2006.10.07

IXYを試す。

 昨日購入したIXYを、早速使ってみました。ツーリングに出掛けた先々で、IXY DIGITAL 900 ISとCyber-shot F77で同じシチュエーションを撮り比べてみました。なお、色補正は今回差を見るために施しておらず、サイズ修正だけです。IXYは3072×2304、Cyber-shotは2272×1704ピクセルを568×426ピクセルに縮小しています。
 まずは物体ですが、赤の出方が全然違いますね。IXYの方が小さく写っているように見えますが、これは画素数が増えている分が周囲に広がっているためで、バイク部分の情報量が落ちている訳ではありません。


 広角28mmの効果で、見えている範囲が広いです。


こちらは周囲の情報量が少なくなっています。

 次は風景です。こちらも広角の効果で、キャプチャーできる範囲がかなり広いのがわかります。また、驚いたのは空の色が全く違うことです。実際の色はIXYの方が近いかな? 今見るとCyber-shot F77はかなり癖がある画像だったんですね。


 空が青く写っています。


なんだか空の色が変わってしまっている。

 もっとも、色はICCプロファイルやColorSyncを使い、ワークフローを統一して作業すればそれほどひどいことにはならなくなっていますが、やっぱり気を使わないと不自然な画像になってしまいます。しばらくはデータを集めて、適切な補正方法を探らねば...。

2006.10.07

Canon IXY DIGITAL 900 IS

 最近、ツーリングの記録を詳細に残すにあたって気になっていることがあります。それは、現地で見た景色や印象がデジカメで撮った写真で再現できないことです。コンパクトデジカメの宿命で止むを得ないことではありますが、なんとかしたいと思ったのが発端です。
 そこで、ちょうどデジカメの2006年秋モデルが出荷され始める時期でもあり、各社のWebサイトでニューモデルの性能を確認したところ、気になる製品を発見しました。それはコンパクトデジカメで人気の高いシリーズの最新機「Canon IXY DIGITAL 900 IS」です。
 このモデルは一昨日発売されたばかり。特徴としては堅実仕様が売り?のIXYシリーズで、新しい機能が積極的に採用されていることです。新型エンジンの採用と、広角28mm撮影・フェイスキャッチ・手ぶれ補正など面白い機能が満載です。


 化粧箱は薄型でコンパクト。色も上品ですね。

 ちょっと仕様で残念なのが、Cyber-shot F77のようなスタンドの設定がないことです。パソコンにスタンドを常時接続しておけるとデータ転送が楽なのですが、IXYシリーズは一部の機種のみの対応みたいです。その他の付属品は標準的な構成でしたが、いつものことで標準でついてくるSDメモリーカードはわずか容量16MB。これでは使い物にならないので別途2GBのカードを購入しました。また、予備のバッテリーと純正のソフトケースも合わせて購入しました。


中身です。この他にマニュアル2冊とCD-ROMが同梱。

 今までの愛機、Cyber-shot F77と並べてみました。Cyber-shot F77も十分小型だと思っていましたが、それよりもさらに一回り小さいです。ボディはステンレス製で、一部メッキパーツが使われるなど高級感もあります。
 主な仕様を比較してみると、さすがに4年の間に各スペックは進化していますね。特に画素数と撮影感度は大きく向上しています。また、私は光学ズームのついたモデルを購入したのは初めてです。どんな写真が撮れるのか、とっても楽しみです。


 今までの愛機、DSC-F77と並べてみました。コンパクトです。

 バッテリーは約2時間弱で満充電になるなど、使い勝手は良さそうです。また、ダイヤル・ボタン類は良く考えられた配置で、メニューの構成もわかりやすいです。ただし、モード切替のダイヤルは小さい上硬いので、ちょっと苦しいかな。シーン別の撮影モードも充実しています。上手く使いこなせることができれば、撮影できる場面も広がりそうです。


 手の小さい私でも小さいと思えるサイズ。

 とりあえず、明日あたり連れ出して性能をみてみようと思いますが、当面はCyber-shotと併用する予定です。やはり一人旅紀行では「+me」の機能が必要なので、デジカメ2台体制で行きます。

2006.07.13

メモリースティックをアップグレード。

 私の愛用のデジカメはSONYのDSC-F77。もう3年半前の製品になります。当時としては大容量の128MBのメモリースティックを購入し、運用していました。DSC-F77は400万画素の製品なので、ファイルはフルサイズで1.4MB程度になるため、約80枚の撮影が可能です。
 ところが、2泊3日のツーリングに出ると、ほとんどこの枚数を使い果たしてしまいます。それを防ぐためにはノートパソコンにデータを退避させなければなりません。ただし、旅先でそれの作業を行うのも大変なので、スマートに容量アップを図りました。


これで250枚以上(!)撮影できます。

2006.01.27

デジカメ雑感

 私の使っているデジカメはSONYの「Cyber-shot F77」、2002年の秋購入の400万画素のものです。この特徴は回転レンズを搭載して自分撮りができること。単独でツーリングに出掛けることが多い私にとっては重宝するカメラです。ところが、その後500万画素、3倍光学ズームを搭載してモデルチェンジされたF88が発売されたものの生産中止に。「+me」の系譜は途絶えていました。
 そろそろ後継を...と思ってWebサイトを探してみると、そのコンセプトだけは受け継がれたマシンを発見。やはりSONYの「Cyber-shot M2」ですが、形が全く変わってしまっています。流行に乗って動画機能が充実しているようですが、あまり使いやすいようにも思えないなぁ。やっぱり当面今のを使い続けよう...。


形は変わっても「+me」は健在。