2016.12.31

ようやく受け取るも...

 夏に実家に到着していたデジタルカメラ「Cyber-shot DSC-RX10M3」の実機とようやくご対面。専用のケースとバッテリー&充電器に加え、Amazonに発注していたメンテナンスキットも併せて受け取りました。


その実力は傷が癒えてから拝見と行きましょう。

 とはいえまだ傷が癒えず出歩けない上、正直あまり新しいことをやろうという気も出てこないので、試してみるのも少し先になりそう。

2016.12.09

レンズフード装着

 「PowerShot SX60 HS」用のレンズフードを調達しました。これまで欲しいと思っていたのに、なかなか売っているところに巡り合わなかったのですが、量販店でようやく純正品を入手することができました。
 レンズフードの効果としては光の映り込みやガラスの映り込み防止、レンズの保護や誤って触れてしまうことを防止する効果があるとされていますが、実際私もキャップのつけ外しの際に誤ってレンズ表面に触れてしまったこともあるので、やっぱり必要なものだと思います。


効果はともかく、なんとなく「本格的」な感じには見えます。
(画像に触れると表示が変化します)

2016.10.17

三脚を更新

 日本から買って帰ったものに「三脚」があります。今まで使っていたものは、FinePix 2700を使っていた頃に購入したものだったと記憶しています。そうするともう10年以上使っていますね。ツーリングなどにも持参し、何度か使った覚えがあります。ただ、ボールジョイントにガタつきが出ていて、特に望遠で被写体を狙う場合は固定が難しくなっていました。そこで新品に更新したわけです。サイズはこれまでとほぼ同じ。


サイズはこれまでとほぼ同サイズのものにしました。
(画像に触れると表示が変化します)

 この朝、西に月が大きく出ていたので、固定具合を試そうとPowerShot SX60 HSで撮影してみました。可動部がしっとり動くので位置決めがかなりやりやすくなりました。
 ただ、思っていたよりもハンドルを締めた時のずれが大きいので、まだ「快適」とまでは言えません。持ち歩き品としては充分ですが、かっちり構図を決めたければもっと上のクラスの製品が必要なんでしょう。


空気が汚れているのかクリア感がないのはちょっと残念。x65とx108です。
(画像に触れると表示が変化します)

2016.10.10

純正カメラケース、GET!

 ANA修行の中日に立ち寄った有楽町で、PowerShot SX60 HSの純正カメラケース「CSC-300」と予備バッテリー「NB-10L」を購入してきました。今までのカメラケースはインドで本機を購入した際におまけでつけてもらえたものですが、余剰収納力はあるものの本体保護の観点では物足りない。以前に有楽町のビックカメラに在庫があったのを思い出し、この機会に購入してきました。
 さすがに純正だけあってフィット感は抜群。滑り止めもついているので持ちやすいし、本体につけたネックストラップを活用できるので見た目もスッキリしました。ダイヤル部の隙間にはスポンジも貼ってあるので、ピッタリ嵌め込めます。


ちょっと本格的に。純正だけあってフィット感は抜群。
(画像に触れると表示が変化します)

 機動性が向上し、これから持ち出す機会がさらに増えそうです。

2016.09.11

カメラの使い分けを考える

 カメラが増えてきました。まだDSC-RX10M3は手元に来ていないものの、それを入れると今後は4台体制で運用ということになります。無論、購入する際にはそれぞれの特徴が被らないよう考えており、それぞれ最適なシーンが存在するため、狙いに応じて持っていくカメラを変えるということになります。
 まずはスペックを横並びで見てみましょう。赤字が最も優れているところです。

Cyber-shot
DSC-RX10M3
PowerShot
S120
PowerShot
SX60 HS
PowerShot
SX720 HS
メーカー SONY Canon Canon Canon
発売時期 2016年5月 2013年9月 2014年10月 2016年3月
センサー 1インチ
メモリー一体
積層CMOS
1/1.7インチ
裏面照射型CMOS
1/2.3インチ
裏面照射型CMOS
1/2.3インチ
裏面照射型CMOS
画素数 2,030万 1,210万 1,610万 2,030万
画像処理エンジン BIONZ X DIGIC 6 DIGIC 6 DIGIC 6
焦点距離 (mm) 24 - 600 24 - 120 21 - 1,365 24 - 960
光学ズーム倍率 25 5 65 40
開放F値 2.4 - 4.0 1.8 - 5.7 3.4 - 6.5 3.3 - 6.9
動画対応 4K FULL HD FULL HD FULL HD
RAW画像 可能 可能 可能 不可
サイズ (mm) 132.5×94.0×127.4 100.2×59.0×29.0 127.6×92.6×114.3 109.7×63.8×35.7
撮影時重量 (g) 1,095 217 650 270

 何事もそうですが、比較することで向き・不向きが見えてきます。この場合も上記のスペックから特徴をわかりやすく書き出すと次のようになります。

  Cyber-shot
DSC-RX10M3
PowerShot
S120
PowerShot
SX60 HS
PowerShot
SX720 HS
画質
操作性
広角対応
望遠性能
暗所性能
動画性能
機動性

 つまり、とにかく高い画質で撮影する機会にはCyber-shot DSC-RX10M3、夜のパーティーや荷物を少なくしたい時にはPowerShot S120、雄大な風景や遠景、鳥や小動物を撮りたい場合はPowerShot SX60 HS、ただの記録用でオールマイティに使う時にはPowerShot SX720 HSという選択になりそうです。

2016.09.09

光学ズーム65倍の威力!

 寝る前に窓から外を見るときれいな半月が目に留まりました。これはPowerShot SX60 HSの性能を見る絶好のチャンスです。月のディテールをどこまで捉えられるかというのは、非常にわかりやすい指標だからです。
 Tvモードでシャッタースピードを1/60秒に設定し、ハンディタイプの三脚を使って撮影してみました。まずは光学ズームの最大望遠である65倍の結果です。


光学ズーム最大の65倍、焦点距離1,365mm相当です。
(画像をクリックするとオリジナルサイズが別ウィンドウで開きます)

 肉眼では見えないクレーターの存在までわかります。これはすごい。
 さらに、デジタルズームを使って130倍まで寄せてみました。ここまでは画像の粗さが目立たない「プログレッシブファインズーム」の領域です。さらに細かいクレーターまで見ることができます。デジタルズー時の画質には疑問を持っていたのですが、これなら撮影対象によっては充分実用的と言えそうです。


デジタルズームを使い130倍、2,730mm相当。クレーターがはっきり。
(画像をクリックするとオリジナルサイズが別ウィンドウで開きます)

 まだまだ色々と応用が利きそうなカメラです。

2016.09.02-09.04

家の周りで試し撮り

 自宅の周りで「Canon PowerShot SX60 HS」の試し撮り中です。野鳥観察御用達と言われているカメラだけに、まずは鳥から。ハトは厄介者なのですが、そのあたりにゴロゴロいる上に、ほっといてもベランダに寄ってくるのでこういう試し撮りの撮影対象としては不自由しません。ズーム動作はスムーズではありますが、思っていたよりもゴリゴリ動く印象です。


15mほど先の壁にいるハトを、光学ズーム最大望遠にて。
(画像に触れると表示が変化します)

 確かにすごく寄れます。これまでの撮影では見えなかった毛のディテールがはっきり見えるのに驚きました。
 さて、このカメラはF値がやや大きいので、暗いところは苦手とされています。撮りたいことの多い夜景での実力は気になるところ。実際の絵ですが、確かにPowerShot S120と比べてもかなり絵が荒れます。三脚を使っても夜景(+望遠)はかなり厳しいようです。


夜景は苦手です。特に望遠でいい絵を撮るのは難しい。

 センサーサイズが小さく、F値も大きいとなればボケの表現は難しいのですが、被写体からの距離を確保し、高倍率ズームで狙うことで多少は補えます。ただしEVFの解像度が低いので、なかなか撮っている時に効果をリアルタイムで確認するのは難しい。


ボケが苦手な特性は被写体との距離で補いましょう。
(画像に触れると表示が変化します)

 自宅アパート敷地の境界には樹木が植わっているので、鳴き声を頼りに野鳥を探してみると、結構見つけることができました。10mほどの高さがあるので、普通のコンデジではなかなか捉えることは難しいのですが、このカメラでは簡単に探せます。フレーミングアシスト(探索)機能は元のズーム倍率での表示領域を示したまま、一時的にズーム倍率を下げることができ、見失った被写体を探索できます。これは使いやすい。ただし望遠でのブレを抑えるフレーミングアシスト(固定)の効果はいまひとつ。


樹の下から見上げる形で撮影、接近しなくてもいいのでチャンスが多い。
(画像に触れると表示が変化します)

 65倍ともなると、ちょっとした望遠鏡代わりにも使えます。ファインダーを覗きつつ視線を移動させていくと樹にしがみついてじっとしているリスを発見しました。ただ、一つ困ったのはなかなかピントが合わないこと。何枚か撮影したのですが、微妙にピンボケが多発。ここはちょっと使いこなしが必要かも。今後の課題です。


ウチのアパートにいるリスは恥ずかしがり屋さんばかりです(笑)。
(画像に触れると表示が変化します)

 このカメラのもう一つの特長は、広角側の焦点距離が21mmスタートである点。通常、広角と言われるモデルでも24〜25mmなので、ここは他のモデルに比べると優れています。次の写真のように、風景をワイドに捉えることができるので、旅行などで雄大な景色に出くわした時に効果を発揮しそうです。


アパートの入口に広がる植え込み、色鮮やかです。

 もともと特定の用途で優れたスペックとは思っていましたが、普段の使用でも色々面白い絵が撮れそうです。画素数は16.1Mピクセルと最近の機種から見るとワンランク落ちるものの、小さいセンサーサイズのまま下手に高画素にして荒さの目立つ画像にするよりもいい選択だと思います。
 これは当たりです。

2016.09.02

インド版「PowerShot SX60 HS」を入手

 金曜日が急遽オフになったので、コンノートプレイスにあるCanonのブランドショップ「Canon Image Square」まで出向き、ネオ一眼タイプのカメラ「PowerShot SX60 HS」を購入してきました。
 先日、日本で「PowerShot SX720 HS」を購入したばかりなのですが、40倍というズーム倍率を扱うにはEVFがやはり欲しい。使い方に微妙に合っていないところもあり、その前の購入候補だった「PowerShot SX60 HS」を改めて見に行ったのです。

 一つ問題なのは、当然こっちで売っているのはインド版であること。最近のこういった機器はほとんどマルチリンガル仕様なのですが、SONYのようにあえて海外版では日本語表示をカットしている場合もあるため、実機での確認は必須でした。
 実際に試してみた結果、日本語が表示言語として選べることが確かめられました。気になるこちらでの価格は29,995Rs。今のレートで日本円換算すると約45,000円になります。先日ビックカメラ有楽町店にて在庫処分で31,800円で売られていたことを考えるとかなり割高ですが、やっぱりリスや野鳥をもっと表情を出して撮りたいという思いが勝り、購入を決断。

 「在庫ある?」とスタッフに聞くと「ある、ただ売っていいかはボスに確認する必要がある」とのこと。スマホを取り出して電話をかけ、何やら会話するとOKサインが出ました。どうやら最後の1個だったようです。 最終的にはバッグをサービスした上で29,000Rsにまけてくれました。


コンノートプレイスにあるブランドショップで購入しました。
(画像に触れると表示が変化します)

 実機はこちら。やはり「ネオ一眼」ということはあってそれなりに大きい。ただ右手のホールド感はかなりよく、EVFを使うことでかなり撮影時の姿勢が安定させられそうです。画像処理エンジンには一世代古いとはいえDIGIC 6が搭載されており、動作の反応はそこそこ速い。ただし十字キーの反応がグニャリとしていて、ここはフィーリングがよくありません。「PowerShot S120」のようなホイールだったら良かったのに。あとはバリアングル液晶が搭載されているので、高低差を活かした写真が撮りやすくなるはずです。


いわゆる「普通のカメラ」デザイン。横ダイヤルでの絞り変更が使いやすそう。
(画像に触れると表示が変化します)


最大の特徴は65倍ズーム、バリアングル液晶も搭載。見た目より軽いです。
(画像に触れると表示が変化します)

 付属品は8GBのSDカードとUSBケーブルがサービスでついてきました。その他に日本版と異なるのがバッテリーの充電器で、当然ながら日本のコンセント直結タイプではありません。ただ、ケーブルが付け外しできるタイプだったので、その部分だけ用意すれば日本でも問題なく使えそうです。

 残念ながら純正ケースは置いていなかったのですが、代わりに「PowerShot」のロゴの入ったケースをおまけにつけてもらえました。ただ、専用品ではないので大きさは全く合っていません。これは次回一時帰国した際に日本で買った方が良さげです。暫定で使いましょう。


おまけでバッグをもらいましたが…あんまり合ってないようです。
(画像に触れると表示が変化します)

 普及機帯モデルとはいえ、初めてのネオ一眼スタイルの愛機になります。
 さっそく次の休みに試し撮りに行ってみましょう。

2016.09.01

要修理? DSC-HX30V

 家にあるカメラを整理している時に、これまでメインで使ってきたデジカメ「SONY DSC-HX30V」の変調に気づきました。液晶表示に縦長の影のようなものが見えるのです。ズームするとぼやけていた像がだんだんはっきりし、望遠端では何か糸のようなものが浮かび上がってきます。さらにデジタルズームすると、それが表示領域外に移動していくことが分かりました。撮影データにも写り込んでいるので物理的なものです。
 となると、内部にチリが入ったとみてよさそう。レンズ一体式のカメラなので、これを取り除くには修理に出すしかありません。ただ、インドで修理に出すといっても...。

 カメラの台数も増えているので、このまま引退も選択肢としてはありますが、暗所に強い、後継機よりも接写能力が高く、ズーム倍率も20倍とそこそこ使い勝手がいいので、このまましまい込むのは惜しい。かといって分解となるとそれなりに修理費用もかかるので悩ましい。おまけに高知にはサービスセンターはないし...。
 いずれにしろ次回実家に戻る際には持ち帰ることになりそうです。

2016.08.28

Adobe LightroomでRAW現像

 PowerShot S120ではRAW画像も撮れるため、現像用のソフトウェアが必要になります。各カメラメーカーからはユーザー向けに各専用ソフトウェアが配布されており、それを利用することができます。
 しかし、RAWフォーマットは各メーカーで異なるため、違うメーカーのカメラでは同じソフトウェアは基本的に使用できません。私はCanonとSONYのカメラを使うことになるため、汎用ソフトウェアを使うのが正解です。
 そこで使い始めたのが「Adobe Lightroom」。「Creative Cloud」に含まれるため、私は追加料金なしで使うことができます。インターフェースはシンプルで、用語以外には迷うようなところはありません。自動補正をかけるだけでもずいぶんと雰囲気が変わってきます。なるほどこれは面白い。


SONYとCanonの両方で使うので、汎用ソフト使用が正解です。
(画像に触れると表示が変化します)

 まずは使い方をしっかり覚えて、自分好みの写真を作れる第一歩にしなくては。

2016.08.27

出荷前倒し!

 ソニーストアから、発注していたDSC-RX10M3とそのアクセサリを発送したとの連絡がありました。納期見通しでは10月1日頃発送と表示されていたので、1ヶ月以上繰り上がった計算になります。
 ただし届くのは実家なので、実際に私の手元に届くのはまだまだ先。前倒しされたのは嬉しいのですが、それが活きないのでもどかしい。さて、どうやって受け取ろうかな...?

2016.08.20-21

PowerShot S120で遊んでみる、その2

 PowerShot S120でさらに色々と遊んでみています。土曜日は比較的早く帰宅したので、薄暮の風景を利用して色々と撮影してみました。


シャッタースピード優先で光を浮き上がらせてみました。
(画像に触れると表示が変化します)

 一方でボカし方が今一つ理解が足りないような気がしたので、同じ条件にして安定させて撮り比べました。F値が最大の8.0と1.8ではご覧のように大きくボケ方が変わってきていますが、ではその中間は?


どこのあたりからボケ始めるのかを掴みたい。
(画像に触れると表示が変化します)

 そこで絞り優先モードで、同じ条件で撮り比べた結果をムービーにしたのがこちら。F8.0からスタートして徐々にシャッタースピードが上がり、1/60になってからはISO感度が下がってきます。だいたいF3.2ぐらいから背景がボケ始めているように見えますが、F2.5ぐらいにならないと明確にはわかりません。
 このような場合、ボケを積極的に使うならF値は2.5より小さくしないといけないようです。


F値を8.0から1.8まで変化させ、撮影情報も付記しました。
(コントロールをクリックすると再生します)

2016.08.17

シャッタースピードを変えてみる

 PowerShot S120でホテルから羽田空港国際線ターミナルの夜景撮影を試してみました。これまではいわゆる「夜景モード」で撮影してみましたが、シャッタースピード+露出補正で絵がどう変わるかを見てみたかったのです
 その結果がこちら。三脚撮影ではないためシャッタースピードは長すぎてもダメで、露出補正も併用しないと明るく撮れません。数回試行錯誤してようやくそれらしい絵になりました。むろんプロ並みとはいきませんが、一手間かけるだけで面白い写真が撮れることが実際に体感できました。


ちょっと凝った写真が取れました。なるほどこうやって使うのか。

2016.08.16-08.17

購入「PowerShot SX720 HS」

 一時帰国の目的の一つが「買物」。有楽町の量販店ででデジタルスチルカメラ「Canon PowerShot SX720 HS」を購入しました。
 購入予約済みのDSC-RX10M3に続いての導入。そんなにいるの?というところなんですが、PowerShot S120は画質と機動性はあるものの、望遠性能は弱い。もう一方のDSC-RX10M3は画質とズームの能力は高いものの、その重量とサイズから普段持ち歩くには向きません。そこに3台目の必要性があります。
 SX720 HSは1/2.3インチセンサー搭載コンパクトタイプの中ではズーム倍率は40倍で望遠性能は比較的高い。ネオ一眼タイプで65倍ズームのSX60 HSが在庫処分で安く、心魅かれたのですがあえてSX720 HSにしました。コンパクトタイプなので鞄の中にも入れやすく、機動性を重視するならこの選択で間違いないはず。ただ、欲しかったブラックが在庫切れでレッドになってしまったのはちょっと残念。その姿はまるで「赤い彗星」専用機だな(笑)。


コンパクトデジカメとしてはやや大きめです。
(画像に触れると表示が変化します)


フルにズームさせるとここまで伸びます。
(画像に触れると表示が変化します)

 翌日、羽田空港で試し撮りをしました。確かにかなりのところまで寄れます。一方、これだけ遠くなると動いている被写体を追うのは難しい。EVFがないとカメラを安定させられないので、コンパクトタイプではこのあたりの倍率が実用上の限界かもしれません。フォーカスのスピードはまずまずですが、マニュアル撮影するにはやはり操作性に難あり。あくまでスナップ用の位置づけになります。


まずまずシャープに撮影できます。
(画像に触れると表示が変化します)


ここまで寄れます。明るいところではかなり使えそう。
(画像に触れると表示が変化します)


やはり望遠側では絞れず、ボカシは苦手なようです。

2016.08.13

PoweShot S120で遊んでみる

 最近カメラに興味を持っていることは書きましたが、色々調べていくうちに私の所有するセカンドカメラ「Canon PowerShot S120」が意外にいい性能を持っていることに気づきました。センサーサイズは一般的な1/2.3インチではなく、少し大きめの1/1.7インチ。光学ズームは5倍と控えめですが、広角側の開放F値は1.8。ということは上手く使えばボケ味を活かした色々な表現ができるはず。そこでLodi Gardenに行って実際に撮影してみることにしました。


意外に優れた性能を持っていたPowerShot S120。

 まずは普段通りに色々と気の向くままに撮ってみます。今回は今までの「AUTO」ではなく、主に「Av」、絞り優先モードを使っています。PowerShot S120ではホイールに加え、コントロールリングを使うことで絞りと露出をそれぞれコントロールできます。
 しかし、駆け回るリスを捉えるためにはどうしてもズームを使うことになるため、望遠端ではセッティングはほとんど自由度がありません。これはレンズの性能上、致し方ないところです。


望遠側ではセッティング範囲が極端に落ちます。
(画像に触れると表示が変化します)

 一方、露出については感覚が分かってきました。これまでの撮り方では逆光ではまともに画像を得られていませんでしたが、手動で露出補正をかけることによって暗い中を被写体が浮かび上がってきます。これはフルオートでは得られない楽しみ方です。確実にひとつスキルアップしました(笑)。


これまで逆光下ではだめだめでしたが、RAW保存でなくとも補正でこの通り。
(画像に触れると拡大します)

 今回の最大の目的は「絞り」の理解です。そこで花を題材に、F値を8.0〜1.8まで変化させて撮ってみました。この日は少し風があったので構図が若干変わってしまっていますが、背景がだんだんボケていくのがわかります。解説や説明だけではイメージしにくいところもあったのですが、なるほどこういうことか。確かにこの手法をマスターできれば面白い表現が色々とできそうです。


F値を8.0から1.8まで変化させながら撮影しました。背景がボケていくのが分かります。
(コントロールをクリックすると再生します)

 ただ、コンデジの背面液晶では正直なところなかなか違いがリアルタイムでわかりません。やはりある程度経験を積んで「どう写るか」を掴んでおかないと、思い通りにはいかなさそうです。何事も練習は必要ですね。
 なお、「Tv」、シャッタースピード優先モードも試してみたかったのですが、インドでは激しい動きをしてくれる動物がなかなかおらず(苦笑)、いい練習台がないために断念。これはまた次の機会に。
 実はこのPowerShot S120はRAWファイルも生成できる上、スマホを利用すればGPSデータも付加することができるのでした。今まで活用してこなかったのが悔やまれるほどの優れものだったわけです。とにかくコンパクトだけに侮っていましたが、セカンドマシンとしてはかなり優秀です。
 撮影の自由度がさらに高いDSC-RX10M3が来る前に、どんどん腕を磨いておきましょう。

2016.8.07

Cyber-shot DSC-RX10M3 発注

 SONYのネオ一眼「Cyber-shot DSC-RX10M3」をオンラインのソニーストアに発注しました。
 ここのところ「価格.com」を入口にして、あちこちの在庫状況を確認していたのですが、状況が改善される見通しが得られませんでした。そこで最も納期情報が確実であろう製造メーカーのオンライン販売からの購入を決断。ソニーストアはANAマイレージモールの対象店なので、ANAカードで支払いをすればまとまったマイルも手に入ります。
 なお、現時点で表示されている発送予定は「10月1日頃出荷」。

 この春の熊本地震でSONYのイメージセンサー工場が被害を受けたこともあって、現状かなりの品薄状態にあるのは事実のようです。8月にはフル生産に回復するということなので、この秋以降については商品供給も改善されると思われます。さらに価格.comでのクチコミ情報を見ていると、納期表示よりもやや早めに発送されている例も見られることから、運が良ければ9月末までに物が確保できるかもしれません。
 ひょっとすると新しい趣味になるかもしれない機器、入手が楽しみだなあ。

2016.07.06

実機を触ってみる。満足感は得られそうだが…

 成田到着後、ホテルにチェックインできるまでかなり時間があるので、その間に新宿の家電量販店で気になるカメラの実機に触ってきました。
 最初に検討した大倍率ズーム機の「Canon PowerShot SX60 HS」と「Nikon COOLPIX P900」は思っていたよりコンパクトに感じ、まだカバンに入れて持ち歩くこともできそう。ただしCanonはモデルチェンジが近いはずで、それを見極めた方がいいタイミングです。一眼レフ「Canon EOS 8000D」はさすがに存在感が大きく、普段持って出かけるにはちょっと身構えることが必要なので、スナップ的に撮ることが多い私の使い方に合うかどうかはちょっと微妙。
 ところで、現在の私の本命は「SONY DSC-RX10M3」。1インチセンサーの高級機でかつズーム倍率は25倍。画質は期待できそうですが、とにかく大きく重い。特に重量は大台である1kg超えてしまっています。その反面、ボタン配置はよく考えられておりズームの動きは滑らかで、使い心地はなかなか良さそう。候補の中では最も高価ですが、やっぱり欲しくなっちゃいました。


この重量感といい、レンズの迫力といい、手にした時の満足感は高そうです。

 ただし、どの店舗にに行っても在庫がなく、POPによれば今から発注しても、早くて7月下旬にならないと入手できないようです。今後数回一時帰国する度にマメに在庫を確認するしかないな…。

2016.06.24

影響は必至か?

 Nikonから新型コンパクトデジカメの発売延期が発表されました。当初4月に発売予定だった「COOLPIX A900」と「COOLPIX B700」の発売日を7月としていたのを、再延期して10月発売にするということです。理由は熊本地震による部品供給の問題とのことです。約3ヶ月の遅れにより、今後の製品のリリースサイクルにも影響してきそうです。


二度目の延期になります。今後がちょっと心配ですね。

 一方、私が購入を検討しているCanonも今月初めに同じようなリリースを出しています。こちらはまだ私の狙っているクラスでは製品発表がないため、現時点ではどうなるか予測がつきません。ただ、予めこういうリリースを出すからにはそれなりの影響はあるはず。10月発売が予測されている機種なので、下手をすると手に入るのが年をまたいで翌年になってしまう可能性も出てきました。


Canonも同様のリリースを出しています...影響はいかほどか?

 とはいえ、今さら2年前に発売された現行モデルに手を出そうとも思えず。今はただ待つしかありません。

2016.05.26

今は待ち時? ネオデジの巻

 私はコンパクトデジカメ2台持ちで運用してきました。1台はSONYの「Cyber-shot DSC-HX30V」、もう1台はCanonの「PowerShot S120」です。機能面で言えばCyber-shotは光学20倍ズーム、GPS付きという特性上、ある程度準備が必要なので身構えて撮るスタイル。これだとツーリングの途中でスナップを撮るには向かないため、IXYなりPowerShotとの併用が必要だったわけです。
 さて、最近不満に感じているのはCyber-shotのレスポンス。特にGPSの測位に時間がかかり、タイムリーに撮影できないのが悩み。さらに最近は20倍ズームでは物足りなく感じています。おまけに普段携行するiPhone 6sは測位が速くそこそこの画質も確保できるため、スナップは最近これで撮るようになってきました。ならば、思いきり機能に特化したカメラが1台あればそれでいいのでは、と思い始めたのです。

 まずは情報収集です。これらの不満を解消できるものを暇つぶしがてら捜索。今は結構選択肢があるんですね。価格も以前よりはこなれてきているようです。
 候補に上がったのは「Nicon COOLPIX P900」「Canon PowerShot SX60 HS」「SONY Cyber-shot DSC-HX400V」の3機種。ズーム倍率はそれぞれ83倍、65倍、50倍。ただ、細かいところを見ていくとCOOLPIXは広角側が弱く、Cyber-shotはバリアングル液晶がないなど操作性に弱点があります。どうやらPowerShotが最もバランスが取れているようで、買うならこれが最有力候補。


もはやコンパクトとは呼べず...それなりの覚悟が必要?
(画像に触れると表示が変化します)

 ということで、早速各ショップで在庫を調べてみました。すると意外なことにほとんどのメジャーな通販サイトやカメラ店で「在庫なし」「要お取り寄せ」の表示。人気があるのか、それともただ生産数が少ないだけ? これはそう簡単には入手できそうにありません。
 そこで切り口を変えて、発売日を調べてみると2014年10月であることが判明。さらに、このシリーズは最近2年に1回の頻度でモデルチェンジしていることがわかりました。ならば、あと4ヶ月後には後継機が登場する? 今の品薄はひょっとして在庫調整か?
 商売上はCOOLPIX P900がライバルでしょうから、新型はこれを意識した製品になる可能性は高そうです。だとすると今は買い時ではないのかも。よし、もうちょっと待ってみよう。