2024.03.23

却って難解に...?「四月になれば彼女は」

 妻と映画に行って来ました。前日に公開された「四月になれば彼女は」です。川村 元気氏の小説を原作にした映画化です。実はこの小説は、インド駐在からの帰任直前に読んだもの。ラストシーンが印象に残ったので、映像化されて「これは見に行かねば」と思った次第。
 獣医師の弥生との結婚を目前に控えた精神科医の藤代。ところが彼女は誕生日に彼の前から姿を消します。戸惑いながらも彼女を探す藤代には、10年前にほろ苦い恋の思い出があり、その相手からの手紙がそのキーとなっていたのでした。


だいぶ改変されて、却って難解になってしまったかも。

 映像は美しく、役者の演技も深みがあったのは良かったのですが...話がだいぶ改変されているのが気になりました。まあ尺の影響が一番大きいとは思いますが、原作で重要な役どころの人物の存在感が薄かったりしたことで、話のつながりが見通しにくく、登場人物の心理を読むのが難解になってしまったことでしょうか。ラストシーンも美しかったのですが、期待していた場所ではなかったのが個人的に残念でした。

2024.01.27

文句なしに面白かった「ゴジラ -1.0/C」4DX

 「ゴジラを観に行こうかな」と言っていたら、妻も「私も行きたい!」と言ってきたので、一緒に観にいくことにしました。 なんでも私の妹から「面白かった」という話を聞いたらしい。ちょうど隣市のシネコンで朝の上映があったのは幸いでした。しかも「4DX」仕様です。


座席が動いたり香りや風、フラッシュが体感できる「4DX」での上映でした。

 なお鑑賞したのはモノクロ版。舞台が太平洋戦争終結直後なので、雰囲気には合ってます。
 太平洋戦争末期、特攻隊員の敷島は搭乗機を故障を偽って大戸島に着陸させます。その夜、基地は謎の巨大生物に襲われ、駐留していた整備班は全滅。生き残った敷島は大きなトラウマを抱えてしまいます。彼は終戦によって東京へ引き上げますが、実家のまわりは焼け野原になっており、両親は既に亡くなっていました。ひょんなことから典子と同居することになり、機雷除去の仕事を始めた敷島でしたが、そこに水爆実験で巨大化したゴジラが再び現れます。敷島は典子を迎えに銀座へと向かうのでしたが...。


テンポいい展開、期待を裏切らない盛り上がりなど、秀逸な出来栄えです。
(画像に触れると表示が変化します)

 テンポのいい展開に、期待を裏切らない盛り上がり。非常に面白かった。役者陣も実力派揃いのために「嘘っぽさ」が薄められました。また4DXのおかげで、臨場感が倍増。楽しかった。
 こうなるとぜひカラー版も見てみたいものです。

2024.01.20

話の展開が早すぎた...?「ムーミンパパの思い出」

 久しぶりに映画を見に行きました。といっても妻のお供です。作品は「ムーミンパパの思い出」、手書き絵やCGによるアニメーションではなく、人形をコマ撮りしたアニメーションでした。
 内容はムーミンパパがムーミントロールに自分の若い頃の冒険を語って聞かせるというもの。


妻のお供で見に行きました。ちょっと話の展開が私には早過ぎた(苦笑)。

 正直、私には話の展開が早過ぎた印象がありました。妻も「ちょっと展開が怒涛すぎ?」と言っていたので、理解力云々ということではないとは思いますが...。