ほどでアップデート作業は完了しました。特にトラブルは起きていません。リリースノートも確認しましたが、私の環境ではさほど大きな機能改善はなさそうです。
 さて、ついでに電気代対策も行うことに。NAS間の自動バックアップ、ディスクのテスト、時刻合わせなどのルーチンワークを深夜に集中的に実施し、積極的に夜間電力を用いるように設定を見直しました。まあ、効果は微々たるものではあると思いますが...。

2022.04.03

Windows 10へ回帰

 ミニPC「LIVA Z2」のOSを「Windows 10」に戻しました。「Windows 11」ではMacからリモート操作していてもなんとなく重く感じるのです。Microsoftから最新版「21H2」のISOファイルをダウンロードし、起動可能なUSBメモリを作成してインストールしました。


やっぱり、こっちの方が落ち着きます。

 仕事で使っているモニター、キーボード、マウスを流用したので、作業はスムーズに進行。約2時間ほどで環境を元に戻しました。入れ替えの結果、操作感が軽くなった気がします。興味本位で「Windows 11」を入れてはみたものの、マシンの用途を考えるとこれで充分です。

2022.03.27

満充電状態を避けるには?

 Macの「写真」アプリでライブラリの修復を実行しました。その結果、「ピープル」「メモリー」の情報は一部リセット。この情報は「写真」アプリを起動しない状況で、MacBookが電源につないでいる時に再構築されます。が、この「電源に接続」というのがちょっと気になっています。当然MacBookは充電され、ほっておくと100%に到達。その時間が長く続くとバッテリー寿命には悪影響を与えることになります。これは避けたい。
 そこで、「ワット数の少ない充電器で充電スピードを落とせないか?」と思い立ち、手持ちの中で一番出力の低いUSB Type-C対応のもの(Apple純正iPhone用18W)でどうなるか試してみました。MacBook Pro本来のものに比べると出力は1/3以下ということになります。


iPhone用の純正18W充電器を使ってみました。

 確かにスピードは落ちたのですが、驚いたことにこれでも充電は続いているようです。大きな負荷をかけると間に合わなくなるところもありそうですが、一応狙い通り。次にLOWバッテリーになったらこれで充電し、キュレーションの処理時間を稼いでみよう。

2022.03.27

もっと細かく設定したいのに

 我が家のWi-Fiは速度・安定性を求めて5GHz帯を使っています。アクセスポイント(NEC製Atermシリーズ)の管理画面にある「チャネルの状態」で調べてみると、周囲ではもう1件5GHz帯を使っているお宅があるようです。一方の2.4GHz帯はかなりの混み具合なので、かなり速度低下もしているのではなかろうか。
 さて、問題はこのお宅の使用チャンネル。W53とW56を頻繁に行き来しており、どうやら「オートチャンネルセレクト」がONになっていると思われます。何らかの拍子に切り替わってしまうのでしょうが、我が家のアクセスポイントもこれを避けるためにチャンネルが変わるという悪循環。
 使用チャンネルを決め打ちできればいいのですが、最近のAtermシリーズは「W52/W53/W56」という帯域でしか選択できません。例えば、W56の中で選べる3つの周波数域までは指定できない仕様になっているのです。この部分は何とかして欲しいなあ...。

2022.03.22

我が家の節電

 先日の地震による影響でいくつかの発電所が停止していることに加え、厳しい冷え込みによって電力供給の余裕が怪しくなったことから、節電の要請が出ました。そこで我が家でも対応を試みることにしました。
 まず寝室にあるテレビやWi-Fi AP、空気清浄機などはコンセントからケーブルを抜き、待機電流ごとカット。リビングも空気清浄機や在宅勤務で使わないディスプレイ&Dockは根元のスイッチをオフにしました。プリンターも使わないので、こちらもコンセントから抜きます。テレビはNHKだけしか点けないのでiPadで受信。ファイルサーバー類もコントロール機以外すべて落としました。
 さて、その効果は? 1日毎の消費電力量がわかれば、恒久対応も考えられるんですけどね...。

2022.03.15

待望の「iOS/iPadOS 15.4」「macOS 12.3」登場

 登場が待ち望まれていた「iOS 15.4」「iPadOS 15.4」「macOS 12.3」が登場しました。
 最大の特徴は、マスクをしていても「Face ID」でロックを解除できること。これまでいちいちマスクを外して認証しないといけなかったのですが、これで手早くアンロックできます。
 「iPadOS 15.4」と「macOS 12.3 Monterey」の間ではユニバーサルコントロールもついに有効化されたようです。

2022.03.13

改善失敗

 Wi-Fiアクセスポイントにデータストレージおよびバックアップに使っているNASを直結しているのですが、「見えて安心ネット」の運用で気になることがあり、切り離しを検討しました。量販店で相場を見ると、金属製筐体のGigabit対応5ポートでだいたい4,000円前後。やりたいことに対して高いなあと思っていたら、Amazonで簡易包装品が1,800円とのこと。これなら手が出るということで買ってみました。


1,800円でGigabit対応の金属筐体ハブが入手できるとは...しかし!
(画像に触れると表示が変化します)

 ところが、このハブを使って接続を変えてみたところ、特にパソコンからのファイルコピーがえらく遅い。これでは本末転倒ということで、結局元の構成に戻しました。ボトルネックになっている部分はないはずなのに、なんでだろう? 謎です。

2022.03.09

春の新作発表

 Appleから春の新製品群が発表されました。サプライズがありましたね。
 まず何と言っても「Mac Studio」。「Mac mini」の筐体を上に延ばした風情で、「M1 Max」を2つ結合しCPU20コア、GPU64コア、メモリ最大128GBを搭載した「M1 Ultra」を搭載。インターコネクト速度は2.5TB/s、メモリ帯域は800GB/sというお化けです。回路規模はベースとなった「M1」の何と7倍とのこと。でもこれだけパワーアップすると、「Mac Pro」との棲み分けはどうなるんでしょうかね。
 さらに「A13 Bionic」を搭載した5K液晶ディスプレイ「Studio Display」も登場。同クラスの製品はほとんどないので直接比較はできませんが、機能を考えるとちょっと割高にも感じます。
 次は「iPad Air(第5世代)」、プロセッサを「M1」に変更し、「iPad Pro 11インチ」に近づきました。「Touch ID」は継続で、カメラの強化などが順当に行われています。価格が上がってしまったのは厳しいところ。
 そして噂通り「iPhone SE(第3世代)」が披露。デザインは「iPhone 8」由来を踏襲し、こちらも「Touch ID」を継続。「A15 Bionic」を搭載し5G対応で登場しました。
 現行機種の「iPhone 13/13 mini」「iPhone 13 Pro/Pro Max」にはグリーン系の新色が登場しました。かなり落ち着いた色合いに見えます。


「最高峰」とは「M1 Ultra」のことだったんですね。

 なお、残念ながらマスクを着けた状態でも「Face ID」でアンロックできる「iOS 15.4」はリリースされませんでした。ただ、新色iPhoneは15.4搭載で出荷されるようなので、近日中には公開されそうです。これは待ち遠しい。

2022.03.07

バックアップトラブル

 「MacBook Pro」でTime Machineバックアップを走らせたところ、「バックアップが完了できませんでした」という通知が出ました。あれ、昨日まではちゃんと走り切っていたのですが...。


あれ、昨日まではちゃんと走っていたのに...。

 繰り返し試してみても結果は同じです。そこで通知の「詳細」ボタンで確認してみたところ、「バックアップイメージにアクセスできませんでした(エラー19)」との表示が。どういうことだ?


「エラー19」っていうのは初めて見ました。その原因は?

 「Time Machine エラー19」で検索してみたところ、そのものズバリの内容はヒットしませんでしたが、ユーザー認証に関連する可能性がありそう。そこでディスクの再登録やFinderでのSMBマウントなど、色々とやってみたものの改善が見られません。結局、これまで使っていたイメージファイルを別のディレクトリに移動し、新たにイメージファイルを作り直すことでバックアップは取れるようになりました。
 バックアップされるファイルは280GB弱だったので、2時間半ほどで初回バックアップは完了。これまで長期間使ってきましたが、初めて見たエラーです。原因と正しい対処方法がわからないところに、一抹の不安があります。

2022.03.06

微妙だった...

 最近「USBケーブル」が悩みのタネです。Type-A、Type-C、Lightningなどコネクタの種類もさることながら、長さが1〜2mのものが多く取り回しで余ったケーブルが邪魔くさい。Apple純正ケーブルでも以前は0.5mのものがあって重宝していましたが、片方がType-Cになった時からラインナップになくなってしまいました。
 そんな状況で「無印良品」にて見つけたのが下の製品です。直径3mmまでのUSBケーブルを巻き取って使える「ケーブル収納」というもの。上側の溝にはスマホが立てられるらしい。1個100円ということもあり、試してみることにしました。


無印良品で見つけました。1個100円です。

 iPhone/iPadの充電器とケーブルに使ってみた結果がこちら。ちょうどいい長さ配分を探すのは実は結構難しかったのですが、確かにケーブルのごちゃごちゃ感は少なくなったかな。
 ただ、これにデバイスをつないでみると...。


最初は「ごちゃごちゃ感は減った」と思えたんですが、使い勝手は微妙でした。
(画像に触れると表示が変化します)

 取り回し上はちょっと微妙でした(苦笑)。

2022.02.26

バランス悪い

 私が使っているプリンターはCanonの「PIXUS XK50」。写真品質を向上させた2018年に登場したシリーズのモデルです。インクは独立6色のため、無くなったものだけを交換可能。
 ところが最近、マゼンタと黒(2種類)が立て続けに切れました。黒はまだストックがあったためすぐに交換できましたが、マゼンタとシアンはなかったので、それだけ購入してきました。


次はシアンがインク切れになりそうです。

 ただ、この6色のうち「PB(フォトブルー)」だけは異様に消費ペースが遅い。実際、今まで6色セットを2回買った覚えがあるのですが、これだけは中身がかなり残っている上、カートリッジが1本まるまる残存しています。こうなると割安なセット購入はしづらくなります。
 結局、個別に買わざるを得なくなることで、インク代が高くつくシステムになっている!?

2022.02.15

「5G」を掴んだ!

 「iPhone 13 mini」に乗り換えたので、ハードウェア的には「5G」対応になりました。調べたところ私の使っているMVMOは部分的に「5G」対応らしい。そこで、実際に電波を掴むことができるかどうか試してみました。
 まずMVMOのWebサイトの利用者向けページにアクセスし、該当する契約を表示させて「5Gオプション」をONにします。作業はこれだけですが、念のためiPhoneを再起動しWi-FiをOFFにしてみたところ、あっさり「5G」が表示されました。
 NTT docomoのWebサイトによれば、自宅周辺はまだ対応エリアになっていないようですが、我が家は見通しは良いので近隣の電波を拾っているのかも...?


自宅で5Gの電波をつかめました。

 ただ、MVMOの案内によれば「通信速度が改善されるものではない」とのこと。通信速度は基地局だけではなく、キャリアとMVMO間の設備容量も関係して決まってくるため、必ずしも速くなるとは限らないということだそうです。
 個人的には現状の通信速度に不満があるわけではないので、今のところ特にメリットは見出せません。ただ、既に身近に5G対応が広がってきていることに驚きました。

2022.02.13

自宅Wi-Fi構成の見直し

 先日、NECから無線LANルーターの新製品が発表されていました。ようやく「Wi-Fi 6」世代の製品も仕様が熟成してきたような印象です。
 さて、自宅内のWi-Fi環境の見直しを図ることにしました。パソコンとサーバーをつないで運用している「Aterm WX3600HP」は処理能力と熱耐性がそこそこ高そうなので、これにデバイスからの無線接続を集約することに。本機種は「見えて安心ネット」で接続に優先順位をつけられるため、接続機器が多くても速度低下を抑えることができるはず。優先順位はパソコンとサーバーは「高」、スマホやタブレットは「中」、プリンターやカメラは「低」に設定し、さらに5GHz帯と2.4GHz帯を使うものに振り分けてメリハリをつけました。ぶら下がる無線機器は全部で16台です。


Wi-Fi 6対応機にクライアント接続を集約しました。

 まあ考えてみれば、家族が2人しかいないのに同時に複数のデバイスで接続し、アクセスポイントへ負荷をかけるというのも考えずらい。こんな心配、取り越し苦労ですかね(苦笑)。


ゲートウェイとメディアラック間の通信もフルスピードでリンクしてます。

2022.02.11

便利! ダウンロード代行

 iPhone/iPadを復元するために、最新のファームウェアを保存しています。ところが最近はサイズが大きくなり、1機種当たり4~6GBをダウンロードすることになります。全部で5機種あるので、トータル27GB弱ということに。これをパソコンにさせるとそれなりの時間がかかる上、最後にNASにまとめて転送するのにまた時間がかかっていました。
 そこで気づいたのですが、最終的に保存するNAS自体にやらせれば、2番目の工程が不要になる上にパソコンを開いておく必要もなくなります。幸いSynology製NASで稼働する「DSM」には、「Download Center」という追加アプリの導入が可能。これを利用すればNAS自身が直接ファイルをダウンロードすることができます。


DSM上のアプリから直接ダウンロードを指示します。

 実際に試してみたところ使用感は上々。MacBookのブラウザからダウンロードリンクを抽出し、そのURLを入力するだけでした。あとは放置し、手の空いた時に結果を確認するだけでOK。なんだ、もっと早く気づけばよかった。

2022.02.09

今回も満額

 「iPhone XS」の査定結果が来ました。今回も満額を獲得。妻よ大事に使ってくれてありがとう。

2022.02.06

ピックアップ

 「iPhone 13 mini」購入の際に下取りを申し込んでいた「iPhone XS」がピックアップされていきました。2019年に妻用としてApple Store Ginzaで購入した品です。ケースとガラスフィルムををつけて使っていたおかげで、外観はきれいなまま。機能喪失もないので、今回もたぶん見積り満額を獲得できると思います...。


3年間、お務めご苦労さまでした。

2022.02.05

サイトのスリム化

 2011〜2019年にかけて、本サイトで動画を扱う時は「MP4」と「WebM」形式のファイルを用意していました。これによる影響はファイルの肥大化です。実際、このサイト上にあるファイルサイズはトータル23GBにもなり、ローカルでもiCloud上でも容量を圧迫していました。
 一方、Web上では「MP4」が完全に市民権を得て、主要ブラウザはすべて対応。このためもう一本化しても差し支えないはず。そこでWebM形式のファイルを一掃することにしました。


WebM形式の動画を本サイトから全て削除しました。

 この結果、50%以上にあたる13GB分のデータを削除することに成功しました。

2022.02.01

eSIMの電話番号が14桁に!

 利用しているMVMOから、2月1日以降に発行されるデータSIM(eSIM含む)の電話番号が11桁から14桁に変更される、というリリースが出されていました。
 さて、ミュージックプレイヤー+GPSレシーバーの端末を「iPhone XS」から「iPhone 11」に切り替えるため、このタイミングでeSIMの再発行を申し込みました。その結果、発行された電話番号が14桁になっているのを実際に確認しました。
 14桁化されるのは「020」の番号のみで、用途からして覚える必要はないものですが、ニーズが増えていることはうかがえます。

2022.01.31

私の4代目は「mini」

 荷物が届きました。その中身は...。


荷物が届きました。その中身は...!
(画像に触れると表示が変化します)

 「iPhone 13 mini」です。妻から譲り受けた「iPhone XS」を下取りに、先日の「iPad Air 2」のギフトカードを使って約30%オフで購入しました。これでカメラの「シネマティック・モード」が使え、超広角レンズでもナイトモードが利用できるように。さらに「iOS 15.4」が来れば、マスクをしていてもFace IDでロックを解除できるようになるはずです。
 カラーはこれまでの流れで「ミッドナイト」を選択。基本はブラックですが、少し青っぽく見えるのが特徴。レンズの存在感がとても大きいです。


色は「ミッドナイト」、青っぽい黒色で独特の雰囲気です。

 その特徴はなんと言ってもコンパクトさ。手の小さい私でも片手で楽々操作できる大きさです。
 なお、今回も「iPhone 11」と同じく、TORRASの半透明カバーを装着しました。側面が滑り止めになっていて持ちやすいので気に入っています。ただ、ストラップホールの位置が反対側になったのはちょっと違和感がありました。これは慣れで解消するかな?


何といってもそのコンパクトさが嬉しい。片手操作も楽々です。

 これまで使ってきた「iPhone 11」との比較です。高さは約20mm、幅は約10mm、厚さは0.6mm小さく、重量は194gから140gになりました。重量は以前使っていた「iPhone 6s」に近い。
 ただ、その代償としてバッテリー容量は2割ほど小さくなっています。有機ELディスプレイ採用と2世代進んだCPUで省電力化され、バッテリーの持ちは「11」とそう変わらないとされていますが、実際にはどうでしょうか。


とにかく小さく軽い。私にはこれで充分です。
(画像に触れると表示が変化します)

 ただ私はSNSを使っておらず、ヘビーな使い方は全くしていないので、おそらく不満は出ないとは思います。これでカメラ性能も妻に追いつきました。

2022.01.29

マスク装着時も「Face ID」が使える!?

 次にリリースされる「iOS 15.4」では、マスク着用時のロック解除に「Face ID」が使えるようになるそうです。マスクをつけての外出中、モバイルPASMOでトラブルが出た時などはロックを解除したい場面もあるので、これはありがたい。


出先では、この画面にイライラさせられることも多い...。

 ただこの機能、比較的新しい「iPhone 12/13」シリーズだけで有効になるようで、私の使っている「iPhone 11」では使えないらしい。どうもセキュリティの観点から、フロントカメラの性能によって制限がかかるようです。
 うーん、下取り額がそこそこ高い今のうちに買い替えるか...。

2022.01.27

「macOS 12.2」「iOS/iPadOS 15.3」リリース

 「macOS Monterey 12.2」「iOS/iPadOS 15.3」が正式リリースされました。今回はバグフィックスとセキュリティアップデートで、機能追加はなさそう。早速「MacBook Pro 14-inch」「iPhone 11」「iPhone XS」「iPad Air 4G」に適用しました。

2022.01.26

満額獲得

 先日業者に送った「iPad Air 2」の査定が来ました。見事に満額を獲得。次回のデバイス購入時の貴重な原資となってくれそうです。大事に使ってくれてありがとう。


セルフ見積りの満額を獲得しました。

2022.01.23

iPad Air 2を発送

 梱包した「iPad Air 2」を業者に向けて発送しました。さて、査定はどうなるかな。きれいに使ってくれていたので、たぶん満額は固いのではないかと思っています。

2022.01.21

少々は取り戻す

 実家で使っていた「iPad Air 2」を持ち帰ったので、下取りプログラム「Apple Trade In」に申し込みました。これはすぐに製品を購入しない場合でも、Giftカードという形で還元を受けることができます。Appleのサイトから専門業者へのリンク先で申し込み、送られてくる送付キットで初期化済みの製品を送る手順です。水曜日に申し込んだところ、金曜日にはそれが送られてきました。


中には緩衝材とプチプチの袋と説明書・同意書のみです。

 後は集荷を依頼するか、運送会社の営業所に持ち込むだけ。セルフ見積もりでは1万円ちょっとになりそうなので、次のiPhone/iPad購入の足しにする予定。

2022.01.10

これなら実用的!

 私はドライブや旅行に出かける際、iPhoneにインストールした「Simple Logger」でGPSログを記録しています。これまでは「iPhone 5s」を使っていましたが、先日妻から「iPhone XS」を譲り受けたため、これに更新。機材が変わって前日のドライブで記録を録ってみたところ...。


拡大するとガタガタだったのが、車線が判別できるほどに精度が向上!
(画像に触れると表示が変化します)

 あまり期待はしていなかったのですが、衝撃的に記録精度が向上しました。今まで記録が線にならずにガタガタだった山間部の走行でも、滑らかに記録されて走行していた車線まで判別できるほどになっていました。トンネルから出た時に、再び電波を捉えるまでのラグも短い。受信アンテナの感度が向上したのでしょうかね。ひょっとしたらeSIMで通信している影響もあるのかもしれませんが...?
 いずれにしてもこれなら記録モノとして充分実用的と言えそうです。